【受領委任】 接骨院・整骨院の謎 32【とは?】

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616学生
こんばんわ。1さん、そしてダンヒルさん。
学生と名乗っているのは、あそこの掲示板で何も入力しないと学生になってしまうからです。
疑わしいかもしれませんが、本当に整形外科医です。専門は股関節外科です。
開業してからは、バネ指ぐらいしかやっていませんが。
そもそも開業の目的が、ゴルフと子育てですから。
ところで、問題の捻挫ですが、もともとの真意は、
外傷でないものを外傷として保険請求するな、
といってみたかったのですが、そこから捻挫の定義論争になったわけです。
ただ私自身は、捻挫なんて昔の人が、捻って挫いた足首や膝の怪我を、捻挫と名付けたのが始まりだと思っています。
それを外傷の分類を骨折、脱臼、打撲、捻挫としたときに、靱帯損傷はどこに入れようかと考えたら捻挫にしかいれようがなかったというくらいのもんだと思っています。
ですから、頸椎捻挫だの仙腸関節捻挫だのわけのわからん診断名ができたわけです。
柔整は外傷にしないと保険が使えませんから、捻挫という便利な接尾語をつけて屁理屈をこねるわけです。
そういえば、ダンヒルさん。ギックリ腰についてですが、外傷としてとらえるなら、脱臼に近い病態ではないかと思います。
支持組織の損傷なら、1週間では治らないと思います。
特に仙腸関節由来のギックリ腰(あえて仙腸関節捻挫とはいいません)はその要素が強いと思います。
亜脱臼(サブラクセイション)なんて言葉は使いませんけど。
1先生は特別失礼な方には、思えませんが、ak4さん。
やっぱり医者の感覚って一般人と違うのかな。
失礼な質問はスルー、当たり前でしょう。