喘息(ぜんそく)総合スレッド - 5

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226卵の名無しさん
http://www.npojip.org/sokuho/040409.html

『薬のチェックは命のチェック』インターネット速報版No40

喘息用吸入ステロイド剤フルタイド(一般名フルチカゾン)は危険

あわてて中止や他に変更も危険 <<== ここ重要です!

副腎機能を測定のうえ、慎重に安全なものに変更を

NPO法人医薬ビジランスセンター   浜  六郎

まず図1を見てください。ステロイド剤の処方枚数は、従来からのステロイド
吸入剤であるベクロメタゾン製剤(日本での商品名はアルデシン、ベコタイド
など)が71%と圧倒的に多く、フルチカゾン製剤はわずかに13%でした。
ところが、図2のように、急性副腎不全の患者は33人のうち、31人(94%)が
フルチカゾンを使用していたのです(うち一人はブデソニドも使用。そこで、
図2の人数はフルチカゾン30.5人、ブデソニド0.5人として計算し、92.4%と
1.5%と表示しましたのでご注意ください)。ベクロメタゾン剤の使用者では
わずか2人(6.1%)でした。小児の28人中27人(96%)がフルチカゾンを使用
していました。

フルチカゾンによる急性副腎不全の起こりやすさは、ベクロメタゾン剤に比較
すると、80倍以上と計算できました。なお、ブデソニド、商品名パルミコートの
危険性は、ほぼベクロメタゾンと同じでした。
227226:04/04/09 02:29 ID:fY7mRb8O
吸入ステロイドによる急性副腎不全の発生率は、もともと極めて低いので、
>>226 を読んですぐにあわてる必要はありません。

ほとんどの場合、副腎機能に異常は起きていないはずです。

しかし、長期間続けると危険率は上昇しますので、早朝血中コルチゾールを
測定するなど現状を把握した上で、慎重に、より危険率の低いベクロメタゾン
パルミコートなどに移行していくのが望ましいと思われます。

クラリチン、クラリスロマイシン、オノン等と併用している場合は、やや危険率が
上がるようですので、併用していない場合よりも注意が必要ですが、これも、
あわてる必要はありません。>>226のリンク先の文献を印刷して提示し、主治医と
じっくりご相談下さい。

アレルギー性鼻炎に対するフルナーゼの取り扱いも、フルタイドと同じです。