106 :
卵の名無しさん:
107 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:35:55 ID:c6+g4yei0
<><><><><><>
現在世界中で使用されているワクチンは、3つの例外を除いて、「培養細胞」を用いて
製造されています。つまり、ワクチン製造の第1段階であるウイルスの増殖のプロセスに
おいて、「生きた動物」をそのまま使用するのではなく、「動物から採取した細胞を試験
管の中で培養させた細胞」を用いてウイルスの増殖を行っています。例外の1つが、イン
フルエンザワクチンと一部の黄熱ワクチンで、「発育鶏卵」を用いています。(卵アレル
ギーの人へのインフルエンザワクチン接種が要注意と云われる所以は、ワクチン製造過程
でニワトリの有精卵を用いており、ワクチンの中にわずかながら卵成分が混入しているか
らです)
もう一つの例外が「日本脳炎ワクチン」です。日本脳炎ワクチンは、生きたマウスを
使用し、以下のプロセスで製造されています。
イ.生きたマウスの脳に(毒性の強い生の)日本脳炎ウイルスを注射し、マウスの脳
の中でウイルスを増殖させる
ロ.脳内でウイルスが十分増殖し発症したマウスをガス屠殺し、手作業で脳を取り出す
ハ.マウスの脳をすり潰した後で精製し、ウイルスを抽出する
ニ.抽出された日本脳炎ウイルスを、フォルマリン等を用いて不活化する
ホ.さらに、抗菌剤(一社を除き、チメロサールを含有)、その他の安定剤などの薬
剤を添加してワクチンが完成
108 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:38:45 ID:c6+g4yei0
上の説明で、何となく気持ち悪いという印象をお持ちの方が多いと思いますが、具体
的に何が問題であるのかを、権威筋の発言を直接引用して紹介しましょう。
(1)堺春美(東海大学医学部教授)
(以前どこかで紹介したK氏の一番弟子で、現在、日本臨床ウイルス学会の責任者)
ワクチン製造にマウスを使用することは、動物愛護の観点からの問題がある。副反応と
してのアレルギー性脳脊髄炎との関連も問題にされている。また、マウス脳由来の感染性
粒子(ウイルスやプリオン等)の混入も完全には否定できない。コスト高である、製造中
に製造者がウイルスと直接接触するためのバイオハザードの問題もあるなど、マウス脳由
来の不活化日本脳炎ワクチンにはいくつかの問題がある。
現在実用化され使用されている各種ワクチンの中で動物神経組織を使用しているのは現
行の不活化日本脳炎ワクチンだけであり、日本脳炎ワクチンの製造においてマウス脳から
の脱却は急務である。
「臨床とウイスル」誌26巻5号(1998年)
109 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:40:13 ID:c6+g4yei0
(2)倉根一郎(国立感染症研究所ウイルス第1部長)
(日本脳炎ウイルス研究の第一人者で、日本脳炎ワクチンの国家検定責任者)
現行の日本脳炎ワクチンの問題点(抄)
○現行の日本脳炎ワクチンは、マウスの脳乳剤から精製されたものであるが、精製度は極
めて高い。しかし脳成分の混入、例えばミエリン塩基性タンパク質の混入を完全には否定
できない
○マウスに日本脳炎ウイルスを感染させ、その感染マウス脳を用いるという作製法から、
必然的に感染性ウイルスを扱うプロセスがある。ワクチンの製造従事者自身の感染に対す
る注意、およびそのための施設が必要である。
○この不活化日本脳炎ワクチンの製造法を他の国に技術移管するにあたり、国によっては
マウスを大量に殺すことに対する否定的な意識がある
○不活化ワクチンであるので、中和抗体は誘導されるがキラーT細胞の誘導はあまり期待
できない
○十分な防御免疫を獲得するためには、複数回の免疫が必要である。また免疫の長期の
持続があまり期待できない。
「臨床とウイスル」誌26巻5号(1998年)
他にも、ワクチン研究者やワクチンメーカーの技術者が上記と同様の問題点を指摘し
た論文・学会発表は多数あります。
