精神医学の視点から死刑制度を考える

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1卵の名無しさん
精神疾患で殺人を犯しても無罪になることもあれば、どう考えても
パーソナリティ障害と診断されそうで、同じ精神疾患なのに殺人で死刑
になることもある。
大体、死刑になるような犯罪を起こすのは残酷で精神異常と思われる
ような人が多い。精神疾患はいわば脳の異常、故障と言ってもいい
それなのに一方は無罪で、一方は死刑というのは極端な気がします。
それに病気や異常な性格は生まれつき、子供時代の環境など、親や
学校や社会、いじめなどではいじめた人間など、本人だけの責任でない
要素も多い。
それを考えると死刑は行き過ぎで、もちろんそんな人間がまた社会に
出てくるのも問題もあるから終身刑ぐらいが妥当かと思いますが
どうでしょうか?
後、本当の精神科医など専門家の意見も聞ければと思います。
2卵の名無しさん:2008/06/01(日) 15:49:01 ID:BaxCvIEH0
ー- 、
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;|     /ヽ ──|  ∀ | ̄| ∀ ||   <  もっと唱題して折伏しろって言ってんだろ?
;;;;;;;;;;;;;;;;;;|    ヽ <     \_/  ヽ_/|      \  てめ〜の財務が足りねぇんだからさ、んも〜。
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;;ノ:::::::::::::::::::::::`ー-Lユゝ,  `i          |   /   l//
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3卵の名無しさん:2008/06/01(日) 16:46:35 ID:2z0kZqPM0
全ての人間は精神にゆがみを持っています。
どこからどこまでが精神障害かというのは非常に難しい問題を抱えています。
しかしyurikoは精神障害です。
4卵の名無しさん:2008/06/01(日) 18:35:24 ID:HlAoYlo70
パーソナリティ障害が精神疾患?

プッ(笑)
さっさと終われこんな糞スレ。
5卵の名無しさん:2008/06/04(水) 15:26:22 ID:gdFVCvfx0
病気か病気じゃないかは人によって意見が違うが異常な症状があってまわりに迷惑を
かけたり社会生活が行えないのなら精神科での治療の対象なのでは。

パーソナリティー障害は、3郡11の様式があります。
(DSM-W-TR4 アメリカ精神医学会 (American Pyshciatric Association))
A郡
妄想性パーソナリティー障害:他人の動機を悪意あるものと解釈するなど、不信と
疑い深い様式  
ジゾイド・パーソナリティー障害:社会的関係からの遊離、及び感情表現の範囲の
限定の様式、受動的遊離性
失調型パーソナリティー障害:親密な関係で急に不快になる、認知的または知覚的
歪曲、及び奇妙な行動の様式

B郡
反社会性パーソナリティー障害:他人の権利を無視して、それを侵害する広範な様式
能動的独自性
境界性パーソナリティー障害:対人関係、自己像、感情の不安定、及び著しい衝動性
の様式、能動的両義性
演技性パーソナリティー障害:過度な情動性と人の注意を引こうとする広範な様式
能動的依存性
自己愛性パーソナリティー障害:誇大性、賞賛されたいという欲求、及び共感の欠如
の広範な様式、受動的独自性

C郡
回避性パーソナリティー障害:社会的制止、不全感、及び自分に向けられる否定的
評価に対する過敏性の様式、能動的遊離性
依存性パーソナリティー障害:世話をされたいという全般的な過剰な欲求の為に、
従属的でしがみつく行動をとる様式、受動的依存性
強迫性パーソナリティー障害:秩序、完全主義、及び統制にとらわれている様式、
受動的両義性
その他
特定出来ないパーソナリティー障害
6最近の話題:2008/06/05(木) 22:41:59 ID:qwo7loCc0
「タカジンのそこまで言って委員会」の中で、ブスの田島陽子がこう言っていたと思う。
 「あんた方だって人を殺すことがあるかも知れないから、あんたたちも死刑制度に反対すべきだ」

 別な日、安田弁護士らグーループの一人、老弁護士が出てジンボウ氏の横で確実にこう言った。
 「我々は、いつ人を殺すかわからない。それを考えたら死刑制度は、無い方がいいんだ。」

 悪徳弁護士ばかりじやーない。
 変な人権派弁護士がいるもんだ。
 明日、その場面を掲載しようと思う。
 掲載したら死刑になるか。
 http://blog.zaq.ne.jp/abcdefghi/
7卵の名無しさん:2008/06/06(金) 16:16:04 ID:kbgUXJkK0
>>1
その理屈だと、もし死刑が無くなってもその次に「一方は無罪、一方は終身刑では極端」とも言え、
一番重い刑から順に、やがて全ての刑を否定しなくてはならなくなる。
どこまでなら、どんな理由で刑を課すのを許せるのか、という話が無ければ、
現状に不満なだけの反抗期の八つ当たりとなんら変わらない。

そもそも>>1の定義で、「凶悪犯罪を犯しながら全く健康な精神状態の人間」というのはいるのだろうか?
もしいるなら死刑廃止の必要は無い(むしろこの理屈だと必要といえる)し、いないならそれは単に
「凶悪犯罪を犯す精神=異常」と自分の定義を根拠に循環論法を展開しているだけ。

しかもそれを死刑にだけ適用して「行き過ぎ」としているのでは、「私は死刑が嫌いです」と表明している以上の意味は無い。
むしろ死刑にならなければ後はどうでもいいという無神経さに、論理性に加え人間性の欠如すら感じる。
8卵の名無しさん:2008/06/06(金) 16:46:36 ID:+f58IS3l0
死刑というのは更正する見込みのない悪人を抹殺する制度なのだよ
病気で更正出来ないというならなおさら死刑なのだよ
9卵の名無しさん:2008/06/06(金) 19:25:11 ID:TfIu3Aj+0
>>6
こいつら要するに、
「俺はいつ人を殺すかわかんねーが、殺されるのは嫌だぜ。」って、そういう論だろ?
10卵の名無しさん:2008/06/07(土) 04:20:00 ID:j5hEPXSQ0
いやそれはある意味で正論だ
人間生きてる以上は誰かを殺してる
それが法廷に持ち込まれないだけの話だ
いじめた相手が自殺したとか
事故って人を轢いたとか
医者は特にそうだろうわざと数人殺してるだろ
首切りして自殺させた経営者とか

全部殺人だろ
1人殺せば殺人だが100万人殺せば正義だな
細かく分ければ世の中このあいまいルールの山だ
結局殺人ってなんだよ
そもそも罪じゃないよ
11卵の名無しさん:2008/06/08(日) 15:15:30 ID:B4qwa1Um0
>1
生まれつき、子供時代の環境など、親や学校や社会、いじめなどではいじめた人間
など、本人だけの責任でない要素

