僻地医療の自爆燃料を語る12

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923卵の名無しさん
5.こうした自治体病院の勤務医は、実は数年前から減り始めており、自治体病院協議会の
会長、小山田氏は危機感を持って、「勤務医を強制的に自治体病院で働かせる」法律を
作れと提唱している。今年の1月には開業医になるために自治体病院で一定期間働か
なくてはいけないという案を厚生労働省の審議会に提出し、憲法違反の基本的人権の
侵害だという反対で継続審議になっている。

6. ところで、この自治体病院協議会の会長・小山田氏は、地域医療の明日を思って
こうした奇策をひねり出しているのだろうか(←この辺から週刊誌っぽく)?

7.小山田氏は、様々な役職を兼ねているが、その中で、気になる会社の役員職がある
自治体病院共済会
http://www.jichikyo.co.jp/

8.自治体病院が増改築をしたり、高額医療機器を購入する際には、起債という形で
国から補助を受けることができる。
この起債を受けるためには、この会社を通すというからくりなのだ。

9. この会社の取引先をみると、自治体病院であり、その自治体病院の団体の長が
利害関係のある会社の役員なのである。

10. 小山田氏は、救急や地域医療のために活動していると主張しているが、果たして
その動機が純粋なものであると言い切れるだろうか。

11. 最前線の医師が自治体病院を辞めるのは、多くの場合過酷な勤務実態に燃え尽き
てしまうと先に書いたが、その他にも原因がある。