20 :
ゴミ開業医:2006/06/26(月) 08:19:07 ID:KbxalJW30
>>13 でも普通の保険は事故の時点で加入していれば支払われるでしょ。
>>19の事を結構知らない人はいますよ。
21 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 08:48:26 ID:j/8aMrS00
22 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 09:21:38 ID:6EGIDJJS0
>>13 自動車保険なら事故当時に入ってれば支払われる
火災保険も火災時に入ってれば支払われる
医賠責と逆に事故後や火災後に入っても支払われない
23 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 09:28:12 ID:lgfm0Y5Z0
>>20 学会経由で送られてくる加入案内にはちゃんと書いてある
(だから空白期間を作るなと)
交通事故や火事なんかと違って、どの時点で賠償責任が発生したかという
解釈が難しいんだとは思うが、
後で加入したときにはトラブルとなりそうな状況をちょっとでも知っていれば、
支払わない理由になりそうだし、相手が賠償を要求している(が裁判にはなっていない)
状態で保険が切れ、そのご裁判になったらどういう扱いになるんだろうとか‥‥
何らかの理由で医者を辞めた(休んだ)時がヤヴァイかもね
24 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 10:22:56 ID:dQm1EWkI0
東京海上日動火災に入ってるけど評判はどうでツカ?
25 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 10:34:14 ID:wVW8oHNyO
実際の経験者の話がないなー。意味なし。
うちは対策として家族にせっせと財産をうつしている。合法的にな。
26 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 11:03:16 ID:cttKdpnA0
今から医師賠償責任保険 事故・紛争 報告書を書く予定です。
損保ジャパンの。
27 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 17:53:25 ID:vIIyQnm/0
>>22 これらも医賠責と同じ約款形態に変わっていくけどね。
28 :
卵の名無しさん:2006/06/26(月) 22:10:29 ID:eR2w/GAd0
日弁連の意見の要旨。要するに
>>6には反対だそうです。
まず,附帯私訴については,刑事裁判と民事裁判における手続に相違点(証明の
程度,過失相殺などにおける立証責任の所在,自白法則,控訴審の構造等)があり,
また,附帯私訴の申立人という当事者が増え,争点も増加するため,被告人側の防御
の負担が増大し,訴訟が遅延するおそれがある。憲法上保障された重要な権利である
被告人の迅速な裁判を受ける権利(憲法第37条第1項)が損なわれてはならない。
損害賠償命令については,刑事裁判で取り調べた証拠の範囲内で認められる損害
額のみで命令を発するものとすると,被害者は別途民事訴訟を提起し残額を請求し
なければならず,被害の実態に即した有効な救済となり得ない一方で,民事訴訟と
同様に損害額の認定を行うものとすれば,民事上の争点が刑事裁判に持ち込まれ,
刑事裁判の遅延を招くなど,附帯私訴と同様の問題が生じる。
このように,我が国においてこれらの制度を導入するにはさまざまな問題がある。
これらの制度を導入すべきではない。
29 :
卵の名無しさん:2006/06/27(火) 10:39:16 ID:tqdUmuTY0
30 :
卵の名無しさん:2006/06/27(火) 21:07:11 ID:1O25ii/60
不当不払いも怖くないってか
31 :
卵の名無しさん:2006/06/27(火) 22:09:12 ID:upLMThbG0
>>29 そりゃあそうだな
刑事事件では別に犯罪事実を全部立件する必要ないから有罪になりそうなので
起訴するもんな、損害が多い事件で起訴されてないと改めて民事訴訟するのでは
なにやってるんだかわからないね。
32 :
