患者取り違え甲状腺がん手術 埼玉医大が謝罪
2006年03月08日06時10分
埼玉県毛呂山町の埼玉医科大学病院(横手祐二病院長)で今年2月、
甲状腺がんではない同県内の女性患者(69)が、誤った手術で甲状腺を
摘出されていたことが、7日わかった。
診察医が別の患者の検体と取り違えたのが原因という。
同院などによると女性は甲状腺機能低下の症状を訴え、昨年12月6日、
甲状腺細胞を取り出す検査を受けた。ところが男性医師が同じ日に検査を
受けた別の患者の検体と取り違えてラベルをはったため、女性はがんと診断された。
手術は今年2月27日、取り違えたまま別の医師が執刀。
摘出された左甲状腺ではがん細胞が確認されず、取り違えが判明したという。
同院は3月に入り、検体を取り違えた両患者とその家族に謝罪し、事故の経過を説明した。
がんと診断されるはずだった患者については、これから手術するという。
横手病院長は「極めて単純な過ちから患者に多大な苦痛をかけた。
ラベルを張る際は複数で確認するなど、再発防止に努めたい」とコメントした。
情けない、インリンでちゅw