クロスサイトスクリプティングアタック
三国史時代の中国。
「黒洲西都」出身の武芸者「洲栗 賦天狗」によって考案さ
れたと言われている秘奥義。十字に構えた両腕を音速を超えて
振り下ろす時、「く」の字の形状に具現化した「気」が、相対
する者に絶大なダメージを与えたとされている。
長きに渡り究極の秘奥義とされていた技であったが、時の英雄
「左荷多 偉人具」によって受け技が考案された。
左荷多の受け技がどのような物であったかは、今となっては定
かではない。しかし洲栗が放つ「くの字」型の気を左荷多が受
け流す時、"&"のような軌跡を辿り、右腕を振り回したとの言
い伝えがある。
現代情報社会においても洲栗、左荷多双方の末裔たちは、人知
れず戦いを続けており、今世紀に入ってからはインターネット
上での争いも激化していると言われている。
民明書房刊「中国拳法とネット社会」より