【じわじわと】僻地医療の自爆燃料を語る28【表面化

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647卵の名無しさん
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/08/20060812t43009.htm
県北“消える”産科医 秋田大から扇田病院へ派遣中止
>  秋田大医学部から大館市立扇田病院への産科の常勤医師2人の派遣が今月末
> で休止され、同病院の分娩(ぶんべん)受け入れが事実上ストップする。一方、
> 代替機能が期待される同市立総合病院では、産科の医師数が変わらないため、
> 実家に戻って出産する「里帰り出産」の受け入れをやめることを決めた。秋
> 田県北部の住民からは「子育て以前に、安心して産める環境を整えてほしい」
> との声が強まっている。
>
> <地域で分娩最多>
>  10月初旬に出産予定の大館市に住む女性(28)は現在、2週間に1回、
> 大館市立総合病院を検診で訪れている。
>  同病院の産婦人科では3人の医者が産科だけでなく、婦人科の患者も診察。
> 20分の検診を受けるだけでも午前中いっぱいかかり、仕事を休んで待たなけ
> ればならないという。
>  女性は2回目の出産。4歳になる長女は合併前の旧比内町立だった扇田病院
> で産んだ。産前産後に丁寧なケアのある同病院での出産を今回も考えたが、医
> 師派遣中止の話を聞き、出産まで1人の医師に診てもらう方がよいと判断。大
> 館市立総合病院を選んだ。
>  扇田病院で2005年度に生まれた赤ちゃんは474人。大館、鹿角両市の
> 約半数と、地域では最も分娩数が多い病院として有名だった。
648卵の名無しさん:2006/08/12(土) 10:25:20 ID:CN4D7oIJ0
> <根本解決程遠く>
>  ところがことし2月、秋田大医学部側から大館市に「常勤医師の2人の派遣
> を8月末で打ち切りたい」と通達があり、医師が確保できるまでの間、「休止
> 」せざるを得ない事態になった。
>  秋田県は7月、県北の病院関係者らと検討会を開催。大館市立総合病院と鹿
> 角組合総合病院の分娩の取り扱いを増やすなどして、扇田病院の分をカバーす
> ることを申し合わせた。ただ、現場で働く医師の間には「今でも手いっぱいの
> 状況。医師が確保できない限り、問題そのものの解決にはつながらない」との
> 声が根強い。
>  さらに、大館市立総合病院では、産婦人科の常勤医師の1人が出産のため、
> 8月末から休暇に入る。常勤医師を補充するめどは立っておらず、「市民の出
> 産は極力、受け入れていきたいが、突然の市外からの受け入れは難しい状況が
> 続きそうだ」(病院幹部)という。
>  秋田県北部の産科医不足は、深刻の度を増すばかりだ。

http://www.oogita-hp.jp/01TOP/infomation/untitled.html
〜分娩予約に関するお知らせ〜
>何より大切なことは、できるかぎり安全なお産をすることです。
>お産を担当する病院の人員および設備などを踏まえて無理なくお引
>受けするお産の件数を決めることが必要です。
>当院でお産を担当する産婦人科医師は2名、助産師は10名です。
>1件1件のお産に対して、今まで以上により大切に関わっていきた
>いという思いから、適切なお産の件数を検討して参りました。
>その結果、下記のようにしたいと存じますので、皆さまのご理解
>をいただきたくお願い申し上げます。
>・今後は、1ヶ月の分娩件数が40件を越えないようにしていきます。

おいおい、産科医二人で年480分娩が、「安全を確保できる仕事量」なのかよ。