臨終 と 主治医       

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171卵の名無しさん:05/01/27 03:53:55 ID:4E03N/Ii0
>>162
「手術が終わった後で…」に関してですが、
少なくとも内科に関しては逆に当院フォローとなるのは正直言って困ります。
ただでさえ患者が多く、2ヶ月に1回のフォローでも死にそうに忙しい外来になるからです。

自分は「紹介された患者様は、基本的にもとの先生に診ていただいてますが、どうされますか」
と聞いてますけどね。
172卵の名無しさん:05/01/27 06:20:48 ID:1O6u8N+K0
>>171
そうですよね。
こうでないと、地域中核病院、高度医療病院としての機能を果せないですね。
当然、特別症例など、元の規模の病院、医院には、follow無理なものは、
残っていただきますけれど。
173卵の名無しさん:05/01/27 20:38:39 ID:fy48cYoJ0
新たに研修医の責任認定 埼玉医大抗がん剤過剰投与訴訟
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埼玉県川越市の埼玉医大総合医療センターで00年10月、悪性腫瘍(しゅよう)の治療のため入院中だった女子高生古館友理さん(当時16)が抗がん剤の過剰投与で
死亡した事件で、遺族が同大と医師6人を相手に計約2億3000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が27日、東京高裁であった。
大内俊身裁判長は、大学と医師3人の責任を認めて計約7700万円の支払いを命じた一審判決を変更し、新たに研修医1人の責任も認めて
計約8400万円の支払いを命じた。
高裁判決は、治療グループの一員として抗がん剤を投与した研修医の責任を「説明書も読まずに先輩医師の指示に従い、過剰投与した」と指摘。
「従属的な立場だった」として責任を認めなかった一審の判断を覆した。
裁判で遺族側は、抗がん剤投与の責任を問うことに加え、(1)医師が死因について虚偽の説明をした
(2)虚偽の死亡診断書を作成して医療過誤を隠した、と主張。
一審はいずれも請求を退けたが、高裁は、虚偽の死亡診断書作成に関する医師の責任を認めた。

 古館さんの死亡をめぐっては医師ら3人が業務上過失致死罪に問われ、2人の有罪が確定、1人が上告している。
埼玉医大は「過剰投与で若い生命を失わせたことを深くおわびし、ご冥福をお祈りします。判決文をよく読んだうえで今後の対応を考えます」と
コメントしている。

(01/27 19:49)


174卵の名無しさん:05/01/27 20:44:40 ID:Dv0WqsPC0
原告が薬剤師も訴えていたら
説明書も読まずに、配薬した薬剤師の責任も認定されたのか?
175卵の名無しさん:05/01/28 01:43:31 ID:qyQDCCDO0
埼玉医大に薬をおろしている問屋も有罪だろ、当然
176かんじゃ:05/01/28 20:58:04 ID:5XZeth2z0
>>166
患者側が、臨終のときも含めて時間外は主治医でない別の先生になっても
当たり前だと思うようになれば、「お見送り」も無理なことが理解できるように
思います。

>>171
そうだと思います。
>>170にもありますけど、患者は急性期医療について、内科についての
ほうが理解度が低いと思います。というか私もよくわからないです(笑

私の親族は、急性心筋梗塞で救急車で運ばれて、PTCAを受けた後、そのまま
その病院で外来フォローをしてもらっています。他の病院(医院)の
循環器科にかかったことがないので行き場がないからやむを得ずなのか、
病状が原因なのかわからないです。PTCAをしてくれた先生が継続してフォーロー
してくれるので当方にとっては有難いのですが、迷惑がかかっているのかな?
と考えることはあります。

心筋梗塞後のフォローというのは、循環器科の看板がかかっている医院ならどこで
もいいのか、ある程度の専門性がいるのか、できれば病院がいいのかその辺もわから
ないです。
177卵の名無しさん:05/01/30 05:19:17 ID:sBjCiIi20
>>1はどうしたの?
178卵の名無しさん:05/02/01 09:36:50 ID:PSKeD68g0
>>176
のように、説明あれば、理解もある、
ということがわかったでけでも収穫です。