これを考えると病気か病気でないか関係なく死刑は重いのでは

>>6 誰でも精神的に異常な状態になる可能性はある。死刑に賛成と言って自分
はそんな人間にならないと思っている人もなる可能性はある。
それと所詮人間が行う精神鑑定に絶対はない。
12卵の名無しさん:2008/06/08(日) 23:14:26 ID:tJB1q0l30
>>1>>11
死刑が重すぎてだめという根拠が無い。
逆に精神関係なく犯した罪によって全て死刑でよいということにもなりうる。
13卵の名無しさん:2008/06/08(日) 23:19:57 ID:SSoVwRzx0
死刑だって結局は殺人だろ
1億6千万人がよってたかって1人を殺す
考えたらものすごい惨たらしい殺人だよ
1億6千万人は死刑じゃなくていいのか?
死刑制度ってのは論理的に破綻してるんだよ
人間なんてただの猿の一種だからね
同種殺しは本能だよ
そこに正義も悪もないよ
多数決で多数派が常に正義づらしながら惨たらしい
殺人をしてるのが人間という特殊な類人猿の特徴だよ
本当に類人猿から脱したいのなら死刑制度は無くすべきだね
類人猿のままでいいと思うのなら殺人を合法にすべきだね
14卵の名無しさん:2008/06/09(月) 01:21:53 ID:gjzESkXL0
類人猿を脱するにもう一つ方法があるぞ、
南無阿弥陀仏と唱える事だ。
15卵の名無しさん:2008/06/09(月) 04:18:03 ID:lH+sZumn0
>>13
バカ
なら自動車を容認している人類はその何万倍もの罪で裁かれなければならない。
16卵の名無しさん:2008/06/09(月) 16:32:49 ID:STmPL88c0
所詮死刑制度なんて権力者が弱者を押さえつけるための見せしめだよ
「こうなりたくなかったら法律を厳守しろ、法律は支配階級を守るためのものだ」
支配階級が殺すのは合法だからね
搾取して餓死させるのは合法だが支配階級が殺されると怒り狂うわけだ
他人を殺して得た地位を他人に殺されて終わりたくないというだけさ
17卵の名無しさん:2008/06/09(月) 16:36:01 ID:STmPL88c0
サービス残業をさせて労働者を平気で路頭に迷わすような経営者が
経済雑誌の表紙に写真がでかでかと載り英雄か何かのように称えられる
現代社会ってのは大量殺人者を祭り上げてる狂気の世界だよ
18卵の名無しさん:2008/06/09(月) 19:01:26 ID:lH+sZumn0
ID:STmPL88c0
お前は、どんなに貧しくても世界規模で見れば日本に住んでいるだけで支配階級側だという事がまるでわかってない。
その非難の仕方はお前を悲劇のヒロインにはしてくれない。
「私の手取りは34.5万円と少ない」とのたまった大阪府職員と同じ浅はかさを感じる。
19卵の名無しさん:2008/06/09(月) 21:50:09 ID:STmPL88c0
君はなかなか頭がいいね
その通り日本人というだけで大量殺人者なのですよ
もちろんその状況も嫌いである
20卵の名無しさん:2008/06/09(月) 21:53:32 ID:STmPL88c0
為替相場とか先物取引とか人を殺すために考え出されたツール
21卵の名無しさん:2008/06/09(月) 21:57:32 ID:STmPL88c0
アフリカは石油も宝石も食料も世界一豊富にある国なんだが
なんで一番貧しいと思う?
黒人だから
22卵の名無しさん:2008/06/09(月) 23:50:39 ID:lH+sZumn0
なんだただの中二病か
23卵の名無しさん:2008/06/13(金) 15:15:05 ID:OQJVTuO50
秋葉原無差別殺人の犯人の携帯の書き込みが新聞で見たが、かなり被害妄想
がはいっている
 http://plaza.rakuten.co.jp/ogura/diary/20080612/ から
秋葉原通り魔事件の犯人が、『不登校・ひきこもり・ニート』の当事者との共通点
があるということを述べてきました。

虐待と思われるような厳しいしつけ。親による過干渉
社会にも、家庭にも自分の居場所がないという状況など
すべてではありませんが、『不登校・ひきこもり・ニート』の当事者が抱えるもの
が、事件の犯人周辺には点在しています。
さらに共通点を付け加えるとすれば、
【被害妄想】【自殺願望】【強烈な劣等感】【攻撃性の高さ】
がありますね。これらはすべて、うつ病の人にも見られる症状です。

精神科医の方ならどう判断するのか、妄想性障害、 統合失調症の初期
妄想性パーソナリティー障害や反社会性パーソナリティ障害
統合失調型パーソナリティ障害などの人格障害など、何かに当てはまる
のでしょうか。
24卵の名無しさん:2008/06/14(土) 16:20:13 ID:q/hoBWrc0
秋葉原の無差別殺傷事件から考えたこと2:他者に対する破壊衝動の克服と
対人関係の功利的調整
http://charm.at.webry.info/200806/article_10.html

精神分析家メラニー・クラインが考案した発達早期の精神発達論では、乳幼児は無意識的
な破壊衝動(攻撃欲求)を部分対象に向ける『妄想‐分裂ポジション』から、破壊した
部分対象にも自分と同じ人格や感情があることに気づいて罪悪感を抱く『抑うつポジション』
へと発達していくと考えられています。『妄想‐分裂ポジション(生後3〜4ヶ月)』の最大
の特徴は、自己と他者(母親の部分対象)の区別が曖昧で、他者を自分と同じ主体性
(意志・感情)を持つ独立的存在として認知できないことですが、妄想‐分裂ポジションでは
『分裂(splitting)』の原始的防衛機制によって『完全に良い他者(自分を肯定する他者)』
と『完全に悪い他者(自分を否定する他者)』に二分割して考える傾向があります。

『良い他者』は傷つけてはいけないけれど、『悪い他者』は破壊してしまっても構わない
というのが妄想‐分裂ポジションの基本的な対象関係の認知であり、無意識的幻想である
『死の本能(タナトス)』は『悪い他者が自分を迫害・攻撃しようとしているという被害妄想』
を喚起させ、悪い他者に向ける破壊衝動が強まっていきます。自分に愛情や保護を与えない
『悪い他者(部分対象)』は、自分を傷つけて苦しめようとしているのだから、先手を打って
悪い他者を破壊して消滅させても良いとするのが死の本能に駆動される妄想‐分裂ポジション
の自己中心的(他者不在)な対象関係の捉え方なのです。もっと簡潔に言えば、自分を孤独に
したり不安にしたりするような『外界の部分対象(母親の部分的な態度)』には存在意義は
ないとする自己中心的な世界観がそこには広がっています。
25卵の名無しさん:2008/06/14(土) 16:23:15 ID:q/hoBWrc0
抑うつポジションへと順調に発達すれば『他者への思いやり・共感性』といった情緒機能が
発達してきますが、妄想‐分裂ポジションの『発達課題(良い部分対象の認識と善悪の
部分対象の統合)』が上手く達成できなければ、他者への思いやりや他者を傷つけることの
罪悪感がなかなか持てないこともあります。つまり、メラニー・クラインの想定する健全な
精神発達プロセスとは、他者を自分と同じような傷つき(孤独)や不安(弱さ)を抱える
不完全な存在(多面性のある存在)として認知できるようになることであり、
『他者を傷つけることの罪悪感・抑制感』を内的規範として形成することなのです。
『自分を認める他者』と『自分を認めない他者』を二分割する『分裂(splitting)』の原始的
防衛機制を完全に使わないようにするというのは意外に難しいことなのですが、大半の人は
幼児的な全能感を乗り越えて『自分の思い通りにならない他者』を不当に傷つけないという
レベルの倫理観までは獲得することになります。

しかし、幼児的・病理的ではない実用的で功利的な『他者の自分にとっての価値の二分割』
というのは誰もが多かれ少なかれ使っているものであり、『自分を認めない他者・自分が
必要ではない他者』を無視(軽視)したり拒絶したりということは多くの場面で見られます。
また、大人になっても『自分の思い通りにならない他者』に嫌がらせや攻撃、引きずり落とし
をしなくては気が済まないというような未熟なパーソナリティの持ち主も社会には多くいます
から、妄想‐分裂ポジションの『自己中心的な破壊衝動の要素』というのは大人になっても
ある程度残るものなのです(自分に苦痛や不快を与える他者を物理的に殺傷するレベルの
破壊衝動を実際に発現する人はまずいませんが)。
26卵の名無しさん:2008/06/14(土) 16:25:53 ID:q/hoBWrc0
抑うつポジション(生後12ヶ月以上)になると、他者を自分と同じ主体性・人格性を持つ
『全体対象(母親)』として認知できるようになり、他者を破壊(攻撃)することに
対する共感的な罪悪感(後悔の念)を感じ始めるのですが、『妄想‐分裂ポジション』から
『抑うつポジション』へとスムーズに発達するためには極めて重要な一つの条件があります。
その条件とは、『一人の人間(全体対象)の中には良い面も悪い面もどちらもあるのだ』と
確信できる発達早期〜思春期の人間関係(親子関係)の存在であり、『他者の愛情・信頼・好意』
というものがこの世界には確かに存在するという実感を持って、『他者の人格や人生』を尊重
できるようになることです。

