624 :
卵の名無しさん:
僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は慈恵医科大学の学生なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
慈恵医科大学に合格したときのあの喜びがいまだに続いている。
「慈恵医科大学・・・」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
慈恵医科大学卒の先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは自分で作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「そして君は慈恵医科大の人間なのだ。慈恵が君に何をしてくれるかを
問うてはならない。君が慈恵に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。