医療事故で患者死亡 日大病院、16日後院長知る
駿河台日大病院(東京都千代田区)で3日、昏睡(こんすい)状態の患者の気管チューブに酸素チューブを接続した直後に、患者の容体が急変し、
翌4日に死亡する事故が起きていたことが24日、分かった。
病院側によると、死亡の事実は、4日は脳神経外科の担当者らしか知らず、病院長ら幹部は16日後の20日に日大医学部に寄せられたメールで把握し、
警察に届けたという。警視庁は事故原因とともに、報告までの対応についても調べる。
病院の説明では、3日午後4時ごろ、脳出血で昏睡(こんすい)状態だった患者をコンピューター断層撮影(CT)検査のため
ストレッチャーで検査室まで移動する際、看護師が酸素ボンベからの酸素チューブを直接、気管チューブに接続し、その数分後に容体が急変したという。
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