精神科の先生のアイデンティティって何?

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1卵の名無しさん
精神科にアクセスするためには、2つの方法がある。
1つは、精神科外来の受付をして精神科を受診する方法。
もう1つは、医学部の入学試験を経由して医学部の方から
精神科の医局に入局する方法。

外来の受付を通して精神科に来た人は精神科の患者で、
医学部経由で精神科に来た人は精神科の先生、
事務レべルではそう判断せざるを得ないでしょうね。

でもアカデミックに、受付を通して精神科に来た人と医学部
経由で精神科に来た人を区別することはできるんでしょうか?

精神科の患者も精神科の先生も精神科の人だろうし、
どちらも「精神科にいけば何かわかるのではないか?」
「精神科にいけば何か解決する人なのではないか?」と
思って精神科に行った人たちだと思うんだよ。
2卵の名無しさん:2009/07/25(土) 20:24:19 ID:PgL/cgtN0
サービスを提供する側と受ける側との違い。
社会的には明確に違う。生物学的違いの有無は別問題。
終了。
3卵の名無しさん:2009/07/25(土) 21:35:52 ID:s3lnvBmp0
「精神科における医療サービスとは何か?」と突き詰めて考えると
やっぱり「精神科医のアイデンティティって何なんだろう?」
という疑問にたどり着くんですよ。

精神科もあくまでも大学医学部のなかの1つの教室なんだから
最高学府にふさわしいアカデミックな窓口のはずなんだよ。

市中病院の精神科の先生だって大学で医学を修めたから
患者でなくて先生として存在するわけなんだけど
それでは、精神科の先生のアイデンティティは?
4長谷部タイ子:2009/07/25(土) 21:38:24 ID:wbeVrWQs0
導尿カテーテル4げと
5卵の名無しさん:2009/07/25(土) 21:41:30 ID:VIoU7KscO
石神井公園クリニックはやぶ
6赤木リツコ:2009/07/25(土) 21:43:05 ID:mUoVg9XgO
6ゲト!
7卵の名無しさん:2009/07/25(土) 21:56:50 ID:s3lnvBmp0
精神科医は医者の免許を持っていると言うかもしれないけど
医者の国家試験っていうのは、ほとんど内科・外科・婦人科などの
身体医学の問題によって構成されているでしょ。
まあ、年度によっては精神科の問題が少しだけ出題される年もあるかも
しれないけど、医師国家試験ていうのはほとんど内科や外科などの
身体医学の先生方の業績集なんだよ。

だから精神科の先生が、「俺たちだって医者の免許をもっているんだよ」
「俺たちは医学部を卒業して医師国家試験に合格したんだよ」なんていう
ことを言えば言うほど、かえって精神科の内容のなさが強調されてしまう
んだよ。
8卵の名無しさん:2009/07/25(土) 23:45:21 ID:H4EdYCwe0
>>7
何を勘違いしているのか知らんが、国試の出題分野の割合は毎年ほぼ一緒。

>医者の国家試験っていうのは、ほとんど内科・外科・婦人科などの
>身体医学の問題によって構成されているでしょ。

こんな嘘の情報どこで仕入れたの。
9卵の名無しさん:2009/07/26(日) 00:07:08 ID:lXBTqdiv0
俺が国家試験を受けた時代は、
一般問題については、内科70題、外科50題、小児科30題、産婦人科30題、
公衆衛生20題、それから毎年マイナー科目から2科目選ばれて20題ずつ。
臨床問題については、内科40題、外科20題、小児科10題、産婦人科10題。

だから国家試験のマイナー科目に精神科が選択された年は、
精神科から20題出題された。もちろん精神科が選ばれない年は
精神科はほとんど出題されない。

しかし、本質はそういうことじゃないでしょう。
10卵の名無しさん:2009/07/26(日) 00:16:45 ID:0YFjtAnU0
>>1は自分のアイデンティティに悩んでいる医学部の学生じゃないのか?
11卵の名無しさん:2009/07/26(日) 00:52:26 ID:lXBTqdiv0
>>1が医学部の学生だとして、将来の選択肢として精神科を考えていたとしても、
先輩の精神科の先生方が>>1の素朴な疑問に対して答えられない場合は、
やっぱり>>1は自分の将来の選択肢として精神科は選べないと思うんだよ。

精神科医になるためには、自分の考え方を整理する必要がある。だけど
自分の考え方を整理する唯一の方法は精神科にいかないことなのではないか?
そういうふうに考えてしまったらもう精神科医にはなれないでしょうね。
12卵の名無しさん:2009/07/26(日) 00:55:47 ID:X8yZfOKXO
身体科なんて言い方をするのは精神科の人間だけだろうな。
てかアイデンティティなんてないんじゃない?あんたたちのやってることにはあまり意味がないから。
せいぜい患者個人の症状と体質にあった薬を処方するぐらいで、巧いこと原因が取り除かれれば完治、さもなければ延々薬漬けにして様子見でしょ?
13卵の名無しさん:2009/07/26(日) 01:00:28 ID:6T/kQ+RH0
精神医学と身体医学という分け方自体が揺らいでいるでしょ。
良くも悪くも、”脳内科”(脳の機能を内科的アプローチで)になっていくんじゃないですかね。
14卵の名無しさん:2009/07/26(日) 01:05:25 ID:y7JXRyJz0
>>12
精神科医としては、そう言われてしまうと「じゃあ、どういう事が意味を持ちうるの?」という疑問を感じてしまいますねぇ。
患者さんの症状と体質にあった処方で、その症状が緩和されれば十分意味があると私は思うよ。

まぁ、「原因が取り除かれれば」なんて書き方してるくらいだから、精神疾患に対する理解の程度が知れるけどw

>>13
特に研究の領域はその傾向が顕著かもしれないけど、脳内科になることは無いでしょうね。
精神についてBiologicalにアプローチする方法論は、脳内科的なんでしょうが。
15卵の名無しさん:2009/07/26(日) 01:06:18 ID:6T/kQ+RH0
>12
そうそう。(だからといって精神科がなくなるとこちらも困る)
ただ、これ
>巧いこと原因が取り除かれれば完治、さもなければ延々薬漬けにして様子見
それじゃ内科はどうなんだと振り返ると、同じ穴の狢と言われてもしょうがない。

まあそういう意味で、脳味噌の内科ということで良いのでは?
16卵の名無しさん:2009/07/26(日) 04:06:45 ID:40k9Hs9h0

精神科医不要論は、もうかなり前から言われているのではないの?
金がかかる。
保険医療からどれ位の予算が組まれているのだろう?
2〜3兆位?
17卵の名無しさん:2009/07/26(日) 05:54:13 ID:X8yZfOKXO
精神科の仕事に意味がないと言うわけじゃなく、アイデンティティなんていうたいそうなものは無いんじゃないかと。

社会にメンタルヘルスの理解が浸透して、精神の健全さを維持できる環境を整備し事前に予防できれば、メンタルクリニックに患者が殺到するような最近の異常事態もなくなるのでは?

精神疾患を量産するような今の社会が病んでるんでしょ。
18卵の名無しさん:2009/07/26(日) 08:25:31 ID:bBsnSHai0
>じゃあ、どういう事が意味を持ちうるの?

たとえば、高血圧の患者の血圧を下げてやれば、少なくとも脳卒中の
患者の頻度を減らすことができる。
糖尿病の患者の血糖値を抑えてやれば、少なくとも細小血管症を抑える
ことができる。
だけど薬を処方して精神科の患者が見かけ上患者がおとなしくなったり
気分的に楽になったりすれば、それが本当の病気の治療と言えるのか?

そもそも、精神病の患者は治療できるのか?
そして、そもそも人間の精神とはなにか?
「メンタルクリニックに患者が殺到する」ということと「まっとうな治療が存在する」
ということは、やっぱり別の問題だと思うんだよ。

>精神科の仕事に意味がないと言うわけじゃなく、アイデンティティ
>なんていうたいそうなものは無いんじゃないかと

それでは、精神科の先生が患者に向き合ったときの精神科の先生の
存在は実態のない幻なのか?
19卵の名無しさん:2009/07/26(日) 08:41:57 ID:bBsnSHai0
>良くも悪くも、”脳内科”(脳の機能を内科的アプローチで)に
>なっていくんじゃないですかね。

>脳味噌の内科ということで良いのでは?

神経内科の医者は、「自分は精神科の医者とは違うんだよ」って
すごくこだわるでしょ?
精神科医と神経内科医は本質的にどう違うの?
20卵の名無しさん:2009/07/26(日) 09:18:27 ID:0BrZD0u40
>>19
現在は脳をふくめた神経という器質的疾患を扱うのが神経内科
器質的異常が認められないものを扱うのが精神科

ただし医学の発展によっては、精神疾患にも脳・神経の器質的異常があることが判明するかもしれないし
判明したら神経内科と精神科は同じ扱いになるかもしれないね。
精神科医が脳卒中を診るなんて考えられないけど。
21卵の名無しさん:2009/07/26(日) 09:46:32 ID:bBsnSHai0
そもそも人間の精神は脳細胞という器質の産物なわけですよね。
それでは脳の器質的異常によらない精神病っていったい何なのよ。

結局ぜんぜんわからないじゃないですか?
22卵の名無しさん:2009/07/26(日) 09:56:39 ID:8RrJ8gPbO
内科医だって、高血圧症で薬を飲むかもしれない
外科医だって、虫垂炎で手術を受けるかもしれない
眼科医だって、白内障になるかもしれない
耳鼻科医だって、中耳炎になるかもしれない
精神科医だって、うつ病になるかもしれない

だからといって、各科の存在意義やアイデンティティがないことにはならない。

内科の患者は、自分(患者)と内科医の区別が付く。
外科の患者は、自分(患者)と外科医の区別が付く。
眼科の患者は、自分(患者)と眼科医の区別が付く。

しかし、精神科患者の中には、自分(患者)と精神科医の区別が付かない人がいる。
現実検討能力やアイデンティティに混乱を来している人には、それができない。
そんな混乱している人に、ここでいくら説得を試みても、無理な予感。
23卵の名無しさん:2009/07/26(日) 10:12:04 ID:0YFjtAnU0
結論が出ました。
糸冬了
24卵の名無しさん:2009/07/26(日) 10:14:22 ID:bBsnSHai0
内科医は、内科医としての自分と内科の患者としての自分を明確に区別できる。
それに内科医が内科の患者として血圧の薬を服用したってまったく問題ないでしょ。

だけど精神科医は、精神科医としての自分と精神科の患者の区別が付けられるのか?
精神科医は、医師免許を持っているだとか医学部を卒業しているなんていうのは
まったく答えにならない。それはあくまでも事務レベルの問題だからだ。

精神医学は最高学府のなかの1つの学問なのだからアカデミックな視点で
精神科医と精神科の患者の区別がつけなければならないと思うんだよ。
25卵の名無しさん:2009/07/26(日) 10:35:16 ID:y7JXRyJz0
>>20
それはちょっと違うな。

>器質的異常が認められないものを扱うのが精神科

認知症は?外傷後の精神病や人格障害は??
腫瘍などに伴う精神症状は?

これらを全て神経内科が見てくれるの??見てくれないでしょ?

精神科が神経内科と違う点は、器質性病因の有無ではありません。
精神症状を適切に評価・治療しうるかどうかです。

精神科が治療対象とする領域はあくまでも「精神」であって、
それはおそらく脳の機能的表現形態であろうと考えられている、というだけです。

従って脳卒中そのものは神経内科の扱う疾患ですが、
脳卒中に伴って何らかの精神症状が出現すれば、その症状は精神科的治療対象になります。
26卵の名無しさん:2009/07/26(日) 11:17:07 ID:bBsnSHai0
たとば、精神科で向精神薬を服用している患者が高熱と意識障害と高CPK
を呈して倒れていた場合、たとえ悪性症候群の原因が精神科医の処方した
向精神薬だったとしても、やっぱり精神病院でなくてまずは一般病院の
救急部に搬送されると思うんだよ。それはまあ、しかたがないわな。
で、向精神薬を処方していた精神科医に連絡をとってもやっぱり「急性期を
乗り切るまでは内科で見てほしい」っていう返事が返ってくるわけよ。
つまりほとんどの精神科医は、自分のやった治療の結果責任をとらないわけよ。

精神科で長年治療を受けている患者がいよいよ具合が悪くなって経口摂取不能
になったり寝たきりになったした症例だって、一般病院で普通に受け入れて
内科の患者として加療しているし、死亡診断書だっていっぱい書いてるよ。

たとえばうつ病と診断されて精神科で長年治療されている患者がいたとする。
その患者がいよいよ経口摂取も不可能となり総合病院の内科を受診した。
検査データーを見て疑問に思った内科医が下垂体の負荷試験検査をして
シーハン症候群であることが判明、ホルモンの補充を施行したところ
うつ病は完治して社会復帰させることができた。
精神科の患者でも内科で内科の患者としてあつかったら精神科の病気も
軽快した。こういうことは普通にあるんだよ。

そういう経験をするとやっぱり「精神科医のアイデンティティって
いったいなんなのよ?」という素朴な疑問を感じるわけよ。
27卵の名無しさん:2009/07/26(日) 11:17:57 ID:s6hyHu8H0
おお、アミバのハゲ畜生が復活か?w

アミバ、硫化水素どうよ?w
28卵の名無しさん:2009/07/26(日) 11:19:11 ID:s6hyHu8H0
>>26
おまえ自身のアイデンティティクライシスを他に投影しているだけだな。
29卵の名無しさん:2009/07/26(日) 11:30:20 ID:y7JXRyJz0
>>26
NMSの身体管理は基本的にICU管理だろ。原因はともかく、精神科の治療対象じゃない。
しかしそんなもんどの科にだってあるだろ?内科だって降圧剤やIFNで鬱を引き起こしておいて、精神科に治療させるじゃん。
治療の結果責任取るのが原則なら、そんな鬱だってちゃんとまともな治療水準で治療しろよ、という話になる。

シーハンについてはそもそも産科で見つけとけ、って話だ。
ただし、精神科で全く何のホルモン検査もしてなかったのならそれはその精神科の手落ち。

経口摂取不能で内科受け入れってどこの地方の話ですか。
普通は精神科で最後まで看取るのが常識でしょう。


結局、自分の見聞きして体験した一部の経験を理由にして、
全く自分の取った行動の責任は無視して、一方的に精神科に責任を押しつけているようにしか思えない。
>>28のような意見が出てくるのもよくわかる。
30卵の名無しさん:2009/07/26(日) 12:12:56 ID:41W8VpTK0
認知症が多く老年内科もどきになってるとこもあるね。

「何が君の幸せ 何をして喜ぶ」
外科:手術してるときが幸せ、うまくいって喜ぶ
内科:診断ついて幸せ、軽快して喜ぶ

さて精神科は?
31卵の名無しさん:2009/07/26(日) 12:32:32 ID:oeRCqvz40
認知症が精神科と考えるとまだまだ需要は伸びそうw
32卵の名無しさん:2009/07/26(日) 12:39:03 ID:O9O1edlf0
>NMSの身体管理は基本的にICU管理だろ。原因はともかく、精神科の治療対象
>じゃない。 しかしそんなもんどの科にだってあるだろ?
>内科だって降圧剤やIFNで鬱を引き起こしておいて、精神科に治療させるじゃん。

なるほど、そういう意味では、たしかに精神科も内科も持ちつ持たれつですね。
個人的には、精神科で抗精神病薬が処方されていた患者が、悪性症候群になって
一般病院に搬送されて亡くなったっていうのは、ちょっと後味の悪い経験だった
もんでね。精神科で加療中の患者が、自殺企図で内科に搬送されて亡くなった
なんていう経験も後味の悪い経験でしたね。まあ、それはそれでしかたがないと
いってしまえばそれまでですけどね。

>経口摂取不能で内科受け入れってどこの地方の話ですか。
>普通は精神科で最後まで看取るのが常識でしょう。

やっぱり人間の終末像は病態が複合的になってくるから、精神科にかかって
いるような患者でも、末期になってくると肺炎や心不全や消化管出血などを
呈することが多いと思うんですよ。精神科のみでそれらがどの程度まで治療
できるのかっていう問題もありますよね。

ところで、>>29先生はなぜ自分の進路として精神科医を選ばれたのでしょうか?
大昔、精神科志望の医学生だった>>1が、精神科入局直前に抱いたような疑問は
もたれなかったのでしょうか?
精神科志望で医学部に入学したけど、自分の考え方が整理できなくて、
結局精神科でない別の道を歩んだ、大昔医学生だった>>1のような素朴な
疑問を・・
33卵の名無しさん:2009/07/26(日) 13:06:04 ID:s6hyHu8H0
>>30
精神科医の動因は、「真理」これだけだろう。
34卵の名無しさん:2009/07/26(日) 13:23:54 ID:O9O1edlf0
>>33
「人間の精神」っていっても、はたして精神とは脳細胞という器質の産物
なのかどうかもはっきりしないし、結局のところ、さっぱりわからない。
だから精神科医の存在理由だとかアイデンティティなどといってもぜんぜん
わからないわけだ。

それと同じように、結局のところ「真理」なんていうものは存在しない
ものなのかもしれないよ。
35卵の名無しさん:2009/07/26(日) 15:24:42 ID:WJCu7NKG0
精神科に入院しているような患者でも、医学部の入学試験をくぐりぬけて
医師国家試験に合格したら、立派な精神科医ですよね。
36卵の名無しさん:2009/07/26(日) 15:44:30 ID:+lLRs7Wd0
その次の挫折ポイントは研修期間。
その次が専門医試験、その次は精神保健指定医。
37卵の名無しさん:2009/07/26(日) 17:39:38 ID:09jB+rBK0

去年もこの時期に精神科の存在意義を問う書き込みがありましたね。
同じ方かな?
38卵の名無しさん:2009/07/26(日) 18:06:48 ID:6uBCNmrG0
>去年もこの時期に精神科の存在意義を問う書き込みがありましたね。

良く覚えていますね。確かに同じようなスレがたってましたよね。
>>1は、大昔、精神科志望で医学部に入学した人間ですけどね、
どうしても考えてしまうんですよ。
人間の精神っていったい何なのか?
そして精神科医っていったい何なんだろうって。
へんな理屈さえこねなければ、精神科もいいと思うんですけどね。

>同じ方かな?

覚えてくれていて有難うございます。
精神科志望の医学生で同じような疑問を抱く人間なんて
めったにいないんでしょうかね?
単なる無関心よりずっとましだと思うんですけどね。
39卵の名無しさん:2009/07/26(日) 19:46:25 ID:oTcAPndX0
>>2
>サービスを提供する側と受ける側との違い。
>社会的には明確に違う。生物学的違いの有無は別問題。
>終了。

世の中のごくごく普通の精神科の先生って、
本当に>>2のように単純に割り切って考えてるのかな?
40卵の名無しさん:2009/07/26(日) 20:24:45 ID:Jx1Cdl350
そうかな。2ほど明快で厳しい分け方はないと思うが。

精神科は人が社会的動物であるという面に色濃く関わっているよな。
もちろん他科が無援という訳ではないが。
41卵の名無しさん:2009/07/26(日) 21:00:18 ID:oTcAPndX0
>サービスを提供する側と受ける側との違い。

だからサービスを提供する側に立つために必要なものは
いったい何なんだろうっていうことを考えると
きりがないということなんだよ。

>生物学的違いの有無は別問題。

もし本当にそうだったら、精神科が医学部に存在する必要性なんて
ぜんぜんないのでは?
42卵の名無しさん:2009/07/26(日) 22:51:05 ID:+lLRs7Wd0
>>41
>精神科が医学部に存在する必要性

診断して薬を処方する資格が必要だからだろな。
その昔はロボトミーもやったし、電気はいまでもやるし。
しゃべってるだけなら医学部でなくてもOKだね。
43卵の名無しさん:2009/07/27(月) 11:03:19 ID:b4YcOPgh0
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44卵の名無しさん:2009/07/27(月) 22:20:20 ID:rK2jBu5sO
「精神を病む」ということは、ある意味受け入れがたい恐怖です。糖質などでは、特にそうです。
精神病になり、精神科に通院する自分を、快く感じる人などいません。

快くない状態に耐えられず、その不快さから逃れたい精神病患者さんの中には
「俺はそんなにおかしくない」との証拠を、必死に探そうとする人もいるかもしれません。

そういう人は、「精神科医の方が狂っている。俺は正常だ」とか、「精神科医も俺も似たようなものだから、
大したことはないんだ」と思いこもうとし、その理由付けをしようとするでしょう。

このスレに必死さを感じるとしたら、それは精神病患者のささやかな抵抗です。
いじめないで、優しく接してあげましょうね。
45卵の名無しさん:2009/07/28(火) 05:48:04 ID:jUKVeCsZO
精神科医にアイデンティティなんて高尚なものは、初めから、無いんだよ!
46卵の名無しさん:2009/07/28(火) 07:22:28 ID:4nNgYhhRO
基地外やら医コンプやら、夏休みはにぎやかだな。

他人の悪口を書いて、自分の価値が高まるわけが無いのに。
ミジメだな。
47卵の名無しさん:2009/07/28(火) 20:58:59 ID:4nNgYhhRO
あれ?精神科医の悪口は、もうおしまいかい?


心を病んでも、「このままじゃいけない」と這い上がってくる人は、たくさんいる。
そういう人は、あっぱれだよ。
苦悩を乗り越え、その人なりに頑張れることを、自分の責任でやれてりゃ、大したもんだよ。

で、このスレは何なの?
自分のふがいなさを棚に上げて、「精神科の先生のアイデンティティって何? 」ってか?
>>1 の文章が恥かしいってことに、本当に気付いていないの?
おhるな。
48卵の名無しさん:2009/07/29(水) 00:39:03 ID:wJrZg+qE0
>あれ?精神科医の悪口は、もうおしまいかい?

日常の臨床の場においては、精神科の先生から内科的疾患でコンサルトを
頂いたときにはいつも快く応じてますし、精神科に入院中に重症化して、
集学的な治療が必要となった患者さんも快くひきうけてきたつもりですよ。
49卵の名無しさん:2009/07/29(水) 00:40:47 ID:wJrZg+qE0
>自分のふがいなさを棚に上げて「精神科の先生のアイデンティティって何」ってか?

