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卵の名無しさん:
精神論とはこの世のからくりであり、落とし穴である。
それはまさに砂地獄・蟻地獄である。
果てしなく続く砂漠の果てに、絶望した旅人に一縷の望みを抱かせ、そして陥れようと、突如として現れる美しい湖の蜃気楼。
健康な肉体と精神と能力に恵まれた者と福祉の確かな厚遇を得た者たちが、
そのいずれにも属せない所謂福祉難民の使命とでも言うのか?
その『被疑安定剤的存在』の確保によって、己の幸福を噛み締める為の罠である。
両者が謳う精神論に洗脳されてそれを信じて生きてきた者は、限界に来た時、それでも精神論を信じながら、
苦しみ、己を責め・・・やがて力尽き、精神論のからくりに気付きながら砂地獄・蟻地獄へと落ちてゆくのだ。
最後まで気付かないまま「潮時か」と諦め、自分を責め、砂地獄・蟻地獄へと落ちてゆく。
そんな連中を、最後まで責め続け、精神論のからくりは決しては諭さず、愉快に嘲りながら傍観しているものもいれば、
胸を痛めている者もいるし、また、精神論のからくりに気付かない強者も多いだろう。