○委員
これを拝見いたしますと、医師・看護婦に対する教育をかなりやられていた。しかし
ながら、実際に事故が起こってから正しくされていないわけで、全く活かされてないわ
けですが、その辺りはどうお考えになられますか。
(女子医大)
昨年の4月以降は、この機械は使用されておりません。
(女子医大)
安全管理に対する、いろいろなリスクマネージメントに対する教育は行ってきたので
すが、出席者が必ずしも全員ではなく、全員というところのチェックは確かにまずかっ
たのです。結局忙しいものですから、忙しい人は出られない。実際に現場で本当に忙し
く働いている者は出るチャンスが少ないということで、1回だけのチャンスを作るので
は無理だということで、これからは必ず同じ話題について、少なくとも3回は行うこと
を徹底しよう。そのときにできたら研修シール、あるいは研修をしたということのチェ
ックをするようにしていきたいと考えています。特に研修医、新人の看護婦などの新人
職員に対しては、それをやらないと研修をやったという証明書を出さない。すでに職員
になっている上級の者に対しては、出席をしたかどうかによって、研修シールがどのぐ
らいあるかによって査定をし、その後の昇格、昇任などの考慮に入れたいと考えていま
す。
○委員
いかに正直にすぐミスがあれば、それを明らかにすることが大切で、横浜市大のとき
もこれからはそうすべきだということがありましたから、こういった事故が起こったと
きに、すぐ、正直に家族に言うべきです。そうすれば、すべての物事がもっとうまくい
きます。それがやられてなかったというのは、非常に残念です。
○委員
研修は、先生方、看護婦、研修医がいくら講義を受けても、なぜそれをやらなければ
いけないか、なぜそういうことをやってはいけないかという理解は10カ月経たないと分
からないというのです。単に研修シールを渡してもどうなるものではないので、本当に
どうなのだということをどれだけ理解し、なぜそういうことをしてはいけないかを、ど
れだけ理解しているかキャッチしなければいけません。今の説明で、仏作って、魂が入
っているという感じを受けないのです。委員ですからこういうことを言わなければいけ
ないと思いますが、そういう内容のあるチェック機構を、是非お作りいただきたいと思
っています。
553 :
卵の名無しさん:02/08/16 00:21 ID:JP6YWicY
競争でリジン価格は下がるばかり。しかも当時のリジンはすべて粉末状で商品は袋詰めにされていた。
飼料メーカーは、これを小麦などのタンパク質にまぜて製品化するのだが「その攪拌(かくはん)工程で多量の粉塵が発生、健康被害も大きな課題となっていた」と味の素関係者。
そこでユーロリジンが取り組んだのは「リジンの液体化」である。液体化すれば粉塵問題は解決、労災問題も起きないと考えたからだ。
だが課題があった。リジンは液状にして濃縮度を高めていくと、結晶化して固まってしまう欠点があったのだ。「商品化するには結晶化を防止しながら、濃縮度を高めねばならない」と関係者。「製品価格を考えれば、コストをかけられないことも悩みだった」
試行錯誤のなかで九〇年、同社は発酵のノウハウを応用しながら、温度管理を徹底することで50%に濃縮した液体リジンを
作り出すことに成功する。しかも厳しい気候の地域への供給も踏まえ、マイナス一六度でも凍結しない製品に仕上げることができたという。
(女子医大)
いまご指摘いただきましたことは、私も重々身にしみて感じております。ですから、
非常に強い意志を持って進めなければならないと思っております。ただ、今回の事故の
重さというものは、院内では何度も話しており、この間の月曜日の早朝に臨床系の教授
クラスに臨時の安全委員会の招集をかけたところ、95%以上の出席があったので、多少
はいいかなという感じがします。
もう1つは、若手の教育も大事ですが、年をとった人たちの意識改革が非常に難しい
と思い、今度は臨床部長にマニュアル、いろいろなパンフレットが出ていますが、医療
事故対策のテキストブックなどを、その先生方に読んでいただいて、自ら各部署でそう
いう講義をしていただくようにしようかと思っております。
先ほどこの事件もそうですが、速やかにとは、まさしくそれがあって、医療事故自体