反対に、発達早期から『他者の愛情・好意・信頼』を与えられることがなくその後の人生の中でも
『他者との相互的な信頼関係(愛情関係)』を全く体験できない場合には、『一人の人間(全体対象)
の中には良い面も悪い面もどちらもある』という基本的な対人認知を獲得できないことがあります。
その結果として、『世の中の人すべては自分に愛情や関心を持ってくれることはない(すべての人間は
自分に対して悪い側面しか持たない)』という社会憎悪・他者否定(共感性の欠如)につながる妄想的
な人間観を持ってしまう危険が生まれるわけです。これは『人間の共感性・思いやり』の原点が、
『自分を認めてくれる他者の存在(早期母子関係のような愛情関係)への確信』にあることを意味します
が、生まれてきてから現時点まで『他者の愛情・優しさ』をほとんど実感できず『他者からの拒絶・迫害』
ばかりを体験してきた人の場合には、やはりどうしても『他者の良心・愛情・思いやりへの不信』が生まれ
やすくなります。
27卵の名無しさん:2008/06/14(土) 16:29:38 ID:q/hoBWrc0
つまり、自分が思いやりを持って優しく接したとしても相手がその優しさや思いやりに
確かに応えてくれるという確信が持てないので、『相手に傷つけられる不安(優しく
しても拒絶される不安)』から他人と積極的なコミュニケーションを取りにくくなるのです。
実際には、自分が優しさや愛情を持って丁寧に接しても相手に受け容れられないという
ケースは多くあるわけですが、早期母子関係や過去の人間関係(異性関係)の中で自分が
全面的に承認された体験(自己の尊厳を確認できるような体験)があれば、『この人は
ダメだったけれど、他の人は違った対応をしてくれるかもしれない(すべての人間が冷淡な
拒絶的態度を取るわけではない)』という人間関係への期待を持続させることができるよう
になります。

しかし、それまでの人生の過程で親子関係も含めて、自分の人格や魅力を全的に承認(受容)
された経験が全く無い場合には、『自分は誰からも愛される資格がない・誰からも好かれない
自分には価値がない』という方向にネガティブな劣等コンプレックスや他者否定(社会憎悪)
の認知を強化しやすくなります。自己評価の低下や自尊心の傷つきが強くなると、
『拒絶された自分』は『拒絶した他者』よりも人格的価値が低いというように偏った価値認識
をしてしまい、拒絶される経験が何回か蓄積すると『他者に好かれようとする努力・コミュニ
ケーションの意志』を放棄して自閉的な行動パターン(他者とできるだけ関わらない防衛的な
生活態度)を定着させてしまうことも少なくないのです。その結果、他者(異性)と親密な
コミュニケーションを取りたいのに、劣等コンプレックスや悲観的認知によって他者に話し
かけることができないという問題が深刻化していくのですが、その根底には『傷つきやすい
繊細な感受性』とその感受性を生み出す『対象恒常性(内的な安心できる他者のイメージ)の
欠如=ありのままの自分を認められたことがないという自己嫌悪的な記憶』があります。
28卵の名無しさん:2008/06/14(土) 16:35:55 ID:q/hoBWrc0
積極的に他人(全体対象)を傷つけて破壊しない共感性(罪悪感)を獲得するというのが
一般的な妄想‐分裂ポジションの発達課題ですが、『自分に必要な他人・自分に必要では
ない他人』を選別して態度・共感のレベルを変えるという分裂の適応的な防衛機制という
のは成長してから以降も残るものです。この『他者選別的な防衛機制(功利主義的な
対人関係の調整)』を一切使わずに通常の社会生活や恋愛関係を営むことはできませんが
、地域コミュニティの衰退や親子関係の結びつきの弱さなどによって『自分が他者・集団
に選ばれない孤立感(虚しさ・怒り)』を抱える個人の数は増加傾向にあるのではないか
とも推測できます。

『功利主義的な対人関係の調整』というと難しいように感じますが、日常生活の事柄に
置き換えて言うと、別れた恋人との連絡を断ち切ったり、mixiのマイミクで話さなく
なった相手をマイミクから外したり、結婚してから異性の友達と連絡しなくなったり、
環境が変わって過去の人間関係とのつながりがなくなったり、好きではない相手との
関係構築を回避したりといった意図的・非意図的な人間関係の組み換えのことを指して
います。人間は多かれ少なかれ人間関係(コミュニケーションの頻度)を現在の生活や
考え方に合わせて調整していかなければ、通常の社会生活(仕事・学問・恋愛・結婚・
友人関係)を送ることが出来ません。しかし、人間関係の調整には『人間関係を切る側
・切られる側』という非対称性が必然的に付きまといますから、自分が『人間関係を
切られる立場(他者に好かれない立場)』に固定されていると思い込むと人間不信が
強まり、ますます人間関係から遠ざかってしまうという問題が生まれます。
29卵の名無しさん:2008/06/14(土) 16:36:40 ID:q/hoBWrc0
加藤容疑者の社会憎悪・人間不信の要因には、自分がいつも他人(異性)や社会(企業)
から『必要ではない人間(他者から求められない存在)』として道具的に都合よく取り
扱われているという怒り・不満があったと思われます。派遣会社からのリストラの宣告や
自分のつなぎ(制服)が見つからなかったことによって『自分の居場所がもう何処にも
なくなった・自分なりに仕事を頑張ってきたのに何一つ報われなかった』という孤立感
(見捨てられ感)を更に強めたのかもしれません。各種報道内容を見た限りでは、
『仕事がなくなって経済的に困窮するという不安感』よりも『自分を必要としてくれる他者
(異性)や会社が何処にもいないから頑張っても意味がないという孤立感』のほうが犯行の
引き金として作用した割合が大きいように感じます。補足的な論考として、秋葉原の事件
とも関係してくるテーマである『個人的・社会的な承認欲求と自己の尊厳(自己信頼感)の
相関の問題』について心理学・哲学の視点から考察したいと思います。
30卵の名無しさん:2008/06/15(日) 16:26:02 ID:EUyuJtnJ0
>>7死刑にならなければ後はどうでもいいという無神経さに、論理性に加え人間性
の欠如すら感じる。

どうでもいいとは書いてないのでは

>1もちろんそんな人間がまた社会に出てくるのも問題もあるから終身刑ぐらいが妥当
とある、無知や勉強不足ならまだわかるが、人間性の欠如とまで言うほどなのか?
人それぞれ意見が違うのは当たり前なのに
結局、死刑に反対する人間は「人間性の欠如」と決め付けてるだけなのでは。
31卵の名無しさん:2008/06/15(日) 17:37:29 ID:UHrlqdTs0
>>30
そこまで考えられて、なぜ

結局>>1は、死刑=「行き過ぎ」と決め付けてるだけなのでは。

というところまで考えが至らないの?
32卵の名無しさん:2008/06/15(日) 17:47:36 ID:UHrlqdTs0
>>30
後、>>1を擁護するならそんな末節の言い回しにこだわる前に
「どこまでなら、どんな理由で刑を課すのを許せるのか、という話」をしてみたら?
君のやってる事こそ、人格否定の目的しかない「決めつけ」だよ。
33卵の名無しさん:2008/06/16(月) 09:01:08 ID:E+Ir0Yl20
>>30
>どうでもいいとは書いてないのでは

本人にその気があろうとなかろうと、結果的にはそうなってる。
無罪になるべき人が有罪になる事がダメなのであれば、少し位ならかまわないとかそういう問題じゃない以上、
死刑以外の刑にも反対していなければおかしい。
そこを「終身刑ぐらいが妥当」などといっている時点で無神経といわざるを得ない。
ちなみに終身刑は、受刑者にとって時として死刑より残酷になるとすら言われている。

