産科医絶滅史61巻〜一か八か起訴したら無罪でした〜

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226卵の名無しさん
医療ミスの犠牲 - 風狂夜話 - 楽天ブログ(Blog)
http://plaza.rakuten.c●.jp/iyomantenoyoru/diary/200808210000

生まれたばかりの女児に「ちっちゃい手だね」と喜びの言葉を投げかけた29歳の母親が
その後の手術により、大量出血をおこし、帰らぬ人となった。
平成16年12月福島県の病院での産婦人科医療事故の結果である。

帝王切開手術を行った医師は当時36歳。業務上過失致死の罪などで逮捕されたが、
昨日の福島地裁判決で無罪が言い渡された。

この裁判では、医療界の医療事故に対する刑事責任追求への反発と、
遺族側の医療事故を隠蔽する医療界への不信がまともに対決した。
現在日本の喫緊の問題のひとつであろう。

産科医の不足や、妊婦の不安、およそ患者側に適切な医療情報を開示しない
権力的な医療界の体質。これらの状況をみながら厚生行政の体たらく
(日本医師会・製薬メーカーとの癒着)で後手後手の現状。

事故調査の第三者委員会などという、かの年金犯罪の二番煎じでかわそうという
拙劣な対策。ああいつまでも圧力行使のできない国民のいらいらがつのる。

なぜデモやメディア攻勢ができないのか。作戦はいろいろあると思う。

まず情報開示だと思う。圧倒的な権力には圧倒的な開示要求圧力を。

わたしも父を医療事故で大量出血のすえに失っている。
病院側の淡白な事情説明には呆れたがこちらの医療知識のなさに
泣く泣く引き下がったことである。

遺族側の鬱積するうらみ節は日本全国に満ちている。
医療関係者のかかりつけの病院や、対応する医者のリストの公開などもいい手だと思う。
さぞや名器・名手のご加護があるのであろうが。