91 :
卵の名無しさん:
つづき
CTを撮ることは考えたが搬送先が見つかった時、できるだけ早く送れるように
分娩室で待機するほうがいいと考えた。放射線技師を呼び出しCTに電源を入れ
ウオームアップしてから撮影するまで一時間前後かかるし、分娩室は病院の南西の端で、
CT室は北東の端であり、距離的にもかなり離れている。現像してフイルムを持っていく
ことを考えるとさらに半時間ぐらい時間がかかると判断した。また搬送先がすぐに
見つかるだろう、自分でも患者さんの状態を直接話してみようと考えたそうです。
ところがまず最初に連絡した頼みの大学は、運悪く、緊急帝王切開がはじまったばかり。
無理を言って手術室の当直医を呼び出し、事情を説明したがとても受け入れられる状態
ではない。当直医は「なんとか帝王切開が一段落すればどこか探します」といってくれたが、
こうなれば自分でも探さなければならないと考え、電話をかけ続けたそうです。
分娩監視装置は全経過でほとんど装着してあり、記録も残っているし、マグネゾール投与後は
痙攣は再発しなかったとカルテに記載があるそうです。
奈良県産婦人科医会理事会の皆様、記者会見ありがとうございました。
また新しい情報が入ればアップします。