■山形新聞ニュース
40代男性執刀医を書類送検 05年の患者死亡医療事故
http://www.yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200802/25/news20080225_0416.php ------------------------------------------------------------------
平成20年2月25日(月) 21:26
鶴岡市立荘内病院で2005年12月、肺がん治療の手術中に鶴岡市内の男性患者=当時70歳代=
が出血性ショックで死亡した医療事故は、肺動脈を傷つけた医療ミスだったとして、鶴岡署は25日、業務上過失致死の疑いで、当時、同病院呼吸器外科に勤務していた40歳代の男性執刀医を書類送検した。
調べによると、医師は05年12月9日、切除と縫合を同時にできる自動縫合器を使用し、男性患者の腫瘍(しゅよう)がある右肺上部を摘出する手術をした。
その際、切る必要のない肺動脈の位置を確認せずに自動縫合器を操作し、長さ約2.5センチにわたって傷つけ、男性患者を出血性ショックで死亡させた疑い。
同病院からの事故の届け出を受け、同署が県警捜査一課の応援を得て、手術に居合わせた助手や看護師に事情を聴くなど捜査していた。
男性医師は同様の手術の経験が300回以上あったベテランだった。
現在は同病院を辞め県外に住んでいるという。
同病院側は、すでに院内の医療事故調査委員会で事故原因を結論づけ、遺族側と和解し、賠償金約2000万円を支払った。
山形新聞の取材に対して同病院総務課は「特にコメントはない。
事故は警察の捜査の対象になっており、弁護士と相談した結果、委員会の調査結果も現時点では話さないことにした」とし、過失の有無、死亡との因果関係についての見解を明らかにしていない。
>>436 関係者に伝えて置く。もしこの医師を起訴すれば、日本全国に呼吸器の外科医が減少し、呼吸器外科が崩壊する。
肺というものは肺動脈や肺静脈が放射状に入り組んでいる。術野も非常に狭い。
今回は起こりうる合併症です。示談も済んでいる事例を起訴すれば、日本全国の呼吸器外科のみならず全ての外科が崩壊する。
実は今、新規の外科医がほぼ零なのだ。
患者が一人合併症で死ねば全て業務上過失致死罪で豚箱行きなら、再発防止のためには2度と外科手術はしませんということになります。
医療をしないのが、一番医療事故を防止できる手段だということになります。