PTCA後は、大抵同じ病院でfollowしていますので、ご心配なく。




179かんじゃ:05/02/02 00:34:43 ID:rpTgKgPY0
>>178
>PTCA後は、大抵同じ病院でfollowしていますので、ご心配なく。
安心しました。
ありがとう。m(_ _)m
180卵の名無しさん:05/02/10 10:18:43 ID:xhQMReqW0
研修医のころ
内科から脳外に移って1週間でオペ10件。(マイナー含む)
内科の時は死に目に必ず会っていたがオペ中に(ってたかが助手だが)
○○さん心停止です、と内線が入り、(オペに入ってない)当直が宣告した、と連絡を受け、
”これから受け持ちの死に目にも会えん仕事やってけんのか?”と恐れた。
それから10年。
某公立病院で死亡宣告は完全に当直のみがやっている。
更にここは宣告のみで出棺には一度も立ち会ったことがない。
すっかりドライになった
181卵の名無しさん:05/02/12 01:08:15 ID:wHpWRa/SO
もしわたくしが死にいたる時は、やはり家族だけで安らかに看取られたいと思います。 本日末期のガンの男性のドキュメントを観て本当に涙致しましたが、生かされているのだと言う事を、しっかり自覚して毎日を大切にしなくてはと新たに…
182卵の名無しさん:05/02/12 01:15:28 ID:wHpWRa/SO
続 皆が崇高な精神で死を迎えると言うのも‥ 病気、又はその他様々な人生の幕をひく訳ですが、病院に死の間際まで縋るのは、虚しいです。?… 命は大切
183卵の名無しさん:05/02/17 23:35:32 ID:zLnYMT+z0
病院で生まれた命は病院で死ぬのが吉
184卵の名無しさん:05/02/19 20:49:50 ID:6DnrhY9/0
漏れのばあちゃんは自宅で急に容態が悪化して救急車
朝2時ぐらいだった。そのままICUへ。
そして明け方に亡くなった。
それでも担当の先生が付いてくれた。すごく若い先生だった。
疲れが表情に出ていた。ベッドサイドにいた時間はほとんどないように感じた。
実際仕方ないと思う。手の出しようがないのは素人目にも分かった。

その先生を責める気はまったくない。
むしろあの疲れている状態でよくやって下さったと思う。

しかし、出棺の時出口にその先生の姿はなかった。すぐそばにICUがある出口なのに。
その上役の方だろうか。もしかしたら指導医の先生なのかもしれない。
すごく怒って看護婦さんに呼びにいけと言われたのを覚えている。

あの時はほんの少しでもいいから立ち会って欲しかった。悲しかった。


しかし今になって思う。激務すぎる。
日本はいいかげん金の使い道を考えないとえらいことになる。
給料を上げるとかじゃなくて人数を増やして欲しい。
あの先生もできることなら出棺に立ち会いたかったのではないだろうか。
そうやって医療従事者の人間性を奪いながら人間性豊かな医師がどうのこうの。
ハッキリ言って金がないところには何も生まれない。
でもそんな中で必死に頑張ってくださってるお医者さんに感謝。
185卵の名無しさん:05/02/23 17:43:34 ID:Ri/cXolK0
早く主治医が臨終しないかな。
ゲラゲラ笑ってやるのに。
186土日当直常習者 ◆pVFvDNoTvQ :05/02/24 21:40:21 ID:ufx1jdex0
>>184
貴方の正直なお気持ち、読ませて頂きました
お祖母様のこと、お悔やみ申し上げます

後半の部分は、我々医療従事者が切に願っていることです
代弁して頂いた気がします
187卵の名無しさん:05/03/02 13:11:13 ID:gsZpuyhQ0
age
188卵の名無しさん:05/03/02 13:22:58 ID:lxRuN73s0
>>184
率直な御意見ありがとうございました。

書込から察するに、出棺のとき主治医に連絡をしてないのが
看取った先生が来てくれなかった原因かと察します。
(だから指導医らしき先生が看護師に怒鳴ってたのかなと)

