その昔、ペトリ、というカメラメーカーがあった。
1977年頃倒産したが、労組が自主生産という形でしばらく活動していた。
最後の製品がMF-1という、小型軽量カメラ。
ペンタックスMEやオリンパスOM-1に匹敵するサイズだったが、
悲しいかなスクリューマウント、絞り込み測光という10年遅れたスペックでは
いかに低価格であっても、売れるものではなかったようだ。
当時の報道は概ね労組に好意的であった。
彼らはカメラが好きで、仕事に誇りを持っていたように見える。日本人的職人的気質を持っていたからだとおもう。
なにより、退職金請求の権利を放棄してカメラを作り続ける道を選んだのだから。
さて、この病院職員に対し、同情の余地はあるのだろうか?
多くの医療人がペトリ職員のように崇高である必要は、ない。
>>437 そのカメラ、レンズマウントのロックが省略されてて
とってるうちにレンズがゆるんでおちたりしたんじゃ
なかったっけ。
組合による経営なんてろくなもんにならんとそれ以来
思ったよなあ。
>>438 未だにペトリのことを御存知の方がいらっしゃって感無量です。
昔のペトリは斜め押しのレリーズボタンに特徴がありましたね。
MF-1は、スクリューマウントに退化して、あの体たらくと記憶しています。
レンズはなかなかのものだったと思います。
440 :
卵の名無しさん:2006/07/02(日) 23:09:44 ID:0l/IIX/u0
斜め押しのレリーズボタンと言えば、
昔のプラクティカがそうだった。
一台持ってるが、まだ現役。
今は亡き東ドイツのZEISS。
そういえばヤシカもコニカもミノルタも無くなってしまったねえ。
医療センターもいつかは消えていくんだろうか。。