僻地医療の自爆燃料を語る30

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418卵の名無しさん
10万人あたりの医師数が少ない秋田でも臨床研修医前の2002年に
は医師不足ではなかったということです。医学部長の第一の公約が
医学部定員削減です。これを主張して見事医学部長に当選されています。

ですので今回の医師不足は病院過剰、臨床研修医制度、マスコミによる
過剰病院からの診療科撤退問題に集約されます。


I.入学者選抜:秋田大学医学部でどのような医師を育てるのか,明確な目標の設定が必要である.
  1.入学定員の10−20%削減を早急に考慮すべきである.そのためには教官定員の削減が
    避けがたいが,講座制の改革や教務職員の助手転換等で対応が可能とも考える.
III .入学試制度の改善
 1)入学定員の削減と学士編入
   既に厚生省は新規参入医師のおおむね10%削減を明言し、文部省も医学部入学定員の削減を示唆
  しております。10名の入学定員削減は教官定員1名の削減に連動するため、秋田大学医学部では全く
  入学定員削減に触れずにきておりますが、保健学科の併設に伴う医学部の再編と、機器センタ-の教育
  研究センタ−への改組とを契機に教官の再配分を行い、実質10名程度の入学定員の削減に踏み切る
  べきです。また入学定員削減は学士編入とも関連しております。個人的には学士編入に賛成ではあり
  ませんが、文部省が要求するなら、数名(4−5人)程度を3年次に編入させるべきでしょう。
  現行のカリキュラムの中で対応できるはずです。
 2)入試科目の多様化(理科3科目受験等)
   現行の入試は、推薦入学枠の拡大、面接方法の改善、面接の点数化、等々明らかに進歩を成し遂げ
  つつあると評価しております。更なる検討課題として入試科目の多様化も考慮すべきではなかろうか。
 1. 入学試験改革
   ・目的を明確に提示したアドミッションポリシー(AP)を確立する
   ・受験科目の見直し(理科3科目化)、試験内容の吟味(数学問題の適正化)、面接の更なる改善
   ・学士編入学への対応(5名程度、AP の明確化)、入学定員の適正化(5〜10名の削減の検討)
   ・MD/PhD コースの検討・推進