クレーム患者はとにかく死んでください。

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654医療報酬とはそもなんぞや
19世紀まで来たらやはり日本の状況を語らなければならないだろう。
幕末には漢方医と蘭方医の区別があった。内科は漢方がうけもち、蘭方
医は外科と職能を区別されていた。

薬といえば漢方薬がほとんどで西洋薬はまだ珍しく珍奇なものであった。
したがって、医者が処方箋を書いても患者はどこに行ってそれを求めたら
よいのか分からない。また、漢方も個々の薬種は手に入ってもその配合
比率や組成は証によって異り、漢方医(蘭方医も)は自家調剤した薬を
患者に直接売っていた。つまり薬代イコール診察料だったわけだ。

これは日本のみならず漢方の伝統のある国々で一般的な状況である。