卵の名無しさん:2006/06/27(火) 22:23:10 ID:qcyF00Ss0
現在進行中。
保険会社に相談したら、(1)その患者の主治医になった時、(2)事故がおきた時、
(3)賠償請求された時、に保険に加入している必要があると言われた。
(1)はおかしいと思うが、俺の場合は満たしているのでどうでもいい。
このスレを読んで、本当に保険金が下りるのか心配になってきた。
しかしそれ以前に、当事者になって思ったこと。
まず、訴訟になった時点でダメージが予想以上に大きいこと。
訴訟には勝つとしても、訴訟に巻き込まれた時点でそのストレスは想像以上だ。
相手側への回答は隙を衝かれないように完璧でなければならない。
保険会社への提出書類も細心の注意を払って作らなければならない。
膨大な時間と労力。
本当に鬱だ。しばらくは眠れず食欲もなくなった。
患者とその家族は、ほとんど言いがかりとしか言えないことで訴えてくる。
相手側の弁護士は、どんなに小さいことでも見つけ出して容赦なく責めてくる。
俺はけっこう良心的に、患者さんのために働いてきたつもりだった。
が、今回のことですべての患者やその家族に対して、隙あらば訴えようとして
いるのではないかと疑いながら接するようになった。
医者の仕事が嫌で仕方ない。辞めたい。
でも、生きていくためには辞められない。
33 :
卵の名無しさん:2006/06/27(火) 22:37:34 ID:CntE1C450
>>32 >まず、訴訟になった時点でダメージが予想以上に大きいこと。
>訴訟には勝つとしても、訴訟に巻き込まれた時点でそのストレスは想像以上だ。
その気持ちは、よーく分かる。自分も巻き込まれたことあるので。
あの訴状という奴を読むと、怒髪天を突くというか、全身の血液が逆流するというかそんな気持ちになるな。
裁判官への医療者側の心象を悪くするためだろうが、これでもかこれでもかと捏造まがいの
文章読んでると気力が萎えてくる。
その質問状にいちいち同意するとかしないとか、反論するとか、馬鹿馬鹿しくなる。
あなたの訴訟が無事平穏に終わることをお祈りします。
個人的には、私も訴訟に巻き込まれて以来は、正直なところ患者は適当にあしらうようになりました。
めんどい患者は他の病院へ放り出してます。治ろうが治るまいがしったことではない。
患者を物として扱うようになりました。彼らに誠意なんてもんは通じません。
34 :
卵の名無しさん:2006/06/28(水) 06:57:44 ID:3Z9y8Fqo0
>>29 ろーやーずくらぶ
http://yaplog.jp/lawyaz-klub/archive/1401 附帯私訴!? 2006年06月27日(火)
刑事訴訟で、被害者が被告人に対する損害賠償請求の民事訴訟も
同時に行う「附帯私訴」制度について、10月にも法制審議会に諮問し、
早ければ、来年の通常国会にも法案提出されると日経新聞が報じて
います。
被害者保護をうたっていますが、現場を知らない学者による「机上の
空論」というほかありません。
訴因以外の被害事実の立証は、誰が、どのように行うのでしょうか。
例えば、業務上過失致死事件では、刑事訴訟では、死亡の結果が立
証されれば足りますが、民事訴訟では、逸失利益や葬祭料などの損
私訴によって、裁判が長期化するのではないのでしょうか。まったく、
制度設計が見えてきません。
こんな制度を導入するよりも、公判廷で取調べ済みの証拠でさえ、
民事訴訟での文書送付嘱託に応じない検察庁の姿勢を少し改善する
だけで、充分に被害者保護に役に立ちます。目新しいことにとらわれ
ず、現在の制度を活性化することを真剣に考えてほしいものです。
35 :
卵の名無しさん:2006/07/04(火) 00:11:32 ID:47le4aUg0
age
36 :
卵の名無しさん:2006/07/05(水) 10:27:10 ID:kv9zTaut0
>32
>医者の仕事が嫌で仕方ない。辞めたい。
>でも、生きていくためには辞められない。
自分に暗示をかけて、
「自分は、医者になるのが好きで医者になったんだ。」
一日中100万回唱えるんだ。それ以外にないぞ。
37 :
卵の名無しさん:2006/07/05(水) 13:44:06 ID:Pbq0EUfu0
なに、その自己洗脳w
>>36 一日は8万6400秒なので、寝ずに100万回唱えようとしても
1秒間に約11.574回唱えなくてはなりません
これだけでもかなり難しいのに、実際唱えるとなると息継ぎも必要です