は避けられない部分がありますが、それだけですっきり表に出して、きちんとすればそ
れほどでもないのですが、この事件でも本当に医師、患者様の関係が非常に希薄であっ
たと痛切に思っています。特に心研の体制として、内科の先生がずっと経過を見ていて
、術前何日で突然外科医に代わる。術後も、ある程度経つと内科医がまた主治医になる
という、人間関係を作りにくいシステムがあったということで、これも心研のほうでは
、その受持制度も変えていただくようになりました。これは非常に重い事件で、私も痛
切にいろいろ思っていますが、今後ともいろいろご指導いただきたいと思います。
555 :
卵の名無しさん:02/08/16 00:23 ID:JP6YWicY
この液体リジンの評判は当初、決して芳しいものではなかった。
導入には飼料メーカー側にタンク新設などの投資が必要で「余計なコストがかかるモノは買えない。
粉末でいい」と投資負担を嫌う取引先が相次いだのだ。
だが、この問題は粉塵が発生しないという液体リジンのメリットが解決していく。
取引先を液体リジン設備を導入した飼料メーカーの見学会に招待した結果「いかに作業が安全で効率化できるかを十分に訴えることができた」のだ。
「市場ニーズがない」とライバル各社は歯牙にかけなかった液体リジンだが、導入企業は急速に拡大、欧米メーカーもそろって追随した。
だが味の素は先行した強みを発揮し現在、リジン市場全体に占める味の素のシェアは35%と二位ADMを約15ポイント引き離して首位を独走中だ。
「液体リジンを出さなかったら、海外勢に席巻されていたかもしれない」と佐合さん。
リジンは家畜の排泄(はいせつ)物を減らす効果があるだけに「家畜公害に敏感な欧州ではまだまだ、需要は伸びる」と同社の
北村卓三専務も意気込んでいる。(日本の底力取材班)
○委員
私も、今まで委員から出た話と同じ感じを受けています。非常に立派な分厚いマニュ
アルもできているわけですが、それを運用する人の問題です。教育にも少し触れていま
すが、全体からいうと、比較的、技術的な問題点の対応はできていますが、例えば忙し
い人は教育に、あるいは研修に出なくても済むような今の体制をどうするかということ
です。ほかの業界の問題でも新聞記事が出ていますが、モラルの点と言いましょうか、
もし外に情報が漏れなければ何とか中で済ますという価値観が、あったのだろうと思い
ます。今回の医療事故の問題についても、もし外に出なければ、これで済むのではない
かという対応の跡もちょっと見えるのです。
医療事故というのは、どんな注意をしても必ず起こり得る問題だと思います。それを
どんどん公表していくことがそれぞれの患者、国民の信頼にも繋がることです。1人ひ
とりの個人の価値観は違いますが、事故報告の中であまりルールにとらわれず、誰から
でも事故報告ができるようにしたというのがありましたが、それは非常に結構なことで
す。組織全体が事故を隠そうとするのではなく組織の利害にとらわれず、情報公開がで
きるように教育の問題かもしれませんが、お願いしたいと思います。
(女子医大)
その点がいちばんのポイントだと私どもは認識しております。そのために医療安全対
策室という専任の部署を新しく作り、専任部署の職員が常時各部署を巡回しながら、そ
ういった意識の向上、教育の徹底、いろいろな部署の問題点の査定をしていこうという
ことで、医療安全対策室の運営をいかに有効に、強力に行っていくかが、1つの大きポ
イントになかろうかと思って、3月1日から発足しますが、その運営に全力を挙げたい
と思っています。
(女子医大)
付け加えますと、安全対策室には第三者的な人を入れなければ、どういうのを、どう
いう形で公表するかというのは問題で、弁護士1人ともう1人はほぼ決まっていますが
、警察関係、厚生省関係とかいろいろ経験のある方が大体内定しています。本当は個人
的には、もう1人ぐらいジャーナリストの詳しい人なども入れないと難しいかとは思っ
ています。ただ、これは安全対策室にそういう人を入れるのか、そのたびごとに本当の
第三者を入れたほうがいいのかというのは、検討したいと思います。
本質的には医師・患者関係の教育は徹底していかなければならないということで、私
もいろいろ考えてみますと、患者さんは医師を選べるとは言いますが、私も体験があっ
