産科医絶滅史16巻〜お産科内診の陣〜堀は埋められた

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305卵の名無しさん
助産婦さんの活躍が新聞テレビで報道されるようになりましたね。
産科医師になって10年目の若輩者の私ですが、現在、勤める病
院の助産婦さん達は向上心もあり、日勤帯、当直帯ともに彼女ら
にお産の管理をお任せすることができます。うちの地域は近所の
協同病院と2つしか産婦人科がありませんが近隣の助産院に協
力を得て、正常経過の妊婦さんは助産院で管理してもらっていま
す。そのため2つの産婦人科の勤務医師4名ともかなりゆとりのあ
る外来、入院管理、異常分娩管理に集中できています。約2年で
やっと、ここまで協力態勢を作ることができました。報道をみて、い
つも思うことは、医師は助産婦を信頼すべきだし、助産婦はもっと
はっきりと主張をして医師と対等に妊婦さんと関わるべきでしょう。
バックアップ体制がいつでも整っており、少数ながらも医師同士の
カバー体制も機能している当地域に一度は見学にいらして下さい
ね!!