循環器科部長を採用 新城市民病院
http://chubu.yomiuri.co.jp/kenko/kenko060825_1.htm 深刻な医師不足と赤字経営に悩む新城市民病院は24日、9月1日付で
循環器科部長の内科医師を採用することを明らかにした。
新しい循環器科部長は、岐阜県白川町の私立白川病院外科医師を務めた
松本義則医師(46)。松本医師は名古屋大学医学部卒業で、名古屋第二赤十字病院にも勤務していた。
新城市民病院では2001年当時、内科医師が11人いたが、2004年10月に
循環器科部長が退職するなど徐々に医師が減少。現在、循環器内科、神経内科、一般内科に
各1人ずつ計3人の内科医しかいない。
同病院では5月下旬に経営改善計画を発表し、赤字解消と医師確保に向けた取り組みを始めていた。
同病院の世古和美経営管理部長は「産婦人科や整形外科などほかの部門でも、1日も早い
医師確保に向けて努力していきたい」としている。
一方、同病院の医師不足問題で、同市議会は24日、全議員30人がユニー新城店前で
県に対して医師不足解消を求める陳情書の署名活動を行った。