私自身は、生まれつきちょっと自閉的というか対人関係を築くのがへたな
人間でしたね。まあ、学校生活には不適応だったといっていいでしょうね。
高校はまあまあの進学校で、まわりも優秀な人たちばっかりだったので、
ちょっとかわっていてもまわりが大目に見てくれちゃってたと思いますね。

高校時代は図書館にあった「現代のエスプリ」を次々に読破して、社会的に
不適応で自閉症気味だった私は「精神科に行けば何かわかるのではないか?」
「精神科に行けば、そこにはすばらしい精神医学の世界が広がっていて、
自分自身も救われるのではないか?」といった希望を抱いたものでしたね。

そして、運よく地方の医学部に入学して、いい成績ではなかったけど
なんとか卒業までこぎつけました。だけどいざ精神科に入局しようと思った
ときに、なにかものすごい葛藤を感じたわけですね。
「自閉症の自分は、本当に精神科に行けば救われるんだろうか?」
「はたして精神医学は、病んだ心を救えるのだろうか?」と・・
来る日も来る日も悩みました。

もっとも学問とは、こちらから積極的に働きかけない限りなんにも言って
こないような気がするし、本当の学問とはそういうものなのかもしれない。
したがって、精神医学を学んでも、精神医学それ自体が病んだ心を救う
なんてことは、はじめっからありえないことなのかもしれませんね。
「結局、自分を救えるのは、自分自身だけなのかもしれない・・」

私は今、精神科医ではない仕事をしてます。だけどやっぱりそのときの
強烈な葛藤が忘れられなくて、ときどき頭をもたげてくるんですよ。
50卵の名無しさん:2009/07/29(水) 00:47:32 ID:dADB4jgU0
精神科医のゴールとするのは真理とか救済とかじゃなく、
現実にある社会を大筋で肯定した上でそこに患者を適応させる方向に持っていく、
(無理そうなのは隔離しておく)
ということじゃないでしょうか。

もちろんそれ自体非常に意義のあることと思います。
51卵の名無しさん:2009/07/29(水) 02:41:20 ID:h0dRkNLNO
精神科医になるくらいなら新薬開発研究者になった方が良いと思うよ。
52卵の名無しさん:2009/07/30(木) 00:20:10 ID:pA7aep4XO
精神科医にはアイデンティティなんて無いよ
53卵の名無しさん:2009/07/30(木) 00:28:53 ID:uf8HpU1W0
>>50
精神科の教室が大学医学部の医局講座に存在するということは、やはり
精神医学も「真理の探究」の1つの窓口だということを意味するわけですし、
かつて精神科の患者さんや精神科の先生が精神科の門戸をたたいたのは、
やはり、患者さんも先生方も精神科になにか「救い」のようなものを
求めたからだと思うんですよ。

現実に存在する精神科医は「現実にある社会を大筋で肯定した上で
そこに患者を適応させる方向に持っていく」というスタンスをとらざる
を得ないのは、いやというほどわかるんですが、やっぱりそれだけだと
ちょっとさびしい感じがします。それだけだとわざわざ医学部に入学する
必要があったのだろうかと思うし、医学部で学んだことの多くが生かされて
こないのではないかと思ってしまいます。

50先生もかつて医学部に入学なされたときには、医学部に大きな希望と
いうか、理想を抱いて入学されたと思うし、ご自分の専門を精神科と
お決めになられたときにも、やっぱり精神医学に対して身体医学にない
魅力を感じていたと思うんですよ。
そして精神科は非常に神秘的な診療科でもありますよね。
54卵の名無しさん:2009/07/30(木) 01:22:40 ID:pA7aep4XO
精神科医のアイデンティティは、ボダに水かけられ格闘して腹蹴り上げられることだよ!
55卵の名無しさん:2009/07/30(木) 01:31:18 ID:pA7aep4XO
医学部で学んだことを活かしたいなら精神科なんか選択しないでしょ。
精神科選択はラクしたいから!血を見るのがイヤだから!
精神科医が唯一医者らしいのは薬を処方するとき。だから投薬のことになると目が輝き出すんじゃないか。
56卵の名無しさん:2009/07/30(木) 08:12:40 ID:zcgXH0Sp0
>精神科医が唯一医者らしいのは薬を処方するとき。

精神科の薬物療法に限らず、どのような治療にもいい面とそうでない面の
二面性がありますよね。だけど、向精神薬による治療っていうのは、
功罪の二面性が際立ってると思うんですよ。悪性症候群の問題だけでなく、
治療そのものの妥当性がきわめて曖昧だと思うんです。
ですから、精神科の治療は、二面性の葛藤そのものだと思うんですよ。

>精神科選択はラクしたいから!

そういう意味では、精神科はぜんぜん楽じゃないし、やってることの
わからなさというか、割り切れなさは、群を抜いていると思います。

だから「精神科の先生のアイデンティティって何」って考えてしまうん
ですよ。
57卵の名無しさん:2009/07/30(木) 13:26:34 ID:QyFsCRT90
共通のアイデンティティなんてないだろうし、
それは精神科に限らないと思うけどな。
58卵の名無しさん:2009/08/01(土) 09:02:09 ID:LB/p48sW0
「高血圧の患者の血圧を下げてやれば、脳卒中を減らすことができる。
したがって、内科医の高血圧の治療には意味がある」という考えは
わかりやすいし、そのような考え方に異議を唱える人は少ないだろう。
だが内科医の治療は、脳卒中を減らすことはできても、その結果、
人間はいかにして生きるべきなのかという問いには答えない。

たとえ画一的な答えはなくても、人間が生きることそれ自体に対する
疑問も普遍的に存在するわけで、「人間が生きる意味を問う真理の探究」
が精神科医のアイデンティティでしょ。たとえ明確な答えがないとしても、
あまりに純粋すぎて不適応となっている人が、人生そのものに立ち向かう
姿は非常に神聖なわけですね。

一般教養を含めた医学部の教育課程も、精神科志望の学生が人間の存在
意義を考える上で極めて大切なものですよね。
59テレビと繋がる男:2009/08/01(土) 15:38:30 ID:q2AaiOkZ0
手術が嫌いだから精神科を選んだとかなら聞いたことがあるよ。
だけど、薬漬けにしていたつけが患者たちが払うってどういう無能?
精神科に意見する他科の医者たちは頑張っている。
偉いねー、坊ちゃんたち!^^
60卵の名無しさん:2009/08/01(土) 15:49:52 ID:Z0+C7LB30
>>59
さぁ、保護室に戻るんだ。
61テレビと繋がる男:2009/08/01(土) 16:03:39 ID:q2AaiOkZ0
まず、他称で患者なわけだし。
障害者年金を貰っているのを、
政治家さんたちや日本のマスコミに猛アタックして、
切ろうとしているし、>>60とは人間の大きさが違うんだと、
有名人心に思った。><;
62テレビと繋がる男:2009/08/01(土) 16:05:10 ID:q2AaiOkZ0
これから、単純に医者たちのことを、
凡庸な坊ちゃんと呼ぶことにしようっと!^^
63卵の名無しさん:2009/08/02(日) 02:41:34 ID:kNFworGK0
精神科については、わからないから神秘的、割り切れないからこそ
可能性がある、という考え方も成立するわけだ。
64卵の名無しさん:2009/08/02(日) 04:59:21 ID:zASmdmnaO
ないよ
65テレビと繋がる男:2009/08/02(日) 09:15:00 ID:YJHgQyHm0
日本のマスコミのことを、
無能な坊ちゃんと呼んでもいいかな?
66テレビと繋がる男:2009/08/03(月) 07:48:21 ID:QPoX8FVZ0
無能な坊ちゃんとみのもんたは一緒
67卵の名無しさん:2009/08/03(月) 11:06:56 ID:xwt23W8d0
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68卵の名無しさん:2009/08/03(月) 16:23:13 ID:Qcykcbj20
精神科医だけど、俺のアイデンティティーはもちろん精神科医。
69卵の名無しさん:2009/08/03(月) 22:00:53 ID:d3mEVb3ZO
「精神」科の名称自体失笑ものだよねw
70痴呆:2009/08/03(月) 22:01:24 ID:PqT2as510
>>58
>「人間が生きる意味を問う真理の探究」
>が精神科医のアイデンティティでしょ。

へーそうだったんだ。
71卵の名無しさん:2009/08/04(火) 21:00:47 ID:JDl8ZufT0
少なくとも精神科医の大多数は、
その時代・その社会での「標準的な人生コース」から逸脱しちゃった人を、
少しでもそこに近づけるよう軌道修正することにほぼ全ての精力をつぎ込んでいるんじゃないかね。

幻覚や妄想の中に真理を探そうとしてはいけない、って誰かが言ってた。
72卵の名無しさん:2009/08/04(火) 21:57:27 ID:nxxUWl2E0
>>71
でも、本当にそれだけで精神科医の先生方は、医学部に入学してきたんでしょうかね?
精神科も大学医学部の学内に存在する教室なんだから、やっぱり、なんらかの「真理の探究」を
目指していると思うんですよ。精神科の患者のなかになにか普遍性の高い真理を探究するという
スタンスも十分成立しますよね。

そもそも「標準的な人生コース」っていったい何なんでしょうかね?
73卵の名無しさん:2009/08/05(水) 00:41:53 ID:IPqw6uzc0
精神科ではないのでそこのとこよろしく。

大学の医学部と言ったって実際は実業学校、専門学校的性格が色濃いのが現実でしょう。
真理の探求といっても・・・治療法の有意差とか関係する遺伝子とかじゃないでしょうか。
もちろん患者の詳細な観察から健常人の頭の中を描き出すスタンスはあると思いますが・・・

「標準的な人生コース」の意義とか正当性には(とりあえずは)疑問は抱かず、
とにかくそこに復帰させる、せめて折り合いをつけさせ安定させるということです。
もちろん疑問を持つのは勝手ですが、それは相当の難物であるので、
不眠だったり抑うつだったり、脳内伝達物質が枯渇している状態でやることではない。

そもそもこういうことは結局、個々人が自分で折り合いをつけなきゃいけないわけで、
そこまで足を踏み入れるとしたらそれは宗教でしょ。
74卵の名無しさん:2009/08/05(水) 06:45:56 ID:J46D3Mg70
>>71
障害を抱えながらもその人らしく生きられるようサポートすることが大事だと思います。
人それぞれ持って生れた気質、性格、環境、障害の度合いなど様々です。

すべての人にあてはまる確固たる「標準的な人生コース」って現実には
無いと思います。個体差がありますから。

>>72
再受験組ならいざ知らず、18,19歳くらいでは医学部で何をどう学びどう
考えるかなんて明確なビジョンを持っている人は少ないと思います。せいぜい偏差値
が良いから、将来安泰だから、金持ちになれそうだから、女にもてそうだから
なんて動機が多いんじゃないでしょうか。
入学してから、あるいは医者になってから深く考えだすと思います。

>>73
遺伝子や、神経伝達物質など生物学的な要因も仮説としてありますが、
それだけでは解決できない。心理社会的要素などが大きいです。
75卵の名無しさん:2009/08/05(水) 06:46:56 ID:J46D3Mg70
>>56
>>精神科選択はラクしたいから!
>そういう意味では、精神科はぜんぜん楽じゃないし、やってることの
>わからなさというか、割り切れなさは、群を抜いていると思います。

>>63 :卵の名無しさん:2009/08/02(日) 02:41:34 ID:kNFworGK0
精神科については、わからないから神秘的、割り切れないからこそ
可能性がある、という考え方も成立するわけだ。

これらに同意。

>>58
>「人間が生きる意味を問う真理の探究」
>が精神科医のアイデンティティでしょ。たとえ明確な答えがないとしても、
>あまりに純粋すぎて不適応となっている人が、人生そのものに立ち向かう
>姿は非常に神聖なわけですね。

これにもアイデンティティーの一つでしょうね。僕自身のアイデンティティーは未確立ですが。
76卵の名無しさん:2009/08/05(水) 07:31:50 ID:oO3vji630
>>71
>「標準的な人生コース」から逸脱しちゃった人を、 少しでもそこに近づけるよう軌道修正する

むしろ、なにか意味のある仕事、業績をあげるためには、ある種の狂気を必要とするわけで、
意味のある業績達成のためには、曖昧模糊とした「標準的な人生コース」なるものは邪魔に
なる場合もありますよね。「逆もまた真なり」ですよ。

>>73
>大学の医学部と言ったって実際は実業学校、専門学校的性格が色濃いのが現実でしょう。

それだけでは寂しいわけですね。医学部に限らず大学の存在価値は、つきつめると
「学問の豊かさ」にあるわけでしょう。

>>74
>せいぜい偏差値 が良いから、将来安泰だから、金持ちになれそうだから、女にもてそうだから
>なんて動機が多い

それを言っちゃあ、おしまいですよ。まあ、私自身、予備校の模擬試験をうけて理I、理U は
難しいと考えて、地方の医学部を受験した人間なんで、偉そうなことはいえませんけどね。
それでも、医学部に入学するほどの人なら、なんらかの理想を抱いていたと思うんですよ。

77卵の名無しさん:2009/08/05(水) 07:46:06 ID:INufiKzK0

精神科医の存在意義ねえ。
存在価値はゼロに等しい
理由)

金を喰いすぎ
人道的には理不尽な治療
治安の視点からも、警察で一元管理した方が効率的。
78卵の名無しさん:2009/08/05(水) 22:50:55 ID:zfN6lcuN0
>>74
「その人らしく」ってのも、多くの場合、治療側の頭の中にある標準と現実と本人の志向との折り合い。
その設定点にあわせられない、あるいは違うと思う患者は治療側から離れていくわけで。

「オレはインドで放浪して悟りを開きます。」って
まだ安定してない患者さんが言ったら餞別つけて送り出しますか?
とりあえず「学校行けるようになるまで頑張ろうね」になるのでは?

>>75
>あまりに純粋すぎて不適応となっている人が、人生そのものに立ち向かう
>姿は非常に神聖なわけですね。
不条理に?重病と向き合うことを余儀なくされた患者さんなら科を問わずある意味当てはまりませんか?

精神科のアイデンティティは、上のどこかにありましたがやはり
「精神症状の評価と対応」という平凡なところに落ち着くのでしょう。

>>76
>ある種の狂気を必要とするわけで
さてここで、現在の多くの精神科医が創造的な狂気をサポートする方向にあるかいうことですね。
西丸先生のような医師はやはりそういないんじゃないでしょうか。
実際、そうあろうとしてもそれはそれで非常に難しいと思うのですが。
そもそもほとんどの狂気は単なる狂気じゃないかと。
79卵の名無しさん:2009/08/06(木) 00:47:25 ID:QAZEzVir0
私は精神科医を目指して医学部に入学したけど、在学中にいろんな葛藤
を抱いて、結局、精神科医になれなかった人間なんですけど、やっぱり
精神科の先生方にお聞きしたいですね。

おそらく精神科に行けば「屋根裏の永遠」というか、不思議な静けさの
なかの安堵感みたいなものは得られると思うんですよ。たとえば
「私の耳は貝の殻、海の匂いを懐かしむ」といったコクトーの詩の世界の
ような、理屈によらない不思議な感性が精神科には存在するんですよ。
それはそれで大変に魅力的ですね。

さて、たとえば日常の臨床の場において「精神科医をやっていてよかった」
「自分は精神科医になって充実した人生を送っている」と思える瞬間って
どんな時でしょうかね?

それから、最近の精神科の学会レベル、精神医学の研究業績において
「これはすばらしい」と素直に感じられる画期的な業績って
どんな業績でしょうかね?
80卵の名無しさん:2009/08/06(木) 00:49:00 ID:gqIrmqyA0
精神科医を目指して医学部入る方もいるんですねえ。
81卵の名無しさん:2009/08/06(木) 01:11:51 ID:uxjDYQww0
>>79
ナルコレプシーの原因の解明。
同時に神経内科疾患に分類が変わったけど。
この展開自体は「てんかん」といっしょ。
82卵の名無しさん:2009/08/07(金) 01:58:36 ID:Chj82/CnO
精神科志望なら医学部じゃなくても臨床心理士でいいじゃん。
精神科医なんて言ったって薬物療法で5分診療じゃ精神分析なんて程遠いからさ。
83卵の名無しさん:2009/08/07(金) 05:07:34 ID:TJH00OIk0
臨床心理士:職が無い。あっても薄給。身分は不安定。「医師の指示のもと」でカウンセリング
することが多い。薬が使えない、これは大きい。

精神科医:医師によっては再来で20から30分かけている人もいる。自由診療で
もっと長時間かけている人もいる。もちろん薬物という強力な武器がある。
そこそこないし高給。身分安定。

精神分析?標準型精神分析療法のこと?はやりませんな。コストパフォーマンス
悪すぎて患者さんも気の毒。精神分析的精神療法ならありえますが。
今は認知行動療法などが人気。
84卵の名無しさん:2009/08/07(金) 23:34:58 ID:Chj82/CnO
>>83
精神分析的精神療法?は素人も見様見真似でそれっぽいことができそうな…。
認知行動療法は基本臨床心理士の仕事では?
カウンセリングはさすがに臨床心理士が断然うまいですよね。専門分野だから当然か。

1番問題なのは結局喰いっぱぐれないということですね。

ところで精神科医さんは精神療法については、医学部卒後に臨床で学ぶわけですよね?きちんとした経歴ない医師(他科から移った医師)はちゃんとした精神療法できるんだろうか。
85卵の名無しさん:2009/08/07(金) 23:41:54 ID:Chj82/CnO
投薬治療=脳内分泌物調整が精神科医のアイデンティティじゃない?
精神科というけど精神じゃないわけですよ。要は、分泌物なわけですよ。

精神がどうのと掘り下げるのは、哲学みたいな掘り下げちゃいけない分野を掘り下げるのと一緒で、悩んだ揚句自殺に至るので、>>1は身体科に行った方がいいですね。
86卵の名無しさん:2009/08/07(金) 23:46:31 ID:Chj82/CnO
最近乱立気味で虚業チックなメンタルクリニック業界に参戦しないで、もっと社会に必要とされている科に進んでくださいよ〜。
87卵の名無しさん:2009/08/08(土) 01:09:25 ID:CaIiYo4a0
>>85
>投薬治療=脳内分泌物調整が精神科医のアイデンティティじゃない?
>要は、分泌物なわけですよ。

まあ、脳下垂体のホルモン分泌なんかは、完全に内分泌内科の領域で
しょうし、それ以外の脳細胞の分泌物や電気刺激については、もろに
神経内科の領域とかぶってしまうと思うんですよ。
で、内分泌内科の医者も神経内科の医者も、やっぱり自分達は精神科医
ではないと主張すると思うんだよ。
で、内分泌内科でも神経内科でもない精神科って何よ?

>精神科というけど精神じゃないわけですよ。

まあ、「人間の精神」なんていった瞬間に、それはすでに精神でないわけよ。
それが、精神科のそもそもの矛盾というかアポリアなわけよ。
だから、「精神科医」だとか「人間の精神」って言ったときに常に
ある種の白々しさがつきまとうわけよ。
精神科の先生方は、その矛盾をどう克服してるんでしょうかね。

>精神がどうのと掘り下げるのは、哲学みたいな掘り下げちゃいけない
>分野を掘り下げるのと一緒

へ〜哲学って堀りさげちゃいけないものだったんですか?
それでは、過去の偉大な哲学者や大学の哲学科の存在意義は?
88卵の名無しさん:2009/08/08(土) 01:27:39 ID:CaIiYo4a0
>>83
>臨床心理士:職が無い。あっても薄給。身分は不安定。「医師の指示のもと」
>でカウンセリングすることが多い。薬が使えない、これは大きい。

現役の臨床心理士が、本当にそんなこと考えているんだったら、
今すぐ臨床心理士なんてやめちゃえよ!!

>精神科医:薬物という強力な武器がある。

向精神薬は「諸刃の剣」という意味では強力な武器かもしれないけど、
つきつめて考えれば、患者にとっての薬効は「ゼロサム」だと思う。
したがって、「精神科医には薬物という強力な武器がある」なんて
本当に考えている精神科医がいるとしたらかえって恐ろしいですね。

>精神科医: 身分安定。

精神科医の存在意義というかアイデンティティがあまりにも曖昧模糊
としているから、このスレで散々問題提起がなされているんでしょ?
89卵の名無しさん:2009/08/08(土) 01:49:18 ID:7cRb8xZE0
90卵の名無しさん:2009/08/08(土) 01:52:32 ID:QrdSx2FgO
精神科が得意な分泌物があるんでしょ。それをアイデンティティにしたら?
精神科は白々しい科ってことでいいぢゃん。医学が進歩していけばいずれ淘汰されていく分野なんじゃないの?精神なんてものはなくて全て脳の問題なんだから。

哲学科は哲学科の教授の食いぶちのためにある。大学なんて儲け主義だし。哲学を掘り下げても廃人になるだけだから掘り下げちゃいけない学問。
91卵の名無しさん:2009/08/08(土) 08:29:08 ID:95uNERPx0
>>88
>>精神科医: 身分安定。
>精神科医の存在意義というかアイデンティティがあまりにも曖昧模糊
>としているから、このスレで散々問題提起がなされているんでしょ

まあ、精神科医は医師免許を持っているという事務レベルにおいては、
病院内のヒエラルヒーとしては、たしかに精神科医>臨床心理士だね。

だけど、精神科医が医師免許を持っていることにあぐらをかいてしまって、
精神科医の存在意義だとかアイデンティティについて考えなくなったら
それは最低の精神科医だっていうことがこのスレの趣旨でしょ。
92卵の名無しさん:2009/08/08(土) 08:50:09 ID:95uNERPx0
>>90
>精神なんてものはなくて全て脳の問題なんだから。

精神科医の学問的興味は、やっぱり「大脳生理学」だと思うんだよ。
だけど脳の問題を突き詰めれば突き詰めるほど、すべての問題は脳の外に
あるというドグラマグラのような結論が落ちだと思うんだよ。
結局「自分の内側の問題は、すべて自分の外側にある」というのが
普遍性の高い真理であることと一緒ですよね。
93卵の名無しさん:2009/08/09(日) 15:34:19 ID:O04WYCPO0
医学部を卒業して、どこかの医局に入局するなりどこかの研修病院に就職するときに
あえて精神科を選択する人って、やっぱりなにか精神科に積極的な意義を見いだした人な
わけですよね。その精神科の積極的な存在意義は?
精神科の先生にお伺いしているのはそこですよ。
94テレビと繋がる男:2009/08/09(日) 17:01:24 ID:RHhmhXkL0
精神を病むなんて言葉は、
医者でも患者でもなくて、
戦争状況を病理科学的に判断できる人がするものだ。
要するに、歴史家なり、政治家なりが、
時と場に応じて法や時代性の処方箋を出していけば、
お前ら精神科医たちは他の科にめでたく転向できるってわけだ。^^
95卵の名無しさん:2009/08/09(日) 21:03:27 ID:f1CCf+7I0
それでは、歴史家なり政治家なりが活躍すれば、医学部卒の精神科医は
必要なくなるのかな?
どのように時代が変わっても、精神科の診療は必要とされるだろうし、
神経内科の医者も脳外科の医者も内分泌内科の医者も一般内科の医者も、
自分たちは精神科の医者ではないと主張し続けると思うんだよ。
96卵の名無しさん:2009/08/10(月) 00:40:50 ID:wUYODsV0O
精神科選択する医者は開業しやすいからじゃない?安いコストで一国一城の主。体力的にも楽だし。手業がない。

あとは脳の研究を進めてノーベル賞狙いとか?
97卵の名無しさん:2009/08/10(月) 23:44:37 ID:839LpfYw0
糖尿病はどこでも糖尿病、心筋梗塞はどの時代でも(診断がつくかはともかく)心筋梗塞なんだがね。

精神科が特徴的なのは時と場所で病気になったり正常になったり幅が大きいことだろうね。
一生のほとんど家族とだけ過ごす遊牧民の子どもにはLDもアスペも問題にはならないだろう。
同性愛はちょっと前までは変態性欲として治療対象だったが今は性的嗜好(二次障害は治療対象だろうが)。

他方、統合失調や躁鬱はかつての癲癇と同じく「脳の内科」的なものに取り込まれていくだろう。
98卵の名無しさん:2009/08/11(火) 00:59:42 ID:jB+zPbfL0
精神科は、存在自体が矛盾しているからこそ意味がある、わからないから
こそ可能性がある。そして精神科には、理屈ではなくて時空や一般的な
価値観を超越した不思議な安心感がある。そういう風になにか「ロマン」
のようなものを感じて精神科を目指している人はいないのかな?
かつての若かりし日の私と同じように・・
99卵の名無しさん:2009/08/11(火) 03:35:00 ID:NM+0e+9G0
厚労省が検討会に示した資料によると、
3剤以上の抗精神病薬の投与を受けている統合失調症患者の割合は半数程度に上り、諸外国と比べて圧倒的に高く、
日本では諸外国に比べて大量の薬剤が投与されている可能性がある。さらに、英国のNICE(国立医療技術評価機構)のGLでは、
多剤併用によって治療効果が上がることを示すエビデンスはなく、薬剤の追加よりも切り替えの方が症状改善には効果的だとされている。
100卵の名無しさん:2009/08/11(火) 07:48:52 ID:FgN03y2u0
日本じゃ一剤の最大用量が低めに抑えられてるからね。
例えばジプレキサは40mgくらい使えれば単剤で行けるかな、と思う症例でも、レセプトきられること
考えると20mgまでにして他の薬を足す。
101卵の名無しさん:2009/08/11(火) 08:51:41 ID:vGJzByGX0
小説家志望で興味本位で選びました。今じゃ、単なる昔小説を趣味で書いてただけの
町医者です。やめときゃよかった。変わった人を見られるのでインスピレーションを
刺激されるかと思ったのですが、実は退屈。
102卵の名無しさん:2009/08/11(火) 10:43:57 ID:FnZSRm7I0
時空を超越するのはいいけど毎回簡単なアンケート書かせるだけで点数取るのは良くないよ。
良識は超越しないで欲しい。
103卵の名無しさん:2009/08/11(火) 23:26:50 ID:mw7onnKt0
精神科志望でも、最初は内科の医局に入局して、みっちり数年間は一般内科
の研修をやって、できれば「内科認定医」の資格を修得して医者としての
基盤を築いてから、精神科の医局に入局するといいよね。

いきなり精神科に入局して悩んじゃうと収集がつかないと思うんだよ。

だけどまず内科の医局に入局して内科の研修終了ののち、精神科に
かわったりする医者なんてほとんどいないし、
医学部卒後まずは、内科の一般研修⇒内科認定医修得⇒精神科の研修
という柔軟なシステムが確立されてないと思うんだよ。
104卵の名無しさん:2009/08/12(水) 01:46:14 ID:CNbCoD4i0
患者の話の相槌うつだけで精神療法350点はぼったくりだと思いますので
P医の能力から考えて50点が相当かと思いました。
105卵の名無しさん:2009/08/12(水) 02:00:25 ID:dvVrC9vv0
>>103内科認定医を取れる人間がそもそも精神科なんかに行くか??
こんな医者の廃品回収みたいなとこに
106卵の名無しさん:2009/08/12(水) 02:32:52 ID:nVVbzNBS0
>>105
やはりそうなんですね。精神科医師って変なのが多いですね。
107卵の名無しさん:2009/08/12(水) 06:02:18 ID:xasqMjm5O
自殺が高い県の私立医大の医局の医者の精神科はプシコとよばれ差別されているそうです。医者自体が精神科を受診したくないそうです。入院患者の薬をストックしているそうです。事実はわかりません。
108卵の名無しさん:2009/08/12(水) 13:53:32 ID:WNC3++NN0
身体疾患、みれないのが多くて困るな。

だから向精神薬の副作用もきちんとチェックできないし。
109卵の名無しさん:2009/08/12(水) 16:37:20 ID:1rarOs+P0
>>107
「プシコ」って Psychiatry か Psychology の意味なのかな?
だったら、P はサイレントだろうから
本当は「サイコ」でいいんじゃない?
なんでわざわざサイレントの P を読んで「プシコ」なんて発音するのですか?

