全日空機で油漏れ 離陸直後引き返す 新千歳空港
2008年11月29日1時9分
28日午後7時40分ごろ、新千歳空港を離陸直後の仙台行き全日空730便(エアバス320型、乗客乗員89人)の油圧系統に不具合が生じて前輪が格納できなくなり、新千歳空港に引き返して午後8時すぎに着陸した。
同機は着陸後、滑走路上で機体の向きが変えられなくなって自力走行できなくなった。
全日空によると、前輪の油圧系統のホースが破裂していたという。
国土交通省新千歳空港事務所によると、同機は車で牽引(けんいん)して駐機場まで移動させたが、滑走路や誘導路に油が漏れているのが見つかった。
油を取り除くため午後10時すぎまで滑走路1本が閉鎖された。同機は欠航した。この影響で羽田行きの2便に30分程度の遅れが出た。
http://www.asahi.com/national/update/1129/TKY200811280348.html