放射線治療

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51卵の名無しさん
254人に放射線過剰照射 国立弘前病院
 国立弘前病院(青森県弘前市)で1988年から99年の11年間にわたり、がんなどの放射線治療をした患者計254人に対し、計算ミスから過剰な線量の放射線を照射していたことが3日分かった。今年8月、患者の1人が
過剰照射の副作用と疑われる直腸炎を発症し、過去の診療記録からミスが発覚した。
 同病院は「古い機種を使っていた時期にミスがあった」と認めており、青森県警に医療事故として届けた。今後、過剰照射した患者全員と連絡を取り、副作用がなかったかの確認に乗り出す。
 過去に東京都や石川県で10−20人台の患者に放射線を過剰照射した例はあるが、254人への過剰照射は国内最大規模とみられる。
 同病院や厚生労働省国立病院部によると、今年8月、男性患者が直腸炎を発症し、原因として放射線照射が考えられたため、過去の治療記録を確認した。その結果、過去のがん治療で照射した放射線が計算ミスから、適正な線量を超えていることが分かった。
 その後、当時の放射線治療の記録を緊急に調べた結果、254人分の過剰照射が判明したという。