クレーム患者はとにかく死んでください。

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642医療報酬とはそもなんぞや
医者の払いは今から200年前位までは成功報酬制であった。
中世に書かれたその手の訴状(契約内容にある正当な治療を施さなかったなど)や
契約書類は大量に残っている。

ただし、このころはロクな医療技術もなかったので医療の大半は大した効果もない
下剤、ジギタリス、キナ(今日のキニーネの原料)などの生薬、有毒な水銀剤や砒素剤
を出す以外はほとんど看護婦と大差ない仕事をしており、治療契約を結んだ後は食客
として患者の家に泊まり込み、衣食の提供をうけながら24時間付き添って介護した。
しかし、元手はほとんどゼロで薬も患者が薬屋から買ってきて医者の勧めの通りに
服用した。中世の医師は殆ど旅の楽士や修行僧と同様の知的乞食であった。