733 :
卵の名無しさん:2008/09/12(金) 11:47:58 ID:T3NpXHSi0
>>732 高度な医療判断の是非を刑事裁判で裁くことが無理であることを身をもって示された
ある意味、弁護側の証人より功績は大きい
>>732 そうか、誤解していたな、感動した。
ぜひ次回の日産婦総会で特別講演していただこう。
737 :
卵の名無しさん:2008/09/13(土) 19:57:32 ID:R5OF2eig0
>>722 田中が人格者のわけがないだろ
今回の件だって、実の所は佐藤先生に対する私怨(それも逆恨みの類い)に
端を発するんだから中身が知れるってもんだ
738 :
卵の名無しさん:2008/09/13(土) 20:42:36 ID:R4A8BZm0O
何とか会長にはなれたけど佐藤のせいで○○をたくさんバラ撒くことになったじゃないか
739 :
卵の名無しさん:2008/09/13(土) 22:06:05 ID:W29GQ38CO
また三流大学出のクソ負け犬医者どもが誹謗中傷ですか?
大勢のかばいあいに立ち向かって一人だけでも真実を述べられたというのに
>>739 これもまたひどい釣りだよ
今回の裁判は真実云々とか言うレベルじゃないから
ただ単に医療の限界を普通に示した地裁を賞賛すべき話
その何とかっていうおっさんは勉強不足
知らんのに無理して恥かいただけ
>>740 釣りだとわかってるのに、わざわざ喰いつくなよw
742 :
卵の名無しさん:2008/09/14(日) 00:53:41 ID:2j4ut2L10
裁判官は正当な判決を出したと思うが、弁護側証人は本来なら偽証罪で豚箱行きだな。
但し、悲しいかな、日本の刑事司法は謙抑的だから、証拠がないと有罪に出来ない。
医師による庇い合いはスゴーく有効ってコトです。
>>742 心配せんでも医者は非常に他人と群れることが出来ない人種
744 :
卵の名無しさん:2008/09/14(日) 10:36:35 ID:5OJ/2nHF0
医者同士は意思疎通ぐらいは可能だよ
非医師とは会話も成立しないけど
745 :
卵の名無しさん:2008/09/16(火) 22:17:27 ID:zVel88S80
無罪の産科医が勤務再開へ 10月中旬から民間病院で
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080916/trl0809162140013-n1.htm 福島県立大野病院で平成16年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪が確定した産婦人科医、Kさん(41)について、
平岩敬一弁護団長は16日、民間の会津中央病院(福島県会津若松市)で10月中旬から
勤務を再開することを明らかにした。県職員は辞職する。
Kさんは県職員として県立大野病院に勤務していたが、18年に起訴され、休職になっていた。
無罪が確定した今月、県病院局が辞令を出し、復職した。
Kさんは弁護団を通じ「地域医療のため頑張っていく」とのコメントを出した。
746 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 01:43:23 ID:M3Y6tzCG0
747 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 08:54:41 ID:M3Y6tzCG0
無罪医師会津中央病院へ 大野病院事件
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20080916-OYT8T00628.htm 県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、無罪判決が確定した
K医師(41)が、10月中旬から会津若松市の「会津中央病院」(武市和之院長)で産婦人科医として勤務することになった。
16日、K医師の弁護団が発表した。これに伴い、県職員は辞職する。K医師は「微力だが、
産婦人科医として地域医療のために頑張っていく」としている。
K医師と相談していた県立医大産科婦人科講座の佐藤章教授によると、同病院には常勤の産婦人科医が3人いることや、
同病院で行っている最先端の治療法にK医師が興味を持ったことが理由という。
県病院局には同日午後、K医師本人から電話で連絡があった。同局では「本人の意向を尊重したい」としている。
同局はK医師の懲戒処分の見直しも検討しており、早急に結論を出したいとしている。
748 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 08:58:04 ID:M3Y6tzCG0
