【谷垣】舞鶴市民病院 もう医者はこない 3 【地元】

いままで、「こんなはした金で医者に来てもらおうなんて虫が良すぎる」
という意味のレスは数え切れないほど拝見しましたが、認識が間違っておりましたか？
私は素人ですから、病んだ人を治したいという思いで医師になったはずの人たちが集う場で、
田舎者が苦しもうが死のうが知ったことではないと言わんばかりのレスに溢れかえっていた
ことにショックを受けたということです。

それでいいじゃん、ですか。
良い設備の病院が身近にあればもしもの時に助かる、と思うことは誰しも当然ではないですか？
３時間半かければ都会に行ける、それでいいじゃん、と思われるのなら、田舎に赴任することを
何故それほどまでに厭われるのでしょう。３時間半の移動時間、それが苦痛だとご存じだから
でしょう。私はそれはやむを得ないと思っていると申しております。
それでも、できれば良い環境が近くにあればありがたい、そのための人材を望むだけでも
田舎者は厚かましい、とお思いになると言うことは、やはりそう言う方はご自分を偉いと
思っていらっしゃるのだと思いますよ。
皆さまのレスで、やはりお医者様には田舎者を人間視していない方が少なからず
いらっしゃると言うことがよく分かりました。

私は「医師はすべからく田舎にも嫌がらず赴任すべきだ」とは申しておりません。先のレスでも、
惻隠の情がないことを嘆きましたが、それに基づいた行動をもは求めていなかったはずです。
市民病院がこの様な経過、結果となったこともやむを得ないと思っています。
ですが、「気の毒だが無理だ」と言われるのと「無理に決まってるだろ厚かましい」と言われるのと
では、受容の気持ちにも違った感情が生じるというものです。
僻地（この場合の僻とは中心から離れた、と言う意味であって、僻むという意味には全く関係が
ありませんので）にも必ず需要が生じることが分かり切っている職業に、僻地の住人がそれを
欲していると言うだけで軽蔑なさるような方が何故お就きになったのかは疑問ではありますが。

幸いにして舞鶴には今のところは個人医院が多いので、市民病院がなくなっても当座の軽症には
差し支えございませんので、皆さまのような方のお世話にならぬよう、精々健康管理に気をつけて
参りたいと思っております。