当直医が集まるスレッドその四

>>951
当直室に備え付けのカップ麺を事務に頼んでミニカップにしてもらった。
夜間起こされたついでに食べちゃうもんで。

俺の夜食はみかん
みかん8から10個くらい
当直飯は食わない
結構血糖値も上がるし腹持ちもいい

>>950
大学やらの当直でそれすると働くだけ赤字だろｗ

>>954
おーべん60000
ちゅーべん30000
研修医　15000だぞ

>>955
単位かけよｗ

円/回

俺の時は大学は１万だった様な、、
研修医の時は当直という制度が無かった。帰れないことも多かったが

>>954
それぐらいしか楽しみが無いわけで

女を連れ込んだりしないの？

3年目のころ当直バイト先に運がよければ茄子が当直室に遊びにきてくれる「夜伽つき」はあったね。

当直はしなくなった１だが
連れ込んだことは３回ほどだった
かぎ閉めてて良かったな、てことは一回あったｗ

当直明けに緊急手術で呼び出しくらったよ。
久々にくたびれた。

妻が帰ってきた。
しかし、妻は荷造りをしていた。
止める俺のことは一切意に介さず黙々と荷造りをしていた。
幸い、お袋は羽曳野に戻っていて留守だった。
めげずに妻の手を止めようとする俺だった。

「初枝、初枝、もう一度やり直そう！」
「・・・・・うっ、ううっ！」
「ど、どうした？」

妻は口を押さえながら洗面所に行った。
おぃおぃ…ドラマかよぉ、カメラはどこだ？どこだ？(^^)
後を追って、洗面所にしがみ付いて吐いてる妻の背中を摩った。

「・・・あなた、出来たみたい！」

あ、急患だ！失礼する！！

その数日後、妻は死んだ。
妻は、歩道橋の上から身を投げて、大型トラックに轢かれて死んだ。
「想像妊娠だ」と産婦人科で言われたことが、相当ショックだったようだった。
迂闊だった…しっかり傍についていてやれば良かったが、ヒステリーを起こす妻を敬遠したばかりに…、
取り返しのつかない結果となった。
俺は病院に辞表を出した。

俺は、白装束を身にまとい、四国巡礼の旅に出た。
霊山寺・極楽寺・金泉寺・大日寺・地蔵寺・安楽寺・十楽寺・熊谷寺 …気の遠くなるような旅だった。
途中の険しい山道で、一人の老婆とすれ違った。
「あ、こんにちわ…。」
「大変ですね。」
「は…。」
「その先は落石が多いから、気を付けてお通りくださいよ…フフッ。」
「ぁ、ありがとうございます…。」

老婆の不気味な笑い顔がやけに気になった。
まるで、俺の罪を知っているような、そんな顔だった。
「まさか…。」

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…。

「あ！あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！」

あ、急患だ！失礼する！！

想像妊娠

「あなた！あなた！！」
瞼の内側から朱色の灯りが俺を迎えてくれ、俺はゆっくりと目を覚ました。
目の前には、博美がいた。
「ひ、博美…。」
「あなた！意識が戻ったのね？！良かった！！」
博美は号泣した。
博美…生きていたのか…良かった。
俺の瞳から大きな大きな涙の滴が流れ落ち、耳の中へ入った。
主治医が駆け付け、「奇跡だ！」と言った。
時間間隔をまだ取り戻せない俺には、ホンの数秒単位で、次から次に人が病室へ入ってくるように思えた。
「パパ！パパ！僕だよ！哲哉だよ！分かる？」
パパ？哲哉？お前、誰だ？俺には子はいないのに…パパ？！
「パパ！パパ！亜理紗だよ！パパ！パパ！！」
アリサ？！源氏名か？愛人まで来たのか？！
アリサは博美の源氏名じゃないか…どうなってるんだ？つか、お前誰だ？
「パパ！パパ！パパ！誠だよ！」
ま、誠？なんだ…このチビは？！
「雅治！雅治！良かった！！…かあさんだよ！分かるかい？」
お…お袋！！
俺は泣いた…とにかく泣いた。