大野病院事件のK医師 民間病院で復職へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080917t63037.htm 福島県立大野病院事件で無罪が確定したK医師(41)が近く県病院局を退職し、10月中旬から
民間の会津中央病院(会津若松市)産婦人科に勤務する見通しになった。弁護団が16日明らかにした。
K医師は弁護団を通じて「微力ですが、産婦人科医として地域医療のために頑張っていく所存です」とのコメントを発表した。
会津中央病院は930床の総合病院。同病院によると、病院が手掛けている子宮筋腫の最新治療法にK医師が関心を持っており、
恩師の佐藤章福島県立医大教授を通じて勤務の申し出があったという。同病院は「詳しい勤務形態などは未定」と話している。
K医師は起訴後に県病院局を休職となったが、無罪確定に伴い、4日付で復職扱いとなっている。
749 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 10:09:38 ID:BqDRW8VY0
>>747 これに伴い、県職員は辞職する
県病院局涙目ww
>>743 まあ、団結できないところが、政治・行政・司法・マスゴミ・プロ市民につけ込まれる原因でもあるけどね。
752 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 13:10:08 ID:Vc6TTFytO
そうは言っても、社会で生きていく以上多少は群れる必要があるし、ミスを相互カバーする場面は、あると思う。
個々人が完全に分離して、社会生活を営むことは、無理。
ただ、親に養ってもらってるニートさんや、引きこもり無職さんなら、可能かもしれないけど。
753 :
卵の名無しさん:2008/09/17(水) 14:28:57 ID:M3Y6tzCG0
大野病院医療事故:加藤医師、産科医復帰 来月中旬から会津中央病院で /福島
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20080917ddlk07040294000c.html 大熊町の県立大野病院で04年、帝王切開手術中の女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、
業務上過失致死などの罪に問われ、無罪が確定したK医師(41)の弁護団は16日、
K医師が会津若松市鶴賀町の「会津中央病院」(930床、武市和之院長)に産婦人科医として復帰すると発表した。
県職員を辞職し、10月中旬から勤務するという。
関係者によると、K医師は県内での復帰を希望し、子宮筋腫治療の勉強のため、最先端の機器を備えている
同病院で復帰することになった。産婦人科の常勤医が現在、3人いることも決め手になった。
K医師は弁護団を通じて「微力ですが、産婦人科医として地域医療のために頑張っていく」
とのコメントを発表した。【松本惇】
>>753 >産婦人科の常勤医が現在、3人いることも決め手になった
一人科からの撤退完了
>子宮筋腫治療の勉強のため、最先端の機器を備えている同病院で復帰することになった。
産科からの撤退も完了かな?
755 :
卵の名無しさん:2008/09/18(木) 17:20:15 ID:/nQTfcvW0
756 :
卵の名無しさん:2008/09/18(木) 17:27:09 ID:xZG7KEbs0
757 :
卵の名無しさん:2008/09/21(日) 13:54:40 ID:+VDolxTZ0
758 :
卵の名無しさん:2008/09/21(日) 14:05:39 ID:TRM3CYE40
ttp://www.gvbdo.com/ptfile_yachan/yachan18.html >病巣がどんなに大きくても自分の免疫力が高ければ、簡単に治ることはもう純ちゃんで証明されています。
>ただし日本のイケナイ歯医者さんにしか行けない人には、
>このG.V. BLACK DENTAL OFFICEのルールは通用しません。
>今日の一斉攻撃の結果、やっちゃんを20年以上に渡り、悩まし続けてきた
>上の前歯の病巣は木っ端微塵に吹き飛んで、勝負は完全に決しました。
>勝利宣言です。
>それを考えるとアルプスのように見えているパウダーボーンの病巣も
>クリスマスツリーのように見えてきたりして、全ての流れは幸福へと続いています。
ギャグでやっているとしか思えないこの面白さ。
759 :
卵の名無しさん:2008/09/22(月) 22:57:13 ID:R7e7FW1h0
妊産婦死亡の遺族に支援を―医療者が募金活動
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/18303.html 「福島県立大野病院事件」を契機に分娩の安全確保などを求める署名活動などを展開してきた
「周産期医療の崩壊をくい止める会」(代表=佐藤章・福島県立医科大医学部産科学婦人科学教室教授)は9月22日、