>無知や勉強不足ならまだわかるが

それも相当失礼だと思うが・・・。
それに>>1は無知や勉強不足というより、浅知恵に入る。
>>1の場合、精神疾患の犯人の事を思いやっているように見せかけて、その実、自分の感覚の押し付けしかしていない。
いくら高級な知識を仕入れようと、それをごく表面的な浅い次元でしか使わないのなら、力押しの感情論となんら変わらない。
それに気づかないのなら、やはり人間性にかかわってくるだろう。
34卵の名無しさん:2008/06/17(火) 14:37:19 ID:aZGChVbp0
そもそも>>1の話って、「無罪の要件を満たしているなら無罪にすべきだ」というだけの話で
精神医学も死刑制度も絡まない。
35卵の名無しさん:2008/06/18(水) 14:50:30 ID:42z4a8iX0

光市事件の差し戻し控訴審判決の全文
ttp://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20080613101103.pdf
36卵の名無しさん:2008/06/18(水) 20:12:15 ID:rFHX55K80
>33 ちなみに終身刑は、受刑者にとって時として死刑より残酷になるとすら
言われている。
だったら本人に決めさせればいい
>自分の感覚の押し付けしかしていない
もし反対するなら>33も自分の感覚の押し付けしかしていない
37卵の名無しさん:2008/06/18(水) 22:04:22 ID:+p7lHAie0
>>36
>だったら本人に決めさせればいい

論点がずれてる。誰がそんな次元の話をしている?
>>7>>31-32への反論にも>>1>>30のフォローにもなってない。
単体のアイディアとしても良くない。

>もし反対するなら>33も自分の感覚の押し付けしかしていない

それはない。
まず>>1の理屈を使っているのだから、自分の感覚だけの話ではない。
何がおかしくて、どうすれば筋が通るのかも書いてある。
対して>>1にはそのような客観的に判断できる材料が何も無いし筋も通ってない。
だから>>1には感覚の押し付け以外何も無いと言っている。

で、結局君は人の質問にも答えず、そんなどうでもいいところにだけ難癖つけるしかできないのか?
なら自分や>>1の印象が悪くなるだけだから黙ってた方がいいよ。
38卵の名無しさん:2008/06/20(金) 10:37:18 ID:fDkSrIOd0
39卵の名無しさん:2008/06/20(金) 10:53:19 ID:N1BR1Ywl0
法は人と人以外の境界をどう定義しているの?
40卵の名無しさん:2008/06/20(金) 10:54:43 ID:fqyJQ582O
真面目な精神科医の一部はかなり屁理屈好きだから
こういう糞スレを立てると血祭りだなぁ
普段患者相手には出来ない攻撃性を存分に出してるよ。
41卵の名無しさん:2008/06/20(金) 16:38:31 ID:58D1/nTh0
むしろ患者に対しての方が酷そうだけどw
何しても文句言う相手なんて居ないでしょ
なんか言ってきたら妄想とか言っとけばいいわけだし
42卵の名無しさん:2008/06/21(土) 13:41:28 ID:1li1VGIm0
ぺぺねた。 加藤智大 「私は精神病です」
http://pepeneta.blog78.fc2.com/blog-entry-679.html
東京・秋葉原で8日、17人が殺傷された無差別殺傷事件で、殺害された7人
のうち4人は刃物で一刺しされたことが致命傷となっていたことが警視庁の
司法解剖で分かった。
殺人未遂容疑で逮捕された派遣社員、加藤 智大 ( ともひろ ) 容疑者(25)
は調べに対し、「境遇に強い不満があった」と供述。その一方、「自分は精神病だ」
とも話している。検察当局などは加藤容疑者の責任能力に問題はないことを確認
するため、東京地裁に鑑定留置を請求する方向で検討を始めた。
43卵の名無しさん:2008/06/21(土) 13:50:43 ID:qoRAEIqZ0
抑うつポジションへと順調に発達すれば『他者への思いやり・共感性』といった情緒機能が
発達してきますが、妄想‐分裂ポジションの『発達課題(良い部分対象の認識と善悪の
部分対象の統合)』が上手く達成できなければ、他者への思いやりや他者を傷つけることの
罪悪感がなかなか持てないこともあります。つまり、メラニー・クラインの想定する健全な
精神発達プロセスとは、他者を自分と同じような傷つき(孤独)や不安(弱さ)を抱える
不完全な存在(多面性のある存在)として認知できるようになることであり、
『他者を傷つけることの罪悪感・抑制感』を内的規範として形成することなのです。
『自分を認める他者』と『自分を認めない他者』を二分割する『分裂(splitting)』の原始的
防衛機制を完全に使わないようにするというのは意外に難しいことなのですが、大半の人は
幼児的な全能感を乗り越えて『自分の思い通りにならない他者』を不当に傷つけないという
レベルの倫理観までは獲得することになります。

しかし、幼児的・病理的ではない実用的で功利的な『他者の自分にとっての価値の二分割』
というのは誰もが多かれ少なかれ使っているものであり、『自分を認めない他者・自分が
必要ではない他者』を無視(軽視)したり拒絶したりということは多くの場面で見られます。
また、大人になっても『自分の思い通りにならない他者』に嫌がらせや攻撃、引きずり落とし
をしなくては気が済まないというような未熟なパーソナリティの持ち主も社会には多くいます
から、妄想‐分裂ポジションの『自己中心的な破壊衝動の要素』というのは大人になっても
ある程度残るものなのです(自分に苦痛や不快を与える他者を物理的に殺傷するレベルの
破壊衝動を実際に発現する人はまずいませんが)。
44卵の名無しさん:2008/06/22(日) 14:04:28 ID:neE1AkNS0
フーコーは、死刑というものについて、3つの点から論じる必要があると述べました。第一は、
刑罰の機能の仕方という問題、第二は、精神医学―刑罰の関係という問題、そして最後に、死
刑という実際的な問題。そして彼は、前二者に答えなければ、問題は解決しない。それをしな
いで死刑について語ることは、自分の頭を隠した上で、その頭を切るかどうかを議論するとい
う、「ダチョウのような政治」をすることになる、と。
そのうえで、彼は、死刑ないし終身刑の存在は、「二種類の犯罪」について議論しているので
はなく、「二種類の犯罪人」の存在について議論しているのだ、とします。つまり、「矯正可能な
者」と「矯正不可能な者」の存在です。しかし、両者について判断することは、もはや司法の役
割ではなく、精神科医の領分です。
なるほど、確かに、オウム裁判でも、精神鑑定は幾度となく行われました。しかし、日本の法
制度においては、裁判官は、精神鑑定の結果に拘束されないことになっています。しかしそう
なると、なぜ精神鑑定をするのかが分からなくなります。この論理では、長年の系統的訓練を
受けた精神科医・精神病理学者よりも、司法修習で短期間の講習を受けたに過ぎない裁判官
の判断を重視することになってしまいます(陪審制の場合、この問題はさらに深刻になります。
素人にどうやって「精神医学的」判断をしろというのでしょうか?「あまりに凶悪」だから「異常」
でも死刑又は終身刑?ではなぜ、精神鑑定という制度が存在するのか?)。
少なくとも大学で3年以上、さらに大学院生や研修医として数年間の訓練を受けた者よりも、
一年間の司法修習のそのまた一部の期間しか講習を受けていない者のほうが、異常犯罪者
のことを良く理解しているなどと考えるのは、もはやディレッタンティズムですらありません。
45卵の名無しさん:2008/06/22(日) 14:04:59 ID:neE1AkNS0
誤解してほしくないのですが、そしてフーコー自身も、犯罪者についての判断を医師に
一任せよと言っているのではありません。しかし、それをするわけにはいかない以上、
「矯正不可能な犯罪人」を特定することは不可能です。死刑や終身刑は、特定の「犯罪人」に
ついて、司法制度自体が機能不全を起こしていると主張するものです。もし、そのような主張を
するつもりがなければ、フーコーが言うごとく、刑にはすべて期限があることを認めなければ
ならないのです。そして、この問題は、刑罰だけでなく、社会のあらゆる分野においても共通
することなのです。
46卵の名無しさん:2008/06/22(日) 17:42:29 ID:GcB4h8tB0
>>44-45
それこそまさに、「自分の定義をもとに正当化を図る」の鑑だな
47卵の名無しさん:2008/06/24(火) 13:06:00 ID:7fZ5TQ8Q0
日本は一度精神科医を信用して失敗してるから
精神科医を信用してない
48卵の名無しさん:2008/06/25(水) 15:08:18 ID:iXNQHotm0
朝日新聞が羽生名人と永世称号を言葉遊びに利用
1 名前:名無し名人 2008/06/20(金) 12:31:43 ID:15jMVQM5
素粒子 6/18(水)

