医師の妻殺害、窃盗認める 広島地裁初公判で元警備員
広島市で8月、医師の妻で会社員の沖元香里さん=当時(36)=が殺害された事
件で、殺人や窃盗などの罪に問われた元警備員牛房高志被告(27)の初公判が20
日、広島地裁(岩倉広修裁判長)で開かれ、牛房被告は「間違いありません」と起訴
事実を認めた。
起訴状などによると、牛房被告は8月10日午後2時ごろ、広島市安芸区に止めた
車内で、交際中の沖元さんから「まともな職に就きなさい」などと言われたことに激
高。首を両手で絞めた上、粘着テープを巻き付けて窒息死させた。
その後、ブランド品のセカンドバッグやキャッシュカードを盗むなどした。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031020-00000039-kyodo-soci 女性殺害初公判 牛房被告、罪状認める 広島地裁
広島市南区の会社員沖元香里さん(36)が殺された事件で、殺人罪などに問われた
呉市焼山中央二丁目、警備員牛房高志被告(27)の初公判が二十日、広島地裁であ
り、牛房被告は起訴事実を認めた。
広島地検は、冒頭陳述で殺害動機について「インターネットを通じた自動車販売の仲
介業の計画を打ち明けた際、具体的なことが進んでいないことを被害者に指摘され、
ばかにされたと邪推し、激高した」と指摘した。
起訴状によると、牛房被告は八月十日午後二時ごろ、安芸区船越南五丁目の路上
に止めた車内で沖元さんの首を手や粘着テープで絞めて殺害。夫名義の銀行のキャ
ッシュカードや携帯電話を盗み、翌十一日午前三時ごろ、遺体を安芸区矢野町の山中
に捨てた疑い。さらに、携帯電話の電子メールで親族に金を要求し、三百万円を脅し
取ったとして、恐喝容疑でも送検されており、広島地検は追起訴する予定。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03102033.html