公立昭和病院

　現在は混迷の時代といわれております。
多くの人が心に漠然とした不安や焦燥感をもって生きています。
今までの経済の繁栄こそ幸福に通ずる道といった物質主義の価値観は
音を立てて崩れていっております。
企業のリストラで職を失った人、窓際に追いやられる人、過剰消費に
かまけて、その後遺症に悩む人．．．自分は今まで何をしてきたのだろう、
人生って何だろう、多くの人間が心の空虚さに苛まされているのではないでしょうか。

　人間が百年足らずで消滅してしまう肉体だけの存在だったら人生はつらいものかもしれません、
どんなに真っ正直に生きようとも、どんなに一生懸命に生きようともしても全ては肉体の消滅とともに
無に帰してしまうのですから。
自分だけのことを考え、やりたい放題のことをして他人からは奪うだけの人生のほうが得ということになってしまうでしょう。
この世界が物質だけの空間と時間で支配されているのなら幸福も物質的・肉体的なものに限られてしまうのは
当然のことです。そういう世界にある物質は全て有限です。有限のものを中心に幸福が存在するとしますと、その幸福も有限なものになります。その結果、有限な幸福を求める略奪戦が人間の主目的となってしまします。
他人を騙し、奪い、殺してでも出し抜くということが喜びとなってしまうでしょう。目に見える物質のみに価値があるという考え方をするならば人に与えるとことは自分が損をすることにほかならないのです。
このように人間が物質のみで構成されているという考え方からは刹那的な利己主義しかでてこないのです。

　しかし人間とは肉体を持った霊です。私たちの霊は無限に続いているのです。
肉体は滅び消え去っても私たちの魂は生き続けていくのです。
このことを知ることによって初めて精神（心）こそが最も大事なものであるという考え方になるのです。
物資的な喜びは、たとえ求めて得たとしても束の間です。
心に愛を持ち他人を思いやり人のためにも生きられるとき真の幸福感を得ることができるでしょう。
この心が経済至上主義という物質信仰によって傷つけられ壊れかかった世界を救う唯一の道です。

　私たちは縁があってこの時代、この場所に生まれてきたのです。
私たちはどこから来たのでしょう、実は霊界からきたのです。この現世を修行の場所として自分の魂を磨き直すという大きな目的を持って生まれたのです。
自らの目的を果たすため一番ふさわしい親を選び国を選び時代を選んで強い決意で生まれてきました。
この世というものは霊魂にとって厳しい修行の場にほかなりません、その厳しさこそが魂を浄化することができる環境なのです。
人間が肉体だけの存在ではなく霊である以上、真の幸福は物質的なところには決して存在せず心（魂）の原理「愛・他利・奉仕」にのみに存在しています。
「人々がみな幸福になるように、世界が本当によくなるよう」にと願って生きるときに初めてあなたの真の幸福が訪れるのです。

人間は肉体とエーテル体と呼ばれる幽体と霊体と本体から成り立っています。
エーテル体とはオーラーとも呼ばれます。オーラーは人間の心境、感情、健康面を如実に現しています。
健康な人のオーラーはとても明るくきれいな色で赤や黄色です。不健康な人はグレーにくすんでいます。
また正義感に燃えてるいるときのオーラーは美しい赤色です。不動明王の背後にある火炎がこの色です。
ところで１６６さん、あなたのオーラーの色はなんでしょうか？
たぶんグレーではないでしょうか？
病院の疑惑の方々．．．ご自分のオーラーに自信をもっていますか？
利己主義を反省して善行をつまないと後悔することになります。