3 :
卵の名無しさん:
支局長からの手紙
遺族と医師の間で /奈良
今回の一件はほとんど手掛かりがないところから取材を始め、かなり時間を費やして事のあらましをどうにかつかみました。
当然ながら関係した病院のガードは固く、医師の口は重い。何度足を運んでもミスや責任を認めるコメントは取れませんでした。なにより肝心の遺族の氏名や所在が分からない。
そこへ基礎取材を続けていた記者から「遺族が判明しました」の連絡。記者が取材の趣旨を説明に向かうと、それまでいくら調べても出てこなかった実香さんの症状、
それに対する病院の対応が明らかになりました。それがないと関係者にいくつもの矛盾点を突く再取材へと展開しませんでした。
情報公開条例や個人情報保護法を理由に県警、地検、県、市町村などの匿名広報が加速するなか、記事とともに母子の写真、遺族名が全国に伝わり、
多くの反響が寄せられています。それは実名と写真という遺族の「怒りの力」によるものに他なりません。
支局の記者たちも、ジグソーパズルのピースを一つずつ集めるような作業のなかで、ぼやっとしていたニュースの輪郭がくっきりと見えた感覚があったに違いありません。
手掛かりある限り、あきらめないで当事者に迫って直接取材するという基本がいかに大切で、記事の信頼性を支えるか。取材報告を読みながら、身にしみました。
【奈良支局長・井上朗】 hogaraka@dream.com
4 :
卵の名無しさん:2007/08/29(水) 23:55:59 ID:fPTh92dw0
5 :
卵の名無しさん:2007/08/29(水) 23:56:41 ID:fPTh92dw0
986 名前: 卵の名無しさん 投稿日: 2007/04/28(土) 21:34:39 ID:sPt2Wqu90
>担当医が一生懸命にやってくれていたら違ったのに
>担当医が一生懸命にやってくれていたら違ったのに
>担当医が一生懸命にやってくれていたら違ったのに
>担当医が一生懸命にやってくれていたら違ったのに
987 名前: 卵の名無しさん 投稿日: 2007/04/28(土) 21:44:38 ID:aqH9Hx2e0
・日中仕事の後、夜間・深夜にづっと対応してくれて、
・急変の後は治療の傍ら転送先をずっと探してくれて、
・自院の内科はおろか他の19の病院まで巻き込んで、
・そのうちの一つは病院探しを一緒にしてくれて、
・何とか受け入れ先を見つけてくれて、
・最初から手遅れの母親は兎も角子供だけでも救命してくれて、
ってのは、「一生懸命」って言わない訳ですね。
6 :
卵の名無しさん:2007/08/29(水) 23:57:20 ID:fPTh92dw0
645 名前: 卵の名無しさん 投稿日: 2007/05/16(水) 22:10:14 ID:ytRbtdiX0
大阪保険医雑誌5月号より
吉村:後の「医療クライシス」からは報道の姿勢が変わってきていると
医師仲間も思っています。
ただ、最初の大淀病院を巡る報道では亡くなった妊婦さんを
担当した医師個人の資質の問題をターゲットにした書き方を
されているのではないかと思うのです。
毎日新聞砂間裕之:具体的にどこがターゲットになっているのか、
示していただけますか。
吉村:「当直の内科医が脳に異常が起きた疑いを指摘し、
CTの必要性を主張したが、産科医は受け入れなかった」という
箇所はどうですか。
一部には内科医師が「子癇発作の痙攣でしょう」としてCTを
進言した事実もないという話もあります。
毎日新聞砂間裕之: そ れ は ネ ッ ト 上 の M 3 で の 話 で し ょ う 。
詳細な経過がなぜ外部に流出するのかも、こちらは全然理解できないです。
僕らは取材に基づいてやっているので。
吉村:しかし、この文面は体制の問題を強調している文章と言えるのですか。
毎日新聞砂間裕之:事実経過を説明しないと、体制の話もできないでしょう。
この中で、悪いとも何とも書いていないわけです。
事実経過がなくて、どうして体制が不備だと言えるのですか。
吉村:だから、これが事実かどうかも明らかではないでしょう。
毎日新聞砂間裕之: 事 実 に 基 づ い て い ま す 。
吉村:では、どこから、誰から取材したのですか。
