【福島】逮捕された産婦人科医師を救え6

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711有罪確定
【和田心臓移植殺人の愚を繰り返す産婦人科】

 この事件(和田心臓移植殺人事件)についてのもっともくわしい報道は、共同通信社社会部(編)「凍れる心臓」(共同通信社,
1998)です。ぜひお読み下さい。
 当時の東京大学を中心とする医学界首脳部が、いかに和田教授をかばったか、ということが克明に、関係者の証言をもとに書いてあります。
また当時の病理学会のトップが、血液型が違うにもかかわらず、ドナーの心臓弁がすり替えられたものでない、と強弁したこと、このため札幌地検もびびって和田を起訴できなかったことも書いてあります。
この事件は病理学会の恥部のひとつであり、そのことは「全国医学生ゼミナール」の講師として招かれた1999年の夏にも、全国から集まった医学生にもきちんとお話ししています。
 捏造問題とは直接関係がないので、くわしくは言いませんが、移植医療は過渡期の医療であり、理想的なものではありません。
 和田移植がなくても日本の移植が欧米並みになったとは思えません。