て、例えば、癌になって訪ねてくると、そう選択肢はないのです。気に入らない医師で
も、頭を下げてでも何とか助けてもらいたいという視点も教育の中に取り入れて、医師
のおごりを何とか取り去っていく教育もしなければいけないとは思っています。
○委員
循環器外科ではテクニシャンとうまくいっていたが、循環器小児外科ではうまくいっ
ていなかったということが書いてあります。おそらく同じ心研の中でも、コミュニケー
ションが十分とれていない。全体として組織として、どのように心臓の手術をするのだ
という管理システムというか、安全のためにはこうしなければいけないのだというシス
テムが、やや弱いというか、ドクターの好みなどに任されていたのではないかという気
がします。
私は外から見ているだけで、非常に失礼な言い方かもしれませんが、私どもの目から
見ると、巨大なセンターがたくさんあって、マンモス大学病院だという気がします。心
研の中でさえこうであれば、全体の管理が非常に希薄になっているのではないかという
感じを、今回の事件で受けるのです。
ですから、こういうシステムを作られても、いま何人かの方が言われていましたが、
私どもも苦労しているのですが、現場にいかにそれを浸透させるかは非常に苦労してい
るわけです。マンモスになればなるほど、それは非常に難しいと感じます。それなりの
もっときめの細かい管理体制ができないと、こういうものの再発は防げないのではない
かというのが私の印象です。
この数日の荒らしは手荒びではなく、緻密な計画性が感じられる。
これまでの荒らしが統領様に対する怨嗟が動機なら、これは謀略・工作の匂いがする。
闇の凶悪ゾロMR集団が暗躍か???
(女子医大)
そういう面で末端まで浸透させるというのは、本当に大変ですが、それは教授会、医
局長会など、いくつものルートを使ってやっていかなければいけないと思っています。
あとは各リスクマネージャー、医局長クラスの人たちの検討会といった形のルートから
も行かなければいけないと思っています。
心研については、今後の抱負というか、いま変えていることについてお話しさせて頂
きます。
(女子医大)
私は、女子医大心研の大人と子供の心臓外科が昨年11月に一緒になって心臓血管外科
となり、その責任者という立場です。ただいまの討議の件に関してできるだけ手短に、
今後の方針をお伝えしたいと思います。まず、審議の過程で、いくつか出てきた基本的
な問題点に関してご説明いたします。
心臓の手術に関して、先ほどから問題になっている改ざんとか隠ぺいといったことが
絶対に起きないようにしたいと思います。それから委員の先生からもご指摘がありまし
たように、直ちに問題点に関しは、正直に家族に伝えるという方針は徹底していきたい
と思っています。そのための基本的な教育目標として、私が女子医大に来る前に10年間
おりました前施設において、「病気を診ないで病人を診なさい」、あるいは「病人の家
族を含めたそちら側を見るように」という教育をさせていただき、私自身も教育され、
私自身もしてまいりました。そのような教育方針を徹底していきたいと思います。
今回の体外循環の件に関しては、すでに何回か指摘されていますように、小児の心臓
手術、成人の心臓手術すべてを含めて専門の体外循環技士に運用させる。手術に関して
は心臓外科が行いますが、両者の連携をスムーズに行う。これは手術中ですが、この連
携がスムーズに行かないと、さまざまな問題が生じる可能性がありますので、私自身が
過去10年間経験してきた内容を基に、その点に特に重点を置き、患者さんの安全を第一
に改善を進めていきたいと思っています。以上、簡単ですが、今後の方針に関して説明
いたしました。
荒しさん、懲りないねぇ。
(女子医大)
病院全体の管理体制としては、先ほどご指摘がありましたように、非常にマンモスで
すので、実際には大変運営は難しいものです。したがって、これまで院長と副院長がお
り、副院長は2名でしたが、今年度から3名に増やし、それぞれ担当を分け、できるだ
け全体が見えるように体制を強化しております。
○委員
お話を聞いていて、医療体制にかなり大きな問題があるように感じました。委員会を
増やすとか委員会の体制を作り直すとか、担当者を増すというのも1つのシステムの改
