10病院で娯楽費一律徴収
ttp://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024433631.html 精神疾患の患者が入院する山形県内の10の病院で患者の娯楽などにあてる費用を具体的な支出を明らかに
ず、一律に徴収していることがNHKの取材でわかりました。なかにはこうした費用だけで年間2000万円あまり
を徴収している病院もあり、県は調査に乗り出しました。
厚生労働省は、入院中の娯楽にあてる費用を患者から徴収する際、具体的な支出を明らかしたうえで同意を
得るよう指導しています。しかし、NHKが精神疾患の患者が入院する県内の21の病院を取材した結果、半数
近い10の病院が具体的な支出を明らかにせず、入院1日当たり100円程度を一律に徴収していることがわかりました。
これらの病院ではレクリエーションなどに参加していない寝たきりの患者からも「協力費」などの名目で徴収し、
なかにはこうした方法で年間2000万円あまりを徴収していた病院もありました。
複数の病院はNHKの取材に対し「ほかの病院でも昔からの慣例で行っていて問題はないと思った」などと話して
いますが、県は、国の規則に違反するおそれがあるとして調査に乗り出し、徴収した費用が適正に使われているか
どうかについても調べることにしています。