(No.6177に続く)
110 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:42:00 ID:c6+g4yei0
111 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:42:58 ID:c6+g4yei0
(2)脱髄性神経障害の発生
かつてワクチン研究の権威筋は「日本脳炎ワクチンでアレルギー性脳脊髄炎は認
められない」と自信満々でした。しかし、国内外で日本脳炎ワクチン接種後の急性散
在性脳脊髄炎の症例が複数報告され、また、平成9年、10年、11年にそれぞれ3件、4
件、4件の日本脳炎ワクチン接種後の急性散在性脳脊髄炎症例が報告され(K氏の赤本
による)、その原因がワクチンの中に不純物として含まれるマウスの脳組織成分(ミ
エリン塩基性タンパク質)であることが知られています。それに、多発性硬化症、視
神経脊髄炎などの類似の脱髄性神経障害として報告した症例もあるでしょう。
ちなみに、勉強熱心な小児科医であれば「急性散在性脳脊髄炎患者をみれば、日本
脳炎ワクチンを原因として疑え」というのが今や常識となっています(そんな常識は
聞いたことないなあという恒例のレスが期待できそうですが、かかるレスをした輩は
無知を自ら認めたことになりますよ)。しかし、不勉強な医師ならば急性散在性脳脊
髄炎の患者がいてもワクチンが原因であると思い至らないでしょうし、またワクチン
安全神話のビリーバー医師であればワクチン接種後の急性散在性脳脊髄炎患者に遭遇
しても、原因を別に求めワクチンは無罪であると断言しておしまいでしょう。従って、
実際の患者数は、上記報告件数よりもはるかに多いと考えます。
112 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:44:06 ID:c6+g4yei0
(3)BSE顔負けのプリオン恐怖
余りにも恐ろしくて文章に書くのも憚られるのか、「プリオン混入の危険性」をき
ちっと論文で明記しているのは私が知る限り、上記の堺春美氏だけです。しかし、こ
の問題は、ワクチン研究者の間では、すっかり知れ渡っています。
通常、動物実験などで用いるマウスは、病原微生物への感染リスクからCVマウス、
SPFマウス、ノトバイオートマウス、無菌マウスなどに分類されます。CVマウスとは、
微生物の有無については、全く検査せず、また病原微生物の感染防御の措置をせずに
飼育しているマウスのことを意味しますが、一般に、生物製剤の原料としてはSPF以
上の等級の動物が使用されるのが国際的常識です。しかし、日本脳炎ワクチンの製
造に使用するマウスは、感染防御が全く行われていないCVマウス、要するにペット
ショップで売ってあるようなレベルのマウスがそのまま使用されているのです。万が
一、マウスの脳内に異常プリオンが含まれていれば、とんでも無い事態になること
は言うまでもありません。それに、プリオン以外にも、様々なウイルスや細菌類が含
まれている可能性が高いです。製薬メーカーによれば、フォルマリンで処理するか
ら大丈夫だって。嘘でしょ!?プリオンがフォルムアルデヒドで完全に失活する訳
ないじゃん。
BES対策として牛の全頭検査を要求している世界唯一の国が、自国の明日を担う子
ども達に対しプリオン混入のリスクが低くないワクチン接種(しかも5回も)の努力
義務を課している世界唯一の国であるというのは、究極的なブラックジョーク以外
の何ものでもありません。
<><><><><><>
113 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:45:04 ID:c6+g4yei0
ちなみに、かつては狂犬病ワクチンなども日本脳炎ワクチンと同じ手法でマウス
の脳を用いて製造されていましたが、欧米諸国で上記問題が真剣に議論され、1980
年には培養細胞を用いる製法に転換されています。
日本脳炎ワクチンについても、培養細胞を用いる製法の開発が進められており、
