介護していた母親(86)を殴るなどしてけがをさせたとして、大阪府警寝屋川署は26日、
同府寝屋川市明徳1、長男で看護助手景由弘徳かげゆこうとく容疑者(56)を傷害容疑で逮捕した。
母親は暴行を受けた後、5階建て団地の3階にある自宅の窓から転落して死亡しており、同署は転落の経緯も調べる。
発表によると、景由容疑者は25日、自宅で母親の綾子さんの顔を平手打ちするなどしてけがを負わせた疑い。
調べに、「食事が遅いのでイライラしてやった。日常的に暴力をふるっていた」と供述しているという。
同日午後8時過ぎ、団地の敷地内で綾子さんが倒れているのを、景由容疑者からの119番でかけつけた消防署員が発見。
搬送先の病院で死亡が確認された。綾子さんは足が不自由だった。
自宅の窓は、約110センチの高さまで安全柵が取り付けられていた。
景由容疑者は、綾子さんと妻(25)、長男(2)の4人暮らし。