毎日新聞砂間裕之:取材源は明かせません。
少なくとも、病院関係者と遺族、奈良の医療関係者から取材しています。
子癇か脳内出血かというのは、診断するに当たって、
大事なところではないですか。
7 :
卵の名無しさん:2007/08/29(水) 23:58:23 ID:fPTh92dw0
大阪保険医雑誌5月号より
毎日新聞砂間裕之:要するに異常が起きたらすぐに検査して、
すぐに処置して、救命するのが理想ですよね。
周産期救急もそうですが、小児救急もそうです。
われわれが求めているのはそういう体制なんです。
確かに担当の産科医は電話をかけまくっていました。
原稿にも書いてあります。
それを承知の上で、ただシステムが整っていないから、
6時間も検査あるいは処置するまでに時間がかかってしまった
ということの象徴として「6時間“放置”」という見出しをつけたのです。
○○:「6時間“放置”」ということが、体制を整えられていなかった言葉として、
あなたたちは捉えられますか。
「放ったらしにしていた」という意味でしか読者は受け取らないですよ。
言葉を武器にする職業であるはずのあなたたちが、
そのような見出しをつけるのは、医療に対して何らかの悪意を持っている
ように感じます。
毎日新聞砂間裕之:体制が問題であって、検査をするまでに6時間かかって
いるのは、そ れ は ご 家 族 か ら し た ら や は り 放 置 で し ょ う。
○○:だから、ご家族の立場に立って話をするのは、中立公正ではない。
体制が問題というならば、もっと冷静に中立的な記事を書くべきではないですか。
毎日新聞砂間裕之:いえ、奈良県内の周産期医療体制、救急体制がどうなっているのか
ということからすれば、これは 明 ら か に 放 置 で あ る わ け で す。
8 :
卵の名無しさん:2007/08/29(水) 23:59:15 ID:fPTh92dw0
奈良・妊婦転送死亡:遺族、大淀町と担当医提訴 「異常見過ごした」
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070524ddm041040036000c.html ■解説
◇病院は真相究明を
奈良・大淀病院の妊婦死亡問題は、遺族と病院側が法廷で争うことになった。現状では、遺族が死亡の真相を知るには
民事訴訟しかないからだ。裁判になると、原告、被告双方の目的は勝つことになるが、悲劇を繰り返さないため、
病院には遺族と協力して真相究明する道を模索してほしい。
医療崩壊が叫ばれるなか、特に出産を巡る医療訴訟の多さは、深刻な産科医不足の原因の一つに挙げられる。
訴訟リスクを避けることなどを理由に、産科を敬遠する医師が多いからだ。医師の中には「100%の安全はあり得ない。
患者側は出産の危険を理解していない」などと、訴えを起こす患者や家族を批判する声もある。
だが、今回は、こうした批判は当てはまらない。
高崎実香さんの死後、夫晋輔さんら遺族は何度も病院に「真実を聞きたい」と話し合いを求めた。しかし、
1回目は担当した助産師が不在。2回目は病院側の態度が一転し、弁護士が間に入って「誤診ではない」と言うばかりだったという。
病院が説明を尽くさない場合、医療事故の当事者は警察の捜査や民事訴訟に頼るしかない。
県警が立件を断念したため、遺族は提訴に踏み切った。
訴訟によらない解決の試みも始まっている。東京女子医大病院は、心臓手術後に死亡したり障害を負った
患者・家族を交えた内部調査委を設置し、これまで8組と示談が成立した。また、厚生労働省は
医療版「事故調査委員会」設置の検討を進めている。被害者救済と医療水準向上のためにも、議論を急ぐ必要がある。【根本毅】
真相がわかって犯罪性はないとはっきしたから県警は立件しなかったのですがなにか?
マスコミ関係に遺族がカルテを流して、テレビで報道されて、事実はこの妊婦さんは病死ということですがなにか?
事実と違う遺族の妄想を認めないことを売日新聞は説明をつくしていないというのですね。
遺族がいう「真実がききたい」というのは遺族の都合のいい妄想を認めろということですねwww
9 :
卵の名無しさん:2007/08/30(木) 00:00:10 ID:fPTh92dw0