 永世名人 羽生新名人。勝利
目前、極限までの緊張と集中力
からか、駒を持つ手が震え出す
凄み。またの名、将棋の神様。
  × ×
 永世死刑執行人 鳩山法相。
「自信と責任」に胸を張り、2
カ月間隔でゴーサイン出して新
記録達成。またの名、死に神。
  × ×
 永世官製談合人 品川局長。
官僚の、税金による、天下りの
ためのを繰り返して出世栄達。
またの名、国民軽侮の疫病神。

48 名前:名無し名人 :2008/06/20(金) 23:46:42 ID:15jMVQM5
http://tetorayade.iza.ne.jp/blog/entry/616129/
抗議にコメントしないとしつつ四コマ漫画で揶揄
49卵の名無しさん:2008/06/26(木) 19:48:02 ID:xJdCJjTB0
>>1がもし、終身刑は軽すぎで、死刑が妥当かと思いますが、どうでしょうか?
と書き込んであったら
>>7は死刑になれば後はどうでもいいという無神経さに、論理性に加え
人間性の欠如すら感じる。というのか?
>>31は結局>>1は、終身刑=「軽すぎ」と決め付けてるだけなのでは。
というのか?
>>33
どんな理由があろうと人を殺した人間は死刑でなければおかしい。
そこを「死刑が妥当」などといっている時点で無神経といわざるを得ない。
ちなみに死刑は、受刑者にとって時として終身刑より残酷になるとすら
言われている。
>>1の場合、被害者の家族を思いやっているように見せかけて、その実、
自分の感覚の押し付けしかしていない。
いくら高級な知識を仕入れようと、それをごく表面的な浅い次元でしか
使わないのなら、力押しの感情論となんら変わらない。
それに気づかないのなら、やはり人間性にかかわってくるだろう。
というのか?
50卵の名無しさん:2008/06/27(金) 00:49:33 ID:UhO7xqCe0
>>49
問題の一つは>>1の理屈だと「一方は無罪で、一方は死刑というのは極端」と「一方は無罪、一方は終身刑では極端」
の両方が言えるにもかかわらず、根拠無く後者を無視して「終身刑が妥当」としている論理性の無さ。

もう一つは、終身刑は必ずしも死刑より倫理的に勝っているとは言えないにもかかわらず、
根拠無く「終身刑なら行き過ぎでない」としている無神経さ。

だから、>>7の評価は妥当。

もしこれが逆に「死刑が妥当」だったとしても、基本条件が同じな上、論理的には「現在の法律」や「再犯率」、
倫理的には「世論の支持」があるだけ、少なくとも「終身刑が妥当」よりは客観的な基準と根拠がありうるので
絶対的な評価はともかく、相対的には「終身刑が妥当」よりも遥かにマシ。

>>49のような言い方になる事もありえなくは無いが、論理的価値は
「死刑が妥当」=「無罪が妥当」>(越えられない壁)>「終身刑が妥当」
なので、その時はけして同次元の比較にはならず、論外扱いになる。


で、>>1による「どこまでなら、どんな理由で刑を課すのを許せるのか、という話」
「凶悪犯罪を犯しながら全く健康な精神状態の人間というのはいるのか、という話」
はマダー?
51卵の名無しさん:2008/06/29(日) 15:40:01 ID:ZiE9Zbr70
>47日本は一度精神科医を信用して失敗してるから
精神科医を信用してない

精神鑑定によって冤罪ということもありえる訳だ

>50凶悪犯罪を犯しながら全く健康な精神状態の人間というのはいるのか

今の精神医学、脳科学ではまだわからないのでは

1996年WPA(世界精神医学会)はマドリッドにおいて精神医療の倫理面に
おける宣言を出し、同時に特別領域におけるそのガイドラインを出した。
このマドリッド宣言はWPAに参加する各国学会によって支持されたものであり、
「どの国の学会でも尊重されなければいけないものである」
(日本精神神経学会とWPA執行委員との合同会議録よりOkasha次期会長発言、
学会誌99巻10号)。このガイドラインは死刑について以下のように述べている。
「いかなる場合であろうと精神科医は法の下での死刑執行に関与すべきでない。
また囚人の処刑ができるという能力評価に精神科医は関与すべきでない」。
52卵の名無しさん:2008/06/30(月) 01:11:18 ID:btZ7rUkX0
>>51>>1なの?>>1が定義しないと意味が無い。

それに論点がずれてる。
「まだわからない」のであれば、そもそも精神鑑定の存在意義が自己満足に過ぎないということにもなるので、
そういう矛盾が出る時点で指摘の意味が無い。
どちらにせよ>>34である時点で>>1は破綻してるからな。
53卵の名無しさん:2008/06/30(月) 14:54:17 ID:rzJjYuJx0
精神鑑定にはそもそも科学的根拠が全く無く、
鑑定医の主観で決められている。
54卵の名無しさん:2008/06/30(月) 22:05:03 ID:sWk3R3Mw0
人を殺しても誰も何も言わない捕まえもしない世界にすべきじゃないか。
そこにこそ本当の意味での平等があるんじゃまいか?
精神疾患かどうかで刑罰に差をつけるのは精神差別きわまりない。
誰が何人殺しても別にかまわんという世界でいいじゃないか。
北斗の拳みたいな世界。
そこにこそケンシロウのような救世主があらわれるんじゃまいか?
55卵の名無しさん:2008/07/01(火) 04:05:39 ID:whWPpqcD0
そんな事をすると、

「ヲイ>>54から頃して良いのか?」「フッ好きにしろ」

ってな事になる。良くないさ。
56卵の名無しさん:2008/07/01(火) 07:16:40 ID:mMMLGc2M0
>>51
>「いかなる場合であろうと精神科医は法の下での死刑執行に関与すべきでない。
>また囚人の処刑ができるという能力評価に精神科医は関与すべきでない」。

死刑になるかも知れない人の精神鑑定はしてはいけない、ってことですか?
外国では司法上の精神鑑定はしないの?
57卵の名無しさん:2008/07/01(火) 08:15:07 ID:MwMHDw3f0
>>56
それは「死刑執行できない」という評価をする事は否定してない。つまり精神鑑定自体は否定してない。
精神科医は死刑の執行許可には加担せず、死刑中止の要素があるときのみ口を出せって意味で
要するに死刑を否定せよという前提に基づいたガイドライン。

まあ政治犯の死刑がなく、捜査の精度が高く、廃止国より治安が良い日本はそういう前提に従う理由が何もない。
このガイドラインも性質上、煩雑になりそこから意図がぼやけるのを避けるため、あえて例外的な日本に言及せず
簡単に「どの国でも」としているだけの可能性もかなりあるが、その辺に考えが至らない短絡思考達が
それを錦の御旗ででもあるかのように振りかざして騒いでいるのが実情。