新ワクチンが開発されればそちらに移行されることでしょう。しかし、それ以前に、
そもそも日本脳炎という疾病対策上、果たしてワクチンは役に立っているのか、と
いう根本的な疑念もあります。
いずれにせよ、日本脳炎ワクチン問題が、何らかの形で火を噴けば、大きな社会
問題となるのは目に見えています。おそらく、予防接種制度全般に対する国民の不
信感は一層強まるでしょうね。そのときに、日本小児科学会、日本臨床ウイルス学
会、日本ワクチン学会などの関係団体が、どのような自浄作用を示すのか、興味
津々です。
最後に、フォーラム参加者の皆さんへのメッセージです。
今回の私のコメントを読んで、「またまた、ワクチンを接種すれば自閉症になる
といったたぐいのトンデモ説が始まったのかな」とお考えの人もいらっしゃるでしょ
う。そうお考えの方は、今回のコメントを無視していただいて結構です。
少なくとも私はワクチン/自閉症関連については否定的ですが、自閉症問題と今回
の日本脳炎ワクチン問題とは議論の構造が全く異なります。前者については、ワクチ
ン専門家が、「擬似科学」「ジャンクサイエンス」と罵倒しているのに対し、後者に
ついては、ワクチン専門家自らが、一般国民には情報を隠蔽したまま、専門家集団
内部でその問題点を深刻に受け止めているのです。ワクチンメーカーの連中も、自分
の子供には日本脳炎ワクチンだけは接種させないとか。
これまで日本脳炎ワクチンを接種してこれらた方については、必要以上に心配しな
くても大丈夫と思います(接種後2〜3か月の間に何もなければ、急性散在性脳脊髄炎
の心配はほとんどありません)。しかし、これから日本脳炎ワクチンの接種を予定さ
れているのであれば、お節介ですが、絶対に止めた方がいいでしょう。
114 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:45:43 ID:tA8auQcZO
↑ばか?
115 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:46:02 ID:c6+g4yei0
116 :
卵の名無しさん:2006/10/17(火) 19:46:42 ID:c6+g4yei0
そして、この期に及んでもなお日本脳炎ワクチンを打たせたいヤカラは、「日本脳
炎ウイルスを持った蚊に刺されたら、数百人から数千人に1人は日本脳炎の症状が出
ます」「感染した場合の発症は0.1〜1%くらい」なんてことを言って親御さんたち
の不安を煽っています(黒猫ちゃん、あなたの事っすよ!!以前、このフォーラム
で強力な日本脳炎ワクチン擁護キャンペーンを展開していたようだけど、最近この
フォーラム見てる?)が、小学生レベルの算数能力があれば、事実無根のデタラメ
であることが理解できるはずです。確かに、西日本を中心に、今なお日本脳炎ウイ
ルスを持った蚊が存在しますが、刺されたからといって、日本脳炎発症の心配は無
用です。それよりは、日本脳炎ワクチンの副反応で急性散在性脳脊髄炎をはじめと
する重症神経症状を合併する率の方がはるかに高いのです。
さすがに、ワクチン専門家の間でも良識派の人たちの間では、かつて天然痘やコレ
ラの予防接種を止めたように、そろそろ日本脳炎ワクチンを止めるべきであるとの
議論が出てきているようです(ですよね、黒猫ちゃん!?)。
代替ワクチンということで、最近、組織培養型ワクチンの開発が進められているよ
うですが、これが導入されるまでにはまだ数年はかかるとか。(というか、一部メ
ーカーでは治験も終了しているらしいけど、各社が足並みがそろうまで承認申請を
止めているとの説あり)それまで、野良ネズミ由来の危険ワクチンの使用を継続す
るのって、かつて非加熱血液製剤のウイルス感染リスクが高いことを認識しながら
全ての製造メーカーが横並びで加熱製剤の供給体制が整うまで使用を続けて薬害の
拡大を招いたエイズ事件と全く同じ構造ですね。
ちなみに、病原環境論者氏のコメントも紹介しておきましょう。
http://www16.ocn.ne.jp/~fukiages/new_page_10126.htm