1 :
武見太郎:
今、国民医療費の3分の1にあたる10兆円を老人医療費が占めている。
ひたすら増えつづける老人医療費。その多くをサラリーマンの給与から
天引きされる社会保険料が支えている(老人医療拠出金)
老人患者を”票田”として自民党を操り、ワガママを押し通す医師会。
将来日本社会は開業医とツルんだ老人患者、更にそれを養う奴隷のような
サラリーマンという構図になってしまうであろう。
消費税も福祉目的税として増税されるのは必至。
さあここで問題です、あなたはどちらがいいですか?
1、スウェーデンのように税率50%になって、自分が貧乏になっても良い
から皆で老人を養う。
2、70歳以上の老人の医療保証を打ち切り、貧乏な老人には死んでもらう。
2 :
原因は医師会のワガママ?:1999/12/27(月) 02:04
ちがうだろう
3 :
夜の煙突:1999/12/27(月) 03:28
>老人患者を”票田”として自民党を操り、ワガママを押し通す医師会。
ってのも夜に相応しい妄想だと思うけど
一応厚生省が考えているのは、2なんじゃない?
70才かどうかしらないけど
4 :
1なんじゃないの:1999/12/27(月) 08:30
介護保険も始まる事だし、このまま超福祉国家を目指すのではないかい?
なんせ福祉は水戸黄門の印籠みたいなもんだからさ。誰も反対しないよ。
5 :
>2:1999/12/27(月) 08:35
うちのじっちゃん病院の待合室で医師会の署名に協力させられてたみたいだぞ。
署名したっつーてた。
6 :
>4:1999/12/27(月) 09:45
超福祉国家?
政府が目指してるのは小さい政府だから、福祉はどんどん切られてくんじゃない?
でないと国家財政が破綻するし、あ、もう破綻してるか。
7 :
某医師会員:1999/12/27(月) 10:11
>老人患者を”票田”として自民党を操り、ワガママを押し通す医師会。
決してワガママではありませんし、患者さんのために必要な改革や提案は
これからもどんどん行うつもりです。
老人患者を票田と見ているのは、むしろマスコミや自民党の側の問題です。
それを脅威に感じるのは現在の医療政策に問題があるからでしょう。
日本人の平均寿命が世界一であることは、国としても誇るべきことです。
我々はこれからも努力します。
8 :
>7:1999/12/27(月) 11:24
日本人の平均寿命が高いのは、衛生と食のため。
患者さんのためというより、病院は老人患者をクスリや手術で
不動産に改造して、放し飼い資産ということで大事にしているだけ。
日本から、このハイエナ達がいなくなれば平均寿命はかなり延びる
とおもうな。
9 :
>7:1999/12/27(月) 11:28
>我々はこれからも努力します。
スレッドを立てたものです。
その”努力”というところに疑問を感じているのです。
平均寿命世界一は結構ですが、それを維持するために重税化社会になっても良いか?
という問題なのです。
また老人医療費にメスを入れようとすると、大量の老人患者を動員した署名活動で
政府自民党に圧力をかけ、いくつかの法案が廃止(カルテ開示法、参照薬価制度etc)
に追い込まれた事も事実です。
決してマスコミや政府の被害妄想だけではありません。
10 :
>8:1999/12/27(月) 13:59
だから平均寿命が延びたら困るんじゃん。
11 :
>7:1999/12/27(月) 17:14
知り合いの医療器具納入業者が言ってたけど、例えば、注射針とか原価の何十倍、高額な機械も、非医学系研究機関に売る値段の数倍以上で、買ってくれると言っていた(まあ、その分、接待は結構たいへんらしいが。)。異なる複数の業者が同様なことを言っているので、医学界全般に言えることだと思う。そんなんで、お医者さんたちはコスト削減の努力しているとか言うの?
12 :
名無しさん:1999/12/27(月) 17:18
サラリーマンなんか奴隷だよ。
イヤならやめればいいんだよ。
13 :
元じびか勤務医:1999/12/27(月) 17:33
>11
>注射針とか原価の何十倍、高額な機械も、
>非医学系研究機関に売る値段の数倍以上で、買ってくれると言っていた
確かに病院向けの機器ってバカ高いよね。
レセコンでも型落ちのパソコンで、実売十万程度の代物を300万円で売りつけてくれる。
こりゃあもう霊感商法ですね(笑)
選択肢が少ないのと開業医がポンと金出しちゃうせいでしょうか、あんまし市場原理が
働いていないみたいですね。
サラリーマン。
15 :
道を説く者:1999/12/27(月) 21:13
>1
私は迷わず,1を選択。
本気で言っているのではないと思うけど,この社会が成り立っていくために
老人を切り捨てなければならないとすれば,この世は地獄でしょう。
現在はシステムにどこが間違いがあると思う。高い医療費もかなりの無駄が
あり,改善は出来るはず。
我々が今後システムを改善することができないなら,重税に苦しもう。
それが人の生きる道。
16 :
>1:1999/12/27(月) 22:06
今の老人は、戦後復興の功労者。
これからの老人は単なる団塊のなれの果て。
同じに扱われるわけないでしょ!
17 :
今の老人:1999/12/27(月) 22:19
青春を戦争で奪われ,肉親や恋人を戦争で失い,
焼け野原から復興を誓い,今ではどんくさいと笑われるような真剣さで
一生懸命に生き,働き,年老いて,
今度は,税金食いと言われ,邪魔者扱いされている。
それが今の老人です。
18 :
>17:1999/12/28(火) 08:44
戦中派が死に絶えたら、老人のホロコーストを実行しても良いのでは?