だけどやっぱり「プシコ」っていうと、精神科という診療科そのものをさすのか
精神科の医者をさすのか、精神科の患者をさすのかやっぱりわからないですね。

もっとも「プシコ」がひとつの診療科の呼び方なんていうことに限定しないで、
アモーレとプシケの神話に由来するんだったら魅力的な呼び方だと思うし、
「プシコ」が「精神そのもの」のことをさすとしたらなんとなく落ち着けますけどね。
110卵の名無しさん:2009/08/12(水) 16:40:16 ID:BQYHP0pK0
>>104
耳かき屋にでも行けよ。
111卵の名無しさん:2009/08/12(水) 18:05:26 ID:1rarOs+P0
たとえば、内科の臨床をやる場合、患者の身体所見だとかレントゲン写真、血液検査あるいは
喀痰細胞診の結果などを材料にして診療にあたるわけですが、それでも現実の臨床の場では、
患者との心理的なやりとりがきわめて重要であり、永年、病院で内科医をやっていると、
レントゲン写真、血液検査といった検査結果は、あくまでも補助的なものであり、
潜在的には、心理学こそが臨床の場の主人公であることがわかります。

とくに内科の病棟には、難病を抱えた患者さんもたくさん入院しているわけですが、
そのような患者さんに直面したときには、心理的サポートの重要性がむきだしになります。

ただ、やっぱり精神科のように、あからさまに「精神」というものを主題にしてしまうと
「それでは人間の精神っていったい何なのよ?」といった答えようのない疑問に行きあたるし
「人間の精神と言った瞬間に、それはすでに精神でないのではないか」という白々しさにも
直面します。私が精神科に行っても、アイデンティティが保てないと思ったのは、そこですよ。

112卵の名無しさん:2009/08/12(水) 18:21:30 ID:NzgmqdWI0
>>111

identity なんて身体科でも希薄なのは一緒。
大学で心臓外科しかやって無くたって、いつまでもそれでやれる訳じゃない。
内科の臨床で喀痰からクラス5が出れば、心理もクソも無い。
肺癌取り扱い規約、熟読するだろう。訴えられないように標準的治療から
大きく逸脱しない手だてを考えるはず。心理はその後、付け足し。
藻れは心理士にやらせる。力動をいじるのは暇人の余儀。

精神科も、今時は脳の臨床。精神症状を取り扱うから精神科。
なにぶん遅れた分野だからすっきりとしない。
が、向精神薬の発達、というよりも治療経験の蓄積で昔よりは随分とマシにはなった。
家族病理や社会保障の手だて、これは身体科も同様の事情。
113痴呆:2009/08/12(水) 23:40:54 ID:zCaASTgv0
>>111
医者に限らずどんな仕事でも、最初から普遍で中心的なもの
なんかないだろ。
「精神」なんて観念的な単語を最初に中心におくから
そういう思考のわなにはまるんであって、精神科臨床の場で
要求されることってのは、主に行動やコミュニケーションの問題に
ついて、治療の可能性を判断したり導入したりの部分なんだから、
そういう要請に応えるうちにアイデンティティになってくんだ。
そういう議論はとっくの昔に禅問答で終わってる。
坊主も意味わからず経を唱えることから始めるんだし、
職人も基礎的な下積みがあってこそ花開くし、本当に基礎を
積み上げた人は時代が変化しても基本に戻って対応できる。
臨床はね、要請に応えようとすることが基本であって、
そのためのノウハウを築くのが重要なの。
ジュースが飲みたいと思ったら、どんなジュースであるべきかを
考えるより、容れ物を用意するのが先なんだよ。
114卵の名無しさん:2009/08/12(水) 23:43:24 ID:1rarOs+P0
>>112
>>identity なんて身体科でも希薄なのは一緒

いえいえ、内科なら、ある程度、納得できる標準的な治療方法が確立されているし、勉強熱心で
内科の臨床がなじんでくるところまでやっている先生なら、自分の臨床経験や、内科学の学問
の豊かさに、アイデンティティを感じることも出来るでしょう。すくなくとも、精神科医の
ように、精神科の存在それ自体に対する矛盾に悩み続けることもないでしょうし・・

>喀痰からクラス5が出れば、心理もクソも無い

いえいえ、喀痰からクラス5が出たような患者こそ、取り扱い規約に則した治療だけでなく
心理的なサポートが重要になってくるわけよ。

>向精神薬の発達、というよりも治療経験の蓄積で昔よりは随分とマシにはなった。

だけど、精神世界には絶対に破れない壁みたいなものがあると思うんだよ。
どんなに頑張っても、どんなに医学が発展しても絶対に破れない壁が・・
もっとも、だからこそ精神医学は神秘的で魅力的だとも言いうるんですけどね。

115卵の名無しさん:2009/08/13(木) 00:23:36 ID:S3tpWktj0
指定医取るためだけの転科組み ある患者のこずかいを250円にするか300円
にするかを真剣に討論してるのを見て・・・ああ、俺もここまで落ちたか。。。
と日々絶望。精神科医はまじで体のことは何にもできない。本当に怖いくらい。

116卵の名無しさん:2009/08/13(木) 00:35:26 ID:HxJ4tLW+0
>>109
ドイツ語読みだと思います。
117卵の名無しさん:2009/08/13(木) 01:37:04 ID:70eEwDexO
>>109
プッシー(売春婦?)にかけたのかと思った。
118卵の名無しさん:2009/08/13(木) 01:38:02 ID:QdSgtNMG0
>>113
>臨床はね、要請に応えようとすることが基本であって、
>そのためのノウハウを築くのが重要なの。

だからその精神科医に対する「要請」っていうものが、結局のところ
「社会通念」だとか「時代精神」を規範にした要請になるわけだけど、
その「社会通念」だとか「時代精神」なるものがそもそもいったい何なのか
考えるのがアカデミックな姿勢だと思うんだよ。

たとえば、向精神薬を使用して暴れている患者が、見かけ上おとなしく
なったり、うつ状態の患者の気分が一時的に高揚したとしても、それを
「本当の治療」といっていいのかどうかなんてぜんぜんわからない。
そういう意味では、精神科の治療なんて葛藤につぐ葛藤なんですよ。
119痴呆:2009/08/13(木) 08:05:16 ID:Uk23akr60
>>118
>だからその精神科医に対する「要請」っていうものが、結局のところ
>「社会通念」だとか「時代精神」を規範にした要請になるわけだけど、
>その「社会通念」だとか「時代精神」なるものがそもそもいったい何なのか
>考えるのがアカデミックな姿勢だと思うんだよ。

ふーん。
目の前の患者や家族の話じゃなくて、いつも脳内のアカデミックと
やらと戦ってるなら、それがあなたのアイデンティティだね。
120痴呆:2009/08/13(木) 08:14:52 ID:Uk23akr60
>>118
>たとえば、向精神薬を使用して暴れている患者が、見かけ上おとなしく
>なったり、うつ状態の患者の気分が一時的に高揚したとしても、それを
>「本当の治療」といっていいのかどうかなんてぜんぜんわからない。
>そういう意味では、精神科の治療なんて葛藤につぐ葛藤なんですよ。

「本当の治療」なんてもんがあるという想定をしたことがないな。
現時点での医学的な知識、情報を提供した上で、本人や家族の
主体的な選択を援助するのが治療だろ。
プロが葛藤を抱えきれないんじゃあ、患者に不安がられるぜ。
121卵の名無しさん:2009/08/13(木) 10:29:25 ID:uffKgeCy0
だいたい、精神科医なんて、人間のクズだろうが
122卵の名無しさん:2009/08/13(木) 12:30:55 ID:snjaCBQP0
>いえいえ、喀痰からクラス5が出たような患者こそ、取り扱い規約に則した治療だけでなく
心理的なサポートが重要になってくるわけよ。

優先順位が違うだろう。
まず優先順位をしっかりと見極め、抜かりなく吟味し
おさえといてからの暇話が、心理じゃ、なんちゃら。

葛藤なんてどんな科、いや職業だって不可避だよ。
ラーメン屋、町役場の公務員、キャバ嬢、皆葛藤の塊だ。

例外は狂信的プロ宗教家だけ。悟りなんぞとごまかす。
123卵の名無しさん:2009/08/13(木) 14:50:09 ID:zkINahJh0
>>119
>ふーん。
>目の前の患者や家族の話じゃなくて、いつも脳内のアカデミックと
>やらと戦ってるなら、それがあなたのアイデンティティだね。

目の前の患者や家族の話を聞くのが大切なのは、その通りだよ。だけど
精神科医としてやっていくためには、自分の考え方を整理する必要があるでしょ。
つまり精神科医としてのしっかりした自分自身を持っていて、はじめて精神科医
として患者の話を聞くことができるわけよ。

>>120
>「本当の治療」なんてもんがあるという想定をしたことがないな。

向精神薬による治療に限らず、精神科の治療っていうのは非常に「二面性」が強いわけよ。
だからつきつめて考えれば、精神科の治療が患者におよぼす効果は、結局のところ
「ゼロサム」だと思う。で、精神科医がそのことを十分理解して、そこから治療をスタート
するのであれば、すばらしい精神科医になれる可能性はあるでしょ。

>>122
>葛藤なんてどんな科、いや職業だって不可避だよ。
>ラーメン屋、町役場の公務員、キャバ嬢、皆葛藤の塊だ。

人間の精神世界の「わからなさ」だとか、矛盾、葛藤は群を抜いてるでしょ。
「人間の精神と言った瞬間に、それはすでに精神ではない」といったパラドックス
に耐えられる人ならいいのかもしれないけど・・
124卵の名無しさん:2009/08/13(木) 16:40:34 ID:zkINahJh0
>>113
>ジュースが飲みたいと思ったら、どんなジュースであるべきかを
>考えるより、容れ物を用意するのが先なんだよ。

真に幸福であること それはわたしたちがいかに終るかではなく、いかに始めるかの問題であり
また、私たちが何を所有するのかではなくて、何を欲するかの問題である。
ロバート ルイス スティーヴンソン「若い人々のために」

どのようなジュース(人生の目標)を飲むのかは、きわめて重要な問題であり
容れ物(人生の舞台装置)は、あとからできてくるという考え方も成立するでしょ。

125卵の名無しさん:2009/08/13(木) 17:59:36 ID:zkINahJh0
>>120
>現時点での医学的な知識、情報を提供した上で、本人や家族の
>主体的な選択を援助するのが治療だろ。

本人や家族に、選択可能ないくつかの治療方法を提示して、治療にあたるのはもちろんだけど
やっぱり、治療にあたる精神科医も選択された治療の妥当性についてある程度は自身だとか責任
を持っている必要があるわけですよね。
そういう意味では、やっぱり精神科医としてのアイデンティティが重要なわけですよ。

>プロが葛藤を抱えきれないんじゃあ、患者に不安がられるぜ。

私は、精神科医を目指して医学部に入学した人間です。そんな私が医学部の卒業まぎわに
考えたことは、やっぱり精神科医としてやっていくためには、自分の考えかたを整理する
必要があるということ、つまり精神科医としてのしっかりした自分自身を確立させる必要
があると考えたわけです。だけど、それが葛藤だらけで、結局、自分の考え方を整理する
唯一の方法は、精神科医に行かないことだというパラドックスに到達したわけですね。
126痴呆:2009/08/13(木) 19:57:09 ID:Uk23akr60
>>124
>どのようなジュース(人生の目標)を飲むのかは、きわめて重要な問題であり
>容れ物(人生の舞台装置)は、あとからできてくるという考え方も成立するでしょ。

ジュースの中身がやっときまったときに、
容れ物がなかったのに気づくタイプだな。
127痴呆:2009/08/13(木) 19:57:51 ID:Uk23akr60
>>125
>自分の考え方を整理する
>唯一の方法は、精神科医に行かないことだというパラドックスに到達したわけですね。

大正解。あなたはならないほうがいい。
128卵の名無しさん:2009/08/13(木) 20:21:15 ID:snjaCBQP0
>人間の精神世界の「わからなさ」だとか、矛盾、葛藤は群を抜いてるでしょ。
「人間の精神と言った瞬間に、それはすでに精神ではない」といったパラドックス
に耐えられる人ならいいのかもしれないけど・・

精神活動に特権性があるかの如き、19世紀的偏見に
足をすくわれとりますなあ。

あんたのいうパラドックスにこそ、
人間の貪欲で豊穣な知の源泉、可変性の保証がある。
129卵の名無しさん:2009/08/13(木) 22:52:19 ID:zkINahJh0
>>117
「プシコ」と「プッシー」って全く別物なんだろうか?

どちらも、ものすごく神秘的で、創造の源という意味でもそっくりだよね。
ある意味では、どちらも「永遠のあこがれ」であり「生きる意味」そのものだったりするよね。
130卵の名無しさん:2009/08/13(木) 23:37:27 ID:KSsBc8y50
医学部の卒業生の進路を見ていると、ものすごくまじめで優秀で
医学生の鏡のようなやつが精神科に行くよね。それはなぜ?
精神科だと業績があげやすいのかな?
それとも、精神医学は住み心地のいい学問なのかな?

たとえば、もともと自閉症だとか離人病でプシコがかった人が、
一念発起して医学部の入学試験をくぐりぬけて精神科医になっても、
ひょっとしたら救われないかもしれないよね。
131卵の名無しさん:2009/08/13(木) 23:44:15 ID:N63gFwpR0
シゾってなに?
132卵の名無しさん:2009/08/13(木) 23:51:23 ID:qV24pdqd0
gugurekasuのことだよ
133卵の名無しさん:2009/08/14(金) 00:39:50 ID:MsjW0Fe+O
100レス超でも答えがでないという、興味深い答えが出ましたねー?
即ち現役のP科医先生は、自らのアイデンティティを説明できないと。言ったとしても学生のスレ主にことごとく論破されてしまうレベルなんですね。
134卵の名無しさん:2009/08/14(金) 02:01:35 ID:UBaJzQj40
ttp://www.youtube.com/watch?v=4_jEBaMGjBE

この大阪在住のスコットというアメリカ人は日本の精神病医療を馬鹿にしている。

「大阪には精神科医は数人、東京にも数人しかいない。またそのほとんどが
外国人だ。日本には精神科の施設が皆無だ。また、日本の精神病医療は
欧米の70年前のレベルだ。」
135卵の名無しさん:2009/08/14(金) 06:36:34 ID:/lZvybop0
何か言い返す=論破 っていうんなら私なんか年中患者さんに論破されっぱなしですよ。
うちの病棟(急性期)では最後は皆、「先生ありがとうございました」って帰っていくんですけどね。
136痴呆:2009/08/14(金) 06:44:04 ID:QMVnbguM0
>>133
アイデンティティとは体験するもんであって、誰かが誰かに
おしつけるもんじゃないからな。
俺はこうだ、と言いっぱなしにできるから、
スレ主もそうやって自分の世界に逃げてるんだよ。
137卵の名無しさん:2009/08/14(金) 08:00:49 ID:0690bM+E0
精神科がめざしているのは、鉱物的な涅槃の世界なんだろうか?
そこは確かに時空を超越した不思議な安堵感がある。
でも、ふっとわが身を振り返ったときに・・

大学医局の精神科の先生方が、精神科をめざして門戸をたたいてくる学生に
対して一貫して「来るものは拒まないけど、積極的に精神科を勧めることは
ない」というスタンスをとるのはなぜ?
138卵の名無しさん:2009/08/14(金) 13:18:24 ID:t0I8h5bI0
どこの医局も同じだ。
自分も辞めようと思ってる香具師ばかり。
139卵の名無しさん:2009/08/14(金) 13:43:04 ID:BDoGpCs10
最低最悪、くず医者の廃品回収 何も出来ない精神科医。
140卵の名無しさん:2009/08/14(金) 14:11:10 ID:6wSfYck/O
アイデンティティーなんて臨機応変に変えていかないと
今の医療なんてやっていけないでしょう
141痴呆:2009/08/14(金) 15:32:25 ID:u9wKyARB0
>>137
>精神科がめざしているのは、鉱物的な涅槃の世界なんだろうか?

勝手にへんな幻想をもってるようですねえ。

>大学医局の精神科の先生方が、精神科をめざして門戸をたたいてくる学生に
>対して一貫して「来るものは拒まないけど、積極的に精神科を勧めることは
>ない」というスタンスをとるのはなぜ?

そのスタンスの理由を、遅かれ早かれ自分で理解できる人は
ありふれた精神科医になれます。
空気読まずに研修医を引っ張り込もうとするやつもいるけどねえ。
142卵の名無しさん:2009/08/14(金) 15:35:14 ID:N5igXo/y0
>>137
>大学医局の精神科の先生方が、精神科をめざして門戸をたたいてくる学生に対して
>一貫して「来るものは拒まないけど、積極的に精神科を勧めることはないという
>スタンスをとるのはなぜ?

もっと言えば、結果的に今の時点で精神科の医局に入局なさっている先生方は、
東京大学の進学振り分けのように、学生時代の成績で精神科に振り分けられたのではなくて、
過去のどこかの過程において精神科を希望された瞬間が確実に存在して、それで精神科に入局
された先生方だという事なんだよ。だから今の時点ではどんなに廃人のように見える精神科の
先生であっても、少なくとも精神科に入局した時点においては、精神科医の積極的な存在意義
だとかアイデンティティーといったものを持っていたはずなんだよ。

はれて医師国家試験に合格して、新しい精神科医の先生として精神科の医局に入局なされた
ばかりの、若々しくて夢と希望に満ちあふれた精神科の先生達の表情は、忘れられませんね。

>>140
>アイデンティティーなんて臨機応変に変えていかないと
>今の医療なんてやっていけないでしょう

ここで問題にしている精神科医のアイデンティティーとは、
患者に向き合ったときの見かけ上の姿勢、営業上の姿勢という意味ではなくて
精神科医としての自分自身だとか存在意義という意味ですよ。もちろん。

143卵の名無しさん:2009/08/14(金) 20:15:22 ID:t0I8h5bI0
パーソナルで個人的、センチメンタルな思い込みと
職業的、食っていく道とは全く別な次元だ。

自己同一性、なんて宗教家以外は持つべきではないし、
個人的思い込みは有害。そもそも臨床に向いてないよ。


存在意義、なんてボダみたいな未熟な言術だなあ。
そんなものは、ペットの犬か養豚所の豚しか今時所有していない。
他者のまなざしってもんが、欠けていては職業人としての資格ないな。
144卵の名無しさん:2009/08/14(金) 22:58:35 ID:2U1dWzCM0
>>143
>自己同一性、なんて宗教家以外は持つべきではないし、
>個人的思い込みは有害。そもそも臨床に向いてないよ。

自己同一性の問題は、臨床心理学や精神医学における大きなテーマであり、
患者の自己同一性が保てるのかどうかが、臨床心理学上の大きな課題でしょ。
まず、そういう大前提があって、それでは精神科の臨床を行っている
精神科の先生方の自己同一性についてはどうなのか?っていう問題提起が
このスレの趣旨でしょ。

「自己同一性なんて持つべきでない」という考え方をする精神科医なんて
存在するんだろうか?
145卵の名無しさん:2009/08/14(金) 23:45:50 ID:HoFkLEiT0
>>144
自己同一性はタマネギの皮みたいなもので、
剥いても剥いても皮ばかりで、本体なんかないんだ。

職業的な同一性は、その中でもかなり表層に位置するものだね。
上着やズボンを着ていないと恥ずかしいけど、
その日の気分やTPOで、取り替えもしやすい。

いずれにせよ、自我というのは他者との関係の中から生まれてくるのだから、
頭の中で考えていても、なんにも見つからないんだよ。
146卵の名無しさん:2009/08/14(金) 23:52:25 ID:t0I8h5bI0
文脈、cntext、ってことで多彩に使い分ける術を持たねば精神科、
いや身体科でも臨床は無理だよ。
患者さんは、ボロボロでもとにもかくにも
まとめ上げないと退院させられんだろう。
それを一仮説として自己同一性と呼びたい馬鹿、or,大先生は
そう呼びたければ呼べばよいし、それもありだよ。

あんたがここで振り回しているせせこましく貧弱な
identityとかは、精神科医療とは無縁であるし、かみ合わないし、
他人に押し付ける、or,ない答えを無理やり求めるのなら有害だよ。
147卵の名無しさん:2009/08/15(土) 06:37:49 ID:/BHqDBVu0
>>145
>職業的な同一性は、その中でもかなり表層に位置するものだね。
>上着やズボンを着ていないと恥ずかしいけど、
>その日の気分やTPOで、取り替えもしやすい。
>>146
>文脈、cntext、ってことで多彩に使い分ける術を持たねば精神科、
>いや身体科でも臨床は無理だよ。

たとえば、長年ある職業についていて、ある日ふっと気がつくと
仕事そのものになっている自分に気がつくわけだ。
医者の世界にも精神科だとか内科といった住み分けがあるけど、
気がつくと内科という診療科が、自分の住んでいる家になっている。
大学だとやっぱり立派な論文が業績という考え方があるでしょう。
医学部の学内には「学位論文が医者のアイデンティティーだ」と仰る
先生がたくさんいるけど、気がつくと自分自身が論文になっている。
つまり「この論文は自分です」という感覚に到達するわけですよね。
そういう感覚のことをアイデンティティーといっても問題ないでしょ。

>>146
>あんたがここで振り回しているせせこましく貧弱な
>Iidentityとかは、精神科医療とは無縁であるし、かみ合わないし、
>他人に押し付ける、or,ない答えを無理やり求めるのなら有害だよ。

私がここで言っているアイデンティティーとは、精神科医療における
自己同一性というよりかは、「本当の自分」だとか「本当の自由を得る
ための生き方」といった意味のほうが大きいでしょうね。
かつては精神科志望で、大きな希望を抱いて医学部に入学したけど、結局
精神科に入局しても、精神科医としてのアイデンティティーが保てない限り
「本当の自分」だとか「本当の自由」も得られないのではないか、
といった意味でしょうね。
148145:2009/08/15(土) 07:38:40 ID:6lkT4mrz0
>>147
>そういう感覚のことをアイデンティティーといっても問題ないでしょ。

アイデンティティはどこにでも宿る。
飯を食わないでいることにアイデンティティを見いだして死んでしまう人もいるな。
自己規定と他者の承認が一致すれば、安定したアイデンティティが得られるだろうが、
他者との関係を無視したアイデンティティ構築は、自己成立の基盤を切り崩して人格崩壊にいたる。
私は>>146ではないんだが、「本当の自分」だとか「本当の自由」なんてもともと存在しない幻想だね。
149卵の名無しさん:2009/08/15(土) 08:13:26 ID:8at2FwQP0
>>141
>>大学医局の精神科の先生方が、精神科をめざして門戸をたたいてくる学生に
>>対して一貫して「来るものは拒まないけど、積極的に精神科を勧めることはない」
>>というスタンスをとるのはなぜ?

