湖東総合病院存続へ強い意欲
ttp://www.nhk.or.jp/lnews/akita/6013932211.html 医師が不足している湖東総合病院の再建案について、秋田県の佐竹知事は、8日開かれた9月定例県議会の
予算特別委員会で、医師を派遣する大学側との合意がえられなくても改築などの支援を進めると述べ、JA
秋田厚生連の運営による病院の存続に、改めて強い意欲を示しました。
8日開かれた県議会の予算特別委員会の総括審査では、医師不足で経営が悪化している八郎潟町の湖東
総合病院の再建案について、議員側から質問が相次ぎました。 このなかで佐竹知事は病院改築後の医師
の確保について「医師を派遣してもらうよう大学側と確実に合意することは不可能で、それを待っていては再建
をスタートできない。見切り発車だとしても、改築の支援などを進めながら大学に協力を要請したい」と述べ、
改めて病院存続に強い意欲を示しました。
また、県中央部の医療法人が、JA秋田厚生連による病院運営の継続が困難な場合、運営を引き受ける
意向を県に示していることについて、佐竹知事は「公的病院として支援するのは厚生連が一番ふさわしく、
今の枠組みを仕切り直す余裕はない」と述べ、厚生連が最大限自助努力することを条件に県として支援を
続ける考えを示しました。