インフルエンザの予防接種

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720卵の名無しさん
本年度のワクチンは昨年と同じもので効き目が悪い

 平成15年度のインフルエンザワクチン株は
2003年度のインフルエンザワクチン株は昨年度と同じで、

A/ニューカレドニア/20/99(H1N1) Aソ連型
A/パナマ/2007/99(H3N2)     A香港型
B/山東/7/97              B型

です。

2003年度ワクチンの選定理由は
 Aソ連型は昨年度は日本では流行していないため、諸外国の情報に依存して決めた、そうです。
ちなみに2003年滋賀県で分離された株は、ワクチン株から大きく変異していました。
 A香港型は昨年度流行しましたが、国内から分離された株の50〜60%はワクチン株(A/パナマ/20
07/99)様だったからだそうです。この中で変異株も多数分離されています。ちなみに、下記の抗原
分析からみると、福岡、仙台は昨年度はこの変異株が流行しており、ワクチンははずれでした。
 B型は昨年度もほぼ流行株と一致していまた、ということです。しかし、もともとB型インフルエン
ザワクチンは効き目が悪く、流行する2〜3月には抗体も切れかかっているため、あまり役に立ちませ
ん。

病原微生物検出情報2003年9月号
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/283/inx283-j.html
http://idsc.nih.go.jp/iasr/24/283/dj2835.html