善ですが、東京女子医大においては、内科の先生がかなりの期間診ていて、手術が決ま
った時点で外科医に手渡す。術後も間もなく内科の先生が受け持ちになられるというシ
ステムではないかと思います。A講師も実際に手を触れて患者さんを診察していないと
いうことですし、術後の説明をA講師がしたのか分かりませんが、確かに患者さんと医
師との関係は、極めて希薄です。
委員会を作るのは簡単ですが、こういった医療の流れを変えていくのは非常に難しい
と思います。もっと早く内科の先生が手離しなさいといったことで済むのかどうかです
。
もう1つは、女子医大全体についてですが、心研だけがこのようにシステムを取って
いるのだろうか。大学全体で医療の流れを変えなければ、別のセンターでまた同じよう
なことが起こるという懸念をもちます。・
566 :
最新情報ランキング:02/08/16 00:50 ID:7QEZhdAb
(女子医大)
ほかの科、例えば消化器はそういうことは全くありません。入院の段階から外科的な
治療が必要な場合は外科から来る。外科が主治医になるという形です。
心研についてはだいぶシステムを変えていますので、別途、説明します。
(女子医大)
心研というのができたときから、1つのコンセプトとしては、小児科と内科がある内
科系と外科系が協力体制で1人の患者さんを診ていくというコンセプトがありました。
当初は、手術前、手術後について内科系と外科系が一緒に患者さんを診るという意味で
は、コンセプトとしては素晴らしい面が1つあったのだろうと思います。それが40年近
く経ち、次第にそこの所が一緒に、全く同等に内科系、外科系が診るというところが、
一方に偏ってきていたというのが今回の問題の大きなポイントだと認識しております。
そういう意味で、これは心研の1つのコンセプトとしては独特なシステムだったとこ
ろに、逆に大きな落とし穴があったのです、これをどのように改革したらいいかという
ことは、この4月からずっと心研の大きなテーマで、徹底的に外科系、内科系、それか
ら看護婦さんも含めて議論を進めてきました。
結果としては、内科系、外科系の申し送りを徹底的に、主治医という体制を徹底的に
させることを、いま過渡期としてやっていますが、4月からは病棟も分けるという形を
とるようにしました。これはコンセプトとしては素晴らしいとは思いますが、委員の先
生からご指摘いただきましたように、どうしてもリスポンシビリティー、アカウンタビ
リティーのどこかにピットホールが起こるという意味では、4月1日からは、女子医大
のほかの外科系はみんなそうなっていますので、基本的にはそういう形に全部変えたい
と思います。いまは過渡期にあります。
ただ、最初の心研のコンセプトだった内科系、外科系が一緒に患者を診るというコン
セプトは、病棟を分けてもどうしても充実させたいという意味で、カンファレンス、あ
るいはコンサルタントのシステムを含めて、どのような形を充実させていくかというこ
とも含めて、心研としての改善策としては書きました。そういう形でご指摘のとおり、
私どもとしてはここは完全に変えると考えております。
○委員
最近、いろいろな事故が起こって、そういう医療事故を隠すことはかえって医療のた
めにも、医療の改善、あるいは国民に対する信頼のためにも良くないということは、か
なり認識が広まってきたと思います。それにもかかわらず、こういう立派な大学の関係
の方々が、この事故が公にならないようにいろいろ工作されたことは、何か特別の事情
があったのかを伺いたいと思います。
例えば、吸引ポンプの回転数がかなりの時間上がっていると、脱血不良が生じる可能
性があるということを、この手術に関係された医師が誰もご存じなかったということは
、素人には考えられないことなのですが、こういうことで事故が起こった、患者が生命
を落とされたということになると、医師としては、それが公になれば大変恥ずかしいこ
とで、それを公にならないようにするために、いろいろご苦心なさったのか。そうでは
なく、一般的に事故が起きたということは、大学にとって不名誉なことだから知られた
くないということだったのか、その辺を伺いたいと思います。
(女子医大)
隠ぺいの意図は大学としては全くありませんでした。ただ、この事件がどういう事件