私は大概立ち会っているのですが、明け方患者さんが亡くなって、
出棺の時に手術が入ってた時は出棺には付き合っていません。
(遺族の方にはその旨話してお詫びしてます)
189卵の名無しさん:05/03/02 13:27:09 ID:lxRuN73s0
手術中に急変してて人が足りない時は、一人手を下ろして病棟に
行ってもらってます。手術メンバーが三人→二人ならまだ何とか
なるのですが、二人→一人になると、足踏み状態ですorz
手術される方には申し訳ないんですが、こんな状態の病院が
全国津々浦々に(ry
190卵の名無しさん:05/03/05 17:24:16 ID:8Gsu8ATsO
良スレage
191卵の名無しさん:05/03/08 23:30:50 ID:H3wQ0yji0
( ´,_ゝ`)プッ
192卵の名無しさん:05/03/12 03:28:35 ID:6Ag2t6240
>>184
お婆さんの生死と、その担当医との関係は、ほとんどないようなものだと思いますが、
>しかし、出棺の時出口にその先生の姿はなかった。すぐそばにICUがある出口なのに。
>その先生を責める気はまったくない。
といった気持ちになるのですねえ。
日本の文化ですかねえ。儀礼を重んじる文化ですからねえ。
こんなですから日本では、近代医療、安全医療、過剰労働廃止の実現は、ひどく難しい。
193卵の名無しさん:05/03/12 03:31:34 ID:6Ag2t6240
ちなみに良し悪しはべつにして、米国のドラマの”ER”、現状をまあよく描いているんですが。
これを見てもわかるように、医者の仕事が明確なんですよね。時間も明確だし。
日本では、難しいんでしょうかね。
194卵の名無しさん:05/03/12 13:33:23 ID:PKM6YWlF0
病院に宗教家を常駐を認めない医療関係者の縄張り意識が
このような不満を生んでいるのである。
195卵の名無しさん:05/03/12 13:37:21 ID:1d+YdJp00
創価学会のみなさんはどこの病院でも常駐しておりますが。
196卵の名無しさん:05/03/15 14:30:50 ID:KMi3K2er0
日本はほとんど無宗教ですから、主治医がネ申の役割を求められることが多いのです。
197卵の名無しさん:05/03/15 17:32:33 ID:6T3ybEs30
日野原先生のような院長が居て月2回ほど病室を行幸されるだけでも
ずいぶんと違うと思う。
198卵の名無しさん:05/03/16 10:31:12 ID:hzNL8QTu0
>>196
いっそのこと、教祖になりたいのですが、いかがでしょうか?
199卵の名無しさん:05/03/16 18:17:00 ID:M+IjUW270
200卵の名無しさん:2005/03/25(金) 11:50:10 ID:80uY7owF0
教祖には誰でもなれる。
ただ、宗教法人格はとれるかどうかはしらないが。
201卵の名無しさん:2005/03/29(火) 06:27:04 ID:ocdgAfxz0
金とればいいんだよ。臨終の際主治医に立ち会って欲しい場合は+200万とか。
大学病院は経営苦しいんだし、さっさと実行に移せ。
日本の宗教家は死んでから出てくるだけで高い金持っていく。実務は医者が
こなしてるわけだ。遺族のメンタルまでな。これくらいとっても安いだろう。
202卵の名無しさん:2005/04/12(火) 20:39:58 ID:2tGIVKkd0
死亡
203卵の名無しさん:2005/04/13(水) 15:19:35 ID:ylKqOlvt0














   ご     臨     終     で     す     た
204卵の名無しさん:2005/04/14(木) 05:02:42 ID:z/vGXc3z0
2005/04/13-20:11
新たながん抑制因子を発見=悪性度の診断に応用へ−名古屋市立大など
 名古屋市立大医学部の三浦裕助教授(分子神経生物学)らは13日、がん細胞の増殖を止める働きをする新たなたんぱく質を発見したと発表した。
これまでは脳神経の発達を制御する因子として知られていたATBF1で、遺伝子の配列も解明。配列の一部が抜け落ちていたりすると、
患者の生存率が大きく下がることが分かった。研究グループは、がんの初期の段階で、悪性度を高い精度で診断する方法につながるとしている。

205卵の名無しさん:2005/05/02(月) 20:45:12 ID:m8+N6a/P0
どん底からのage
206卵の名無しさん:2005/05/11(水) 13:33:42 ID:v66rAV8H0

「明日は、大事な手術があります。
私は医者ですので亡くなる人より、生きる可能性のある人を大事にします。
今晩、臨終を迎えられたときは、申し訳ありませんが、死亡確認は当直医に
御願いしています。
診断書は、時間、診断医を空白にしてあらかじめ作成していますので、
ご安心ください。」