やっぱり僕も医者を続けるのは無理そうです
39 :
卵の名無しさん:2006/07/05(水) 16:47:48 ID:InFclO/E0
デトロイト・メタル・シティを超えてるな
40 :
卵の名無しさん:2006/07/06(木) 04:15:31 ID:EhTpWXIT0
41 :
卵の名無しさん:2006/07/10(月) 18:34:59 ID:W6eW43M50
結局は訴えられなかったけど、近い感じになって、嫌になってドロップした。
客観的に考えても、落ち度はまったく無く、患者家族側もそれをちゃんと理解していて
見舞金をよこせ、さもないと訴えるぞ(本当に訴える気はないんだろうけど)みたいな感じになった。
患者自体とはうまくいっていたし、良心的に対応していたと思うんだけど、
突然出てきた親戚一同にやられてしまった。
ちなみに教員一家だったな。
病院側からの聴取とか、事情書を提出とか、カルテを提出とか…。
もちろん実際に訴訟になった場合に比べたらゴミレベルの事だったとは思うけど、
心底嫌になった。
その後、見舞金を払ったかどうかは知らない。
風評被害とか色々あるし、まったく落ち度が無くても払っちゃう病院も多いとは聞いたから、
もしかしたら病院が払ったかも。
要求された金額も、裁判コストを考えたら払っちゃった方が良いかもしれないくらいの、
ギリギリの微妙な金額だった。
落ち度は無いと思っていたから、是非裁判にして欲しいと院長に訴えたけど、
任せろって言われてそれきり。
払っちゃったなんて話を聞きたくないから、それ以降何も聞かずに、ほとぼりが冷めた頃に辞めた。
それ以降は33と同じ感じ。というか、どろっぽしました。
生活するためだけに医者をやっています。
リスクは可能な限り避ける、それだけを考えています。
42 :
卵の名無しさん:2006/07/10(月) 20:05:57 ID:q92NGDDL0
裁判官は医学的に素人で,なおかつ「正義感」もありますから
感覚的には患者側に近い人が多いです(「心情的」にも分かりやすいし)。
一つ一つ分かりやすく,証拠を挙げて説明して,誤解を解いていかなくてはいけません。
嫌になるのは非常によく分かりますが,嫌になった方が負けです。
医療側の負けが重なると,ますます医療側に厳しい風潮が加速します。
辛いとは思いますが・・・。
患者家族がわがまま,おかしい等々の主張を裁判所に分からせるためには
面倒くさいですが,全部証拠(カルテ記載,文献等々)が必要です。
言いっぱなしでは,医者の方が心証が悪くなります。
あと自分側についた弁護士で,自分のいうことをそのまま書く弁護士や
なんでもハイハイ聞く弁護士は要注意です。
表面上は自分の意見を尊重してくれてるように見えますが,
実は弁護士はよく分かってないまま書面を代書してるだけで,
医者が「自分の主張が通ってるから大丈夫だ」と思っていざ判決になってみると
全然裁判所には自分の主張が通ってなくて,スコーンとやられることがあります。
43 :
卵の名無しさん:2006/07/11(火) 23:11:11 ID:7ChaYDwl0
>>42 そこまでして臨床医を続けたくないよ
俺はもう疲れたよ
製薬会社の研究職に誘われてるからそっちにいくよ
もうむき出しの敵意や疑いを最初からもっていて常に落ち度をあら探しするような患者相手にするのはいいよ
後は任せた
44 :
卵の名無しさん:2006/07/11(火) 23:18:48 ID:bM9NIT/Y0
研究職ってどんなことすんの?
経験必要なの?
45 :
卵の名無しさん:2006/07/12(水) 01:17:29 ID:5KyxYoJp0
46 :
卵の名無しさん:2006/07/12(水) 11:58:44 ID:Zm9qnhxe0
>>41 > 患者自体とはうまくいっていたし、良心的に対応していたと思うんだけど、
> 突然出てきた親戚一同にやられてしまった。
そうそう、俺も同じパターン。
患者(95歳)と、いつも来る家族には問題なかった。良好な関係だった。
しかし患者が死亡したとたん、こっちに落ち度はないのに、親戚から騒ぐ奴が
出てきて炊きつけ、弁護士が出てきた。
初歩的なミスだらけの稚拙な質問状が数回送られてきた。
こっちは、エビデンスの文献で固めて反論した。
結局、相手は勝ち目がないと悟ったらしく諦めた。
しかし、本当に疲れたよ。
DQN相手ですっかり嫌になった。
なんでこんな無駄な苦労をしなくちゃならないんだ?