※間違って違うスレに書き込んでしまった。(汗)※

あ、急患だ！失礼する！！

博美←×
裕美←○

今日は調子が悪い。

今は、2020年。
哲哉は医者になり、現在も尚独身。
亜理紗は昨年結婚し、今年、初孫が生まれた。
亜理紗の結婚式の時、他人のようにキョトンとしている俺の態度に、式の後で家族から激しく批難された。^^;
俺は、上の三人の子供たちに対する愛情が非常に希薄である。
と言うより、医学生の頃、酒場で裕美と出会って付き合い始めたまでの記憶はあるが、
その数年後、裕美と結婚したこと、子供が三人生まれたこと…それら一切の記憶は未だにない。
事故の後遺症で、逆行性の部分健忘症と言う記憶障害が残った。
それでも幸いにして、一般常識・医学知識・生活習慣での記憶障害は全く見られなかった。
今は大学教授として忙しい日々である。(糞笑)

事故の数ヶ月後に生まれた娘も中学生になった。
俺にとっては初めての我が子だった。
将来はスチュワーデスになりたいと言っている。
とにかく可愛い。
誕生した時は号泣した。
初枝と名づけて、「今度は必ず守り通してやるからな！」と言って、抱きしめた。

教授になってから、若い看護婦の釣れ具合が更に良くなった。(^_^)v
来月の学会にはとびきり若い看護婦の"さくらんぼ"を同伴させる予定。

それでもやっぱり“やり”たくて　
エンヤコラ　今夜も舟を出す
ROW＆ROW　ROW＆ROW
ふりかえるな　ROW　ROW

完

誤爆先でいきなりこれを読んだらびっくりするだろうな

誤爆スレ見てきた〜　|ω･｀) ﾌﾟｯ

懲りませんなぁ〜
さらばじゃーーーーー！

おまえら、人を褒めると言うことを知らんな・・・。

>>970
素晴らしい小説でした！！

よく続いたなあ、飽きもせずｗ

話は長くなるが、まあ聞いてくれ。
酔ってるんでまとまりがないかもしれん。

�@貴重な明治生まれの爺さん(100歳ちょっち)を見送った。
今の病院に来てから５年近くAfで診てた。

市内ではけっこー有名なロシア料理店のシェフだった。
（今は息子に任せている）

けっこー気前のいい爺さんで、恩給があって小遣いに余裕があると、
盆暮れは商品券包んでくれてた。

ちょっと血糖高かったけど、若い時あんまり食べれなかったんで
今食べてるんだと言って、甘いものをいつも食べてた。
たまにウォッカをくれた。

�Aこの爺さんには、背中と太腿に、月面クレーターみたくはじけたような古傷があった。
最初はなんだろうと訝しく思ってたが、背中は盲管銃創、大腿は貫通銃創だったのだ。

何度か肺炎とかで入院してたうちに、爺さんの昔を世間話で聞いてた。
あまり話したがらなかったが、断片的に聞いた話をつなぎ合わせた。

農家の３男だった爺さんは、若くして帝國陸軍に入った。
中卒だから一兵卒として、下士官見習いだった。

北海道生まれという理由で、いきなりまわされたのが、
当時の中国東北部満州帝国だった。

既に泥沼化する中支戦線に比べて、寒いが、楽な任地で喜んでいた爺さんに、
いきなりノモンハン事件が降りかかる。

�B既に機械化が進んで、物資も豊富ということで、皇軍最強と謳われた
関東軍は、緒戦は一気にソ連赤軍・モンゴル連合軍を外蒙まで押し込んだが、
中盤以降は逆にソ連機甲師団に圧されてまくった。

昼間はソ連機甲師団に攻め入られ、戦術的撤退。
夜間は皇軍による決死の切り込み夜襲で、なんとか戦線を圧し戻すことを繰り返した。
最後は両軍和睦した。

互いに大量の戦死が出た。
結局、ソ連・モンゴル⇔満州帝国の国境線は最初と同じところで落ち着いた。
（ある意味、意味のない戦いだった）

�C爺さんは、懐かしそうに語っていたが、朝青龍・白鵬といったモンゴル騎馬軍団
に加え、プーチン・スターリン戦車部隊が侵攻してくる恐い想像しか俺にはできなかった。

そして、ノモンハンで爺さんは背中に銃撃を受けて、内地転養となり、
そのまま除隊した。

そして、数年後、太平洋戦争勃発。
家庭をもって農業をやっていた爺さん。

30歳になっていたので、徴兵はされないだろうと思ってたが赤紙が来た。
長男が生まれたばっかりだった爺さんは、絶対生き残ってくると
嫁に約束して、戦地に旅立った。

そして輸送船に乗って送られた先が、蘭印(オランダ領インドネシア)だった。
東南アジアでも、英領シンガポール、蘭領インドネシアは、
宗主国からの派遣された正規軍がいたため、戦いは苛烈だった。