>そのスタンスの理由を、遅かれ早かれ自分で理解できる人は
>ありふれた精神科医になれます。

精神科は、人間社会における構造的な歪にできた矛盾点そのものであり、
精神科の病棟だけでなく医局の空間も、構造的な矛盾点から生じた虚像の
ような空間ですね。そこには「人間の精神と言った瞬間に、それはすでに
精神ではない」「自分は精神科医なのだと意識して構えた瞬間に、自分の
存在意義がなくなってしまう」「確固とした診断基準や治療指針がないから、
結局のところどっちが医者でどっちが患者なのかもわからない」といった
パラドックスがうずまいていて曖昧模糊としているわけですね。

しかし「矛盾しているからこそ可能性がある、わからないからこそ発展性が
ある」というのも一面の真理であり、精神科が特殊な科であることを十分
理解した上で納得できるなら精神科に入局するという選択肢もありだよ、
という意味でしょ。精神科は、非常に神秘的で不思議な安堵感が得られる
大変魅力的な科でもありますよね。でも・・
150卵の名無しさん:2009/08/15(土) 09:22:47 ID:8at2FwQP0
>>148
>自己規定と他者の承認が一致すれば、安定したアイデンティティが得られるだろうが、
>他者との関係を無視したアイデンティティ構築は、自己成立の基盤を切り崩して人格崩壊にいたる。
>「本当の自分」だとか「本当の自由」なんてもともと存在しない幻想だね。

「自分の内側にある世界は、自分の外側にある世界と等しい 」
という意味では、自己と他者の相互作用が重要なのは当然であり、
他者の相互作用こそが、豊かな自己そのものであるともいえましょう。

長年、内科医をやっていると、 レントゲンだとか血液検査といった検査は、
あくまでも補助的なものであり、 内科の臨床の場においても、患者との
心理的なやりとりこそが、主人公であることがわかります。

さて、内科医だと学生時代に苦労して学んだ、解剖学・生理学・病理学・
薬理学などの知識が生かせるし、医者になってからもそれらを有意義に
発展させた勉強が続けられる、それが内科医のアイデンティティであり
「本当の自分」と考えることもできるわけですよね。

精神科の場合でも、大脳生理学や薬理学の知識が生かせるだろうと言う
かもしれませんが、精神科領域の治療っていうのは、やっぱり、いい面と
そうでない面の二面性が非常に強いと思うんですよ。結局、治療そのものが
いいのかどうかわからないんですね。したがって、治療を施す側にまわった
人間のアイデンティティも保てないのではないか、ということですよ。
151卵の名無しさん:2009/08/15(土) 10:19:55 ID:yVAL1bM50
>そこには「人間の精神と言った瞬間に、それはすでに
精神ではない」「自分は精神科医なのだと意識して構えた瞬間に、自分の
存在意義がなくなってしまう」「確固とした診断基準や治療指針がないから、
結局のところどっちが医者でどっちが患者なのかもわからない」といった
パラドックスがうずまいていて曖昧模糊としているわけですね。

何とも古臭い記述。ま、それが人間がすぐにぶつかる現実だあ。
仕事すんなら、金もらうならその空虚さ、曖昧さに耐えねばならない。
医者も、ラーメン屋も役場の戸籍係、キャバ嬢も。
患者に自分の姿、思念の歪みを教えてもらう、何て事は日乗茶飯だし、
有難いことじゃ。

>「自分の内側にある世界は、自分の外側にある世界と等しい 」
という意味では、自己と他者の相互作用が重要なのは当然であり、
他者の相互作用こそが、豊かな自己そのものであるともいえましょう。

ここが19世紀までの西欧的価値観の崩壊の端緒だ。
自分、他者、この発想が果てしない迷路にはまる。
自分とは何であるかという、答えのない問いには答えられないし、
他者様の評価の集積が人格だ、といった有名なバカもいた。
自己とは他者によって凌辱されつくしたぼろぼろの死体だ、あくまで主観だけどな。
それを豊かだとか飾り立ててもなあ、しょうもない。

精神科に限らず、臨床とは医者と患者さまとの関係性のことをいう。
どれが補助的で、どれがそうではないとかは、その場、状況で決まってくる。
クラス5が出れば、その後の検査、組織型の考察、侵潤範囲、遠隔転移
ステージ、治療法がまず優先し遅滞なく仕事をせねばならん。
情緒的価値判断を絡ませた思考では、混乱するだけだ。

ま、テレビゲームでもやってみらんと、実際のところは分からんからな。
臨床も、外野観客席でごちゃごちゃ言う分は自由勝手だ。
152卵の名無しさん:2009/08/15(土) 11:26:16 ID:dI2tjwre0
>>151
>仕事すんなら、金もらうならその空虚さ、曖昧さに耐えねばならない。
>医者も、ラーメン屋も役場の戸籍係、キャバ嬢も。

いやいや、風俗嬢のほうが、精神科医よりも、体をはった仕事らしい
仕事をしてますよ。風俗嬢も高級店の嬢になればなるほど、お客への
心理的なサービスがメインになってくると思うんだけど、そういう
心理的なサポーターという意味においても、体が資本の風俗嬢のほうが、
医師免許や学歴にふんぞり返っている精神科医よりずっと上ですよ。

>自分とは何であるかという、答えのない問いには答えられないし、
>他者様の評価の集積が人格だ、といった有名なバカもいた。

「自分とはなにか?」と考えることこそ、本当の学問の始まりだろうし、
学問の本当の意味は「己を知ること」にあるわけですよね。
精神医学だって1つの学問なんだから、とことん突き詰めれば、自分自身
への問いかけになってくると思いますよ。他者様の評価の集積が個人の
人格に大きな意味を持ってくるのは、心理学の初歩の初歩であり、
他者様の評価の集積≒人格といっても、完全な間違いとまでは言えない
でしょうね。たとえば、学校の先生だったら、だいたいこういう考え方を
するんじゃないか、みたいな判断は、当然出てくるわけよ。
153卵の名無しさん:2009/08/15(土) 13:48:54 ID:qBw4zjex0
訳のわからない内容の空虚な語彙を並べ立て素人を煙に巻いてしまう
あたりがいかにもプシコ医らしいな。
154卵の名無しさん:2009/08/15(土) 14:58:50 ID:6lkT4mrz0
>>150
>「自分の内側にある世界は、自分の外側にある世界と等しい 」

これって、どういう意味?

>精神科領域の治療っていうのは、やっぱり、いい面と
>そうでない面の二面性が非常に強いと思うんですよ。

別にそんなことは思わないけどな。
患者が望んでいることは、ごく具体的な心の平安ですね。
たとえ治療目標がそこになかったとしても。

この100年間、ときに想像を超える患者たちに鍛えられてきた
精神医学の枠組み設定は、そんなに脆弱じゃないですよ。
155卵の名無しさん:2009/08/15(土) 16:52:41 ID:h4Og35m80
>>154
>>「自分の内側にある世界は、自分の外側にある世界と等しい 」
>これって、どういう意味?

自分の外側の世界は、自分の内側にある世界を現象化したものなのではないか?
したがって、自分の内部と外部は、表裏一体の関係にあるのではないか?
156卵の名無しさん:2009/08/15(土) 17:12:46 ID:6lkT4mrz0
>>155
んなわけないでしょ。
なんで、そんなふうに考えるようになったの?
157卵の名無しさん:2009/08/15(土) 17:40:10 ID:h4Og35m80
>>154
>>「自分の内側にある世界は、自分の外側にある世界と等しい 」
>これって、どういう意味?

おしなべて、学業や仕事が順調で、人間関係に恵まれている人の人格だとか内部の世界も
豊でしょ。例外もあるかもしれないけどね。

>>154
>患者が望んでいることは、ごく具体的な心の平安ですね。

患者が望む心の平安って「涅槃」っていう意味なのかな?
人間は人生に絶望したり葛藤をいだいたりするからこそ人間なのかもしれないし、
このスレでなんども言っているように、向精神薬などを用いて見かけ上の心の平安が
得られても、それが本当の治療といっていいのかどうかやっぱりわからない。
158卵の名無しさん:2009/08/15(土) 18:41:19 ID:6lkT4mrz0
>>157
>おしなべて、学業や仕事が順調で、人間関係に恵まれている人の人格だとか内部の世界も
>豊でしょ。例外もあるかもしれないけどね

それがどうして、外界が内界の現象化なの?

>それが本当の治療といっていいのかどうかやっぱりわからない。

嵐が過ぎ去ったあとは、患者さんに任せればいいんじゃないですか?

159卵の名無しさん:2009/08/15(土) 19:13:48 ID:h4Og35m80
>>158
>それがどうして、外界が内界の現象化なの?

「外側が内側を作る」という考え方と「外側は、内側の現象化である」という考え方は,
考え方のレベルの違いはあるけど、表裏一体の関係にあるでしょ。

それでは、内側と外測で、どちらが先なのかという問題がありますが、
内側と外測は相互作用的で、結局のところ、内側=外測に集約されると
考えると落ち着くでしょ。
160卵の名無しさん:2009/08/15(土) 21:10:46 ID:6lkT4mrz0
>>159
>内側と外測は相互作用的で、結局のところ、内側=外測に集約されると
>考えると落ち着くでしょ。

そりゃそうだけど、その本当の意味はもっと根本的なものでしょ。
外界を内界の現象化だなんてことが簡単にいえるのには、ビックリ。

だいたい内側=外側だったら、アイデンティティなんてはじめから問題にならないのに。
161卵の名無しさん:2009/08/15(土) 22:01:08 ID:h4Og35m80
>>160
それでは、現実というものは、人間の外側にあるのか、それとも内側にあるのか?
どちらでしょう?

日常の生活レベルだと、現実は人間の外側にあるのがあたりまえのような気がするけど、
人間の知覚だとか認識論のレベルで考えると、現実は人間の内部に存在することがわかります。

たとえば普通に精神科医のアイデンティティっていった場合は、日常臨床レベルにおいて
精神科医が患者と向き合ったときの精神科医の姿勢といった意味ですよね。

それでは、その精神科医が自分自身を振り返ったときの、その精神科医の内部に存在する
現実とは何?ってことですよ。
162卵の名無しさん:2009/08/15(土) 22:06:09 ID:6lkT4mrz0
>>161
>それでは、現実というものは、人間の外側にあるのか、それとも内側にあるのか?
>どちらでしょう?

ばかばかしい。目の前にあるじゃないか。

>それでは、その精神科医が自分自身を振り返ったときの、その精神科医の内部に存在する
>現実とは何?ってことですよ。

だから、内部に現実なんてない。
オレが何をするか、ということだけさ。
163痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/15(土) 22:12:33 ID:q5qlzgAp0
>>161
>>160
>それでは、現実というものは、人間の外側にあるのか、それとも内側にあるのか?
>どちらでしょう?

>日常の生活レベルだと、現実は人間の外側にあるのがあたりまえのような気がするけど、
>人間の知覚だとか認識論のレベルで考えると、現実は人間の内部に存在することがわかります。

>たとえば普通に精神科医のアイデンティティっていった場合は、日常臨床レベルにおいて
>精神科医が患者と向き合ったときの精神科医の姿勢といった意味ですよね。

>それでは、その精神科医が自分自身を振り返ったときの、その精神科医の内部に存在する
>現実とは何?ってことですよ。

精神科医を断念した自分の中身が
空疎だからって、世の中の精神科医の
中身が空疎だとは限らんだろ。
たいていの精神科医は日常の現実にたいした疑問すら持ってないとは思わんのかな。
164卵の名無しさん:2009/08/15(土) 22:25:25 ID:h4Og35m80
>>162
>ばかばかしい。目の前にあるじゃないか。

だから、本当の現実は「現実は目の前にある」と認識した人間の内部の視細胞なり脳細胞にある
という考え方も否定できないでしょ、という意味ですよ。

>>163
>精神科医を断念した自分の中身が 空疎だからって、
>世の中の精神科医の 中身が空疎だとは限らんだろ

ですから空疎でない世の中の大多数の精神科医の中身は何って聞いてるんですよ。
165痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/15(土) 22:29:59 ID:q5qlzgAp0
>>149
>しかし「矛盾しているからこそ可能性がある、わからないからこそ発展性が
>ある」というのも一面の真理であり、精神科が特殊な科であることを十分
>理解した上で納得できるなら精神科に入局するという選択肢もありだよ、
>という意味でしょ。

予想通りだが、その解釈では不十分だよ。
可能性や発展性なんかに、スタンスの根拠は無い。
当初のあなたみたいに意気込んで入局しようとする奴に限って
思考の罠にはまって自滅する奴が多いし、かといって
その気がないのに強引に誘ってもボダ相手にしたりする
ストレスに耐えられるもんじゃないからそういうスタンスなんだ。
あなたは精神科には向いてなかったんだし、自覚して
入局しなかったんだからめでたしめでたしじゃないか。
166卵の名無しさん:2009/08/15(土) 22:50:45 ID:h4Og35m80
>>165
>当初のあなたみたいに意気込んで入局しようとする奴に限って
>思考の罠にはまって自滅する奴が多いし、かといって
>その気がないのに強引に誘ってもボダ相手にしたりする
>ストレスに耐えられるもんじゃないからそういうスタンスなんだ。

それでは、精神科に向いている人ってどんな人よ?

何十年たっても、国家試験に合格して精神科の医局に入局したばかりの若々しい精神科医達の
夢と希望とペダントリーにあふれた姿は光り輝いていて、私の頭から離れませんね。
痴呆先生も、精神科医になられたばかりの頃は夢と希望にあふれていたんでしょ?
167痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/15(土) 22:56:02 ID:q5qlzgAp0
>>166
>痴呆先生も、精神科医になられたばかりの頃は夢と希望にあふれていたんでしょ?

失礼な!
若いときより今の方が夢も希望もあるわいw
168卵の名無しさん:2009/08/15(土) 23:08:12 ID:6lkT4mrz0
>>164
>だから、本当の現実は「現実は目の前にある」と認識した人間の内部の視細胞なり脳細胞にある
>という考え方も否定できないでしょ、という意味ですよ。

そんなものは、頭の中で考えた観念に過ぎないよ。
現実は、今、ここで、目の前に現れているんだ。

生きることを図式と説明で良しとするなら、臨床などという営みははじめからあり得ないよね。





もう、めんどくさいから、ちほぴー先生に任せます。
よろしく.〜    オレ、もう寝る。
169痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/15(土) 23:24:36 ID:q5qlzgAp0
>>165
>もう、めんどくさいから、ちほぴー先生に任せます。
>よろしく.〜    オレ、もう寝る。

ちょwwww

>>166
>それでは、精神科に向いている人ってどんな人よ?

僕が思うに、

1) 先入観がない
2) 話すより先に相手の話に傾聴できる
3) 自分の問題に気づくことができる
4) 素直に誰かに相談できる

かな。こんだけ揃えばやってけるだろ。
170痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/15(土) 23:47:41 ID:q5qlzgAp0
>>164
>ですから空疎でない世の中の大多数の精神科医の中身は何って聞いてるんですよ。

挑発キャラという設定なのはわかるが、
他人に教えを請う態度には見えんから、
回答はこないだろな。
俺の中身をお前になんで公開せにゃならんのか、とw
171卵の名無しさん:2009/08/16(日) 09:54:06 ID:5URN3huG0
スレ主逃げた?
172卵の名無しさん:2009/08/16(日) 11:04:04 ID:bKKR7YQI0
>>168
「現実」は、人間の外側にあるのか、それとも内側にあるのか?

日常の生活レベルだと、現実は人間の外側にあるように見えますが、
知覚だとか認識論のレベルだと、現実は人間の内側にある視細胞だとか
脳細胞に存在すると考えてもそれを否定しきれないんですよ。

つまり、現実が人間の外側にあるのか内側にあるのかは、考えるレベルに
よって二元論になっているんですよ。これは哲学の入門書にも書いてある
ような哲学の初歩の初歩なんですけど、精神科医の先生方が、このような
基本的ななことも理解なされないから、ちょっとがっかりしたんですよ。

精神科は「社会」との関連が重要な診療科だと思うんですけど、ここで
言っている「現実」という言葉を「社会」という言葉に置き換えても
いいわけですね。
173卵の名無しさん:2009/08/16(日) 11:22:53 ID:wF2SMO3B0
精神科医なんて実際にはなんにもできないくず、やくたたず、
医者の廃品回収、実際に患者を治してはいない。
けっきょく言葉遊びで煙に巻いてるだけじゃん。
174卵の名無しさん:2009/08/16(日) 11:31:25 ID:bKKR7YQI0
>>172の続き

たとえば、社会生活に不適応な人がいるとしますね。
そういう人に対して、ひとつの対処方法として、外部から圧力をかけて
生活を強制させるという方法がとられるわけですね。それではそうした
外部からの強制だけで、本当に不適応な人が更正できるのかというと
やっぱりそれだけでは不十分なわけですね。やっぱり、本人が本当の意味で
立ち直るためには、本人自身が本人の内部で社会というものを適切に認識
して、社会との関連に折り合いをつける必要があるわけですよ。

治療を行う精神科医の側にも同じことが言えます。

つまり社会の要請だけで患者の管理人として精神科医が存在するという
だけでは、やっぱり不十分です。やっぱり治療を施す精神科医の内部でも
しっかりしたアイデンティティを築いて診療にあたる必要があるのでは
ないか、ということですよ。
175卵の名無しさん:2009/08/16(日) 13:25:42 ID:RxiNcdpQ0
「精神科に行けば何かわかるのではないか?」と考えて精神科に入局
した人が駄目なんだって言われてるけど、それはなぜ?

たとえば、もともと自閉症だとか離人病でプシコがかった人が、
頑張って医学部の入学試験をパスして精神科医になったとしても、
救われないのではないかっていう気がするんだよ。それはなぜ?


その答えは、結局のところ、努力的して精神科医になっても、精神科医は
当初期待したようなやりがいのある仕事ではなくて、臨床経験を積んでも
充実したアイデンティティを築くことも難しいんだっていうことなんじゃ
ないかっていう気がしてきたよ。
176卵の名無しさん:2009/08/16(日) 14:07:32 ID:HZoIU5dl0
現実とは、内と外とは、、
暇人の未熟なDiscureだな。

なんちゃって哲学、現象学、ポストモダン、ぐちゃぐちゃな議論、
個人の自由だが、臨床で飯食う大人は口にしないよ。不毛だ。

自分の、idenntity、とやらの欲望を、職業を通じてちゃっかり
ごっつあんしたいなんて、今時の学生はムシガ良すぎて、あきれるよ。
ま、世間に出れば叩きのめされるだけだが。
177痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/16(日) 15:03:08 ID:m3+RZHhB0
>>175
>「精神科に行けば何かわかるのではないか?」と考えて精神科に入局
>した人が駄目なんだって言われてるけど、それはなぜ?
>
>たとえば、もともと自閉症だとか離人病でプシコがかった人が、
>頑張って医学部の入学試験をパスして精神科医になったとしても、
>救われないのではないかっていう気がするんだよ。それはなぜ?

自分の目的のために臨床(結局は患者)を利用するとか、
医者自身が救われる立場になりたいだなんて、
おこがましいと思わんかね。

精神科も昔ほど暇じゃないんで、ストレスに脆弱な人の居場所は
どんどんなくなってるのは事実ですが、忙しいことと、やりがいや
アイデンティティの形成とは、直接関係ありません。
178卵の名無しさん:2009/08/16(日) 15:43:54 ID:0zIcJHBt0
>>177
大学の精神科医局に入局する理由は、自分の学問的興味からではだめなんでしょうか?

どこの医局に入局するにしても、始めは初期研修医として臨床の基礎の基礎から学ぶわけですよね。
それに精神科医としてやっていくためには精神医学の知識だって身につける必要がありますよね。

だけど、究極において精神医学の学問それ自体は、人間を救えないような気がするていうこと
なんですよ。
179卵の名無しさん:2009/08/16(日) 16:06:51 ID:0zIcJHBt0
>>176
>自分の、identity、とやらの欲望を、職業を通じてちゃっかり
>ごっつあんしたいなんて、今時の学生はムシガ良すぎて、あきれるよ。

臨床経験を積み重ねることによって、医者自身がアイデンティティを形成していく
なんてむしろあたりまえのことだと思いますよ。
医者は一生勉強だし、常に発展していく職業だと思いますよ。
180卵の名無しさん:2009/08/16(日) 16:20:07 ID:0zIcJHBt0
>>177
>自分の目的のために臨床(結局は患者)を利用するとか、
>医者自身が救われる立場になりたいだなんて、
>おこがましいと思わんかね。

精神科の病棟をのぞくと、精神科の患者さんと先生ってそっくりですよね。
ということは、やっぱり精神科に行くような先生って、もともと精神科の患者の素質も
持っている人が多いんじゃないかと思うんですよ。
だからボダの人が救いを求めて精神科医になったっていうケースも少なくないと思うんですよ。
もちろん、それが悪いなんて、誰にも言えないと思いますけどね。
181痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/16(日) 17:54:46 ID:m3+RZHhB0
>>178
>大学の精神科医局に入局する理由は、自分の学問的興味からではだめなんでしょうか?

