がんセンターという権威

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1竹久 通
妻が癌かもしれないということになった。最高の医療を求めて県立がんセンターに行った。すばらしいシステムと設備。何通もの同意書の提出。
方針が揺らぐのはどの世界でも無いことではない。だが、気をつけた方が良い。本当の手術方針は手術の前日に決まり、患者の同意など問題にされず別の箇所の手術まで決まってしまうのだ。

安易に名前だけで病院を信頼した私自身を恥じると共に、教訓として、癌患者のように一方的に弱い立場に置かれた場合、医師との会話はすべて録音し、すべての書類はスキャナーやコピーで残すことをお勧めする。それは、権威の上に惰眠をむさぼっている医師に対して、ささやかな警告手段と成るであろう。自己防衛の手段でもある。愛する者の為にこれくらいはしよう。