XSEED GamesはAQインタラクティブの米国子会社で、『ワイルドアームズ』など
日本ゲームを海外で販売していますが、アニメ絵が原因で苦戦しているようです。
同社はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)Facebookにおいて、かわいらしい絵柄のゲームが小売りから
歓迎されない、と語っています。
発端はとあるファンが『ツヴァイ!!』の移植を希望したこと。『ツヴァイ!!』は
日本ファルコムのアクションRPGで、かわいらしいキャラクターが特徴となっています。
希望が出たことで即座に動ければいいのですが、XSEED Gamesは以下のように
返答しています。「『ツヴァイ!!』はよくできたチャーミングなゲームだが、小売業者が
かわいらしい絵柄にあまり興味を示さないことが我々の仕事を難しくしている」
やはり米国ではリアルな絵柄が歓迎されるということなのでしょうか。
パブリッシャーの仕事は有望なゲームを探し出して(この場合は)翻訳することですから、
現地の小売業者の意向は重要なものになります。
日本の洋ゲーファンも海外の日本ゲーファンも抱える悩みは同じということのようですね。