周産期に妊産婦が亡くなる「妊産婦死亡」の遺族を支援していくため、医療従事者などを対象に募金活動を始めた。
同会では、「亡くなった方のことを忘れないという医療者側からのメッセージになり、遺族の癒しにつなげることができれば」と、
活動が患者と医療者の関係を深めていく契機となることに期待感を示している。
同会によると、日本では年間約50件の「妊産婦死亡」が発生しているといい、募金はこれらのケースの遺族に対する見舞金に充てる。
「妊産婦死亡」の発生に関する会員からの情報や、遺族からの申し出を受けて随時、見舞金を支払うという。
同会では、「患者と医師が一緒に活動を呼び掛けるケースは聞いたことがあるが、医療者が医療者に募金を
広く呼び掛けていくことはなかったのでは」と話している。
今回の募金は、「福島県立大野病院事件」で業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた産婦人科医の無罪確定を受けたもの。
同会は事件後、産科医や小児科医の労働環境の改善などを求める署名活動を展開してきたが、「無罪確定を手放しに喜ぶだけでは、
(被告だった)K医師は貴重な時期を無駄にしただけになり、何より亡くなった方やご家族が救」として、活動を開始した。
(後略)
半分くらいがソースで、半分くらいがつまらないカキコ
もう落ち着いたっていうことだね、一件落着
佐藤教授ってのは頭のいい人だね。尊敬しちゃうな。
>>759 微妙だな。 押すところは押し、引くところは引く あるいは 医師と患者の連帯を目指す という
佐藤教授の考えはわかるが、、、、
叩かれるのを承知で言えば、 ちょっと甘くないか? お人好し過ぎないか?
この活動で本当に産科医の立場を理解してもらえるのか?
やっぱり妊産婦死亡は医師の責任。 医者も責任を感じてるじゃないか。 と
受け取られはしないだろうか。私はこういう活動には賛同しない。
金が惜しいのではない。 医療従事者が募金するという事が筋違いのように
思うだけだ。
連携というと聞こえがいいが要は懐柔にすぎん。ちょこっと頭下げて金をやっとけば満足するだろうと。
原因を詳細に解明して次の犠牲者の発生を防ごうという態度が微塵も感じられない。
>>763 それは症例検討や治療ガイドライン(とその運用の開拓)ってことでいいと思う。
最後の運用方法についてまで踏み込んで専門学会で出してもいいかもな。
この手術は何人でやるべきかとか、癒着胎盤はこれこれこういうリスクを勘案して
どういう準備をするとか、現在の医療資源と需要を天秤にかけ、現状はどこまで
対応できて、どこから対応できないのだとか。
そういうのを一般向けにも先に発表公表しちゃうのもいいのかもしれん。
大野事件の再発を防ぐというのがどういうことなのか、それを実現するには
何が必要なのか/そもそもできるのかを国民にきちんとぶつけるべし。
でもってそういう検討で、これとこれがあればできる、それは実現可能って
結論が出ればそれが最高なんだが・・・・
こういうのって学会のシンポジウムでよくやってるけど、実現可能性や医療資源問題まで突っ込んで
きれいにまとめているとはいえないし、国民にわかるように提示されていないと思う。
治療ガイドラインを実現するためのガイドラインw
見舞金は本来保険で対応すべきだと思う。
医療者が加入する保険ではなく、医療費とは別に患者から保険料を取って。
医療ミスでの損害は医療者自身が加入する保険で、ミスでない医療事故及び裁判決着が
つくまでの一時立て替えに対してはこの保険で(賠償の判決が出ればその分返還)とか。
>>764 まったく同意だ。
金についてはこんな形で今回の遺族にだけ渡しても、次に同じようなことになったら
なんでうちはもらえないのかという話になり、善意の寄付ですまなくなるのは目に見えてる。
今回のに関しても、半ば強制でいくらか払わされる医師看護師等は釈然としないし
かえって一般の患者との関係をそこなうだろう。
>>764 訴訟を恐れて、学会レベルでの症例検討自体が減少してるそうだが・・・
768 :
卵の名無しさん:2008/09/25(木) 17:11:52 ID:sgcK9toO0
毎年、妊婦が50人程度なくなっているそうだが
一人に3000万円支援するとすると、掛ける50で15億円が毎年
必要になる。
毎年15億円もの募金が集まるのか。
一人が3万円寄付したとして、何人必要だ。
えーと、1000人で3000万円、1万人で3億円だから
5万人か。
そんなに多くの人が寄付するのか。
>>759 今さら言うのも不勉強がバレてアレだけど、
妊産婦死亡が年間50人って、凄いなあ。とあらためて感心するわ。
産婦人科医の(もちろん他科の医師も)努力の賜物だね。
もっと堂々と自慢しろよ。 威張ってふんぞりかえってろよ。
見舞金募金する暇があったら寝て、体やすめろよ。
募金する金があったら、うまいものでも喰って英気を養えよ。