であるかの結論が出たのは10月で、それまで検討の段階で、それが分かって、ご遺族か
ら事件の究明をしてくれというお話があったので、それに沿ってやってきました。その
前の段階でいろいろ発表するのは問題かなという判断でしたが、それは当然間違ってい
たとは思いますが、そういう形できてしまったわけです。隠ぺいとかそういう気持は全
くありませでした。
○委員
新聞の報道は、「手術ミス、隠ぺい」という見出しで出ていますから、是非名誉毀損
で訴えていただいて、きちんと闘っていただかないと、我々医療機関は、特定機能病院
である女子医大が隠ぺいをしたと世間から見られることによって、医療界全体が信頼を
失っていますから、是非きちんと隠ぺいは全くなかったという事実を明らかにして闘っ
てほしい。本当に隠ぺいしていないなら我々も応援したいと思いますから、是非新聞社
を名誉毀損で訴えてください。これは医療界全体の名誉毀損になります。いまおっしゃ
ったように、隠ぺいの事実が全くないなら、是非それをお願いしたい、我々も応援した
いと思います。よろしくお願いいたします。
○委員
もし当事者の患者さんの家族と示談が成立したら、おそらく表に出さないと思います
。そういう意識が今までの医療界だったのです。示談が成立したら、それは何も言わな
いで口を閉じていればいいというのでは、これからの患者さんはかわいそうだと思いま
す。
(女子医大)
これは確かに、新聞の記事についてはいま弁護士とも相談しております。非常に執拗
な取材を繰り返しており、みんな音を上げていたところですし、ないことも随分書かれ
ています。ただ患者様のほうから新聞社へかなりいろいろなことが言われており、新聞
社としてはかなりストーリーを作った上で、取材に来られていたという印象を持ってい
ます。それについてはもう少し検討させていただきます。ただ、我々はがいわば叩かれ
る側で、延々と時間のかかる裁判で、どのぐらいのことになるかというと、今までの誤
報の問題でも、なかなかすっきりした決着に行かないことがありますが、かなり検討は
させていただきます。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
(女子医大)
病院としましては全く隠ぺいする気持はありませんでしたし、私どもが知ってからは
、極めて積極的に原因の調査と究明に徹底的にかかわってきて、それをできるだけ患者
さんのご遺族にご報告するとともに、全体化しようという努力をしてきたのですが、今
後はいろいろ事故があったりしたときには、できるだけ公開をして、公表するという形
にし、どういう公表の仕方を考えていったらいいのかということで、広報の部署をどの
ようにするか、例えば外部委員を入れることによって公表するのか、逐一報告をすると
いう形にするのかといったところも、いま検討しているところです。
○委員
いまの言葉を確認させていただきますが、病院として隠ぺいの意思はなかったという
のは、つまり、執刀医とか担当者は隠ぺいしたが、隠ぺいした事実が分かってから以降
、病院はそれを隠す意図はなかったという意味ですか。それとも初めから一切担当医も
含めて、病院という言い方ではなく、担当者を含めて、隠ぺいしようとか、そういう事
実はなかったということですか、そこをはっきりさせてください。
(女子医大)
いまかなり厳しい捜査が入っておりますので、隠ぺいというか、犯罪性のことについ
ては、その結果を待って考えたいと思いますが、調査報告書では、一応書き替えの事実
があったとか、これは反省すべきであるということは明記されていますので、ご理解い
ただきたいと思います。
○委員
院内の調査委員会というのは、どういう意味を持つのですか。いま警察が調べている
とか何とかということに対してと、自浄努力をしようとして調査委員会を作ったのでし
ょう。そうしたら隠ぺいしたかしないかというのは、自浄努力の中で明らかになること
ではないですか。何も警察が入ったからどうのこうのという問題ではないと思いますが
ね。
(女子医大)
そのとおりです。ですから、この調査報告書もあとでお読みになっていただくと分か
りますが、少なくとも隠ぺいしようという意図が垣間見えたということで、改ざんの事
実も1つありますし、そういったことがちゃんとした説明もされてないということもあ