人手は欲しいから、くる者拒まずだけども。
精神科に意気込んで入ってくる人に限って、
すぐ潰れたりドロッポすることが多くてね。
こっちも期待しないということさ。

>だけど、究極において精神医学の学問それ自体は、人間を救えないような気がするていうこと
>なんですよ。

「気がする」などといういかにも主観的非学問的な感想に
たいした価値はないよ。
どうせ精神医学は、あなたにはもう関係ないだろし。
182痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/16(日) 17:59:17 ID:m3+RZHhB0
>>180
>精神科の病棟をのぞくと、精神科の患者さんと先生ってそっくりですよね。

あなた意外と年食ってますか?
ずいぶん昔の病棟を見たんでしょうかねえ。

>ということは、やっぱり精神科に行くような先生って、もともと精神科の患者の素質も
>持っている人が多いんじゃないかと思うんですよ。

割合が少し高いかもしれんが、他科とたいして変わらんよ。

>だからボダの人が救いを求めて精神科医になったっていうケースも少なくないと思うんですよ。
>もちろん、それが悪いなんて、誰にも言えないと思いますけどね。

いやあ、医局長が文句言われますよ。
なんであんなやつ入局させたんだって。
183卵の名無しさん:2009/08/16(日) 18:56:03 ID:0zIcJHBt0
>>177
>自分の目的のために臨床(結局は患者)を利用するとか、
>医者自身が救われる立場になりたいだなんて、
>おこがましいと思わんかね。
>>181
>精神科に意気込んで入ってくる人に限って、
>すぐ潰れたりドロッポすることが多くてね。

「精神科に行けば何かわかるのではないか?」と考えて精神科に入局しても救われない。
ボダの人が救いを求めて精神科医になっても救われない。
それだったら始めから精神科以外の科に入局したほうがいいという考え方も成立しますよね。

ふだん精神科に入退院を繰り返している患者なんかを、内科の病棟に入院させると
「はじめて人間扱いされた」といってすごく感謝されたりします。
精神科の患者さんを内科の患者として内科の病棟に入院させると精神科の病気も軽快する
というケースがあるんですよ。

それと同じように、お医者さんの場合も、ボダの人が救いを求めて精神科医になっても
廃人になってしまうだけだったら、始めから内科の医局に入局して内科医として大成した
ほうがずっといいという考え方も成立するわけですね。
184痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/16(日) 21:04:01 ID:m3+RZHhB0
>>183
まあ、内分泌科には自分の糖尿病を治したくて入局する人ばかり
なんてことはないわけで、たとえ精神科の特殊性が
あるにせよ、救いを求めて入局する人が多いなんて幻想は、
それと同じくらい奇妙だと思うよ。

>それだったら始めから精神科以外の科に入局したほうがいいという考え方も成立しますよね。

本人はそれでいいですね。
僕らは雑用してくれる若者が欲しいので、よほどの奴でなければ
あえて追い払いませんけど。

>廃人になってしまうだけだったら、始めから内科の医局に入局して内科医として大成した
>ほうがずっといいという考え方も成立するわけですね。

「大成」かよw
「普通」にやれれば御の字だろうに。
謙虚にやったほうが愛されるよ。
185痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/16(日) 21:06:17 ID:m3+RZHhB0
>>183
>精神科の患者さんを内科の患者として内科の病棟に入院させると精神科の病気も軽快する
>というケースがあるんですよ。

真逆のケースもよくあるんですよ。
186卵の名無しさん:2009/08/16(日) 21:26:50 ID:0zIcJHBt0
>「精神科に行けば何かわかるのではないか?」と考えて精神科に入局しても救われない。
>ボダの人が救いを求めて精神科医になっても廃人になってしまうだけ

医学部の入学試験のハードルを乗り越えて、入学してくるほどの人だったら、
例外なく医学部に大きな希望をいだいて入学してきていると思うんですよ。
ボダの人が、精神医学に救いを求めて、限界に近い努力をして医学部の卒業までこぎ着けた。
で、はれて国家試験に合格して精神科の医局に入局しようとしたときに、
上記のような現実しかないっていうことなんでしょうか?
187卵の名無しさん:2009/08/16(日) 21:52:51 ID:0zIcJHBt0
>>184
>救いを求めて精神科に入局する人が多いなんて幻想は、 奇妙だと思うよ。

それでは、今現在精神科の医局に存在している先生方は、いったいなぜ精神科に入局
されたのでしょうか?

「救い」という言葉を「希望」だとか「理想」だとか「神聖ななにか」「純粋ななにか」といった言葉に
置き換えてもほとんど同じ意味だと思うんですけど、精神科医になられた方は、精神科に入局
するときにこのような感情はいだかなかったのでしょうか?
188卵の名無しさん:2009/08/16(日) 22:18:39 ID:HZoIU5dl0
>「救い」という言葉を「希望」だとか「理想」だとか「神聖ななにか」「純粋ななにか」といった言葉に
置き換えてもほとんど同じ意味だと思うんですけど、精神科医になられた方は、精神科に入局
するときにこのような感情はいだかなかったのでしょうか?

精神科に入局するやつたって、事情は様々、千差万別。
家の跡継ぎだったり統合失調症に興味を持ったり、
脳病理が好きなやつだっているよ。
ボダ、だからといっても精神科医として
うまく立ち回っている香具師もそれはそれは多いだろうさ。

救い、希望、持って入局する世間知らず、本当のバカもいるだろう。
が、失望しながら適応してる香具師あり、転科するやつもいるだろうよ。

ま、いい歳してそんなに頭固くて融通利かないんなら、というより
言語的認知機能、少し危ないんじゃないのかな、あんた。

ま、余計な御世話だが、ちょっと不吉なパターンしてるので老婆心ながら。
189卵の名無しさん:2009/08/16(日) 23:50:20 ID:wYL6LX2X0
>>188
私は、市中の病床200床程度の総合病院で長年、内科の勤務医をやってます
けど、たとえば、内科の病棟で入院患者を受け持てば、病気が良くなって
退院していく患者だけでなく、絶対に治る見込みのない末期の患者を受け
持つこともすごく多いです。で、そういう治る見込みのない末期の患者を
受け持ったときでも、ほんのわずかでも患者の病状を落ち着かせることが
できて、苦しみを取り除くことができれば、そこに「ささやかな救い」
「ささやかな希望」を感じることができますし、内科の臨床も突き詰めれば、
患者との心理的なやり取りの中に「誠実さ」だとか「純粋さ」が存在するのか
どうかが勝負であることがいやというほどわかります。もちろん、患者の
診療に熱心に取り組む同僚達の姿の中に「神聖な姿」だとか「理想の生き方」
を感じるのは言うまでもないことです。

精神科の臨床には、そのような瞬間は存在しないのでしょうかね?
190卵の名無しさん:2009/08/17(月) 00:12:40 ID:yXpSancp0
まあ、一本調子、他の文脈への転換をフリーズした文脈脱すれば
あんたも一応話はきちんとできるわけだ。

漏れもなんちゃって内科医だよ。内科での同じ体験、あるある。
貴重だよ、確かに。医者やってて良かったと思う瞬間だよ。
が、しかし、しかしだ、それは余碌、おまけみたいなもんだ。
欲張ってはいけない。何時ももらえる、と勘違いしちゃ大けがのもと。
ささやかな希望、救い、なんてのも一皮むけばエゴ丸出しの自己愛の裏返し、
なんて面も否定しようのない真実だよ。
それを厚顔無恥に否定すれば聖路加の爺と同類だよ。
それに鎮痛剤、麻薬、ステロイドの薬理作用の知識、匙加減のコツが必須だわさ。
除痛できて、初めて心理的面からの緩和ケアが成り立つ、あくまでささやかに。

医療の精神科医療の歴史の曙は、日本でも西洋でも宗教家、寺院、修道院が担っていたが、
今はそんな暢気な時代ではない。
精神科、それも特別崇高な精神性、特権性なんてない、バカには良くされるが。
他科とおんなじだよ。
違うのは、身体疾患の知識、経験を不足で、患者さんに迷惑かける困った
精神科医が多すぎる点だと思う。
191卵の名無しさん:2009/08/17(月) 06:56:20 ID:dMBAYDvy0
おそらく、精神科を受診する患者さんも、精神科医に対して
「精神科医は、心の病のよき理解者であり、自分の悩みをよく聞いて理解
してくれる精神世界のエキスパート」といった希望を抱いて精神科を
受診してきてると思うんですよ。精神科に入局してくる若い先生方だって、
少なくとも精神科に入局したばかりの時点では、先輩の精神科医の先生方に
患者さんが精神科医に抱くのと同じような感情を抱いていると思うんですよ。

そもそも「精神」の「精」は、魂という意味でしょうから、「精神」の
文字通りの意味、解釈は「神々の魂」ということだと思うんですよ。
つまり「精神」の本来の意味は「希望」だとか「理想」だとか「救い」
「神聖ななにか」「純粋ななにか」といったものに非常に近いというか、
まったく同じものといってもいいと思うんですよ。
つまり、精神科に行けばそこに「神々の魂」が存在するのではないか
ということですね。それらはすべて幻想なんでしょうかね。
192卵の名無しさん:2009/08/17(月) 13:45:17 ID:KrxUKYt80
前半
>おそらく、精神科を受診する患者さんも、精神科医に対して
「精神科医は、心の病のよき理解者であり、自分の悩みをよく聞いて理解
してくれる精神世界のエキスパート」といった希望を抱いて精神科を
受診してきてると思うんですよ。

そしてがっかりさせることが、最も大切な精神科医の仕事だな。
大昔のフロイドとかいう大天才兼大バカものが考えだした『転移』がそうだ。
これを取り上げ分析するのが仕事だ!と息巻いていた連中は、
すっかり食い詰めてコンタクトバイトに励んでいたが、どうしていることやら。

後半は、あんたの個人的な思い込みだから、勝手に楽しんでくれ。
193痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/17(月) 16:28:21 ID:5PoQPach0
>>191
>おそらく、精神科を受診する患者さんも、精神科医に対して
>「精神科医は、心の病のよき理解者であり、自分の悩みをよく聞いて理解
>してくれる精神世界のエキスパート」といった希望を抱いて精神科を
>受診してきてると思うんですよ。精神科に入局してくる若い先生方だって、
>少なくとも精神科に入局したばかりの時点では、先輩の精神科医の先生方に
>患者さんが精神科医に抱くのと同じような感情を抱いていると思うんですよ。

>そもそも「精神」の「精」は、魂という意味でしょうから、「精神」の
>文字通りの意味、解釈は「神々の魂」ということだと思うんですよ。
>つまり「精神」の本来の意味は「希望」だとか「理想」だとか「救い」
>「神聖ななにか」「純粋ななにか」といったものに非常に近いというか、
>まったく同じものといってもいいと思うんですよ。
>つまり、精神科に行けばそこに「神々の魂」が存在するのではないか
>ということですね。それらはすべて幻想なんでしょうかね。

ゆるやかに幻滅させて現実的な冷めた
思考に誘導するのが精神療法の要諦ですよ。
精神科医といっても普通の人だな、と
思えるなら、神々の魂ががどうとか
言ってる人よりは現実が見えてるでしょ。
精神分析も他の技法でも同じこと。
幻想を静かに少しずつ気長に削り取って、
終いには自分で削る方法を身につけて
もらうわけだ。
あなたの場合、相当幻想に浸ってた
みたいだから、難しそうだねえ。
194卵の名無しさん:2009/08/17(月) 18:35:45 ID:xvGwWgbx0
成田先生も精神療法とは「少しずつがっかりさせること」ってようなことを
書いてましたね。

治療の最初の時期はある程度の理想化を持たせることが必要ですが

「カリスマ精神科医」になるのはダメだってのもどこかで読みました。中井先生だったかな。
195卵の名無しさん:2009/08/17(月) 20:50:51 ID:Ye0Txs9b0
なんだか精神科が、スタンダールの「パルムの僧院」のように思えてきましたよ。

パルムの僧院に、鎖につながれた囚人達が「鎖を切れば牢屋から脱出できるんだ」なんていう
現実不可能な夢を決していだかないように、鎖をしっかり縛ってやるのが牢屋の看守の最高の
愛情なんだっていう一説がありましたね。その牢屋の看守が精神科医だっていうわけですね。

でも逆もまた真なりで、ある程度舞い上がってないと、物事は成功しないっていうのも真理
ですよね。大学受験なんかでも、高校では最下層の成績でとっても大学に行くなんていう感じで
ないようなやつが、試験直前に普通だったら現実不可能な目標を立てて、驚異的な集中力を発揮
して、本当に一流大学にすんなり合格しちゃうなんていうケースもないわけではないでしょう。
196痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/17(月) 21:09:43 ID:5PoQPach0
>>195
耳障りのいい夢物語だけ聞きたいなら、
精神科でなく映画館か新興宗教にでも
行ったほうがいいんじゃないかなあ。
197卵の名無しさん:2009/08/17(月) 23:12:41 ID:yXpSancp0
暇人の夢物語に付き合えば、看守も実はもっと頑丈な鎖につながれていて
そのことを囚人に「かわいそうに、あんたも繋がれてんだね」と言われて
はっと気づくのが、漏れレベル、なんちゃって最底辺のゴミ精神科医だけど。
気づくではなく、すぐに「ああそうか」と思いだせるくらいじゃないといけないんだが。

世の中、鎖をさもなかったことにするのが政治家、厚労省、製薬、マスゴミ、
カリスマ神の手詐欺医者、ボダ集めて自慢する熱血変態精神科医の手口だわさ。
もっぱらの商売繁盛の秘訣、実際儲かるから困ったもんだよ。
198卵の名無しさん:2009/08/17(月) 23:44:55 ID:Uu3vuiRa0
>>177
>自分の目的のために臨床(結局は患者)を利用するとか、
>医者自身が救われる立場になりたいだなんて、
>おこがましいと思わんかね。

やっぱり臨床をやるんだったら、病院のスタッフで力を合わせて
重症患者の治療にあたる喜びが大きいでしょう。
結局のところ、病院にいると救われる感じがするのは、病院のいたる
ところに、熱心に患者の診療にあたるスタッフの姿があり、その姿が
神聖なものだからでしょうね。臨床をやれば治療を施す医者の方も
救われるというのは、そういうことなのではないでしょうか?
199卵の名無しさん:2009/08/18(火) 00:04:26 ID:0ffEB9uG0
>>195>>197
もっと言えば、ついにその鎖を切って牢屋からの脱出に成功した人がいた。
その人は、牢屋の外の世界に出て、空に輝く太陽を発見したわけですね。
そして牢屋の中の世界は、すべてその太陽の光の影にすぎなかったという
ことに気がついたわけです。それが哲学者の姿だっていうことですね。
200痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/18(火) 00:13:29 ID:g+Q5Zrte0
>>198
まあ、労働を通じて自己の成長や他者と喜びの共有を体験できると
いうのは、普通に良いことと言えるんですが。
救われたい願望は、容易に、他人を救って感謝されたい願望に
転化しますからね。
メサイアコンプに陥ると、患者から特別な賞賛を得ることが
目的になっちゃって、治療チームのタスクの優先順位を
混乱させちゃいますわな。
しまいにはチームを無能扱いしたりして、逆に自分が
浮くもんだから、たいがいそのうち自分探しの旅に出る、と。
201痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/18(火) 01:17:15 ID:g+Q5Zrte0
>>199
僕のイメージする哲学者は、太陽を発見した直後に、
なぜ太陽があるのか悩み始める人だなw
202卵の名無しさん:2009/08/18(火) 13:06:17 ID:iTMX2r8n0
>>200
痴呆先生のおっしゃっていることは、詭弁です。

病院内で、熱心に患者の診療にあたる病院スタッフの姿をかいま見て、ほっと安心する。
これはきわめてささいではあるけれども、非常に普遍性の高い感情です。

「魂は細部に宿る」と言いますが、こうしたほんのささやかな感情が、実際には、ものすごく
大きな意味を持ってくるわけです。熱心に患者の診療にたずさわるスタッフの姿が、病院の
いたるところに存在して、その姿がさりげない安堵感をあたえるからこそ、そのさりげない
安心感が、病院という舞台装置を何百年という年月の間支えてきたんでしょ。
203卵の名無しさん:2009/08/18(火) 13:18:53 ID:iTMX2r8n0
>>195>>197 >>199 >>202
もっと言えば、囚人達よりも、もっとがんじがらめに鎖につながれて
一生涯、大陽の存在に気がつかない牢屋の番人こそが精神科医だっていう気がしてきたよ。
204痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/18(火) 20:20:52 ID:g+Q5Zrte0
>>202
>痴呆先生のおっしゃっていることは、詭弁です。

熱心さを否定したのではなくて、熱心さの影に
ときどき隠れているメサコンのやっかいさを指摘しただけですよ。
それともなんですか、メサコンに凝り固まってるほうが
良い医療を提供できるとでもおっしゃいますか。
205卵の名無しさん:2009/08/18(火) 21:25:33 ID:gYPHntJN0
>結局のところ、病院にいると救われる感じがするのは、病院のいたる
ところに、熱心に患者の診療にあたるスタッフの姿があり、その姿が
神聖なものだからでしょうね。臨床をやれば治療を施す医者の方も
救われるというのは、そういうことなのではないでしょうか?

アフォカか・・・
そんな甘ちょろい考えなら、飛んで火にいるなんとやらだ。

医療というのはきょうび戦争みたいなもんだ。
疾患と戦い、訴訟リスクとも戦わねばならん。
勿論、支払基金、審査委員のバカたれとも。

スタッフと言っても、傭兵みたいなもんだぞ。
皆、金のために戦ってくれるからこそ、ぎりぎりまで信頼できるんだ。
だから雇用主によっては、敵に回ることさへ有りうる。

「救われる」、なんて、本来葬り去られるべき自己愛、
その転移の残骸にすぎない。
206卵の名無しさん:2009/08/18(火) 23:35:15 ID:PzAVOc+D0
>>204
>熱心さを否定したのではなくて、熱心さの影に
>ときどき隠れているメサコンのやっかいさを指摘しただけですよ。
>それともなんですか、メサコンに凝り固まってるほうが
>良い医療を提供できるとでもおっしゃいますか。

いやいや、たとえ病院スタッフの診療姿勢が、メサイアコンプレックス
によるものだったとしても、それでもそのスタッフが魅力的な人なら
その姿勢のなかにgenuineなものを感じるということですよ。もちろん。

>>205
>医療というのはきょうび戦争みたいなもんだ。
>疾患と戦い、訴訟リスクとも戦わねばならん。
>勿論、支払基金、審査委員のバカたれとも。
>スタッフと言っても、傭兵みたいなもんだぞ。
>皆、金のために戦ってくれるからこそ、ぎりぎりまで信頼できるんだ。
>だから雇用主によっては、敵に回ることさへ有りうる。

私だって救急病院で20年も勤務医をやってきましたから、病院がある意味
戦場であることは、いやというほどわかります。患者を診れば、常に
理不尽な訴訟リスクがつきまとうでしょうし、むしろ医者の給料なんて
医療訴訟のリスクプレミアムに対して支払われているんだと思ってます。
病院のスタッフだって霞を食って生きているわけではないので、当然
自分の生活の糧を得るために仕事をしていると言えばその通りでしょうね。

そんなことは百も承知で、それでも病院は、内科の専門医としての自分の
実力が発揮できる「やりがい」のある職場であり、スタッフの姿には
「救い」があると考えているということですね。

病院は戦場であり、理不尽な訴訟リスクに満ち溢れているけど
「本当の自由」だとか「神聖な何か」とは,そういう極限状況下でしか
得られないのではないか、ということですね。
207卵の名無しさん:2009/08/19(水) 00:20:14 ID:Rq5n/n0s0
これからは開業して、デイケア&訪問&往診で儲けるざます
208卵の名無しさん:2009/08/19(水) 01:04:21 ID:BeXA4SgaO
精神科医のことが気になるのは、精神科医か精神科患者だけ。
他人のアイデンティティをいつまでも執拗に気にするのは、病的。


キモいから、sageてもらえませんか?
209卵の名無しさん:2009/08/19(水) 08:59:08 ID:csyFQDOn0
「本当の自由」というのは、医者、いや臨床を辞める
という選択しか無いだろうよ。
「神聖な何か」てのも、スイッチ入れちまったレスピ、止めるか、いや止められないよお、
という倫理と置き換えるしかない。一部、法と重なってくる。
が、法のみでは割り切れないものだわさ。
210痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/19(水) 11:18:09 ID:lK2tDEqi0
>>206
>いやいや、たとえ病院スタッフの診療姿勢が、メサイアコンプレックス
>によるものだったとしても、それでもそのスタッフが魅力的な人なら
>その姿勢のなかにgenuineなものを感じるということですよ。もちろん。

だったらべつに我々のスタンスとあなたのスタンスに天と地ほどの
違いがあるわけでなし、こちらの姿勢を云々しなくてもいいじゃないのさ。
自分で勝手に幻滅しといて文句言わないでもらいたいね。
211卵の名無しさん:2009/08/19(水) 13:06:47 ID:zJyzhpZJ0
>>208

私も、自閉症・離人病でほとんど他人と意思疎通できない精神病患者であり、
精神科に「救い」を求めて医学部に入学したけど、結局、アイデンティティが
保てなくなり、精神科医になれなかった人間です。
今現在、病院で何とかやっていけているのも、突き詰めれば、私が医師免許を
持っているからにすぎないという、なんともあじけない現実もありますね。

今にして思うと「救い」「本当の自由」といったことに異様にこだわるのは、
プシコがかった人間の特徴かもしれないし、「神聖な何か」なんてプシコがかった
人にしか見えないものなのかもしれませんね。
212卵の名無しさん:2009/08/20(木) 09:02:05 ID:z/vmYrPB0
曲がりなりにもやれているなら、それで良しとせねば。
213痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/21(金) 12:01:09 ID:L705cPjdi
すっかり終了モードか。
214卵の名無しさん:2009/08/21(金) 22:27:30 ID:zo9wJ0hk0
精神科には、身体科にない、「すばらしい何か」があると考えるのは、幻想なんでしょうか?
もし、それがないと精神科に行く意味がなくなってしまいます。
215痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/21(金) 23:42:58 ID:nA9ULIfhi
>>214
幻想だよーん。
あなたに意味がなくても、
精神を選ぶやつは、いるんだなこれが!
216卵の名無しさん:2009/08/22(土) 00:11:01 ID:Msfxiup20
世の中には、感受性が豊かすぎるから社会に不適応、まじめすぎるから
社会に不適応なんていうパラドックスはむしろ普通にあると思うんだけど
そのような人間を正当に評価する世界なんてどこにもないんだね。

自分の持っている才能を、芸術作品だとか学術論文といった形で具現化
できない限り・・
217卵の名無しさん:2009/08/22(土) 00:44:38 ID:5eDOfUmE0
自分を正当に評価するのが先か、他人から評価されるのが先か。
218卵の名無しさん:2009/08/22(土) 09:28:38 ID:Msfxiup20
>>215
それを言うんなら、精神医学の学問それ自体が幻想なのでは?
学問としての精神医学なんて、当たるも八卦当たらぬも八卦の
「夢判断」みたいな気がするよ。
219卵の名無しさん:2009/08/22(土) 09:35:03 ID:V3kwUZyi0
通院服薬しながらでも社会生活ができている人は少なくない。
百年前なら良くて生涯土蔵や座敷牢、悪くすれば・・・

社会が豊かになったってのもあるが、精神医学の果たした役割も評価してあげていいんじゃないか。
220卵の名無しさん:2009/08/22(土) 13:50:37 ID:teHndAVp0
>>219

でも、ロボドミー、精神病院内での虐待、強制服薬により
沢山の患者をころしているだろう。
だいたい人間なんて、そうそう大差ない。
変わった思考、行動とてこの世の者。

精神科医隊のおもちゃにされ、飯のタネにされているだけだろ。

221卵の名無しさん:2009/08/22(土) 13:53:25 ID:teHndAVp0

ま、これだけネットも進化し、
人の行動を録画出来る社会になっているのだから

精神科医は、要らないであろう。

医療費の無駄。

222卵の名無しさん:2009/08/22(土) 14:00:23 ID:teHndAVp0

松○病院、電気ショック、
梅○丘病院、児童虐待、
他はもっと酷いと思うが
医療ではなく、形を変えたリンチである事は間違いない。
223卵の名無しさん:2009/08/22(土) 16:04:03 ID:5MKUjHXD0
今の世でも古臭い精神科イメージから抜けられん素人が
多いんだろうなあ。

精神科、もはや精神療法は消滅はしないがすたれはて、
薬で精神症状をマシにする首から上の身体科、と思えば良い。
神経内科と違って、脊髄、末梢神経疾患は取り扱わない、
精神症状をターゲットにする、素人はそう思え。

身体科の立派な患者殺し、過去の栄光も色々あるぞ。
・必要もない早期胃癌手術での拡大リンパ節カクセイ。
・効きもしない浸潤型肝癌へのTAE.
・気管支喘息へのβ刺激剤、ステロイド剤の副作用、というマスゴミ扇動の
迷信にとらわれての不十分な薬剤投与でのぜんそく死。
・胃低分化センガンへの無謀なEST。
・硬化療法で済む食道静脈瘤、パイプライン型以外へのカイキョウ手術。
・少量長期間の抗生剤投与。
・術後の第3世代セフェムの画一的投与。

ほんの数年前まで学会発表でまかり通っていたもんだ。
精神科はまだ可愛い方だ。
が、医学とは昔からこんなものだぞ。
224卵の名無しさん:2009/08/22(土) 17:16:50 ID:4EopqAlK0
>223
そうそう。
不整脈は薬で止めましょうね・・・って寿命を縮めた患者も多かっただろうな。

ところで電気ショックを非人道的な治療のように言うか否かは、
科学リテラシーの有無を見る上で良い指標になりそう。
225卵の名無しさん:2009/08/22(土) 17:22:39 ID:SNCP7d/D0
>>224

当たり前に考えて、人の体に電流を流すという行為は、
罰を与えるのと一緒だ。
死刑の時、電気椅子に座らせる行為と同じ。

社会生活に適応出来なかった、或いは傷ついた人に対して行うのは
リテラシーのかけらもない。

精神科医は要らない。
226卵の名無しさん:2009/08/22(土) 17:47:29 ID:a1AIRpeq0
精神科は、医者の「ジョーカー」のような気がしてきたよ。
いずれにしても特殊な存在だね。

精神科には、循環器だとか呼吸器といった対象となる臓器がないから
アプローチの方法がちょっと不利な気がするよ。
あ、精神科の対象臓器は脳だって言うかもしれないけど、
脳は、脳外科と神経内科の対象ね。
精神が脳由来のものなのか人間の全身に由来するものなのかもぜんぜん
わからないからね。

ところで、精神科の電気ショック療法の科学的根拠は?
精神科の薬物療法のわからなさだって突き詰めれば
電気ショック療法のわからなさと同じだからね。
227卵の名無しさん:2009/08/22(土) 17:48:26 ID:eXKuSHlYO
>>225
>リテラシーのかけらもない。


??
言葉の意味、分かって使ってる?