訴訟を避けるためには患者・家族と良好な関係を保てばいいと言われているが
それは甘い。
すべてのケースで油断は禁物。
今の俺は、患者が直るかどうかには興味がない。
一般的な治療指針に従って改善しなければ、うまく言いくるめて放り出す。
善意で冒険的な治療は絶対しない。
大事なのは防衛医療。いかにして訴訟騒ぎを避けるかだ。
訴訟に負けなければいいというのは甘い。訴訟騒ぎになっただけでとてつもなく
苦労する。
まあ、こんな姿勢で医者をやってても面白くないけど、仕方ないよな。
> ちなみに教員一家だったな。
杏林の割り箸事件のDQN家族もそうだったな。
教員は特に要注意だ。
47 :
卵の名無しさん:2006/07/13(木) 12:44:08 ID:w077WtWQ0
患者が(元)教員だと、術後せん妄起こす率が有意に高い。
患者家族が教員だと、退院後裁判起こす率が有意に高い。
患者としても嫌だし患者家族にいても嫌だなー。
医師も似た傾向があるのは否めないけどねw
48 :
卵の名無しさん:2006/07/14(金) 23:22:33 ID:IuX+hXBl0
本人が元凶淫で、その家族もDQNと言うのを診た事があるが、
やっかいだったな。あれこれと誠意のあるふりをして、叩き出したが。
49 :
卵の名無しさん:2006/07/15(土) 17:38:56 ID:DVWFClU40
教員ってトラブルばっかりが多いっちゅうのは、みんな体験してるんだね。
50 :
卵の名無しさん:2006/07/18(火) 20:42:16 ID:1Xzbjxe10
賠償保険、個人名での訴訟に対応してなかった・・・。
個人名対応のに乗り換え可能か、聞いてみるか。
にしても、危ないところだったなぁ。
このあたりが、医者は世間知らずで鴨にしやすい(pgr
俺らのために金を稼げプギャー!!
っていわれるんだろうな。
51 :
卵の名無しさん:2006/07/18(火) 22:11:26 ID:aRf1kvMx0
>>50 それどういうこと?
どこ見たら分かるの?
52 :
卵の名無しさん:2006/07/18(火) 22:54:04 ID:/gl89l820
漏れは既往歴を聞いたら
プライバシーの侵害だ!!!差別する気か!!!
と怒鳴られた。もちろん職業は中学か高校の教員。
検査・治療に責任が持てないので自分の好きな病院に行ってくれと帰しました。
53 :
卵の名無しさん:2006/07/18(火) 22:57:50 ID:DPFKQncz0
>>51 約款を良く確認しろ
病院が入ってるやつはこのタイプが多いぞ
54 :
卵の名無しさん:2006/07/18(火) 23:24:30 ID:y8zvT5Qo0
>>51 開業医が医院名で保険に入っていて、開業医名で訴えられたら保険が効かないとか。
55 :
卵の名無しさん:2006/07/18(火) 23:30:02 ID:aRf1kvMx0
56 :
卵の名無しさん:2006/07/21(金) 23:37:10 ID:4BP1RE1J0
>>55 保険証書の「被保険者」がおまいの名前なら、
個人名の訴訟に対応していると思われ。
57 :
卵の名無しさん:2006/07/22(土) 13:33:21 ID:3pwmeqgU0
病院と医師が両方訴えられて,損害賠償請求されることがあるけど
普通は病院が全額払ってくれて(病院の保険で全額払って)
終わりってパターン。
問題は,
(1)中には病院が,払ったあとで個人の医師に求償権を行使してくること
(「ホントはお前が払う分を病院が払ってやったんだから,病院に金戻せ」)
(2)個人の医師名義でも保険に入ってた場合は,個人の保険も2〜3割使うように
病院の保険会社が言ってくること(これは,どっちにせよ
保険会社の話で終わるので医師の腹は痛まず,あまり問題ない)
(3)1億を超える認容額になると,1つの保険ではカバーしきれないので,
医師個人が保険に入ってたら,その保険も使って2億までOKだけど,
医師個人が入ってない場合は・・・・・となって大変なこと
58 :
卵の名無しさん:2006/07/22(土) 20:58:53 ID:LOFSILqv0
>>57 (1)は劇症型の病院崩壊へまっしぐらだな。最近そんな発言をした市長を聞いた事があるよ。
59 :
卵の名無しさん:2006/07/27(木) 19:35:07 ID:u7J6VXhF0
んんんんんん
60 :
卵の名無しさん:2006/07/27(木) 21:54:11 ID:emoBqXCp0
>>58 その春日井市民病院で働いているバカはまだ多いよ
61 :
卵の名無しさん:2006/07/27(木) 22:03:57 ID:TTVMKTJB0
今日1事故当たり2億円上限の保険の案内が来たが。。
62 :
卵の名無しさん:2006/07/27(木) 22:16:03 ID:HBUATPoG0
訴訟ね。解決するまで7年かかったね。最後は「和解」で終わったけどね。
損保ジャパンの100型に入っていたので助かったが
「特別送達」が送られてきたときのことは昨日のことのように覚えている。
決して他人事ではなくリスクある治療行為をしているならば誰しも起こることなんだがね。
病院のトカゲの尻尾きり,患者家族の罵り,スタッフの陰口,医局の冷たさ・・・・・。
その後の裁判での打ち合わせや上申書書きなど時間がとられた。頭の上を黒雲が立ち込めている
ような日々だったね。ほとほと嫌気が差したね。それまで一生懸命やってきたことは何だったのだろうか?と。
明日は我が身と思って保険だけはケチらないようにしておくれ。
63 :
卵の名無しさん:2006/07/28(金) 10:39:10 ID:yYf4mKTh0
Matimulog 南山法科大学院から見た法・裁判・民事、そしてサイバー法
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2006/07/jugement_0bec.html 2006/07/27 jugement:出産事故と期待権侵害
大阪地判平成17年7月14日(PDF判決全文
事案は分娩事故で、経過を見守るべき准看護師の過失により臍帯脱出後もしばらく
措置が遅れたため、新生児は仮死状態で生まれ、生後数ヶ月で死亡したというもの。
判決は、過失を認めつつ、相当因果関係はないとした。
しかし、以下のように判示して400万円の慰謝料の賠償を命じた。
典型的な「あれなければこれなし」テストであり、事実的因果関係の否定を前提し
つつ、比較的高い割合による症状軽減の可能性をもって、慰謝料の賠償請求権を認
めているわけである。
さてこれは、次のどのような理解に立つべきか?