りましたので、その辺を結論として挙げていただき、私どもとしては今後そういった現
場の担当医はもちろんのこと、病院全体としても、こういったものを隠ぺいしないで、
すべてを公開し、公表していくという姿勢に変えようということで、いまいろいろシス
テムを変えていますし、教育を変えていきたいと考えています。
(女子医大)
警察のほうというのは、ご遺族から刑事事件にするということで、警察へ話があった
ものですから、そういう形になっています。
○委員
先ほどいろいろ組織を作る中で、適任者がいるならばというお話がありましたが、今
までの論議を聞いていても、組織の問題だと思います。個人的な適性がある人とか、そ
ういう話ではなく、一般の会社なら社風など、組織に入っている人が、一定の特段の教
育を受けなくても共通の組織の価値観を持ってくるのと同じように、病院として個人的
な適性の問題ではなく、知らず知らずのうちに大きな所帯の中で、病院風というのがあ
るとすれば、これは教育によらざるを得ないというか、病院風をどう変えていくかとい
うことが、大事なことだと思います。非常に優れた適性の個人がいるか、組織があるか
ではなく、組織全体の価値観をどう変えていくかというのが大事なことではないかと思
います。
(女子医大)
全くそのとおりだと思いますので、努力して変えていきたいと思っております。
578 :
卵の名無しさん:02/08/16 09:01 ID:PxxuvIeP
435 :卵の名無しさん :02/08/11 21:14 ID:AuD0meJa
>>434 外資にひっぱられたのですか?
それともS社長のいびりで辞めざるをえなくなったのですか?
後者なら何人も思いつきます。
436 :卵の名無しさん :02/08/11 21:58 ID:Y/pxr49U
>>427 >具体的に書きましょう。
>ゾロもあんまり表に出すぎると、大手が本気になってつぶしにかかってくるでしょう。
>つぶす材料は事欠きません。
たしかに創造とかうわさだけではだめだ。
具合的な例を挙げて問題にしたらどうでしょう?
579 :
卵の名無しさん:02/08/16 09:22 ID:KS0DuEQt
おれも協力
435 :卵の名無しさん :02/08/11 21:14 ID:AuD0meJa
>>434 外資にひっぱられたのですか?
それともS社長のいびりで辞めざるをえなくなったのですか?
後者なら何人も思いつきます。
436 :卵の名無しさん :02/08/11 21:58 ID:Y/pxr49U
>>427 >具体的に書きましょう。
>ゾロもあんまり表に出すぎると、大手が本気になってつぶしにかかってくるでしょう。
>つぶす材料は事欠きません。
たしかに創造とかうわさだけではだめだ。
具合的な例を挙げて問題にしたらどうでしょう?
438 :卵の名無しさん :02/08/12 07:31 ID:FX4pvxYW
中小企業のくせに販売品目が250以上だとぉぉ
大手でもせいぜい30だ。
532 :卵の名無しさん :02/08/15 23:49 ID:IHa3XLcS
前の書き込みをペーストしてくださいな。
580 :
卵の名無しさん:02/08/16 10:03 ID:tQcR3r+J
どうせ 捏○だらけだろう
そのうち問題にしてやるからな
>>578-579 こんな所で荒らさず、新スレに移ったれや。
向こうは閑散として、寂しいものよ。
582 :
卵の名無しさん:02/08/16 14:42 ID:2lgiRp+4
リプルのゾロなんでやらないのですか?
タイヨーはこれで大儲けしてるのに。
583 :
卵の名無しさん:02/08/16 14:55 ID:2lgiRp+4
沢井のMRさんって安い給料でよくやれますね、感心しますよ。
585 :
卵の名無しさん:02/08/16 17:10 ID:l95IAue5
>>583 他社の給料を知らないのではないでしょうか?
今 話題になってる日本ハムが35歳で年収800万円
ぐらいらしいですが、国内薬品メーカーはこれよりも
もう少しいい。外資大手は35歳で1000万円あるところ
はザラです。
586 :
卵の名無しさん:02/08/16 18:07 ID:uh3qCjOd
給料だけがすべてではないと言いたいが、いったい何があるのだろう?