少なくとも日本においては、おおよそ論理的とは言いがたい。
58卵の名無しさん:2008/07/01(火) 22:23:16 ID:mMMLGc2M0
>それは「死刑執行できない」という評価をする事は否定してない。

つまり、死刑になる可能性がある人を鑑定する時には、
必ず「是非を弁別しそれに従って行動することはできなかった」
と鑑定しなくちゃいけない、ってこと?
59卵の名無しさん:2008/07/01(火) 22:43:35 ID:MwMHDw3f0
>>58
まあ、暗にそうしろって言ってる事になるな。
「嘘をつけ」とまでは言ってないから、「是非を弁別することができた」という時は黙秘して執行にお墨付きを与える事を避けるって手も考えてるんだろうな。
でも実際には、責任能力が「無い」といえないなら「有る」んだから、そういう奴の評価にかかわった時点で「嘘をつく」か「お墨付きを与える」かの二択しかない事になる。
嘘ばっかりつくようになったら、精神鑑定自体廃止されるのがオチ。

このガイドラインは政情不安定な国ならまだしも、日本では精神鑑定の信頼性を危うくするだけで、他に何のメリットも無いな。
60卵の名無しさん:2008/07/02(水) 00:00:12 ID:mMMLGc2M0
>>59
サンクス。
なんだかおかしなガイドラインですね。
鑑定の意味がないね。
61卵の名無しさん:2008/07/06(日) 16:47:41 ID:2DuiNLxr0
死刑に賛成して精神異常など関係ない、と言う人は精神疾患に対しても
理解がなく、うつ病も甘えてるとか、意志が弱いとか言いそうだ。
なかには心の病など存在しない、精神を鍛えれば治るとか言うのもいる。
精神科医にも患者の本当のつらさが理解できず、傷つくことを平気でいうのが
いるらしい。
精神疾患、あるいは精神、性格異常は努力で治る部分もあるだろうが、限界が
ある。それは極端な例えでいえば、背の低い人に努力して身長を伸ばせとか
足の遅い人に努力して根性で100m9秒台で走れと言ってるのと実は変わらない。
精神、性格異常は親の教育、子供の頃の環境も大きく、それをその人間を運が
悪いから仕方がないと言うのだろうか、本人のみに責任を負わせるのか?
62卵の名無しさん:2008/07/06(日) 22:36:46 ID:BUGFGnd00
>>61
>>1も精神疾患に理解があるとはいえないので、死刑に賛成している人だけがそうである根拠がまったく無い。
君の理屈は、死刑賛成派に落ち度があって欲しいという願望から来た荒唐無稽な妄想に過ぎない。
63卵の名無しさん:2008/07/10(木) 20:20:25 ID:g3P7b7in0
>>62
決めつけ
64卵の名無しさん:2008/07/10(木) 20:29:31 ID:eu98b32c0
罰しない対象とされる「精神の異常」と
治療の対象としての「精神疾患」は違うでしょうが。

後者はとりようによって無限に広がる。
前者は失見当識など極めて限定的のはず。
65卵の名無しさん:2008/07/11(金) 00:28:33 ID:1UDigoug0
>>63
決め付け
66卵の名無しさん:2008/07/12(土) 09:17:10 ID:kiGoLSvA0
>>65
決め付け
67卵の名無しさん:2008/07/12(土) 18:03:30 ID:EdOF7aGY0
>>63の負け
68卵の名無しさん:2008/07/13(日) 06:33:04 ID:o5sFE0Qa0
>>64
>>1のフォローのつもり?
69卵の名無しさん:2008/07/17(木) 20:05:22 ID:RDsl9e4r0
精神科医と法律家|kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10097420018.html から

僕は法律家は統合失調症に関してはワケがわからないと思うのか、責任能力に
ついて精神科医の助言を受け入れやすいが、それ以外の疾患ではあまり理解して
いないといつも思う。特に重いうつ状態や認知症による犯罪である。
(細かいことを言えば、この2つの理解のされなさには微妙に相違があるのであるが)
最近でも、ある殺人事件を起こした女性が精神鑑定で、検察、被告人の鑑定証人
いずれも「心神喪失、責任能力なし」の判断が出ているのに、それを完全に無視した
判決になっているものがあった。まあ、そうするくらいなら、最初から精神鑑定など
するなって。あれはどうみても精神科専門医を侮辱している。いくつか異なる鑑定結果
が出て、法律家が自分の判断で鑑定結果を選択しているのなら話がわかるが、いずれも
同じ「心神喪失、責任能力なし」という鑑定結果が出ているのに、それを否定するその
科学的、医学的根拠を聞きたい。

法律家が万能なら、彼らだけで刑を決めたら良いと思う。
70卵の名無しさん:2008/07/18(金) 00:34:15 ID:6TPb1tab0
>>69
逆に、絶対に無視してはいけないほど現代の精神科専門医の診断が万能か、というとそうでもない。
結果が重大なら相応の罰を与えるべきということもある。
無視するなら最初からやるなというオールオアナッシングの考え方には賛同できない。
心神喪失の判定がされたら、規定の罰を与えた上で治療のオプションをつける制度にする、という考え方もある。

それに法律家は法律で規定されている事を適用するのが仕事で、精神鑑定を無視するのは
鑑定士に対して道義的に問題があるとしても、法的には許容範囲内。
精神鑑定が有効活用されにくくなっているのなら、それは法律家の問題ではなく、「制度」の問題。

あとそれブログかいてる本人が
>死刑を肯定または否定するという議論ではないことに注意してほしい
っていってるよね。
つまりこのスレにはあまり意味の無い引用だ。
71卵の名無しさん:2008/07/26(土) 15:09:59 ID:0qRDKsKS0
死刑に賛成する人はなぜ賛成なのか感情論以外で聞きたい
72卵の名無しさん:2008/07/26(土) 23:43:11 ID:E37p4lxq0
「万人の万人に対する闘争」の状態を収めるために、一人ひとりの毒牙を引っこ抜いて一箇所に預けたわけ。
でも人間の本性が変わったわけではない。
預かった毒牙は時々使わざるを得ない。
それが戦争であったり、死刑ということだね。
もちろん上記がまったく無秩序じゃ困るので近代では国家間、国内に様々な規定やシステムがあるわけだ。
73卵の名無しさん:2008/07/27(日) 11:40:51 ID:HBFdCN1y0
>>71
・実質的に死刑を廃止する必要がないから
・死刑廃止にデメリットがあるから
・死刑廃止論に日本で法律を変えられるだけの整合性がないから
74卵の名無しさん:2008/07/27(日) 15:32:57 ID:w0gvIjrf0
 世界では多くの国が死刑を廃止する傾向にあり、今やOECD加盟国(先進国)で
国として死刑を実施している国は日本だけになっている。
(OECD加盟国のうち、制度として死刑が残る国は日本の他、米国と韓国があるが、
米国は50州のうち36の州で死刑を実施しているものの、国としての死刑制度は存在
しない。また制度としての死刑が残る韓国も、1998年以降その執行を停止しており、
実質的な死刑廃止国に数えられている。EUは死刑廃止が加盟条件となっている。)
75卵の名無しさん:2008/07/27(日) 16:03:22 ID:t9v7oMwZ0
死刑制度存続に賛同。
島国は大陸に足並み合わせる必要は無い。
76卵の名無しさん:2008/07/27(日) 21:10:49 ID:JAe4sxja0
>>74
国事犯では死刑を存置しているところがかなりあるぞ。
都合のいい嘘を書くな。
77卵の名無しさん:2008/07/28(月) 01:57:54 ID:wIhnyMPr0
>>74
EUは死刑廃止が加盟条件てあんまりむねはって言える事じゃないような
78卵の名無しさん:2008/07/28(月) 11:21:42 ID:8rXifSPt0
あの辺、罪人を縛り首にするのはNGでも、
異教徒の頭上に爆弾を落としたり、
意に染まない活動家の船を爆破してみたり(成功した工作員に勲章まで)、
武器を売りつけて紛争を煽ったりはOKなわけ。
国は業として時に誰かを殺さなきゃならんのよ。

