■■■鍼灸(しんきゅう)を活用しましょう■■■

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1Q師

身体の表面(皮膚や筋)に小さな刺し傷や小さな火傷を付けると、様々な疾患に対する治療的な介入が出来ると言われております。
鍼灸(しんきゅう)です。
この鍼灸、「統合医療」とか「補完代替医療」とか呼ばれる、やや妖しげな分野に埋もれて、妖しげなままにしょぼく活用されておりますが、実は大変なポテンシャルを秘めた技術、あるいは技術体系と思われます。

それは、物理療法をもって、様々な内科疾患にアプローチできるという、非常にユニークな仮定に立って、構築されてきた技術体系だからです。

所謂「東洋医学」は、「漢方=生薬方」と「鍼灸=物理療法」の併用が本来の姿です。
東アジア一帯で行なわれてきた伝統医療は、生薬と物理療法の二本立てであったわけで、これが非常に興味深い点であり価値でもあるわけですが、「漢方」に比べて、一方の「鍼灸」は、医療の中で全く活用されておりません。
これはもったいないことです。

何故「鍼灸」は、あまり省みられていないのか?
現在、鍼灸技法を担っている資格や業界、法制度、様々不備がありまして、この技法自体、胡散臭さが付きまとってしまって居るのが原因なのですが、
この辺をキレイに整頓すると、この鍼灸(しんきゅう)、非常に興味深い医療技術としての姿が顕かになって、つい、活用したくなります。
きっと。

どうぞ。
2Q師:2009/02/19(木) 23:43:54 ID:p65KVC/+0
<鍼灸治療をする為の資格>

医療行為ですので、医師でなければやってはいけません。
ただ、この技法の専門資格として「はり師」という資格が規定されておりまして、
古来伝わる「鍼灸技法」に関する医療行為は、許されております(あはき法第一条・昭22)。
(あはき=あんま・はり・きゆう)w。
実際は、鍼灸をやっているのは、お医者さんは極々僅かで、殆どは「はり師」です。

歯医者さんでやっている人がたまに居ますが、実は違法です。
3Q師:2009/02/20(金) 00:12:42 ID:bTfY3+z60
<はり師と視覚障害者>

江戸の幕府は、「按摩(あんま)」を、視覚障害者の職域として設定しました。
世界的に見ても、障害者政策としてかなり先進的なものであったとされています。
事実、完全に社会に根付きました。
鍼灸は、技法が按摩と連結しておりますので、時を経ず、鍼灸も視覚障害者の職業となりました。
つまり、日本は、鍼灸を目の見えない人々が担ってきた、稀有な国です。
東アジア全域を見渡しても(もちろん中国を含めて)こういう国はありません。

目の見えない人の工夫により、日本の鍼灸は独自の非常に繊細なものに進化しました。
これは中国など、外国の鍼灸に対するアドバンテージとなっておりますが、
日本の鍼灸師(はり師)は、今でも特別支援学校(旧盲学校)に課程が設置されており、全盲でも取得できます。
今でも、目の悪い方の職域として、国に規定されているわけです。

もちろん戦後は、青眼者(目の見える人)の鍼灸教育も整備されましたが、日本における鍼灸教育は、前述のように盲学校の副次的なものとの扱いであり、これには功罪があるようです。
4卵の名無しさん:2009/02/20(金) 00:48:54 ID:1Luw5PDZ0
【偽医療】AKA 関節運動学的アプローチ【インチキ医療】
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/body/1211885077/

千城台クリニックのAKA療法による不正請求返金
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/healing/1207056268/

【肩こり腰痛】日本関節運動学的アプローチ(AKA)医学会
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1229493132/
5Q師:2009/02/20(金) 01:07:49 ID:bTfY3+z60
AKAは、名古屋のお医者さんが生み出した、日本の「整体」です。
アメリカのカイロプラクティックみたいなものを目指したようですが、
結局、「理学療法士の為の整体っぽい手技」に落ち着きました。

この手技自体は別にインチキではありません。あんまり凄い効き目を吹聴しなければ、慰安手技として充分使えるものです。
開業している鍼灸院でも、自分とこの按摩技をAKAと呼んでいるところは結構あります。
実費の按摩として使うなら(資格を持ったあんま師が行なうなら)、別に何の違法性もありません。

保険の点数を流用(?)しようとするから、インチキなんです。
6Q師:2009/02/20(金) 01:27:51 ID:bTfY3+z60
効き目の機作は解明されていないけど、効き目はある治療技術を、今は「補完代替医療」と呼んでいます。
漢方・鍼灸も、AKAも、カイロプラクティック、オステオパシー、アーユルベーダ、〜など、みんなこれです。