587 :
卵の名無しさん:02/08/16 18:30 ID:bALfDKfC
BT戦略会議第1回会合 競争力強化へ大綱策定 治験迅速化と人材育成など課題
2002/07/19 (日本工業新聞)
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バイオテクノロジー(BT)を国民生活の向上と産業競争力強化に効果的に結びつけるために発足した政府の「BT戦略会議」
(座長・岸本忠三氏=大阪大学総長)の第一回会合が十八日開かれた。
十二月上旬をめどに「BT戦略大綱」をまとめる。
会議では早速、産業界のメンバーから「産業につながる方策を考えて欲しい」(歌田勝弘・味の素相談役)、「治験のスピード
アップや(医薬)ベンチャー促進の問題の検討を」(藤山朗・藤沢薬品工業会長)など実効的な大綱作りに向け注文がついた。
会議の冒頭で小泉純一郎首相は、「BTおよびライフサイエンスは目覚ましい発展を遂げており、いかに国民の福祉や健康、産業
活性化につなげるか国として取り組むべき戦略を策定していただきたい」と諮問した。
これに対して関係閣僚、学者、産業人らで構成するメンバーからは、「省庁、産学官、分野間の連携・融合」「日本の強い
部分の加速」「技術開発のスピードと人材育成」などの課題が指摘された。
また、平田正・協和発酵工業社長からは「医薬開発はリスクが高く、インセンチブを産業界に与えることが必要」という意見も出された。
八月下旬ごろに開かれる次回会合で起草委員会を設置、本会議で抽出する課題や問題意識を盛り込んだBT戦略大綱案を
策定し、最終的に十二月上旬の本会議で決定する。大綱に個別政策の目標時期を明記するかどうかは今後の議論で決める。
>>586 >給料だけがすべてではないと言いたいが、いったい何があるのだろう?
統領さまの人望
第3回社会保障審議会「医療分科会」
(事務局)
今後のこともありますので、ご確認の意味で事務局から質問させていただきます。新
聞などで私どもが見させていだいていると、担当の人の一部から調査委員会の報告書に
ついて、異議があるということで、再調査をしてほしいということが出ていますが、そ
れについて、今後女子医大ではどのような対応をされるのでしょうか。
先ほど来から議論がありまして、隠ぺいという言葉がいいかどうかは別ですが、カル
テの改ざんなども象徴的ですが、5月末に遺族から文書で調査の依頼がくる前に証拠保
全されたり、中ではいろいろあったと思いますが、そこの前の段階でいろいろ出てこな
かったのはなぜか。要するに、死亡の原因の調査としては、この調査委員会は、遺族の
方も評価しているということを伺っていますが、その前の段階の手続、対応については
いろいろ不審を持たれているとも聞いていますが、そこをどのように調べるのか、明ら
かにするのかということが2点目です。
3点目は、今後、基本的には公表していくということが、再三お話に出ましたが、現
段階でいまかかっている案件以外に公表されるべきものというか、出るものがあるのか
ないのかを確認させていただければと思います。
(女子医大)
まず再調査のことに関しては、実際には弁護士から要望書の形で出ているのですが、
その依頼者は、こちらとしては本人を呼んで、事情聴取を十分した上で、この報告書を
作っておりますので、もう1度というのはありません。それからいま捜査段階で、また
我々が調べるのも困難だと思っています。5月に証拠保全という話がありましたが、確
かにその段階では、事実関係を検討していくのに少し時間がかかっていたので、該当者
などについてもいろいろ質問したり、確認をしているうちに、証拠保全というのは結構
いろいろあり、すべてはっきりしたものがありませんので、この件も、それについては
内部である程度調査する時間がかかってしまいました。
(事務局)
3点目は、今日のご意見でも、こういうことはすぐ公表するのが大事だというご意見
が各委員から出て、女子医大も今後はそういう方向だという話はいっぱいありましたが
、いまの時点で公表すべき案件があるのかないのか、されるべきものがあるのかないの
かを確認させていただければと思います。
(女子医大)
先日、厚生労働省医薬局から、最近のインシデント・アクシデントの件数と詳細を報