よく知らん言葉は、偉そうに使わない方がいいよ。恥ずかしいからね。
228卵の名無しさん:2009/08/22(土) 18:16:21 ID:OF/nQqf40
デリカシーの間違いと思われ
229卵の名無しさん:2009/08/22(土) 18:25:10 ID:a1AIRpeq0
医療に対する情報リテラシーっていう意味だろ?
230卵の名無しさん:2009/08/22(土) 18:30:13 ID:y2Ae64CsO
今日のアレってやっぱり…(ry
231卵の名無しさん:2009/08/22(土) 19:17:00 ID:6KIcBam50

頭がおかしいといっても所詮、異星人ではなく同じ地球人。
それも、同じ人類。
考えうることは知れている。
人類のいや日本人の平均値、社会の狭い常識を良しとし、
それ以外を異常見なし、薬漬けにし、廃人にする精神医学、
精神科医達の罪は深い。
232卵の名無しさん:2009/08/22(土) 19:18:39 ID:6KIcBam50

閉鎖病棟の実態

実際は、意思疎通の出来る優しく大人しい患者が大半だろ。
233卵の名無しさん:2009/08/22(土) 19:28:38 ID:eXKuSHlYO
>>232
ソースは?
234痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/22(土) 19:41:44 ID:Tn3cEmAa0
あの会場の外にきてた人たち、暑いのにご苦労だったけど、
立ち止まって見てるのが首に名札さげた人らばっかりでワロス。

ただ精神科医に文句言いたいだけで、
一般人に訴えてムーブメント起こす気はないってところが
にじみ出ちゃうんだろかね。
235卵の名無しさん:2009/08/22(土) 20:16:06 ID:nReZjt4H0
>>232
医学部の学生がポリクリで見て回る大学病院の精神科閉鎖病棟なんて
平和なもんだよね。

医者になってから、アルバイトで市中の精神病院の当直したことあるけど
市中の精神病院の閉鎖病棟を見て「精神科に行かなくて良かった」と思った
人も多いと思うよ。
236卵の名無しさん:2009/08/23(日) 10:56:40 ID:JjN3hQPr0
退院したくない、閉鎖病棟から出たくない、薬減らしてもらったら困るって
いう患者さん割と多いよ。家族が退院を望まないケースも多いけど。

電気けいれん療法を自ら望む人はあまりいない。でもうつ病を繰り返している
人、希死念慮の強い人の中にはいる。最近は麻酔をかけた修正型(無けいれん)
が主流。
237卵の名無しさん:2009/08/23(日) 10:58:42 ID:JjN3hQPr0
病状がよくなったから、退院を勧めたら病状が悪化する人も多い。統合失調症で
刺激に弱い人。
238卵の名無しさん:2009/08/23(日) 12:14:26 ID:mIhpbTvr0
外国人や非医療従事者が見て回る精神科閉鎖病棟は
驚愕もんだよね。

医者になってから、アルバイトで市中の精神病院の当直したことあるけど
市中の精神病院の閉鎖病棟を見て「精神科に行かなくて良かった」と思った
人も多いと思うよ。

退院したくない、閉鎖病棟から出たくない、薬減らしてもらったら困るって
いう患者さんはいるわけないよ。家族が退院を望まないケースもゼロ。

電気けいれん療法を自ら望む人は全くいない。でもうつ病を繰り返している
人、希死念慮の強い人の中にはいる。最近は麻酔をかけた修正型(無けいれん)
が主流。

実は精神科医に行くからなんでもないのに病状が悪化する人だらけ。
統合失調症で 刺激に弱い人。
鬱病も精神科医が作る。
239卵の名無しさん:2009/08/23(日) 14:24:15 ID:JjN3hQPr0
釣られてしまった。。。
>>238
が医者じゃないことはよくわかった。
反精神医学の人?
240卵の名無しさん:2009/08/23(日) 14:43:46 ID:pFjfPoz30
具合の悪い人らしい。
241痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/23(日) 14:58:20 ID:uqr35e2oi
真実の中に嘘を紛れ込ませるなんて
センスのいいデマですね。
242卵の名無しさん:2009/08/23(日) 18:05:04 ID:6nkRDpU8O
わざとじゃなくて、現実と非現実の区別に混乱を来しているのでしょう。

自らを医者だとかたるのも、精神病患者ではよくあること。
大教大池田小学校で大量殺人をやった宅間も、自分の名刺に医者と書いてたよね。
243卵の名無しさん:2009/08/23(日) 18:12:52 ID:y2dEUE7O0
このスレは「精神科の先生のアイデンティティ」だとか「精神科のありかた」についての問題提起の
スレで、スレ主である211が、精神科の先生方に対して素朴な疑問をぶつけているわけですね。

で、このスレは、おそらく精神科を考えている医学生だとか、精神科以外の医者、あるいは、
精神科で治療を受けている患者さんもたくさんのぞいてると思うんだけど、やっぱり一番
がっかりすることは、精神科の先生方から、「精神科医だってやりがいのある仕事なんだから、
興味がある人は精神科に入局してみて下さい、精神科もやりがいある充実した診療科なので、
精神科医になっても後悔しないと思いますよ」といった前向きで建設的な意見がまったく出て
こないことなんだよ。かなりの数の精神科医の先生方が、このスレものぞいていると思うんで
すけどね。
244卵の名無しさん:2009/08/23(日) 21:03:06 ID:JjN3hQPr0
青臭い幻想を2ちゃんで求められてもなあ
245卵の名無しさん:2009/08/23(日) 21:45:21 ID:pFjfPoz30
やりがいでムンムンの青い研修医が入局すれば、病棟の患者さん、みな
急性増悪、ものすごく悪くなるわなあ・・・

精神科でも、研究一筋、青筋立ててマウス追っかけるなら、後れをとっていた分
これから先、画像解析、遺伝子診断なんてやりがいある科だろうよ。
246卵の名無しさん:2009/08/23(日) 21:48:46 ID:y2dEUE7O0
「世の中には、思わず目をそむけたくなるような、悲惨で理不尽な状況がたくさんあるものだ。
で、その悲惨で理不尽な状況から立ち去ろうとするのではなく、むしろそのような状況に止まって、
あえてそうした状況に我が身をさらしてこそ、我々は人生から何事かを学びうるのではないか?」 
トーマス マン

私がまだ学生だった頃、精神科の入局説明会で、精神科の教授は、「精神科とは、青春科である」
と言ってアピールしていた。上記のトーマス マンのようなスタンスこそ、本当の学問の始まり
だと思うんだけど、そのようなスタンスで精神科に入局するのは、甘いでしょうかね?
247痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/24(月) 01:22:29 ID:YGs018Og0
>>246
べつにいいと思うんだけど、あなたはスレ主ではない?
248卵の名無しさん:2009/08/24(月) 01:25:44 ID:XPdoeR4L0
霊感商法につきますね。
知らしむべからず、薬物に依らしむべし。
249卵の名無しさん:2009/08/24(月) 09:02:06 ID:TT0g2gdp0
やる気のある人は入局しないでください。
一生懸命な人は来ないでください。
疲弊した患者さんが苦労しますから…
どこも入局時の説明は似たようなものだね。

やりがいとか熱意とかそういうものを強烈に持ちながらも、
なおかつそれをコントロールして表に出すなってことを要求するぞ、
ってことじゃないか?
そりゃ本当にやる気のない医者は精神科でも干されてたよ。
250卵の名無しさん:2009/08/24(月) 09:18:32 ID:7mZ2sO/w0
身体科でも同じだよ。
あまりに熱血、というか「ブラックジャックに...」みたいなのは、内科でも
外科でも鼻つまみだよ。
研修医といっても立派な社会人なんだから、最低限の現実検討能力を
持っていなければ何処の世界からも放逐されちまう。
251卵の名無しさん:2009/08/24(月) 10:09:03 ID:YVbhp47gO
精神科の看護師も健常者と比べて精神的に病んでる人は沢山いそうな気がするけど、病院側も精神的に病んでる看護師を精神科にまわして働かせてない?
252卵の名無しさん:2009/08/24(月) 10:47:48 ID:XZ9MK6jhO
>>251
「おまえら皆狂ってる!ここの医者も看護婦も、みんな狂っとるんじや!!」
って叫ぶ等質なら、よくいるよ。
253卵の名無しさん:2009/08/24(月) 11:58:19 ID:yueiLyQC0

「おまえら皆狂ってる!ここの患者は、みんな狂っとるんじや!!」
ってにや〜りとする精神科医なら、よくいるよ。
254卵の名無しさん:2009/08/25(火) 04:15:59 ID:I0/mNfvB0
保険会社にしっかりした書類かいてくれれば、P科医の使いようでいいんだよ。
薬で精神疾患がなおるわけではないので、書類で生活を守って欲しいな。
それがP科医のアイデンティイだよ。それ以外医学部の落ちこぼれの生きる道は
ないよ。己の能力を知りたのむよ!!!!!
255卵の名無しさん:2009/08/25(火) 18:18:15 ID:i97p4gDM0
>>245
>やりがいでムンムンの青い研修医が入局すれば、病棟の患者さん、みな
>急性増悪、ものすごく悪くなるわなあ・・・

>>249
>やる気のある人は入局しないでください。
>一生懸命な人は来ないでください。

精神病理学者にして哲学者のヤスパースが、「精神科の医療がめざしているのは、鉱物的な涅槃
の世界である」って自書の「存在と時間」?かなにかに書いていたのが思い出されますね。

だけど、精神科の医局は、パルムの僧院(>>195)の牢屋なのではなくて、最高学府である大学
に設置された医局講座なのですから、公に対して開かれたものだと思うんですよ。ですから、
大学の講義だとか、精神科の入局説明会で、精神科志望の学生に対して「やる気のある人は入局
しないでください」なんていうアナウンスが本気で出せるのかということなんですよ。
256卵の名無しさん:2009/08/25(火) 22:03:40 ID:Cx2fVg210
>>255
「存在と時間」て、ハイデガーでそ
257卵の名無しさん:2009/08/25(火) 22:28:34 ID:N9dhE1vm0
ヤスパース「精神病理学」だろう。読んじゃあいないが、もちろん。

鉱物的涅槃なんてこむづかしく言わなくても、旺盛な治療意欲というのは、
裏返せば治療者の野心、功名心、丸出しの欲望だから、精神科意外でも全ての
治療現場で有害なのはあたりまえだよ。

大学の医局に限らず、現代社会は牢獄だよ。
過剰に真実を語れば消されるよ。
「やる気のある人は云々」は、精神科医の精一杯の後輩に対する
思いやり、真実なんだよ。勘違いして入ってこられると大迷惑だし。
258痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/25(火) 22:47:43 ID:DaSoSNDC0
若人の「やる気」は未分化で自己中心的になりやすいんだから
まわりに迷惑かけるのもしかたない面があるな。
自分だって迷惑をかけながらキャリアを積んだわけだし。
ただ、自分の弱さや利己的な態度に直面できない人は必ず居て、
そういう人は意識的にも無意識にも他人を利用する態度を
改められないし、自分はそうではないという自己欺瞞を
つづけなければいけなくなる。
結局その人は、どこかに消えない不満や不安を抱えていくだろう。
多くの患者さんは馬鹿ではないから、虚飾や欺瞞、欲求不満に
気づいてしまう。
やさしい人は気がつかないふりをしてくれるかもしれないし、
逆に拒否する人もいるだろう。
それはそれで当人の限界だからしょうがないし、そんな治療者でも
誰かのためになにかできることがなくはないから、そのまんま、
できることならなるべく誠実に、生きてもらえばいい。
259卵の名無しさん:2009/08/26(水) 01:06:12 ID:9u/qYb8/0
俺が医学部の学生だったころ、医学の臨床の領域でノーベル賞がもらえる
科があるとしたら皮膚科か精神科だよっていう話を聞いてたんだけど、
やっぱり突き詰めれば、
精神医学を含めた学問=新しい発見=充実した研究成果=研究者のやりがい
っていうとこなんじゃないのかね。

>>249
>やる気のある人は入局しないでください。
>一生懸命な人は来ないでください。

精神科の医局の先輩たちのスタンスが本当に>>249のごとくだったら、
新しく精神科に入局してくるやつなんていねーっつーの。
260卵の名無しさん:2009/08/26(水) 20:05:57 ID:tn6P4ytm0
臨床でノーベル賞なんて、50年前のことか?
261卵の名無しさん:2009/08/28(金) 09:30:55 ID:BUCupiOBi
仮に精神科がなかったら、どうする?
シゾや躁鬱に他科で対応できんのかい?
中毒性精神病や認知症の周辺症状、人格障害は?

精神科バカにしてるくせに、
最後に泣きついて来るやつ見ると、
腹立つわ。

まあ今躁鬱の外科医とシゾの内科医みてるけど、ざまみろっておもうね。
262卵の名無しさん:2009/08/28(金) 18:15:24 ID:eaV4tiYu0
シゾや躁鬱を治せる?
治せないだろ。
薬漬けにして合法的に廃人にするだけだろ。

身体科を引き合いに出出しても精神医師の価値は上がらない。
そう遠くない将来、精神医は不要になるだろう。
医師としての存在価値は歯科の方がずっと高いと思うが。
263卵の名無しさん:2009/08/28(金) 18:21:43 ID:eaV4tiYu0
僻地の病院の待合室で、

「○○さんの息子さん医者になったんだってね。精神科医だって」
「ハハハ。精神科?へえ、医者になり損ねたんだね。」

とこんな会話を耳にしました。
僻地で です。 じいさんばあさんでさえ  そう思うのです。
264卵の名無しさん:2009/08/28(金) 18:28:52 ID:wvd9FAfq0
>>263
ワラ。
265卵の名無しさん:2009/08/28(金) 19:37:30 ID:uL3Hv6zk0
【芸能】萩原流行、「抗うつ剤は飲んでいるけど、薬は打っちゃダメ。飲みなさい」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1251450809/1-100

1 :禿の月φ ★:2009/08/28(金) 18:13:29 ID:???P
 俳優の萩原流行(56)が、歌舞伎ルネサンス公演第4弾「与話情浮名横櫛」
(9月18日開幕、東京・日本橋劇場)の公演を前に28日、
東京・日本橋蛎殻町の水天宮を参拝した。

歌舞伎に初挑戦する萩原は「やはり日本人。何の違和感もない。
あまりにフィットしていて、しばらくこの世界にいるのかなと思う」と、すっかり歌舞伎俳優になりきっていた。
萩原演じる与三郎の相手役となるお富は、オーディションで選ばれた
元男性の日本舞踏家・宗山流胡蝶さん(43)と女優の桜田聖子(31)がダブルキャストで演じる。

また萩原は先日、著書でうつ病を患っていることを告白。
現在も抗うつ剤の投与治療などを行っており「体調はめちゃくちゃいい」。
芸能界に薬物汚染が広がっていることに、
「抗うつ剤は飲んでいるけど、薬は打っちゃダメ。飲みなさい」と過激に発言。

かつてテレビ番組で共演経験のあるという酒井法子容疑者(38)については、
「本人が(誘惑に)負けちゃったということで。自業自得。更正しろとは思わない」と突き放した。

ソース:http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090828-OHT1T00240.htm

画像:水天宮を参拝した(左から)桜田聖子、萩原流行、宗山流胡蝶、児玉泰次
http://hochi.yomiuri.co.jp/photo/20090828-557138-1-L.jpg
266卵の名無しさん:2009/08/28(金) 19:46:08 ID:uL3Hv6zk0
>>265
この記事については違和感があるなあ。
日本の精神科医達は鬱病の薬だけでなく、故意に睡眠薬漬けにして依存症にさせ患者達を飯の種にしているし。
トランキライザー、睡眠薬を飲んでいい事などない、害あって益なしであるし。
精神科医達に、鬱病薬、メジャーをてんこ盛りにされて亡くなっている方もいるというのに。
てんこもりでなくとも死者を出すほどの副作用が確認されている。
267卵の名無しさん:2009/08/28(金) 19:49:31 ID:wvd9FAfq0
>「体調はめちゃくちゃいい」。
うらやましいかぎりだ。

なんの薬のんでも体調めちゃくちゃわるいよ。
メンタルの薬はたいしたもののんでいない。
抗鬱剤ですごく利くなんたらは禁止になったでしょ。

そんな爽快になる薬はないよ。やくでなけりゃ。
268卵の名無しさん:2009/08/28(金) 19:58:22 ID:uL3Hv6zk0
確かに覚醒剤は違法である。
しかし、精神科医達の飯の種にされている患者の様に
廃人にはなっていないように(外からは)見える。
何が善で何が悪か、単純には言えない。
私は薬漬けにして患者達を廃人にする精神科医達の蛮行の方が悪だと思う。
合法的な殺人の方が恐ろしい。

身体科では睡眠薬やトランキライザーの依存症、副作用の説明をにぬかりなくするのだが
同じ薬を精神科医達は、中には笑いながら処方する者もいる。
説明するのが面倒臭いとキレる者もいるそうだ。
服用する薬の名前を教えてもらえなかった100年前とそう変わらない。

アイデンティティ以前の問題であろう。
269卵の名無しさん:2009/08/28(金) 20:14:23 ID:akcpaJmQ0
>>262
>シゾや躁鬱を治せる?

俺は当然治せるよ。
「治す」というのは「病気にかからなかった状態に戻す」という意味でなく、「病気にかかったとして、
その状況で患者さんが求めうる最善の状態に持っていく」という意味においてだが。
270卵の名無しさん:2009/08/28(金) 20:37:35 ID:wvd9FAfq0
>患者さんが求めうる最善の状態に持っていく
微妙な言い回しだw。

求めうるっつうのはどういうこと?

わたしのリウマチも「治して」。
271卵の名無しさん:2009/08/28(金) 20:45:37 ID:akcpaJmQ0
>>270
専門外の病気を持ち出されても困りますので、主治医の先生に言ってみられることをお勧めします。
普通くらいにいい先生なら、あなたの求めうる最善の状態に持っていってくれるでしょう。
272卵の名無しさん:2009/08/28(金) 20:51:21 ID:wvd9FAfq0
もとめ得るってのがくさい。
どういうことよ?

あなたはこれ以上良くなりません。これがあなたが求め得る最善の状態です、っての?
273卵の名無しさん:2009/08/28(金) 21:20:56 ID:akcpaJmQ0
>>272
膠原病内科なり整形外科の、あなたの主治医に聞かれれてみて下さい。
274卵の名無しさん:2009/08/28(金) 21:54:35 ID:zN/HWlrK0
>>269
>「病気にかかったとして、 その状況で患者さんが求めうる最善の状態に持っていく」
>という意味においてだが。

精神科領域はつねに相反する考え方が入り乱れているから、結局のところ
「なにが最善の状態か」なんてぜんぜんわからないんですよ。
275卵の名無しさん:2009/08/28(金) 22:00:15 ID:akcpaJmQ0
何が「最善」かは患者さんが決めることです。
我々は、そのお手伝いが出来るだけ。
276卵の名無しさん:2009/08/28(金) 22:06:25 ID:zN/HWlrK0
でも、患者さんが決めた最善は「普遍性の高い最善」ではないかもしれないよ。
そこが精神科の落とし穴だとおもいますよ。
277卵の名無しさん:2009/08/28(金) 22:12:10 ID:kv2NEVUE0
慢性関節リュウマチRAも、免疫抑制剤メソトレキセートの初期段階のRAからの開始、
またINF抑制作用の強力なインフリマキシブの早期の積極的投与によって、
これまでの消炎鎮痛剤、副腎皮質ステロイドによる
疼痛、腫脹の自覚症状の改善のみならず、関節破壊の阻止という、
積年の治療目標が達成されつつあり、数々のエビデンスが既にそれを裏付けている。


なんちゃって、製薬会社はやんやと囃し立て儲けまくり。実際よく効く。
が副作用を含め、長期成績はこれから先。

物凄く高価な薬価、薬代だけで月数十万の薬価、慢性肝炎の劇症化、
潜在していた結核の急性増悪、なんてことはマスゴミは絶対に報道しないよ。
細心の注意を絶対に要する、安全とは到底言えない薬だよ。
が、超高価な薬だから患者は絶対にのむ。

向精神薬、タダ同然に安いのが多いが、あまり効かない、が、
それで助かっている、ましになった患者さんはいっぱ〜い、
おれんとこにもおる。
飲みたくない香具師は飲まなければ良い。悪くなっても自己責任だな。
278卵の名無しさん:2009/08/28(金) 22:23:46 ID:akcpaJmQ0
>>276
それはその通りで、何が「普遍性の高い最善」かは医者、患者さん含め誰一人決定することは出来ません。
我々精神科医の出来ることは括弧つきの「最善」に至るお手伝いをすることくらいです。
あえて出来るとすれば、「こっちの良くなり方のほうが、後々良くないですか?」と提案するくらい。
それは、他の科でも、あるいは家を直す、電気製品を修理するような他のお仕事でも同じことでしょう。
279卵の名無しさん:2009/08/28(金) 23:24:13 ID:zN/HWlrK0
>>278

>>18
>たとえば、高血圧の患者の血圧を下げてやれば、少なくとも脳卒中の
>頻度を減らすことができる。
>糖尿病の患者の血糖値を抑えてやれば、少なくとも細小血管症を抑える
>ことができる。

そういう意味では、高血圧だとか糖尿病の治療は、非常に普遍性の高い治療だと思うんですよ。

だけど、統合失調症や鬱病患者の精神状態を薬物を用いて安定させてやっても
それが本当の治療なのかどうかなんて全然わからないわけですよ。

もっとも、だからこそ内科の治療はつまらない、精神科は奥が深いと考えることもできると
思いますけどね。
280卵の名無しさん:2009/08/28(金) 23:48:54 ID:zN/HWlrK0
>>261
>仮に精神科がなかったら、どうする?
>シゾや躁鬱に他科で対応できんのかい?
>中毒性精神病や認知症の周辺症状、人格障害は?

>精神科バカにしてるくせに、
>最後に泣きついて来るやつ見ると、
>腹立つわ。

精神科という診療科も、人間社会には必要であるということについては、否定してないでしょ。
そうではなくて、このスレで問題にしているのは、もし精神科医として患者の前に立ったときに、
その精神科医をささえる医学上の根拠だとかその精神科医の医学上の存在意義って何って
いうことですよ。

「精神科のような診療科も社会には必要とされる」ということと「それではその精神科に、
まっとうな治療が存在するのかどうか」「精神科医のアイデンティティとはいったい何なのか」
という問題は全く次元の違う問題だと思うんですよ。

で、このスレの内容を、精神科志望の若者ものぞいていると思うわけなんだけど
精神科の先生方から全く建設的な意見が出てこないからがっかりしているわけですよ。
281痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 00:04:58 ID:kfMQKC100
まともに書いてるつもりが、なぜか意見を書いてないことに
されてるんですよねえ。
282痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 00:13:38 ID:Lc/5ZLY10
ところで、「まっとうな治療が存在するかどうか」と、実在するかどうかあやしい仮想的集合的な「精神科医のアイデンティティ」とやらに、どんな関係があるんですか?
まさか、まっとうな治療がないからアイデンティティがないだろうっていう仮説ですか?
それなら、ヒポクラテスの時代から医者にアイデンティティは存在したことがないことになりますけどw。
283卵の名無しさん:2009/08/29(土) 00:31:04 ID:oZqOFLZb0
「まっとうな治療」ってなんだ?

