つぶれかけのクリニック 70巻1号(No98)

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75卵の名無しさん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050430-00000006-san-pol
一定額以下は全額負担 政府検討 医療保険に免責制度
 病院などでかかった医療費は原則、患者の自己負担三割となっているが、一定額以下に
ついては全額を自己負担とする「免責制度」の導入を、政府が検討していることが二十九
日、分かった。免責額は数千円程度を想定しており、軽い病気の診療代は医療保険の対象
外となる。低所得者には減免措置を講じる考えだが、「医療抑制につながり、症状が悪化
してからの受診で結果的に医療費がかかる」などとの批判も強く、実現まで曲折が予想さ
れそうだ。
 免責制度とは、医療機関でかかった医療費のうち、定められた金額以下を患者の全額自
己負担とし、それ以上の医療費については原則、自己負担三割の現行保険制度を適用する
考え方。
 例えば、二千円以下を免責金額として、保険対象外とした場合、医療機関で一万円の医
療費がかかったとすると、現行制度では患者本人は三割にあたる三千円が自己負担となる
が、免責制度が導入されると、二千円に加え、残りの八千円の三割にあたる二千四百円と
あわせた四千四百円が自己負担になる計算だ。
 具体的な免責金額については今後、議論が進められるが、「国民の理解を求めるために
も、最初から高額に設定するのは無理」(政府関係者)との見方は強く、減免措置など低
所得世帯に対する一定の配慮もあわせて検討する。
(産経新聞)