で、日本は戦争をしないことになっているので罪人を吊るすわけ。
79卵の名無しさん:2008/07/28(月) 11:34:47 ID:rujbEVSAO
いや、廃止議論の前に終身刑の導入が先でしょ。廃止するのはいつでもできる
80卵の名無しさん:2008/07/28(月) 11:40:19 ID:wIhnyMPr0
そもそも死刑がダメで終身刑はOKという理屈がおかしい
81卵の名無しさん:2008/07/28(月) 12:28:52 ID:XOl+eBSh0
>>76
死文化してるけどね
82卵の名無しさん:2008/07/28(月) 12:39:22 ID:JtlJ3BRd0
忠臣蔵がもてはやされるような仇討ちのDNAが日本人の中にあるから日本の法廷は最終的には遺族感情が最優先される傾向があるよね。光市の事件でも
そうだけど、あいつは終身刑があればいい適用例だと思ったよ。少年法とのからみがあってそういう結論になったけどね。
イギリス(?なんかでは、終身刑で更正プログラムがきちんとしていてそういった施設ですごした受刑者の再犯率は非常に低く企業も
そういったことを踏まえ積極的に採用している。日本では未熟ですけどね、だから刑務所でてもまた同じことを繰り返す結果になる。
食事をしたり普通の日常生活の延長上に殺すという行為が普通に位置づけされている何の罪悪感もない人間(食事をすることと殺すことが一緒の価値)
を処罰することは、何もわからない赤子を殺すのと同じ。頭の病気だから無罪になる。
ただこういう固体を世の中に無罪で出すのは問題があると思いますね。
再犯するだろうし、、無罪にするなら情報開示と徹底的な監視がいると思う。
終身刑で滓からださないってのが一番いいでしょうけど。
死刑をなかなか廃止にせず、終身刑を導入しないのは、遺族感情重視の現状と
終身刑を入れることで更正施設などあらたに税金を投入しなくてはならないという
国の懐具合と両方あるように感じます
83卵の名無しさん:2008/07/28(月) 14:20:53 ID:wIhnyMPr0
>>81
死文化で良いなら、日本はすでに廃止国です。
そう扱ってください。
84卵の名無しさん:2008/07/28(月) 15:19:16 ID:bidJPnFW0
外国ならその場で射殺されるところ日本では死刑までは殺されずにすんでいる、とも言えるね。
85卵の名無しさん:2008/07/28(月) 19:16:52 ID:31TLpD/W0
絞首刑は人道的とは言えない。
やはり、睡眠導入剤とカリウム静注の組み合わせが楽に死ねる(と思われ。)
86卵の名無しさん:2008/08/01(金) 11:01:03 ID:51l08/QF0
犯罪を犯すものは全て精神疾患として良いのでは
精神疾患の診断基準に犯罪を犯すを入れる
治療の経過によって隔離、要観察とすればよい

精神は脳から作られると考えるなら、これ以外にはないと思うが
罪と罰の考え方は幽霊を信じてるのと同レベルにしか思えない
精神と脳を別に考える奴は無知なオカルト信者
87卵の名無しさん:2008/08/02(土) 07:52:17 ID:YRacSet90
絞首刑には首を吊るロープが伸びきった状態で首に縄をかける「吊るし吊り」と、
ロープにある程度のゆとりをもたせて足台が外されたときに数メートル落下してから
首に縄がかかる「落とし吊り」の2つがある。
中国の公開処刑などで行われる吊るし吊りは受刑者が窒息するまで数分間もがき
苦しむため、見せ物向き。
日本の死刑は落とし吊りで受刑者は1〜2m落下したところで縄がかかるため落下の
衝撃で頸椎が折れ瞬時に意識を失うため苦痛は少ない。
88卵の名無しさん:2008/08/02(土) 16:01:43 ID:4APodp410
統合失調症の妄想状態で病識がない場合、責任能力がなく無罪となることがあるが
病気じゃない人間、あるいは初期症状で瞬間的に極度の、妄想、異常状態になること
もあるのかもしれない、もしその辺が医学的にはっきりしてない段階で死刑が行われ
るのなら、人権上やはり問題があるのでは。
89卵の名無しさん:2008/08/03(日) 15:41:57 ID:dBp3uXIL0
>>88
だから、死刑じゃなくても問題があるし、死刑にしない理由になってない。
90卵の名無しさん:2008/08/08(金) 14:49:51 ID:vLhBIHTt0
>>89
死刑にしない理由は病気かもしれないのに殺すことになるから
しかし、すべて無罪にするのも一般市民を危険や不安にさせるなど
問題があるので、、治療して治る、あるいは更生するまでは仕方がないので
病院や刑務所より緩い施設などで、隔離する。
91卵の名無しさん:2008/08/09(土) 23:06:40 ID:3qkc2g5g0
>>90
病気かもしれないということは病気でないかもしれないと言うことだし、
ということは何をもって更生とするかもわからないという事。
そんなあやふやな理由で期限も決めず人間を隔離する事は
罪刑法定主義の考え方では許されないものとされているはずだ。
内容も、隔離される当人にとっては死刑よりも残酷な可能性すらある。
92卵の名無しさん:2008/08/10(日) 04:33:04 ID:L+e7agW10
>>90
死刑だけしたくない
治療したい
隔離はしたい

どれも健康で犯罪と縁遠い人間が、精神医学をダシにして「これくらいがいいな」という好みを押し付けようとしてるだけの
エゴにまみれた上から目線の意見にしか見えない。
>>91のような実際のリスクに対してメリットが自己満足のみ。当事者の視点に立っていない。
93卵の名無しさん:2008/08/10(日) 15:37:24 ID:9kvvpXzP0
>>92当事者の視点が死刑(殺すこと)にすることなのですか?
死刑制度維持の自分の感情のための屁理屈にしか聞こえない。
94卵の名無しさん:2008/08/10(日) 22:48:17 ID:L+e7agW10
>>93
>当事者の視点が死刑(殺すこと)にすることなのですか?

意味不明。どこにもそんな事書いていない。
勝手に妄想の中の敵と戦ってる君は、屁理屈レベルにも達せていない。
95卵の名無しさん:2008/08/11(月) 02:26:52 ID:dPQpP9+q0
>>93
そんな風に話をそらしたところで>>92に正面から反論できないのなら
>>90が死刑を廃止できる理由にならない事に変わりないよ。
96卵の名無しさん:2008/08/15(金) 14:00:53 ID:pI9RRXhb0
>>92の方は死刑にも反対してるという意味ですか?
よくわかりません、後このスレは精神医学の視点から考えるとあるので
精神医学、その他心理学、脳科学など科学的からでも死刑を反対する理由を
誰でもいいですから、小学生5年生でもわかるように説明してください。
97卵の名無しさん:2008/08/15(金) 14:37:34 ID:vcp6fHLs0
>>96
>>90のような独りよがりの理由で死刑を廃止する事に反対というだけで
死刑存置そのものにも廃止そのものにも反対してないよ。
廃止できるだけの筋の通った理由が見当たれば廃止すれば良い。

>>90のような「これくらいがいいな」という好みを押し付けることが許されるなら
世論の多数が死刑を容認してる現状で死刑を廃止する事はできない。
ましてそれがまるで精神医学に基づいているかのような錯覚で行われるとなれば
それは医学に基づいて行われたナチスの所業と同じ仕組みを許す事になってしまう。
98卵の名無しさん:2008/08/15(金) 15:42:40 ID:yBRq2IJK0
現行の裁判では、心神喪失や心神耗弱が認められるのは
ほんのわずかな例外だけだけど、
実際はほとんどの受刑者は精神を病んでいて
刑罰とは別に心理療法なども必要としているように思う。