1)因果関係の立証軽減を図ったもの
2)心証度に応じた割合的認定をおこなったもの
3)条件説的な因果関係とは別個の因果関係を認めたもの
4)損害の内容として、人身損害とは別個の精神的損害を認めたもの
なお、民訴的にはもう一つ、当事者の記述にも少し注目してみよう。
いわゆる「AことB」の表示訂正例である。
64 :
卵の名無しさん:2006/07/29(土) 12:04:17 ID:AnnqQzGC0
::
65 :
卵の名無しさん:2006/07/29(土) 15:51:53 ID:AnnqQzGC0
ppppppppppppppppppppppppppppppppppp
66 :
卵の名無しさん:2006/07/29(土) 23:07:01 ID:i7aSP0Jh0
損保ジャパン200型へアップ。
重装備にする予定。
「医師を信頼して治療を受けたのにそれが裏切られた場合は損害賠償金額はアップするのも当然。」
などとキチガイみたいなことをいう裁判官がいる以上、誠意で患者に接してたらいつか自分が死ぬ。
67 :
卵の名無しさん:2006/07/30(日) 13:51:21 ID:asPWaZh60
医者をいじめれば、悪者にすれば、
とりあえずGJ!!て言われるからな、まだまだ世間一般では。
60年前みたいに、国全体が焦土にならんとわからんのだろうな、結局は。
今回焦土になるのは、国土ではなく医療であるが。
68 :
卵の名無しさん:2006/07/30(日) 20:36:18 ID:acXofSgN0
>>63 判決文を読む限り、医療者側に本件の傷害と死亡に関する因果関係が成り立つ過失は認められないと考えます。
となると裁判所は、
4)損害の内容として、人身損害とは別個の精神的損害を認めたもの
と判断して損害賠償を認めたのではないか、と私は医療現場のものとして受け止めています。
何かしら医療者側に過失がないと医療事故の損害賠償保険が下りない事から、
過失との因果関係が認められなくても何らかの理由を付けてこのような賠償を認める判決が増えた気がします。
この事に理不尽さを感じた医療者の多くが、訴訟の危険のある所をさけるようになっています。
この動きが医療の崩壊を加速しており、将来に不安を感じております。
今回のような案件には、本来は無過失補償制度を整えて対応すべきだと考えます。
また一方で、この無過失補償制度が医療過誤を繰り返すリピーター医師に恩恵を与えるべきではないと考えます。
医療過誤を繰り返す産科医が野放しになっている現状は、多くのまともな医療を行う人の立場を悪くしております。
その為にも、医療事故の原因が利用者の過失によるものか、一定の割合で発生する避けられないものであるのか
判定する機関の設置も無過失補償の導入にあたっては大事です。
「無過失補償制度」や「医療事故調査第3者機関の設置」についての法曹関係者の意見はどうなのか聴いてみた
いです。
投稿 産科のない病院へ移った小児科医 | 2006/07/27 15:55:23
無過失補償制度については、予防接種事故について実現していますね。
また第三者機関による責任認定制度は、厚生省が検討していたり、
南山大学の加藤教授も市民による責任認定を提唱されていたりします。
基本的な方向性としては望ましい傾向ではないかと思います。
投稿 町村 | 2006/07/28 16:58:50
69 :
卵の名無しさん:
損保ジャパンって不払いで悪名高い旧安田だからなあ。
まあ損保なんぞ、どこも悪どさでは同じと思うが。
高い保険料も、意味ないこと多いからな。