それが本当に妊産婦のためになることだと思うぞ。>産科医
奴隷がいじめられないように貢ぎ物まで始めたって感じだなあ。
夜も寝ないで妊産婦の命を救えば救うほど、ありがたみが落ちていく。
「出産で命を落とすなんて、今時あり得ない。ミスがあって殺されたに違いない」と、逮捕者も出た。
10年前と比べても、やりにくくなったわ。
産科に限った話ではない。
医師は頑張って当たり前、うまく行って当たり前という
誤解を愚民に植え付けてきたのは医療界の責任も大きい
これからは診てもらえなくて当たり前、死んで当たり前
診てもらえたらその幸運に感謝する
という状況にしないと。
773 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 08:39:07 ID:/zHwRWZY0
大野病院事件 無罪のK医師の処分を取り消し
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081001t63021.htm 福島県立大野病院で2004年、帝王切開中に女性患者を失血死させたとして業務上過失致死罪などに問われ、
福島地裁で無罪が確定した産婦人科のK医師(41)について、県病院局は30日までに、
医療ミスを理由に行った減給処分を取り消すことを決めた。
県病院局は05年6月、K医師が癒着胎盤を無理にはがそうとしたため大量出血し、
適切な輸血措置も怠ったとする県の事故調査委員会の報告書などを基に、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とした。
K医師は06年に逮捕、起訴されたが、今年8月20日の地裁判決はK医師の過失を否定し、無罪を言い渡した。
K医師は起訴に伴い、休職となったが、9月4日の無罪確定を受けて復職扱いとなった。県病院局を近く退職し、
10月にも民間の会津中央病院(会津若松市)産婦人科に勤務する見通しになっている。
774 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 11:33:10 ID:/zHwRWZY0
産科医の減給処分取り消しへ 大野病院事件で
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008100101000206.html 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術中に女性=当時(29)=が死亡したことをめぐり、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪が確定した産婦人科医Kさん(41)について、
福島県の懲戒審査会は1日までに、減給処分を取り消すことを決めた。同日にも取り消す。
県病院局によると、Kさんは05年6月、医療ミスだったとして減給1カ月の処分を受け、
06年に逮捕、起訴された後、休職していた。
福島地裁は8月20日、Kさんに無罪を言い渡し、検察側が控訴を断念したため無罪が確定。
確定後、県はKさんに復職の辞令を出していた。Kさんは近く退職し、10月中旬から
同県会津若松市の民間病院で勤務を再開することが決まっている。
775 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 17:21:21 ID:GTInzGZY0
産科医の懲戒処分取り消し=大野病院帝王切開死−福島
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008100100711 福島県立大野病院事件で無罪判決が確定した産科医のKさん(41)に対して、県病院局は1日、
減給1カ月の懲戒処分を取り消したと発表した。同日午後、K医師に伝えられた。
尾形幹男局長は「K医師に大変ご苦労をお掛けした。申し訳ない」と謝罪した。
県の事故調査委員会が、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で
K医師の医療ミスを認める報告書をまとめたことを受け、県は2005年6月、K医師を減給処分としていた。
776 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 17:39:42 ID:RV+M0vOU0
「K医師に大変ご苦労をお掛けした。申し訳ない」はいいんだけど
その「申し訳ない」思いをさせた張本人の懲戒処分が先なんじゃないか。
まあ銃殺刑が妥当なんだけど、懲戒免職で勘弁してやろう。
777 :
卵の名無しさん:2008/10/01(水) 20:20:07 ID:HgyuAQpK0
大野病院事件:無罪確定医師の懲戒処分を取り消し 福島県