19 :
亡国の徒:1999/12/28(火) 10:18
経済効率を考えることなしに、現実的に物事を実行することは難しいが、理念なしにまともな社会にはなり得ない。介護保険の導入により、確かに経済効率は上がったかもしれないが、老人ホームなどの現場では、所定の点数をクリアするためにまるで、ブロイラーのように扱われている。これが本当の福祉と言えるだろうか?
確かに、スウェーデンやデンマークの高福祉国家ではコストの問題が大きくなっているが、それらの国々は国家の理念と経済効率の相矛盾する問題に真剣に取り組んでいる。翻って、この国では、理念もなく、ただ効率の事だけを考えている。これは政策を決定する官僚が現場の現実を自ら見ることなしに、ただ、数字合わせをしているためだ。
福祉を切り捨てる前にまだまだ改善することはいくらでもある。例えば、厚生省は直接、老人福祉施設にお金を分配するのではなく、各地方の福祉関係の財団法人に一旦お金を渡すが、そこに天下りや有識者の連中がいて、寄生しているし、医療のコスト高は、医学界の構造的問題に負うところが大きい。
20 :
>19:1999/12/28(火) 10:23
大筋で同感。
細かい事だけど、最後の「医学界」は「医療界」としてほしかった。
21 :
>20:1999/12/28(火) 11:34
私も大筋で同感です。
ただ、他のスレッドにもあった様に暇つぶしの為に病院はしごする
老人や、病院を乳母捨て山にしてろくに見舞いにも来ない家族、
適応のない無意味な延命処置等、現場にいるといろいろ考えさせら
れます。
22 :
>19:1999/12/28(火) 17:35
今現在の、国民の財産と生命を保証するのが自衛隊とすれば
未来の財産と生命(生活)を保証するのが、高齢福祉だと思う。
どちらもコストや投資だけでは計算できない世界です。
また両者に共通しているのは、システムが形だけでも安定して
いないと社会不安を招くということです。
社会不安が増大すると”保証されている”という”幻想”が
神通力を失います。
すると高齢福祉無用論が台頭します、悪循環です。
形式だけでも良いではないですか、中身が少々オソマツでも
「老人福祉医療が保証されている」という幻想だけで充分です。
幻想だけなら無尽蔵に金かける必要もないし。
23 :
>22:1999/12/28(火) 18:28
「保証」よりも「保障」の方が正しいのかな?
字忘れた。
おもしろくな〜い
25 :
無関係:1999/12/30(木) 05:19
日本の新薬承認審査を担っているのは、厚生省の薬系技官です。
厚生省の中で薬系技官は、決して恵まれた状況にはありません。厚生省
を牛耳っているのはもちろんのこと法令事務官です。医系、薬系技官は
事務次官にはなれません。局長ポストだって、医系技官が3つ確保して
いるだけです。薬系技官の最高ポストは、医薬安全局の審議官です。
薬系技官は、恵まれない環境の中でよく仕事に邁進しています。薬事
行政改革にしても、実に意欲的に取り組んだのは薬系技官でした。しかし、
薬害等で世間から厳しく指弾されるのもまた、彼らでした。
私がこの件でしつこくレスを返すのは、根拠のないうわさ話のレベルで
厚生省の薬系技官の努力と誇りを傷つけたくないのです。彼らは今、
承認審査体制の改革、承認審査にかかわる情報の公開の分野で、
画期的な仕事を成し遂げている最中です。
26 :
さらに無関係:1999/12/30(木) 05:21
薬害エイズに端を発した厚生省の添付文書改定攻撃が、最近よく見受けられる様に思
われます。国民の健康を守るはずの厚生省が、自分たちの身を守るために、添付文書
の改定を指示しているとしか思えない状況かと存じます。
ある薬剤使用による重篤な副作用や死亡例がでただけで、その因果関係もはっきりし
ないまま、突然、使用禁忌、併用禁忌などと言われるのは医者の処方権の侵害であり、
添付文書改定を指示したお役人、改定した添付文書を配付したメーカーやそれを見た
我々医者の責任回避の結果、最終的には患者さんに迷惑をかける状態になりかねませ
ん。
本来、頭ごなしの使用禁忌ではなく、重篤な副作用や死亡例の報告をし、それを見た
私たちが患者の病状に応じた処方を選択できるというシステムにするべきではないで
しょうか?
しかし、残念ながら現時点では妊婦がどのような状態でも、医師がボルタレンを処方
し、その妊婦または新生児に問題が起こった場合、無条件で我々に責任を問われるの
は間違いなさそうです。
27 :
勤務医:1999/12/30(木) 09:55
>25
知りませんでした。
何処へ行っても、医者は威張りすぎ。
28 :
名無しさん:1999/12/31(金) 02:23
>26 さん
ボルタレンは何かにつけて処方されるので、手持ちがたくさんあります。
発熱、生理痛、滅多に起こらないけど頭痛などの時、
たまに飲んでます。
知人にもボルタレン大好きなのがいるし。
妊婦が服用したら問題が起こりうる、と読みとれますが、
それ以外の人にも何かあるんでしょうか。
29 :
>28:1999/12/31(金) 02:39
インフルエンザ予接スレッド参照のこと
30 :
妊婦の件:
ボルタレンに関わらず非ステロイド系消炎鎮痛剤全般ですが
新生児の「動脈管開存症」の治療にインドメタシン投与が行われます
詳しい説明は省きますが妊娠中に投与されると胎内では開いているべき
動脈管が閉じる可能性があるため危険と言うことです。
こちらに説明があります(日本語版改訂中のため英語です)
Narcotics and Nonsteroidal Anti-inflammatory Drugsのところ
http://www.merck.com/pubs/mmanual_home/ch247.htm