原因療法でないものは「まっとうでない」?
だったら、まっとうでない医療はたーくさんある。
284痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 01:02:01 ID:Lc/5ZLY10
たとえば、地球上から根絶できた病気って、天然痘だけですよねえ。
もし「まっとうな治療」ってのが原因療法だとしたら、世界で一番死者が多い感染症である麻疹だとか、おそらく最大の患者数であろう風邪症候群の治療って、治療の放棄と大差なくなっちゃうんじゃないですかねえ。
限界はあっても、自分にやれることをしっかりやるというのが、精神科医を含めた医者のアイデンティティであるってことでは、なにかご不満なんですかねえ。
幻想妄想をめいっぱい刺激してくれる「セイシンカイ大明神」のご宣託がお望みですかねえw
285卵の名無しさん:2009/08/29(土) 01:02:54 ID:SRvsLmOW0
>>282
>まっとうな治療がないからアイデンティティがない

まっとうな診断やまっとうな治療が存在しなかったら、当然医者としてのアイデンティティも
保てないと思いますよ。もちろん。

>>283
>「まっとうな治療」ってなんだ?

>>18>たとえば、高血圧の患者の血圧を下げてやれば、少なくとも脳卒中の
>頻度を減らすことができる。
>糖尿病の患者の血糖値を抑えてやれば、少なくとも細小血管症を抑える
>ことができる。
そういう意味では、高血圧や糖尿病は、まっとうな治療だと思いますよ。
286痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 01:08:03 ID:Lc/5ZLY10
高血圧治療のガイドラインって、しょっちゅう変わってますわなあ。
あれって、まっとうだと思ってたら違ってた、ってことですよねえw
287卵の名無しさん:2009/08/29(土) 01:15:04 ID:2z2uTBkNO
>>285
じゃあ何が真っ当だの何だのってアンタが決めんの?
高血圧くらい精神科医でも薬は出せるし、
他科にしたって全然解明されてない病態は少なからずある。

そもそもアイデンティティとか下らないもの日々暮らしていく中で必須ってわけでもない。
アンタ暇だからそういうしょうもないこと考えるんじゃないの?
288卵の名無しさん:2009/08/29(土) 01:21:02 ID:SRvsLmOW0
>>284
>限界はあっても、自分にやれることをしっかりやるというのが、精神科医を含めた医者の
>アイデンティティ

いやいや、そうではなくって、自分は精神科医として、いったい何がなしうるのか?
そして、それは患者にとってどのような意味を持つのかがわからないところが問題なわけですよね。

>>286
>高血圧治療のガイドラインって、しょっちゅう変わってますわなあ。
>あれって、まっとうだと思ってたら違ってた、ってことですよねえw

まっとうな治療とは、その時代その時代の新しい知見を取り入れて
つねに進化します。本当の治療とはそういうものですよ。もちろん。
289卵の名無しさん:2009/08/29(土) 01:24:45 ID:FVPH+7Zh0
>精神科の先生のアイデンティティって何?


なんと失礼な言い方を....
他科の医師だけでなく、家族すら嫌がるのを引き受けてくださるのですよ。
290卵の名無しさん:2009/08/29(土) 01:26:29 ID:7J9b7qXM0
拝察するに、まずはフルボキサミン300mg推奨します。
効かないときは二の矢三の矢。
291痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 01:34:07 ID:Lc/5ZLY10
>>285
糖尿病のガイドラインができたのってこの10年ぐらいだよねえ。
ガイドラインができる前って、まっとうだったと言っていいんですか?
救急の蘇生術とかどうよ。あれも、10年前とはずいぶん違うよ。
今の基準なら、まっとうな救命をやってなかったことになるよねえ。
10年でアイデンティティ崩壊ですかあ。(-人-)ナムナム
292痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 01:41:38 ID:Lc/5ZLY10
>>288
>いやいや、そうではなくって、自分は精神科医として、いったい何がなしうるのか?
>そして、それは患者にとってどのような意味を持つのかがわからないところが問題なわけですよね。

それって、当事者の疑問じゃなくて、あなたが勝手に想定してる問題だと思うんだけど。
初めて出合って情報交換と共感的な交流ができたところで、各患者が自分の治療の意味を考え、治療に責任をもつ態度で一緒に協力しましょうといってできあがっていくのが治療関係でしょ。
治療関係ができあがることで、そこで治療に意義が生じるんであって、双方の間になにもないところに最初から意味があるわけないだろ。
293卵の名無しさん:2009/08/29(土) 02:02:31 ID:gkX6y4Tx0
>>269
それは治療側のオナニー行為。
治すのではなく沈静化するだけでしょう。
患者と利益は反比例する。

>>289
他の科が嫌がる患者?
本来なら究極の選択である精神科を安易に先に受診して薬漬けにされ、
頭痛、皮膚病、内臓など多臓器にダメージを食らい身体科を易壁させるのが現状でしょう。
だから、(製薬会社の利益の為でもあるが)投薬の仕方は内科の方が上手いから、鬱病薬を内科処方にしたのでしょう。

家族や周囲が嫌がる患者
これも中世の魔女狩りと同じ。

ロボドミーといい、薬漬けといい、拷問という懲罰に等しいと個人的には思う。
294痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 02:13:20 ID:Lc/5ZLY10
ある金属加工の中小企業の社長さんのインタビューを見たんだけど、その社長さんのところには、世界中、一流企業どころかNASAとか政府レベルで試作品の制作依頼がくるんだと。
とにかくとんでもなく難しい依頼しかこないんだが、他所ではすべて断られた末に持ち込まれるんだから、とりあえず納得できるまで話を聞いてから引受けるそうだ。
作ったことがないものをどうにかこうにか作って、それこそ革命的な製品を作るわけ。たとえば、インスリンの注射針を極限まで細くして無痛にするとか。
誰も作ったことが無いわけだから、作る道具から作らなきゃいけないが、制作が終わったら、道具やノウハウごと相手に売り払って、そしてまた次の依頼を受ける、と。
他所ができることやったってつまんねえ、と社長さんは言ってましたね。

精神科の仕事に似てるところがあると思うのは、結局目の前の患者から持ち込まれる問題は常に新しい難題をはらんでいて、過去の資産や応用では明らかに限界があるという点。
やれることは、話をとことん聞いて、求められるものを手探りし続けて、最後の成果(症状コントロールのノウハウなど)は相手に帰するということも似ているかな。
そんな作業を延々と続けることで、辛い体験も多かったが、いろいろな人から評価や感謝されることも多かったし、自分のできることをやったという意識をもてていることで、自分がこの立ち位置に、確かにいるんだと思える。
だから、この仕事が続けられるんだと思いますよ。
295痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 02:16:41 ID:Lc/5ZLY10
>>293
ロボトミーはノーベル賞受けてるんですよお。
まっとうな治療とは、その時代その時代の新しい知見を取り入れて
つねに進化しますって288さんもおっしゃってますよお。
296卵の名無しさん:2009/08/29(土) 03:10:12 ID:iINZPKOD0
精神科医の仕事は 患者を犠牲にする事 のみです。

人から感謝されるという事のみを善悪の基準にしてはならないと思います。
そう考えると、精神医学より自然科学、仏教の方が奥深い様に思えます。

>>293
でもそれは魔女狩りを良しとした遥かな過去の話ですよね。
ロボドミー手術を受け廃人にされた患者は気の毒としかいいようがない。
ノーベル賞を取ったから偉いとか、その善悪の基準が稚拙です。

薬害問題、医療過誤の問題と取り扱う際、
治療側は、「その時は最善の方法だった」という常套句を使い
逃げます。
そういう方々に科学者には向いていません。

ま、精神科医が科学者だなんて誰も思っていませんがね。
297卵の名無しさん:2009/08/29(土) 03:32:14 ID:iINZPKOD0
極々稀なケースだが、睡眠薬は一切使わず、
トランキライザーの使い方が上手く、患者に恨まれていない精神科医師を知っている。
他科から転科した方だが、流石鉄門。
パッと見た感じ、頭が良さそうで体形も普通の成人男子の平均よりやや良くとても精神科医科医には見えない。
精神科医特有の不気味で暗い感じ、貧弱で陰険な感じが微塵もない。
298卵の名無しさん:2009/08/29(土) 03:40:55 ID:iINZPKOD0

精神科医師は患者に自分の劣等感をはじめとする負の感情を投影するというが、
身体科の医師に適応出来なかった、小さくて貧弱で暗くて陰険な医師が大半だから
精神科医師に碌でもないと白眼視されるのでしょうね。
299卵の名無しさん:2009/08/29(土) 03:42:29 ID:oZqOFLZb0
>トランキライザーの使い方が上手く
詩ぞとかそう鬱とか癲癇とかメジャーな精神病でなければそんなに薬漬けって
いうことはないだろう。
300卵の名無しさん:2009/08/29(土) 04:00:26 ID:iINZPKOD0
>>299
ところがシゾも躁鬱も、薬漬けにしていないよ。
睡眠薬漬けにもしていない。睡眠薬は一切使わない。
トランキライザーの使い方が職人芸の様に緻密で上手いから
患者が癇癪を起さないのだと思う。
頭の回転が速いから(鉄門だから当然)話の受け答えが上手い。

あの方は精神科医といっても例外の中の例外の名医だと思う。
転科したから、転化する前の科の経験や知識も生かしているし。
301卵の名無しさん:2009/08/29(土) 06:48:13 ID:7J9b7qXM0
>>269
>それは治療側のオナニー行為。
>治すのではなく沈静化するだけでしょう。
>患者と利益は反比例する。

何じゃそりゃ。
精神科的治療=鎮静化と思い込んでいるのはあなたの方ですね。
急性期の鎮静化は当然必要になる症例はあるが、まともな精神科医は
極期を過ぎて鎮静をかけっぱなしということはないですよ。
302痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 07:19:47 ID:Lc/5ZLY10
陽性転移って陰転すると怖いよなあ
303卵の名無しさん:2009/08/29(土) 09:18:28 ID:zzwSlJaf0
精神科に限らず、身体科においても、常にその時代の相対的、暫定的、現実に対応可、
診断、治療を選択するべきものであり、未来永劫の治癒を約束するもんでもなんでもない。
それは科学という知的体系の端くれである証左でもある。
得られるものはささやかで謙虚な利益であって、根源的救済ではない。
高血圧でもDMでも、そう。とりあえずのささやかな治療にすぎない。
白黒つけ易い感染症でも、耐性菌当たり前、最近ではタミフル濫用で
ウイルスまで耐性株がでてきちまった。科学という知の限界である。

昨今のマスゴミや患者様は、勘違いしとる。
幼児的に全能、神のような医師像を恋い焦がれる如く希求する。
当てが外れるのは当然だ。
彼らが真に求めるものを与え賜うものはカルト的宗教しかない。
304211:2009/08/29(土) 09:53:06 ID:FgB9eFKP0
>>284 :痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 01:02:01 ID:Lc/5ZLY10
>たとえば、地球上から根絶できた病気って、天然痘だけですよねえ。
>もし「まっとうな治療」ってのが原因療法だとしたら、世界で一番死者が
>多い感染症である麻疹だとか、おそらく最大の患者数であろう風邪症候群
>の治療って、治療の放棄と大差なくなっちゃうんじゃないですかねえ。

ペスト患者が町中に広がっているこの町では、どんなに頑張ってペストの
治療を続けても、ペストを撲滅させるということはできないであろう。
そういう意味では、医者の治療は「際限もなく続く敗北」だ。
でも、そうだとしても、ペストの治療をやめることの理由には
ならないし、医者が達成できるのが「常に一時的」なものであっても
それが意味がないということにはならないだろう。

アルベール カミュ ペスト より
305211:2009/08/29(土) 11:12:12 ID:DvKbR/Dh0
>>291 :痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/08/29(土) 01:34:07 ID:Lc/5ZLY10
>糖尿病のガイドラインができたのってこの10年ぐらいだよねえ。
>ガイドラインができる前って、まっとうだったと言っていいんですか?

たしかに1994年にDCCTにより、1型糖尿病では、血糖値を抑えたほうが
合併症を抑えることができるというデーターが出されて、そのあとUKPDSが
出てから、にわかに糖尿病専門医なる医者が病院内で市民権を得たような
気がしますね。

しかし、やっぱり1型2型に限らず、高血糖を放置すると高血糖昏睡を
呈して死に至る場合があるということは大昔からわかってたことだし、
膵臓のβ細胞の疲弊をさけて、内因性のインスリン分泌を保つためにも、
ある程度の血糖のコントロールが必要であるということは大昔から
わかっていたことだと思いますよ。

そもそもI型糖尿病は、昔は「確実に死に至る病」だったわけですよね。
それが、インスリン製剤が開発されてから、長生きできて社会生活も
可能になった。インスリン製剤の開発もノーベル賞の業績ですよね。
それが悪いなんていったい誰がいえるのでしょうかね?
306卵の名無しさん:2009/08/29(土) 13:27:03 ID:zzwSlJaf0
DMに関するガイドラインの混乱というか曖昧さには、閉口してるよ。
統合失調で1型DMの30代なんてのを診させられたが、大変だった。
滅茶苦茶に食いまくるわ、インシュリンは勝手に打ちまくるは、
最後は低血糖で自宅で亡くなった。泥沼の日々だった。
確かに血糖は下げるべきだが、一体何処まで下げるんだ、
それが90年代末のUKPDSでは、220に設定され今日の目から見ればトンデモ。

それと経口剤の評価、取り扱い、SU剤、ビグアナマイドの評価は大規模ナンチャラの
度事にコロコロ変わる、
αグルコシダーゼ阻害薬はまだしも、感受性改善薬、なんて一度死亡例が多発して
発売中止になった。今はタケダがバンバン宣伝、必死な形相だが。

昏睡で死ぬより、今の問題は血管障害による死亡、合併症だろう。
HT、脂質代謝、CKDをどうするか、なんてやたら喧しい。
果たしてどのようなコントロールが、これを阻止しうるか、未だ霧の中で
色んな医者が勝手に言い放題、それで偉い教授になって飯を食う、というのが実態だ。
DMでさえ、この有様。医学とは、あくまでかりそめ、一時の知。

インスリン開発は、確かに人々に貢献はした、原爆開発技術と同じように。
インスリンのみでは長生きできない。他の知恵がいる、山ほどの。
307211:2009/08/29(土) 16:08:16 ID:SRvsLmOW0
>>306 :卵の名無しさん:2009/08/29(土) 13:27:03 ID:zzwSlJaf0

>統合失調で1型DMの30代なんてのを診させられたが、大変だった。
>滅茶苦茶に食いまくるわ、インシュリンは勝手に打ちまくるは、
>最後は低血糖で自宅で亡くなった。泥沼の日々だった。

1型糖尿病でインスリンの自己管理ができないような統合失調症だったら
同居している家人か施設の看護師にインスリン手技を依頼するしかないでしょ。

>確かに血糖は下げるべきだが、一体何処まで下げるんだ、

もちろん低血糖が惹起されない範囲内ででしょ。空腹時血糖値で130 mg/dl まで下がれば
まあまあ合格でしょ。

>それが90年代末のUKPDSでは、220に設定され今日の目から見ればトンデモ。

220って食後の血糖値が220 mg/dl 以内ていう意味?
もしそうなら、高齢者の血糖コントロールとしてならまあまあだけど、
総コレステロールの値と混同してない?

>αグルコシダーゼ阻害薬はまだしも、感受性改善薬、なんて一度死亡例が多発して
>発売中止になった。今はタケダがバンバン宣伝、必死な形相だが。

α-GIだって劇症肝炎があるから、肝機能をチェックしないでα-GIを処方するような
素人には処方してほしくないですね。

>昏睡で死ぬより、今の問題は血管障害による死亡、合併症だろう。
>HT、脂質代謝、CKDをどうするか、なんてやたら喧しい。
>果たしてどのようなコントロールが、これを阻止しうるか、未だ霧の中

HbA1c 6.5% 未満、血圧130/80未満、尿蛋白1g以上の場合は、血圧120/75未満でしょ、
もちろん
308卵の名無しさん:2009/08/29(土) 18:14:22 ID:Fgs2cLim0
>1型糖尿病でインスリンの自己管理ができないような統合失調症だったら
同居している家人か施設の看護師にインスリン手技を依頼するしかないでしょ。

そんな分かり来た事、できればやってるぜ。
おとぎ話、夢の中で生きてんだな、まったく。
できないんだよ、そんなトンデモな香具師でも意思を尊重しないといけないんだぜ。
日本は法治国家だ、精神保健福祉法でがんじがらめだよ。
それを何とかつじつま合わせんのが精神科の世界だよ。

>HbA1c 6.5% 未満、血圧130/80未満、尿蛋白1g以上の場合は、血圧120/75未満でしょ、
もちろん

A1c6.5というと例の不評なガイドラインの良と可との境界線だな、一概に言えないが
大半はすでに合併症持っているから、更に複数の因子を考慮するべき。
たとえば網膜所見、これは最重要、下肢のアキレスけん反射、これもすごく大事。
血液検査だけに頼るとわすれちまうぜ。
腹部エコーもやっとけ、胆石あるかも、、腎委縮とかまさかないだろうな、心電図は?
尿たんぱく1gr以上???、1日量としても、既にケンセイたんぱく尿だから、
もう病理的には糸球体の荒廃化が進んでいる、そうなる前を目指すべきだ。

で、脂質との絡みははどうすんだ?
309卵の名無しさん:2009/08/29(土) 19:13:01 ID:yb2HGUEc0
僕の主治医の先生が突然病院を辞めました。
後で聞いたのですが、先生は躁鬱病とアルコール依存症だったそうです。

お医者さんにメンヘルの人は多いのですか?
310211:2009/08/29(土) 20:13:52 ID:SRvsLmOW0
>>308
>で、脂質との絡みははどうすんだ?

糖尿病患者の脂質のコントロールの目安は、総コレステロール 200 mg/dl 未満、
中性脂肪 150 mg/dl 未満、LDL-C 120 mg/dl未満、HDL-C 40 mg/dl 以上

>尿たんぱく1gr以上???、1日量としても、既にケンセイたんぱく尿だから、
>もう病理的には糸球体の荒廃化が進んでいる、そうなる前を目指すべきだ。

尿蛋白1g/日以上で血圧コントロールの目安が変わるのは、尿蛋白1g/日が糖尿病性腎症
第3期Aと第3期Bの分かれ目になっていて、第3期Bになるとよりいっそうの厳格なる血圧
コントロールが必要になるという意味ですね。
糖尿病性腎症も第2期(微量アルブミン尿)までなら可逆的な段階(つまり透析を回避できる)
であり、血糖コントロールやARBによる血圧コントロールによって軽快させることができるから、
糖尿病性腎症も第2期(微量アルブミン尿)のうちに発見して速やかに治療することがきわめて
重要であることは>>308さんの言う通りですね。

>たとえば網膜所見、これは最重要、下肢のアキレスけん反射、これもすごく大事。
>血液検査だけに頼るとわすれちまうぜ。
>腹部エコーもやっとけ、胆石あるかも、、腎委縮とかまさかないだろうな、心電図は?

糖尿病患者をフォローしていく上で必要な検査をあげると、
眼底検査、下肢の腱反射、微量アルブミン尿、腹部超音波、心電図、末梢神経伝導速度(MCV)、
頸動脈超音波、尿中C-ペプチド、抗GAD抗体あたりがあげらます。
311211:2009/08/29(土) 20:15:01 ID:SRvsLmOW0
310の続き
糖尿病患者に腹部超音波が必須なのは、胆石の有無のチェックもさることながら、糖尿病患者の
膵癌合併をチェックするという意味が大きく、腹部超音波で膵臓がよくわからない場合は、
腹部のCTやMRIを施行することも多いです。
糖尿病の診療において眼底所見が最重要なのは、網膜症そのものの治療という意味だけでなく、
ある程度糖尿病性網膜症が進んでいる人(前増殖性網膜症以上)の場合は、急激な血糖コント
ロールがかえって網膜症を増悪させてしまう場合があるからであり、糖尿病の合併症が進んで
いる場合は、ガイドラインにのっているHbA1cをめざして安易に治療をほどこすと逆効果になる
場合があるという治療のパラドックスが存在するからです。
つまり、合併症が進んでいる糖尿病患者には、高血糖のまま放っといても不幸な転帰をたどるけど、
安易に血糖値をさげても合併症を増悪させて逆効果になるという難しさが存在するわけです。
そこで糖尿病専門医の腕の見せ所となるわけですね。
312卵の名無しさん:2009/08/29(土) 20:50:16 ID:Fgs2cLim0
>糖尿病患者に腹部超音波が必須なのは、胆石の有無のチェックもさることながら、糖尿病患者の
膵癌合併をチェックするという意味が大きく、腹部超音波で膵臓がよくわからない場合は、
腹部のCTやMRIを施行することも多いです。

Cancerもだが、飲んでないふりしてガバガバやってるトンデモナ香具師は
うちのご近所はいっぱいおじゃる。エコーでついでに慢性膵炎、のう胞、なんかも要チェック。
この手の患者さま、ナマポなんかちゃっかり頂いて、疾病利得も兼ねておる。
酒飲んでなくて胆石がらみの慢性膵炎も多いからエコーは必須。
腎の形態も大事。最初から両側のう胞だらけじゃねえ。

網膜症が大事なのは、細小血管障害の代表選手だからもある。
ここがやられていれば、心臓、脳、その他重要臓器も推して知るべし。

血糖低下スピードについては、昔から諸説いろいろある。
大昔のこと、大東京のブランド大学病院で診ていただいた若い1型患者さまで、
大出血、失明寸前。血糖コントロールは大変優秀。食事、インシュリンもきっちり。
御気の毒だった。
これはまだまだ分からない。科学の不知の一つ。

確かに頸動脈エコーは、田舎の5流病院の当院でも有用。
ここが血栓だらけの香具師は、治療もだが、いきなりアポッタり。
でなくても認知症進行早い。
あらかじめクレームの予防線張っておく。

313卵の名無しさん:2009/08/29(土) 21:15:45 ID:FVX8LVLp0
書店に行くと
精神病についての書籍は、他の医学分野とはことなり、医(科)学の棚と、人文・心理(科)学の棚
に二分されているわけですが、このことについてはどうお考えでしょうか。
314なえなえ:2009/08/29(土) 21:30:34 ID:55+d9I/T0

ここで昨年の続きやって良いかなあ?
315名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 09:13:55 ID:18b37hLz0
>>309
医者は精神病の割合が多いよ。
精神科医師達はほとんどが少しおかしい人ですよ。
精神科を受診しないだけであって。
316卵の名無しさん:2009/09/05(土) 01:23:00 ID:r+i2f1tsO
精神科って文系ぽいよね
317卵の名無しさん:2009/09/05(土) 09:13:49 ID:boWKDLWT0
とりあえず指定医持ってないとね、現場で困る。
318211:2009/09/05(土) 10:18:46 ID:sArsoxG60
公園のベンチに座っていたロカンタンは、自分の足元に転がっている
マロニエの木の根っ子を見て、突然、それを得体の知れない気持ちの悪い
ものと感じ、嘔吐を催した。
円は平面状において1つの点から等距離にある点の集合というふうに
説明することができる。だが、同時に円は存在しない。
だが、私の足元にころがっているマロニエの木の根っ子は
その存在を説明できないのと同じ程度に存在した。