>>90はなにも自分の「好み」の問題を言ってるわけではなく、
単に現行の刑罰が実情に即していないことを指摘しているだけでしょ。
99卵の名無しさん:2008/08/15(金) 17:10:29 ID:vcp6fHLs0
>>98
>刑罰とは別に心理療法なども必要としているように思う。

死刑を廃止する必要とは別問題だね

>単に現行の刑罰が実情に即していないことを指摘しているだけでしょ。

だからそうなってないって指摘しているだけでしょ。
100卵の名無しさん:2008/08/15(金) 19:19:13 ID:yBRq2IJK0
超カンタンに書くと、
0〜2(心神喪失〜心神耗弱)か100しか認めてないのが現行の裁判。
でも実際にはその中間があるはずです。
一般の精神病患者も、日常生活に支障のある重度の障害から、
社会の支援があれば就業も可能な軽度な障害まで様々でしょ。

精神耗弱を刑罰の減免理由としか考えない現状を改めて、
受刑者を更生させるためのアプローチの違いと捉えた方がいい。
そしてその場合、受刑者の更生という視点を欠いた死刑は鬼子なので、
他の身体刑や拷問などと同様、お役御免になるしかないだろうね。
101卵の名無しさん:2008/08/15(金) 19:50:39 ID:vcp6fHLs0
>>100
ずれてるな。
精神が正常ならば死刑を適用しても良いのなら、それは死刑存置論でしかない。
病気かも知れないからダメというのであれば>>91
そもそも精神鑑定至上主義的な視点で語っている時点でそっちが実情に即していない。
だからお役御免にはまったく結びつかない。
102卵の名無しさん:2008/08/15(金) 23:50:17 ID:vd8vHk+n0
>>98
>実際はほとんどの受刑者は精神を病んでいて

どういう根拠に基づいて言ってるんだろう。
まさか「人生がうまくいっていない=精神を病んでいる」と定義しているとか?

>刑罰とは別に心理療法なども必要としているように思う。

心理療法よりも再就職先の確保が必要。
再犯率が格段に下がるからね。
103卵の名無しさん:2008/08/16(土) 22:52:14 ID:tnwDKdzC0
教育刑至上主義って実はすごく怖い事だよ。
その辺がわからない人がカウンセラーや精神科医になる可能性があるとか怖すぎる。
104卵の名無しさん:2008/08/17(日) 15:05:43 ID:tciADgx30
>>91そんなあやふやな理由で期限も決めず人間を隔離する事は
罪刑法定主義の考え方では許されないものとされているはずだ。

あやふやな理由で死刑にするのもどうか?
例えば殺人でも死刑ではなく無期懲役の人もいる。同じ事件でも裁判官に
よって分かれることもある、はっきりとした基準がないからなのでは?

>>92「これくらいがいいな」
「これくらいがいいな」は人によって意見が違い、それでも何かを決める時に
政治、外交などでもお互いの妥協でそうなることもあるように、裁判でも結局
裁判官が判断が難しい時「これくらいがいいな」、あるいは自分の感情や思想
が入るという事もあるのでは。
105卵の名無しさん:2008/08/17(日) 16:21:09 ID:8CVpLuf50
>>104
裁判はあやふやなんじゃなくて総合的な判断だから微妙で難しいんだよ。
難しい判断だからこそ、証拠の正確さが要求されるわけ。
有罪か病気かの判断という、裁判の要素のごく一部でしかない精神鑑定と同レベルで扱えるわけが無い。
君の言ってる事は、「犯行が実行された証拠は無いが実行は可能だったから有罪にする」
というのと同じレベルの危険な事。

どうなったら治療・更生となるかわからないまま隔離する危険性の問題もそのままだし
さらに、これは死刑がなくなったからといって解決する問題でも無い。
106卵の名無しさん:2008/08/23(土) 14:33:06 ID:+8VC6FBL0
心神喪失や統合失調症で無罪の廃止を検討しよう
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/court/1214017706/

裁判・司法板にも精神疾患に関するスレがあります。
107卵の名無しさん:2008/08/29(金) 00:22:32 ID:aou36Ji20
複数回精神鑑定したらその都度違う回答が出るような事も少なくない程度の精度なのに
死刑が求刑されるほどの凶悪犯を野放しにできる力があるとか怖すぎる。

精度の低い精神鑑定で「犯罪は軽微だけど精神を病んでの犯行だから隔離」をやろうとする事が怖い事だとわかれば
その逆も怖い事なんだとわかりそうなものなのに・・・
108卵の名無しさん:2008/08/29(金) 01:26:35 ID:kJ+cxZv90
>>107
そもそも精神疾患認定=即免責じゃないし。
109卵の名無しさん:2008/08/29(金) 01:41:43 ID:aou36Ji20
>>108
それが何か>>107と関係あるの?
110卵の名無しさん:2008/08/29(金) 14:34:33 ID:3393/q8M0
患者本人の同意を必要としない入院形式。

医療保護入院
保護者の同意と精神保健指定医の診察を要件として、強制的に入院する形式。
くわえて知事への報告を要する。 なおこの場合の保護者とは、患者が未成年で
あれば両親がこれに該当する。
措置入院
自傷他害のおそれ(措置要件)のある精神障害者に対して、2名以上の精神保健指定医
の一致のもとに、都道府県知事が強制的に入院させるもの。 経費は全額公費となる。
緊急措置入院
自傷他害のおそれが著しく高い精神障害者を1名の精神保健指定医の診察で強制的に
入院させるもの。 ただし入院期間は72時間までとなる。

精神医療には精神保健指定医でなければ行えない業務として、これまでに挙げた入院や
退院に関わるものの他、入院形態の如何を問わず病院内における隔離、身体拘束に関する
決定などがあります。隔離とは、本人ないし周囲の安全のために、本人の意志に反して
12時間を越えて個室に収容することです。また、身体拘束とは、同様の目的で、拘束衣
ないし綿入れの布ベルト等で手や足の自由を奪うことです。

犯罪を犯してなくても病気と判断され本人、あるいは他者に危険がある可能性が
ある場合本人の意思に関係なく強制的に閉鎖病棟などに入院されるそうです。
結局、現在でも犯罪を犯しても犯さなくても精神異常と判断され危険ならば隔離
されている。
111卵の名無しさん:2008/08/30(土) 01:52:29 ID:jPtFludH0
結局どこも死刑制度の存廃と絡まないな・・・
112卵の名無しさん:2008/09/10(水) 09:23:40 ID:3yqzRVBD0
age
113卵の名無しさん:2008/09/12(金) 14:33:28 ID:3kW7BB6e0
>>110
>>91期限も決めず人間を隔離する事は
罪刑法定主義の考え方では許されないものとされているはずだ。
内容も、隔離される当人にとっては死刑よりも残酷な可能性すらある。
>>92隔離はしたい  当事者の視点に立っていない。
に対しての実際現実には隔離も当事者の視点に立っていない残酷なことも
精神病院でもすでに行われてるということ。
それは隔離、拘束しないと治療できないことや他の人の人権を守ることで
認められてるということなのでは。
そして一生病院にいる人もいるのだろう、それは精神疾患に限らず他の病気
や寝たきりの病人なども同じである。
だから>>86
死刑も終身刑でもなくあきらかな病気の場合は治療、それ以外の判断が難しい
のは治療と更生という考えもある。
>91期限も決めず人間を隔離する事は
期限は裁判官が決めればいいのでは。
114卵の名無しさん:2008/09/12(金) 15:25:15 ID:Mbpw/1lt0
意味不明
115卵の名無しさん:2008/09/27(土) 16:32:09 ID:fCmHuWQH0
死刑は国家による殺人なので廃止すべし
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/court/1183041788/
116卵の名無しさん:2008/10/25(土) 13:10:20 ID:3l06QzC70
age
117卵の名無しさん:2008/10/27(月) 03:19:42 ID:yPBcyaCtO
118卵の名無しさん
わけわかめ