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081002k0000m040043000c.html 福島県は1日、県立大野病院の医療事故で業務上過失致死などの罪に問われ無罪が確定したK医師(41)について
05年6月の懲戒処分(減給10%、1カ月)を取り消した。減給分は改めて給付する。県は「判決を尊重した」という。
県は、04年に帝王切開の手術を受けて死亡した女性(当時29歳)について、事故調査委員会でK医師の過失を認定、処分した。
監督責任を問われた作山洋三院長(64)の懲戒処分(戒告)も今回取り消した。
尾形幹男・県病院局長は「結果的に大変なご苦労をかけ申し訳ない」と陳謝した。K医師は「名誉が回復されうれしく思う」
とのコメントを発表した。K医師は近く県を退職し、民間病院で産婦人科医として復帰する予定。【松本惇】
778 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 10:46:05 ID:Tk1pZM+Q0
779 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 12:57:46 ID:Tk1pZM+Q0
大野病院医療事故:医師の懲戒処分取り消し 事故調報告書は訂正せず /福島
◇県、民事上の賠償責任検討
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081002ddlk07040189000c.html 県立大野病院で04年に起きた医療死亡事故を巡り、裁判で無罪が確定したK医師(41)の懲戒処分(減給)が
1日、約3年を経て取り消されることになった。一方で県は、事故調査委員会の報告書を「当時としては適正だった」
として見直さず、死亡した女性患者側への賠償責任を改めて検討する方針を明らかにした。
この日、県庁で記者会見した尾形幹男・県病院局長は「判決は多数の専門家の鑑定や証言に基づき裁定されたもので、
精密で客観性が高い」と、05年の処分を取り消した理由を説明した。
他方、事故調の報告書について、尾形局長は「再発防止の観点から検討されたもので、見直しは適当でない。
資料を集め専門家が判断したもので、当時は適正なものだった」と語った。賠償責任については
「刑事と民事が同じ結論になるとは限らない。判決全文を検討し、弁護士とも相談し精査する必要がある」とした。
K医師は弁護団を通じ「名誉が回復されうれしく思う。心機一転、地域医療に貢献できるように努力したい」
とのコメントを発表した。K医師は今月中旬から、会津中央病院(会津若松市)で産婦人科医として復帰する予定。【松本惇】
780 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 13:10:32 ID:Tk1pZM+Q0
K医師の処分取り消し/大野病院事件で県
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=200810022 県病院局は1日、大野病院事件で無罪が確定したK医師の懲戒処分(減給1カ月)を取り消した。
無罪の確定によって処分の根拠がなくなったことが理由。
ただし、K医師のミスを指摘した当時の県事故調査委員会の報告書は改めないとした。
県病院局は今後、遺族に対する民事的な責任がないのかをあらためて検討し、必要な措置を講じていく方針。
県病院局の尾形幹男局長は裁判で医師に過失がないという判断が示されたことに触れ、
「多数の専門家の鑑定や証言に基づき裁判所が法的に判断を下しており、精密で客観性が高い」との考えを提示。
処分取り消しの根拠とした。
県は遺族に対する民事的な責任の有無は検討が必要との認識を持っており、今後、弁護士と相談して必要な対応を講じていく考え。
尾形局長は「できるだけ早くに結論を出したい」と述べた。
K医師とともに戒告の懲戒処分を受けた病院長の処分も取り消した。
781 :
卵の名無しさん:2008/10/02(木) 13:43:39 ID:Tk1pZM+Q0
大野病院医師の処分を取り消し 福島県が陳謝
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20081001STXKD058201102008.html 福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術中に女性=当時(29)=が死亡したことをめぐり、
業務上過失致死罪などに問われ、無罪が確定した産婦人科医Kさん(41)について、
福島県病院局は1日、減給処分の取り消しを決め、同日午後、本人に辞令を交付した。
県病院局の懲戒審査会の処分取り消し決定を受けた措置。記者会見した病院局の尾形幹男局長は
「病院局が設置した調査委員会の報告に基づき減給としたが、処分はその後の逮捕、起訴にも
つながったと考えられる。Kさんには大変なご苦労を掛けた」と陳謝した。〔共同〕