つぶれかけのクリニック 75巻3号(No129)

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200卵の名無しさん
総合医の問題は、新医師臨床制度と似ているところがある。
総合医の制度は、夜間休日輪番制等から、ますます患者が
わがままになり、時間に関係なく、当番でもない医療機関に
押しかけて、応招義務を逆手にとって、診療拒否を声高に叫ぶ
ことになるだろう。

もし裁判になれば、「患者の都合を考慮しなかった医療機関」
ということで、負けるのは確実。

結局、医師会に入っている内科医を酷使することになるので、
医師会からは脱会、あるいは入会者が激減し、ますます医師会
の力が衰え、内科医になる医師が少なくなり、夜間休日の負担
の大きい地方から、良心的な内科医は消失することになるだろう。

また、総合医は高いということで、総合医でない医療機関を受診
したり、総合医でいながら、生活習慣病指導管理料のように、
指導管理料をとらない医師が増え、結果として、医師側に負担が
増えた上に、収入激減、樹海直行便への道が開けることになる。

おそらく、そういったところを見越しての厚労省決定だろう。