538 :
チョコ:
段落の先頭を一文字落とすのは、そこが段落の区切りであり、起点であることを視覚的に示すため。
しかしそれが真に有効なのは、行の先頭が水平に並ぶ縦書きの中でにおいてである。
人間の目は横に並んでいるため、横一列に並んだ行頭の中で一文字下がった段落は非常に目立ち、見つけやすい。
しかし横書きの状態では一度に司会の中で認識できる行数は限られており、
その範囲が複数の段落にまたがる可能性も相対的に低い。
とくにPCの画面のようにスクロールすることを考えれば、移動する大量の文字の中で
たった一文字の字下げを発見するのは難しい。やはり段落間にスペースを空けたほうがいいだろう。
もちろんそれと字下げを併用するのは別に問題ではない。タイプライター時代は欧文においても
5文字(スペース5個)字下げして段落をはじめる、という慣習があった。
HTMLとCSSを利用することでひとつのリソースをさまざまな形で利用する可能性を考えれば、
「段落の起点を表す視覚的表現」はCSSに委ねるのが筋かもしれない。
といいつつも、逆のアプローチとして実際に1文字時下げしておきながらtext-indent に
マイナスの値を指定することで行頭をそろえる、という手もある。これならCSS無効時や、
テキストノードのみを取り出したときにも段落の区別をつけることができる可能性がある。
ってこれスレ違いかも。しかもチョト長い。スマソ。