と、挨拶して帰宅するようにしていいる。
207卵の名無しさん:2005/05/13(金) 13:00:44 ID:+F54tQId0
>>206
ただ単純に「夜間は当直医に死亡確認をお願いしています」でいいんでないのかな?
もし自分が家族の立場で「なくなる人より、生きる可能性のある人を大事にします」
なんて言われたら、その場でブチ切れそう……
(そりゃ医者の考え方からすればそうなんだろうけどさ)
しかも、すでに診断書が作成されてるなんて言われた日にゃ……

206氏はそれなりに気をつかって言っておられるのではとも思うんだけど、ゴメン、漏れにはとうてい受け入れられないな、その説明。
208卵の名無しさん:2005/05/21(土) 16:38:52 ID:WIUE2pVH0
(ー人ー)<南無阿弥陀仏
209卵の名無しさん:2005/05/21(土) 17:19:19 ID:V8fJh8cH0
>>207
漏れは「夜間は皆当直医に任せます」って入院時に言っていたけれども(w

210卵の名無しさん:2005/05/24(火) 07:44:16 ID:Oxsa23Np0
>>207
わざわざ言う必要さえないんじゃないかな
「臨終のとき主治医が来ないとは・・・」と言って
ゴネる家族なんているの?
どちらかというと医師側のこだわりに過ぎないんじゃないかな
211卵の名無しさん:2005/06/01(水) 19:42:07 ID:bPc+hWmY0
とりあえずageときますね。
212卵の名無しさん:2005/06/01(水) 19:49:12 ID:riPhIfG90
>>210
うちの病院は当直医が死亡診断書作成と見送りをするシステムだが、文句が
出たことはまったくないな。
それにしても、初めて見る患者のご臨終を告げたあと、「今までどうもお世話に
なりました」という礼をだいたいしてくれるところを見ると、意外と主治医で
あろうがだれであろうがいいみたい。
213卵の名無しさん:2005/06/04(土) 00:06:46 ID:qPe24Wbc0
何もしないと数日中に亡くなるな
点滴すると7週間くらいもつんだよなぁ
酸素なんかすると3週間くらい経って回復したりする。

初診時に家族から「あとどれくらいですか?」と聞かれて
命中したことありません。

諸先生方?秘中の秘術でしょうが、あと何日〜の極意をお教えください。
214卵の名無しさん:2005/06/04(土) 01:13:36 ID:R26Wph420
目を反らしたくなる話題なので、尚更落としたくないスレと思います。
生前、ワシは家で死ぬんだ!と言った家庭、その家を切り盛りしている嫁が
「自宅で家族で看取りたいのです」と言ってる家庭。

それには力を貸してあげたいと思う今日この頃。。
215卵の名無しさん:2005/06/04(土) 01:14:23 ID:R26Wph420
age忘れました。ご一考を!
216卵の名無しさん:2005/06/04(土) 02:38:06 ID:R26Wph420
ありきたりのお話をひとつ

もうまさに亡くなる前、お嫁さん、息子は理解している。
そこ3ヶ月ぶりに来た三男がポツリ「大きな病院へ移した方がいいんじゃないか?」
私「老衰で、しかも最後確実の患者を受け入れてくれる病院はありませんよ」
三男「そんな筈はねぇ、今からでも大きな病院へ転院しようや」
ボク、お嫁さんん、奥さん、お孫さん達はその話を黙殺。。騒いでいるのは遠くから来た親戚。
そして患者はゆっくりと亡くなる。。
217卵の名無しさん:2005/06/08(水) 18:02:27 ID:tNcUXP8e0
遠くの親戚ほど吠えるよなw
218卵の名無しさん:2005/06/10(金) 05:59:46 ID:fG476PWx0
>>216
金を出す 長男
手を出す 長男の嫁
口を出す 遠い親戚
三権分立ですな。
219卵の名無しさん:2005/06/10(金) 18:41:14 ID:/YgAfea/0
>>213

そんなのカコージンを薄めていったりしてコントロールすんだよ。

あと、末梢血管からボスミン入りボトルを入れて、どんどん血管を潰すという
荒技を駆使していた先生もいた。
「もう血管も取れないんですよ・・・」と家族には説明して。
220卵の名無しさん
最初から昇圧剤は使わない。(療養型)
そうでないなら、院長が口出すので仕方なく使うけど、>>219みたいに
したり、意識なくて、苦しくないなら、酸素は無理に増やさない。
家族にも、昇圧剤は延命治療のの一種と言っておくのでトラブルはない。