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有罪確定:
『医師国家試験出題基準』 (=学生レベルの常識)
・大項目 1 妊娠の異常 約20%
中項目 L 癒着胎盤
・大項目 2 分娩・産褥の異常 約20%
中項目 P 胎盤の異常
小項目 癒着
>37分 胎児を取り出す.手で胎盤をはがし始めるが子宮下部は剥離が困難.
>癒着胎盤に気づかずクーパー(手術用ハサミ)を使用.
>50分 胎盤を無理矢理はがした結果、大量出血約5千ミリリットル.
>手術室に入った作山院長が、ほかの医師に応援を頼むことを提案した。
>だが、加藤容疑者が提案を拒否して、1人で手術を続けた。
>県の事故調査委員会(委員長、宗像正寛・県立三春病院診療部長)
>宗像委員長によると、癒着胎盤は2000〜4000人に1例程度。
>はさみで胎盤をはがす方法は通常あり得ないといい、
>「胎盤の剥離(はくり)が難しい時点でやめていれば助かる可能性は高かった」
>と指摘している
>起訴状によると、加藤被告は04年12月17日午後に帝王切開手術中、
>女性が子宮に胎盤が付着した「癒着胎盤」で、胎盤をはがせば大量出血
>の恐れがあることを知りながら、子宮摘出手術などに移行せず、手術用
>はさみで胎盤をはがし、失血死させた。
>加藤医師は関係者に
>「こんなに出血があるとは思わなかった。医師として最善の努力をした」
>などと話しているという。
加藤医師に、癒着胎盤を無理矢理剥離すれば大量出血するという、国家試験レベル=学生レベルの知識がありさえすれば
「はさみで胎盤をはがす」 などという暴挙に出ることはなく、 従って大量出血も起らず患者を死なせることもなかったのだ。