大学卒の看護婦と専門卒の看護婦って・・

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214卵の名無しさん
肉棒挿入術により外科的治療に加えて細胞採取を行い、子宮膣部細胞診にてCISを疑った一症例
肉棒挿入術は外科的措置であったが、挿入側の肉棒亀頭部の段差部分で子宮膣部の細胞が剥離・
採取されることがわかっており、子宮膣部細胞採取法としての有用性も期待されている。
今回我々は、肉棒挿入術による術中迅速細胞診にて上皮内扁平上皮癌(CIS)を疑った症例を経験したので
ここに若干の考察を加えて報告する。
【症例】
22歳女性
【主訴】
不正出血、性器むらむら感
【方法】
当院救急外来を受診、肉棒挿入術による手術適応となり、その際術中迅速細胞診を行った。
ディスポカバーを装着し肉棒挿入後2分ほど子宮膣部内を満遍なくマッサージし、子宮膣部内の細胞を
十分採取してから一旦抜棒した後、肉棒亀頭段差部分に採取された細胞をスライドグラス4枚に塗り付ける。
2枚は素早く95%アルコール固定後パパニコロウ染色、もう2枚は乾燥後迅速パパニコロウ染色を施した。
【細胞所見】
backgroundは炎症性で、ST〜PBCのsquamousu cellが主体であった。極一部、N/C比の高い
クロマチン繊細に上昇した核膨満感のあるPBCtypeのsquamous cellを認め、cartinoma in situ(CIS)と診断した。