�D帝國の生命線であるインドネシア油田地帯を目指して、大発で川を遡上する上陸部隊。
ノモンハンの時みたく、見通しのよい草原で主に重火器で戦った時とは180度異なり、
潜んだ敵に川岸から狙い撃ちされて、被害が出るなか、曹長に戦時特進した爺さんは戦った。

時間を掛ければ、オランダ軍が油田施設を自ら爆破する可能性が高かったため、
どんなに犠牲がでても川を遡り続けた。

先発した海軍陸戦隊の降下パラシュート部隊と作戦提携しつつ、
無事油田地帯を占領した爺さんであったが、その後、周囲の密林掃討戦の際、
太腿に銃撃を受けてしまう。

そして再び内地転療となった爺さんに下ったのは、再度の関東軍配備だった。
既に戦争末期、かつての最強部隊は、主力を南方戦線に引き抜かれたお粗末な軍容だった。

�Eその後、ソ連侵攻によって満州帝國は壊滅した。
関東軍は残された戦力で戦ったが停戦命令がでたため、武装解除に応じた。

爺さんは赤軍捕虜となった。
そして、内地へ帰れると思ってたのに、シベリア送りとなった。

以前の関東軍勤務の際、ロシア語をかじっていた爺さんは、ソ連兵、および、抑留日本兵に
両者に重宝され、厳しい寒冷労働はなしで、糧食係をやっていた(その時ロシア料理を身につけた)。

�Fロシア語使いゆえ、最後の最後まで７年間抑留された後帰国（舞鶴港）。

既に両親は亡くなっていた。
弟も太平洋戦線で輸送船が撃沈され戦死だった。

嫁さんと長男は、兄夫婦が面倒を見てくれていた。

しばらく農家をやった後、爺さんはロシア料理店を始めた。
けっこー当たった(一番人気は満州で覚えた餃子だった)。

その後、略。

中秋のまだ日も昇らない頃に爺さんは逝った。
御見送りの際、激動の昭和を生きた人だったと思うと、
（けっこー仲良かったこともあって）涙が出た。

霊柩車が見えなくなり、ナースが霊安室へ引き上げた後、
俺は敬礼した。

以上、葬式が終わって、家族が御礼に来た。
またウォッカ詰め合わせをもらった。

そして、今、それをコーラで割って飲んでいる。
（強すぎて割らないと飲めない）

太平洋戦争を美化する気はない。

実際、皇軍がやったことは、アジア解放という御旗の下、
アジア・太平洋各地に強盗侵略団および入植民を送り込んだのは事実だ。

しかし、末端兵士が日本のために戦ったのは確かである。

最後に一言。
色々差し引いても、ソ連・ロシアだけは許せない。
さっさと北方領土返せ、露助！！

はーっ、なげーよ！

tes

>>983
最後のところが余計だ。

「敬礼した」ところが余計だ！
感動するどころか、茶吹いたわ、このボケ！！

いや、いい話だったよ

いい話だったよ

>986に同じく

コピペ？
前にもロシアに出兵した爺さんの話を読んだきがする・・・

>>990
読んだ、たしかに。
別スレだけど。

いい話だと思うね。

とにかく今の80代は激動の人生だったんだろうな〜。

>>992
すくなくとも第二次大戦の時代を少年以上で過ごした人でなければ激動とはいえない。

さぁ俺と一緒に、激動を作ろうじゃないか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　友愛

満州事変から激動は始まった。

次スレ

当直医が集まるスレッドその五
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1263680658/

症例かと思ったら人生の話だった

作られる文章

読んでない、わるいけど

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