胡散臭い雑多な混交物ですが、この中には将来、非常に有用な医療技術となり得る物の原石が沈んでおります。

この「補完代替医療」という雑多なものの中で、「一番取り出しやすい」原石が鍼灸です。
AKAだのカイロプラクティックだのの様な「整体」と違って「刺し傷」「火傷」など、検討しやすい物理刺激ですので、
基礎研究の対象にしやすいからです。

漢方と共用の技法になっていますので、鍼灸の研究は、そのまま漢方の研究にもなります。
7卵の名無しさん:2009/02/20(金) 01:29:34 ID:cbkHa8cb0
途中から理解不能です。

すみません、日本語でお願いしますっ!

8松山 赤○○字 病 員 清掃 商 事:2009/02/20(金) 01:38:05 ID:7UeICMqUO

  しにたい
9Q師:2009/02/20(金) 01:47:54 ID:bTfY3+z60
この辺、鍼灸のお勧めreviewです↓
J Pharmacol Sci. 2006;100(5):443-59.
Prog Brain Res. 1996;113:507-23.

日本人の研究は、普通で読みやすいです。本数は少ないですけど。
京都に明治国際医療大学という、日本で唯一附属病院を持っている鍼灸大学があります。
そこの川喜田先生という教授の仕事。
10Q師:2009/02/20(金) 01:58:06 ID:bTfY3+z60
>>7
すいません。自分で超訳を試みますと、

・鍼灸は、「刺し傷・火傷」を使った治療技術です。こういうアプローチは珍しいので、本当に効くなら非常に有用です。
・鍼灸は、「補完代替医療」の中では、モデル化しやすい技術なので、研究すれば、多分、まだみんなが知らない何かが分る。かも。

↑こんな感じです。
11卵の名無しさん:2009/02/20(金) 09:40:36 ID:bTfY3+z60

鍼灸治療をする「鍼灸院」は、
よく療養費の不正請求で話題になる「接骨院=ホネツギ」と混同されますが、本来全く別ものです。

「接骨院」は、療養費の請求が慣例として非常に楽にできるようになっています。
 殆ど無条件な受領委任が認められていて、患者さんの症状に勝手に病名を付けて請求できます。

「鍼灸院」は、療養費の請求の為に、非常にめんどくさい決まり(チェック機構)があります。
 勝手に病名を付けて請求するような不正は絶対に出来なくなっており、更に請求出来る額も安すぎるので、実質、実費でやっているところが殆どです。

このため、「鍼灸師」と「接骨師=柔道整復師」の両方の免許を取って、鍼灸治療にも接骨院の療養費申請を不正に活用している「鍼灸接骨院」が蔓延しています。
しかし、どうしてもオマケ鍼灸になりますので、鍼灸の本格派は、まず接骨院には居りません。

「鍼灸院」・・・・・日本車
「鍼灸接骨院」・・・韓国車

状況によって、どっちに乗りたいかは好みでしょうけれど、技術の信頼性には差があります。

「有用な医療技術として鍼灸を検討しよう」などというような場合、
それに耐えるレベルの技術があるのは、「鍼灸接骨院」ではなくて純正の「鍼灸院」ということになります。

例外は、殆どありません。本当に役に立つ鍼灸というのは、普段やたら目に付く「接骨院」ではなく、
普段目に付かない、実費でやっている「鍼灸院」にあります。
12Q師:2009/02/20(金) 09:54:26 ID:bTfY3+z60

実費で食って行ける人はやはり少なく、修練が要る割には損な業種です。
元が取れないのは明白ですので、まともな判断の出来る人は、なかなか入ってこない業界です。
鍼灸技法自体も、消滅しかかっております。

明治以来、「はり師」が担ってきた鍼灸技法ですが、今後は医師が担い手になるべきです。
医療の実践者として、お医者さんは、鍼灸技法を活用し発展させる義務がありますw多分。

日本のお医者さん達が、奈良朝以来1500年間発展させて来た医療技法です。これを失くしてしまうのはあまりにももったいない。
活用しましょう。
13卵の名無しさん:2009/02/24(火) 23:40:39 ID:hdcJiDXH0
>>12
忙しい医師が根気がいる鍼灸の修練をつむのははっきりいって不可能に近いと思う
14卵の名無しさん:2009/02/25(水) 14:08:09 ID:48Pmd1Hk0
患者の事考えると現行医療と鍼灸がうまくタイアップできればいいんだが
15卵の名無しさん
お医者さんは患者の事より儲けが先だから無理っぽい