■■■医事倶楽部と霞ヶ関会−１９患者目■■■

依頼者：東京都在住　会社員男性O氏　29歳

交際して五年になり、結婚まで考えている恋人女性E(28)に 浮気相手が発覚し、どうにかして別れさせたい。
東京都在住、会社員男性O氏(29)からの依頼。
交際して五年になり、結婚まで考えている恋人女性E(28)に浮気相手が発覚し、どうにかして別れさせたいという。恋人Eの携帯電話のメールを盗み見たO氏はもうすでに深い関係だということにガク然とし「このままでは、彼女を取られてしまう」という不安に苛まれた。
一人で悩んだ末の依頼である。

浮気相手男性のデータは何ひとつない。
早速、調査員は恋人Eの尾行調査を開始。
あっという間に浮気相手S(32)の存在が浮かびあがった。
データが揃ったところで女性工作員が登場する。

依頼者O氏の情報から携帯のメールアドレスを聞き出していた為、間違いメールを送ったのだ。
「ユミ」という名前を名乗って、こんなメールを送信した。