T-LGL leukemia(CD3+, CD5+, CD8+, CD56-, CD57+, EBER1-)でagressiveな経過となってきたので
chemo目的に入院してもらった29歳のPtがいるんですが、
pub-medでもCsAなんかでcytopeniaが改善したなんてのはたくさんありますが、原疾患に対するchemoとなると
一例報告でもほとんどありません。
当初はindolentだったのでsplenectomyのみで外来経過観察としておりました。今回のcSWBでIPIはLIです。
今回CPM, THP-ADR, VCR, MTX, VP-16, PSLによる第三世代で治療に入り、リンパ節病変には著効しましたが
末血はむしろ白血化が著名となっております。(PB-LGL 89% flowでもリンパ節と同じ腫瘍細胞でした)
4コース終了時にevalusionする予定ですが、効果がない場合どうするか、効果があった場合移植をするか
どなたかご経験のある方にご教示いただきたいのですが?(同胞とのHLA matchingは調査中です)
>274
ご苦労さまです。先生の提示された、診断・経過・現在までの治療内容の全てに異議なしで
真剣にお答えしたいのですが、自分にも自慢できるほどの経験数はなく、また紹介できる
エビデンスもありません。
で、全くの個人的な意見なのですが、4コース後にも無効と判断される場合には、静止期の
腫瘍細胞にも効果を示し、CTCLやATLにもある程度の有効率のある、クラドリビン(単剤or
MITなどとの併用)はどうでしょうか?。
移植は・・・若年者ですし、ドナーさえいれば十分に考慮してよいと自分も考えます。
276 :
274:04/02/08 21:34 ID:JTRNjP/N
>>275 貴重な御指摘ありがとうございます。検討会でも2‐CdA +MIT、CPT-11+CPM+DEXA、DeVICなんかがでておりました。
いちおうVP-16がはいった後の末血はLGLはほぼ消失しておりました。