ジャンポール サルトル 嘔吐より
319211:2009/09/05(土) 10:21:36 ID:sArsoxG60
私がまだ医学生だった頃、精神科の医局に出向いて「将来は精神科に
入局したい」と言ったとき、先輩である精神科の医局の先生は、
「精神科医になるためには、自分の考え方を整理する必要がある」と
私におっしゃった。そのときは、なるほどと思ったが、
それでは、自分の考え方を整理するとはどういうことなのだろうか?
そもそも、人間の精神とは何なのか?そして、精神科の患者を治療する
ことなんてできるのだろうか?自分が精神科医として患者の前に立った
ときに、自分自身の精神科医としての存在意義は?
結局のところ、自分の考え方を整理する唯一の方法は精神科医にならない
ということなのではないか?つまり精神科医になるためには、自分の考え方
を整理する必要がある、しかし自分の考え方を整理する唯一の方法は
精神科に行かないことだというパラドックスになっているわけだ。
320211:2009/09/05(土) 10:24:47 ID:sArsoxG60
大学の医局の精神科の先生方が、精神科志望の学生に対して「ともかく
国家試験に通らないと面倒みきれない」といったことを強調されたこと
についても興ざめだった。
医者の国家試験っていうのは、ほとんどが内科、外科などの身体医学の
問題で構成されており、つまり医師国家試験は、ほとんどが身体医学の
先生の業績集になるわけだ。だから、精神科の先生が国家試験なんていう
ことを強調すればするほど精神科の内容のなさが強調されてしまうという
パラドックスが存在するわけだ。

だけど臨床を20年以上やってきた今、あらためて考えると、内側=外側
といったレベルまで突き詰めて考えれば、究極的なレベルでは、
精神科=身体科なのかもしれないと思う。

そういう意味では、精神科医になるためには、まずは国家試験の勉強を
頑張れって言うのは、大正解なのかもしれない。
321卵の名無しさん:2009/09/05(土) 21:39:57 ID:yKGQdZZp0
>内側=外側
といったレベルまで突き詰めて考えれば、究極的なレベルでは、
精神科=身体科なのかもしれないと思う。

サルトルかじってるのなら現象学的に考え直せよ・・
322痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/09/06(日) 00:03:35 ID:dKxf/G5n0
あれ、このスレ死んでなかったの。
323211:2009/09/06(日) 08:46:49 ID:8AhSXnyC0
人間社会において精神科のような診療科が必要とされるというのはわかる。
おそらく精神科のような診療科も、人間社会が続く限り存在し続けるだろう。

だけど、精神科医も社会的に必要な職業だということと、精神科医になった
ときにアイデンティティが保てるのかどうかは別の問題だ。

「精神科医も社会的に必要な職業なのだから、精神科医でいいだろう」
というふうに割切ってしまったらなんの発展性もないわけだ。

だけど逆に、精神科医になったときにアイデンティティが保てるのか
どうか考え続けて、結局、精神科医になれなかった人もいる。
324卵の名無しさん:2009/09/06(日) 20:01:51 ID:l4asTEiu0
心理の連中は自己同一性なんて、念仏みたいに唱えてるけど、
所詮、念仏なんであって、現実との擦り合わせで可変させていくべきべし。
325211:2009/09/08(火) 18:53:22 ID:YEKNj2Sl0
>>321
内側=外側といえば、昔、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の「太陽はひとりぼっち」
ていう映画があって、映画に出てくる住宅地の町並みの雰囲気やマンションのエントランス、
部屋の中の風景や扇風機の音が、そのまま心象風景を表現しているという不思議な映画
(つまり、外部の風景=心象風景という設定)があるんですけど、その映画に出演している
モニカ・ヴィッテイっていう女優さんがとっても魅力的でしたね。その女優さんは、
アイデンティティがさだまらない不思議な女性を演じていて、それがとても魅力的でした。
フェデリコ・フェリーニの「道」に匹敵する名作ですね。
326卵の名無しさん:2009/09/08(火) 20:08:59 ID:83eOBux10
内側に外側が入り込むのが、人の心の常だろう。
主体に入り込んでくる他者をもろに露呈するのが
統合失調症でもある。
他者=外側ではないが。

あの白黒の映画は、子供の頃観た記憶がある。
何か離人感を感じさせる画面だった。

最近のではインド夜想曲というタブッキの小説を映画化したのがあった。
あれなんかは、内側と外側がくるりと反転する構造を筋書きにしていた。
327211:2009/09/09(水) 00:32:14 ID:vxZetKFy0
あと、また映画の話になってしまうけど、内と外の関係で衝撃的だったのは、
やっぱり「惑星ソラリス」でしょうね。

惑星ソラリスから脱出して生まれ故郷の地球で平和に生活しているはずの
主人公が、実は依然としてソラリスの海のなかにいたっていうラストが
ありましたけど、結局、自分が惑星ソラリスの外にいるつもりであっても、
依然としてソラリスの海の中に存在しているだけで、考え方によっては、
初めからずっとソラリスの海の中にいたに過ぎないのではないか、
なんて考えてしまいます。
ひょっとしたらソラリスの海は、意外と現実社会そのものだとか、
自分の意識そのもの本当の姿をあらわしているのかもしれませんね。
328名の無い名無し:2009/09/09(水) 11:57:25 ID:uMY9eHCv0
現象学のことは全く無知だが、ハイデッガー、メルロ.ポンテイの系譜なんかは
その辺を縷々叙述していたんジャマイカ。

自分の思っている世界とは、必ずしもきちんと主体から隔絶されたものではないし、世界とか
現実とは不可知である、というのがポストモダンの流れ、らしい。
まして主体とするものが超然たるものではなく、如何に他者によって浸食され、
支配されているかを問題にしているのが、今時の文学、だいぶ前の精神分析のテーマだったなあ、
懐かし。。
329211:2009/09/12(土) 02:21:32 ID:Qos15WGK0
たとえば、地方の病院で内科の勤務医をやっていて、東京に出てきたいから
東京の病院に転勤したい、なんていう時に、それではどういう病院が
受け入れてくれるかというと、それはやっぱり、救急が超ハードだけど給料
が激安なのでどんどん人がやめていくような急性期病院か、そうでなければ、
精神病院におまけにくっついてるような内科だと「いつでもどうぞ」みたい
なところがありますね。

で、若くて、症例をどんどん集めて専門医修得をめざしたり、学会発表を
めざしたい、といった先生なら第一線の救急病院が一番だけど、いまさら
症例集めでもないし、救急外来もちょっとしんどくなってきたといった先生
の場合は、やっぱり精神病院の中の内科あたりが無難だっていうことになる
と思うんですよ。

でも何で精神病院は、こちらから門戸をたたく人に対しては、恐ろしく寛容で
「いつでも来いよ」なんでしょうかね?それはやっぱり、精神病院の勤務医の
需要と供給のバランスだけによるものではないですよね?

これは精神科の先生方一人一人にも言えることなんですけど、
精神科の先生って離人病みたいなのに、こちらから話しかける人に対しては
恐ろしく寛容ですよね。それは、なぜですか?
330卵の名無しさん:2009/09/12(土) 06:17:28 ID:6aoqTXWl0
>精神科の先生って離人病みたいなのに

この辺はよく理解できませんが、まあ業界全体としては寛容なのかな?

思いつく理由としては、

・精神科の急変患者(身体疾患での)を他科に送ろうとしても断られるという経験を
 数え切れないほどしているので、そういう話に乗ってもらえるだけでとてもうれしい。

・応募してきた内科医がもし変な人であっても、精神科医にも変な人が多いので
 慣れている。

・とても雇えないレベルでの変な人が応募してきても、もっと変な患者さんとの
 トークでトレーニングを積んでいるので、なんとなく納得してお引取りいただける
 話術はあると自分では思っている。

といったことろでしょうか。
331211:2009/09/12(土) 08:59:06 ID:iV2vE3E+0
>>330
>応募してきた内科医がもし変な人であっても、精神科医にも変な人が
>多いので慣れている。

たとえば大学なんかだと、人柄がいいだけの人よりも、変わってても業績
があげられる人のほうが大きな顔ができるようなところがありますよね。
立派な業績をあげるためには、一般的な社会通念は邪魔になる場合がある。
「創造的な狂気」といいますけど、普通の人が当たり前だと思っていることに
疑問をいだくところから本当の学問が始まるといってもいいわけですよね。

それにもかかわらず、人間の狂気をあつかう精神科の領域から画期的な
研究業績がでてこないのはなぜでしょうかね。結局のところ精神科を看板に
出してしまうと、つきなみな社会通念が価値判断の基準になってしまう、
つまり、創造的な狂気をつきなみな価値観に収束させるのが、精神科医の
仕事みたいなところがあるわけですね。

そういう意味では、精神科の先生には、本当に変わっているのではなくて
「変わっている振りをしていいきになっている俗人」「結局のところ、
その時代その時代によって大きく揺れ動く社会通念に振り回される
一番つまらないタイプの人間」みたいな白々しさを感じてしまいます。
あ、もっとも本当に変わってたらそもそも医学部には入学してこないか・・
332卵の名無しさん:2009/09/12(土) 09:15:04 ID:yg/cl4dE0
藻れは、内科で学位ゴッツアン後から精神科に入っていった、
なんちゃって組だが、精神科医が変わり者とは思えないなあ。
むしろ急性期で奴隷医やってるマゾ連中の方が、頭おかしいよ。

Pの門戸が広く感じられる、というよりも、むしろ急性期、ブランド病院の医師連中の、
あらゆる異端を許容できないガチガチの閉鎖性が異常なんだという希ガス。
333211:2009/09/12(土) 10:07:59 ID:ltV0bCoe0
>>332
>むしろ急性期、ブランド病院の医師連中の、
>あらゆる異端を許容できないガチガチの閉鎖性が異常

いえいえ、それはまったくの逆ですよ。
急性期病院が救急病院として成り立っているのは、どのような患者が
きてもとりあえずは受け入れて治療の方向性を追及しているからですよ。

急性期病院の医療は、どのような患者でも受け入れていることによって、
普遍性の高い価値観に到達できるようなところがある。
私も若い頃は、毎日のように急性期病院で当直をやってた時代があるん
ですけど、やっぱり急性期病院での経験は自分にとっての宝物、つまり
自分の医師としての黄金時代ですね。救急医療には高いリスクを伴うけど、
そのかわり、病院のスタッフと力をあわせて患者を見ていく喜び、
臨床医学の醍醐味があるわけですね。
334211:2009/09/12(土) 10:23:03 ID:ltV0bCoe0
>>332
>むしろ急性期で奴隷医やってるマゾ連中の方が、頭おかしいよ。

だからそのような考え方が「結局のところ、 その時代その時代によって
大きく揺れ動く社会通念に振り回される一番つまらないタイプの人間」の
考え方だって言ってるんですよ。
335卵の名無しさん:2009/09/12(土) 11:44:14 ID:yg/cl4dE0
奇妙な価値観をお持ちの御仁なようだが、ま、
勝手にやってくれ。
336211:2009/09/12(土) 17:18:27 ID:AK0Hm9sX0
精神医学と身体医学は表裏一体の関係にあり、大学医学部の中に精神科のような
医局講座が必要とされるということについては、だれでも納得できると思うんですよ。
それでも、大学の医局のヒエラルヒーとしては、やっぱり
身体医学>精神医学のように見えるんですね。

たとえば、内科と外科の比較だと、手術という手段を持っている外科の方が優位のような
気もするんですけど必ずしもそうでない、やはり臨床医学の基本は内科であるという考えが
浸透しているせいか、医局の力関係としては、内科≧外科くらいだと思うんですよ。

精神科が医学部の中で、なんとなく一番かたみが狭いように見えるのは、なぜでしょうか?
337卵の名無しさん:2009/09/12(土) 18:51:01 ID:6aoqTXWl0
なんだ、単にいちゃもん付けたいだけの人か
338211:2009/09/13(日) 02:29:56 ID:Er/6cxYC0
たとえば、有名なドストエフスキーの「罪と罰」をテキストにして考えると、
ラスコーリニコフが私を含めた悩める現代人の象徴であり、信仰心の厚い
ソーニャこそが、理想的な精神科医の姿なんじゃないかと思うわけですよ。
つまり私としては、精神科に行けばそこにソーニャがいるのではないか、
という幻想を抱いたということなんですよ。
でも現実に存在する精神科医は、よくてポルフィリー(刑事コロンボの原型)
であり、最悪の場合は、スヴィドリガイロフ(ラスコーリニコフの分身)
のような精神科医もいらっしゃる。
それが現実なんだっていう気がしてきました。

・・「罪と罰」を読んでない人は、ちんぷんかんぷんですね。
どうもすいません。
339卵の名無しさん:2009/09/13(日) 11:34:28 ID:2Z7ljzQm0
理想の精神科医とは、

分をわきまえ、地域で地味に役割を担い、
システム当番でおいでになる措置の暴れる患者さまにも法のもとに
整然と接し、山のような書類を余計なことをかかずに役所に出し、
社会保障受給の手助けをし隔離の患者さまは毎日診察、記録し、
多剤併用を慎み、できるだけ減量、クレーマー家族には、ICレコーダーで記録しつつ
罵詈雑言を拝聴し、その間に指定医もきちんと取り、他になんかあっかな?
340211:2009/09/13(日) 15:29:32 ID:jC/t47cX0
患者のよき理解者になることが抜けてますよ。
341卵の名無しさん:2009/09/13(日) 19:24:58 ID:2Z7ljzQm0
「私は患者さんのことをよく理解できます、或いは理解する能力をももっています」、

「私は患者さんのよき理解者になります、もしくは、よき理解者です」

とは、天と地ほどの隔たりがある。

「行為する者」にはなり得る、もしくはその可能性がある、
もしくはなり得る可能性が皆無とは言えない、という構造が隠されている。

identity, identite 同一性には
この胡散臭さが付きまとう宿命がある。

英語でのbe動詞と所有のhabe 仏語ではetreとavoir というのは
この辺をよく浮き彫りにできる.
ともに助動詞にもなる仕組みも共通。

が日本語ではいっきに曖昧になる。

対して J'ai bien comprehension pour le patient. はいい得ても

Je suis comprehensif pour le patient は文章としてはありだが、
かなり変だろう。

この点、精神科医に限らずidentityを語るには避けては通れない問題だろう。
342211:2009/09/13(日) 21:38:22 ID:91XxJA+X0
精神分析とは、どう逆立ちしても精神分析を受ける側でなくて
精神分析をやる側の精神を分析することにしかなってない。
そういう意味では、他人の精神を理解することはできないし、
結局のところ見ているのは自分の精神だけなのである。

だから精神科医は、本当は患者の理解者になることはできないし
軽々しく「患者の理解者になる」などということを言うと、
それ自体が白々しく感じられるわけですね。

でもそれを言ったら、精神科医それ自体が本当は存在しないものであり、
精神科医といった瞬間に白々しくなりますね。

私がなにげなく「患者の理解者」と言ったのは、精神科医は、少なくとも
患者の味方であり、せめて精神科の先生くらいは「精神科の患者は、
社会のよけいもの」などと言ったかたよった目で患者を見ないで欲しい
といった希望的観測を書いたわけですよ。もちろん。
343卵の名無しさん:2009/09/13(日) 21:59:36 ID:OoDd6CuN0
精神科受診した方がいいんじゃないですか?
344211:2009/09/15(火) 17:07:14 ID:cUtE+vZK0
自分が入院したいと思う理想の精神病院としては、
やっぱりトーマスマンの「魔の山」のサナトリウムが思いうかびます。

魔の山は、主人公のハンス・カストルブが、アルプルの山間にある結核患者のサナトリウムを
おとずれるところから始まるわけですが、そのまま7年間そのサナトリウムに滞在することに
なるわけですね。そこは、俗世とは切り離された時間が止まった空間で、ハンスは滞在中に、
自分がこれまで知らなかった世界に住む人々との交流を通じ、次第に人格を形成していくと
いった内容でしたね。白紙(タブラ・サラ)の状態でサナトリウムをおとずれたハンスは、
サナトリウムに滞在する知識階級の人たちと、哲学・思想・宗教・自然科学・政治について
とことん語り合い、次第に自分のアイデンティティを形成していくわけですね。
そういう精神病院なら、ぜひ入院したいですね。
345痴呆 ◆ZUown.bW7c :2009/09/15(火) 17:49:56 ID:zoS0kjZB0
路傍の人からも学ぶべきことがあるという姿勢のほうが好感もたれるよ。
346卵の名無しさん:2009/09/16(水) 09:11:28 ID:os0+G7j60
路傍に倒れている人が多かったな、うちの患者さん。

最近、歳とって死に絶えてしまったけど。
地域そのものが、ひっそりと息を引き取りつつある今日この頃。
347211:2009/09/16(水) 23:49:10 ID:RcqBjTPK0
>>345
だから、変な理屈をこねくり回す知識人よりも、どんな人間でも偏見なく
受け入れてきた売春婦だとか、献身的に患者の面倒を見る看護婦の方が
世の中の救世主だっていうのが、ドストエフスキーの思想でしょ。
348卵の名無しさん:2009/09/18(金) 09:32:55 ID:6RX8IjUp0
売春婦は金持ってくる奴だからこそ、相手になる。

保険書提示、自己負担分、きちんと払って下さいよ!
病院も同じ。
349211:2009/09/19(土) 11:01:54 ID:GkcQ+jtF0
>>348
売春婦というか、その手のプロフェッショナルの女性は、極めて一時的に
ではあっても客を満足させて、あたかも恋人と過ごしているかのような
夢を見させるのが仕事だね。そういう意味では、その手の仕事は、極めて
存在意義がはっきりしており、どのような客も偏見なく受け入れるためには、
並大抵でない「プロ意識」が必要とされる職業でもある。それは、甘やか
されて育って苦労といっても机の上での受験勉強だけで医学部に入学した
ような(私を含めた)ボンボンには到底理解できない世界でもあり、本当の
プロ意識の確立のためには、資格も学歴も関係ないことがわかるわけだ。

もとろん、客はお金を持ってくるからこそ客なのだが、売春婦の金銭収入は
サービスの当然の代価であり、ほとんど仕事らしい仕事をしないで高収入を
得ている俺たちの生活レベルで考えると、そんなものは、全く二次的な問題
だと思う。ともかく、わけありで、たとえお金のためにやっているのが
わかりきっていても、最大級のリスクを背負って、文字どうり体をはって
仕事をしている売春婦のプロ意識は、神聖であり尊敬せざるをえないわけだ。

それに対して、医師免許があるからかろうじて精神病患者と区別できる
レベルの精神科医なんて、アイデンティティや存在意義がぜんぜんはっきり
しないし、たとえ精神科医が、生活できたとしても、それは、結局のところ
精神科医が、保険点数に沸いた蛆虫みたいなもんだからだと思うよ。
350卵の名無しさん:2009/09/26(土) 18:07:03 ID:IYNJMSoG0
そぷの子が友人だが、そんな綺麗ごとじゃ働けないぞ。
生でやってるもんな。
稼ぐのって、ほんと、大変だ。
別に贅沢してないが、女が生きていくのは極貧か売春しかない時代。
351卵の名無しさん:2009/10/12(月) 17:49:18 ID:ltrzsI3P0
患者や家族には知らしむべからず、依らしむべし。
パターナリズムの実践あるのみだと思います。
352卵の名無しさん:2009/11/03(火) 23:59:34 ID:QK971Uh60
精神病理学学会なんて、今時つらいもんがある。

分析学会は、お笑いの世界。
353卵の名無しさん:2009/11/04(水) 09:26:51 ID:Rk0vXspY0
309 ,315 ≫
ほんとだね。落ち着いて穏やかに対応するのが精神科医の本分。いきなりがなり
たてて患者側に心を読まれた錦秀会噛んで病院。こちらが診察してやるよ。穏やかに
見えるがあ〜おそろしや。利益にならないことはしない。
354卵の名無しさん:2009/11/04(水) 10:16:49 ID:nz6TwZNM0
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1257296301/

基地外無罪の法を改めよう!!
基地外無罪にして喜ぶのは精神科医と人権ゴロだけだよ!!

精神科医なんて不要だよ!!
355卵の名無しさん:2009/11/23(月) 22:26:43 ID:kyKxZF3bO
このスレまだやってんの?精神科医は暇なんだね。他の科手伝ったら?
あ、できないのか。
356卵の名無しさん:2009/11/23(月) 22:42:49 ID:g8PiLXTt0
「精神科医のアイデンティティ」って、昔からのテーマだよね。

ずばり、勝ち組だよ。医者の中で勝ち組だよ。
コストパフォーマンス最強だよね。

羨ましければ精神科来れば?
他科からの転向は大歓迎です。
357卵の名無しさん:2009/11/23(月) 23:18:34 ID:kyKxZF3bO
儲け主義が必死だね
見苦しいよ
358卵の名無しさん:2009/11/28(土) 16:20:32 ID:EC/O74to0
http://www.dpj.or.jp/header/form/index.html

皆さんも下記の内容で上記の民主党サイトまで、パブリックコメントを送りましょう。

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眼科においては、一人しか眼科医がいないのに手術室を開業医が白内障手術のために作り、
週に1日しか使わないにもかかわらず、「器械が高いから、白内障手術の保険点数が高くて当然」と言っています。

週に1日しか使わない手術室で開業医が手術しても採算がとれる程、白内障手術の保険点数は高すぎます。
他科の開業医で、クリーンルームを作って手術しているような科はほとんどありません。

この種の眼科開業医による白内障手術は、眼科が「楽して沢山稼ぐ」温床になってます。
なおかつ、手術しなくてもいい人にまで手術を勧める温床になっています。

「健康保険のムダ」を省く為にも、白内障手術は、週に1日しか使わない手術室では採算がとれないようにし、
基幹病院などに集中させ、数を集めてはじめて成り立つ形にした方がよいと思います。

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359卵の名無しさん:2009/12/05(土) 23:48:03 ID:rFhJU5PlO
まだやってんの?
精神科医ってヴァカの集まりなんだな
360卵の名無しさん:2010/01/09(土) 07:05:44 ID:Yhu7hfnX0
軽度から中程度のうつ病には、抗うつ薬治療はほとんど効果がなく、
別の治療をした方が良いとの研究結果が、5日の米内科学会誌
「米国医師会雑誌(Journal of the American Medical Association、JAMA)」に発表された。

米ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)のジェイ・フルニエ(Jay Fournier)氏の
研究チームは、一般的に処方される抗うつ薬(ADM)と偽薬(プラセボ)の治療効果の比較
のため、ハミルトンうつ病評価尺度(Hamilton Depression Rating Scale)で重度から軽度の
うつ病と評価された成人718人を対象に6つの研究を実施した。

研究の結果、抗うつ薬は、症状の重篤度に応じて、効果が大幅に変わることが分かった。

JAMAに掲載された論文によれば、非常に重度の症状を伴った患者には大きな効果があった一方で、
軽度から中程度、重度のうつ病に対して、抗うつ薬治療の効果はまったくないかごくわずかだった。

論文は、抗うつ剤に対する研究の大半が重度のうつ病患者に対する治療効果を調べるものであり、
重度以下のうつ病治療に対する効果を証明するためには証拠が十分でないと述べた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2679872/5127812


> 軽度から中程度、重度のうつ病に対して、抗うつ薬治療の効果はまったくないかごくわずかだった。
361卵の名無しさん:2010/01/24(日) 01:54:43 ID:p+POAfjB0
精神科医にはせめて向精神薬の副作用くらいは知悉してもらいたい。

身体疾患です、と内科に押し付けてくる患者さんの大半は、薬剤性の
イレウス、パーキンソン症状、dystonia、過料アレビアチンの嘔吐、デパケンの
肝障害高アンモニア血症による意識障害、それに悪性症候群、
薬剤性の不整脈、、もっと効能書き見て処方しろよ。
362お増健さん ◆0ZOKENdh0E :2010/03/13(土) 11:25:56 ID:00UQIdjZ0
着底
363卵の名無しさん:2010/03/14(日) 03:24:35 ID:+e3fsHG40
医者の書き込みは他のスレとはちがう。
364卵の名無しさん:2010/03/23(火) 21:08:36 ID:pprQK3JU0
リタリン出せてうらやま
365卵の名無しさん:2010/04/07(水) 10:53:34 ID:0TxZ8PAB0
nasi
366卵の名無しさん:2010/04/23(金) 10:42:46 ID:Z1PUBMqx0
>>356
コピペ?
367age
nasi