週刊誌【読売ウィークリー】9月30日号(最新号)
⇒新シリーズ「医療砂漠」を行く:第1部・産科
千葉、奈良だけじゃないお産難民50万人時代 産院「空白」地図
@なぜ横浜の妊婦がへりで千葉・鴨川へ A悲劇は再現か「打つ手なし」の奈良
B「全国最悪」埼玉の実態 C今、離島は? 北海道・利尻島ルポ
お産が危ない。産婦人科医がどんどん出産の現場を去り、赤ちゃんを取り上げる人が急減している。奈良県では先月、妊婦が9病院から受け入れを拒否されたあげく救急車内で死産した。
千葉県でも昨年、16病院から受け入れを拒否された妊婦がいたことが最近わかった。日本産婦人科医会は、安全な分娩管理が受けられない“お産難民”が、将来、50万人になると試算する。
神奈川、埼玉、茨城3県医会の協力のもと本誌が独自に作成した市町村別マップによれば、“産科過疎地”が首都圏ですさまじい勢いで拡大中。地方の状況も深刻だ。
あなたの身近な人を“難民”にしないために、必読の10ページ大特集。
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