告しなさいということがあって、先ほど出させていただきました。その中では、重篤な
ケースと死亡したケースがそれぞれあり、いずれも検討したことをご報告させていただ
きましたが、いまのところはそれだけです。
○委員
ほかによろしゅうございますか、1つだけ確認ですが、病院長はご存じなかったのか
もしれませんが、先ほど来の隠ぺいとか改ざんなどは、心研の組織としては、結論とし
てなさらなかったということでよろしいのでしょうか。
(女子医大)
心研としてはもちろんですし、病院としてももちろんです。ただ、現場ではその可能
性があったと。
○委員
あくまでも現場の責任であったということですね。
(女子医大)
やはりそれは全体としての体制の問題もありますので、心研の体制、診療体制そのも
のも見直していこうということでございます。
○委員
よろしゅうございますか。だいぶ時間も経ちましたので、東京女子医大病院からのヒ
アリングはこの辺で止めたいと思います。どうもありがとうございました。
(東京女子医科大学病院関係者退出)
○委員
それでは、予定よりも時間がかかってしまったのですが、少し今後の対応について協
議をいただきたいと思います。その前に事務局からご説明ございますか。
(事務局)
予定よりもだいぶ事実関係の確認とか、委員の先生からのご質問もいただきまして、
今日予定していた時間はほとんど使い切ってしまったような状況ですが、問題としても
う少し十分に審議する必要があるのではないかと思いますので、引き続き日を改めて、
ご審議いただけるような形をお願いできないかと考えておりますが、いかがでしょうか
。
○委員
それでは、お忙しいでしょうが、近いうちにもう1度お集まりいただきたいと思いま
す。
本日はこれで閉会にいたします。どうもありがとうございました。
594 :
通行人:02/08/16 22:21 ID:HOrYnb8X
サワイの社員の皆さん こんにちわ
給料が安くても いいじゃないですか
貧困も 我慢できないものではありません。
経営者一族が金持ちになるなら それはそれでいいじゃないですか
第5回 社会保障審議会医療分科会
・東京女子医科大学病院の安全管理体制の確保状況等について
(事務局)
ただいまから第5回社会保障審議会医療分科会を開催します。
委員の皆さまにおかれましては、お忙しい中、ご出席をいただきまして、誠にありが
とうございます。なお、本日は、黒川委員からご欠席の連絡をいただいております。
議事に入る前に、資料の確認をします。資料としては、議事次第という1枚紙があり
、そのあとに前回の議事録ということです。そのあとに1枚紙とクリップで綴じたもの
と2つ、本日、女子医大病院からの提出資料です。以上ですが、落丁等がありましたら
、事務局にお申し付けいただければと思います。鴨下分科会長、議事進行のほど、よろ
しくお願い申し上げます。
○委員
ただいまより議事に入ります。本日は、前回の議論を踏まえ、改めて東京女子医科大
学病院からヒアリングを実施することになりました。早速、ヒアリングに移りたいと思
います。
病院長におかれましては、ご多忙の中、ご出席いただきまして、ありがとうございま
す。本日は、2月28日にご説明いただいた点も含めて、委員からいろいろと質問をさ
せていただき、ご回答いただければと思います。よろしくお願いします。
前回の審議で疑問等が指摘された事項について、事務局でまとめていただいておりま
すので、その点を最初にご説明いただきたいと思います。よろしくお願いします。
(事務局)
前回、すでにご指摘いただいたことについて、簡単に事務局からまとめて説明をしま
す。
大きく3点ほどあったのかと考えております。1つは、患者、家族、ご遺族の方への
説明の問題についてですが、1回目のヒアリングのときにお伺いした内容と新聞報道等
でいろいろ出てくる内容とで、かなりのギャップのある部分があるというご指摘があり
ました。特にその中でも説明が十分された、ほとんどされてないというようなところが
、いちばんその差が大きいのではないかというようなご指摘があり、どういう時点でど
なたがどういうふうな説明をされているか、というところをポイントにお伺いしたい、
というようなお話が1点あったかと思います。
もう1点は、医師の連携というか、内科系、外科系の連携について、第1回目のヒア
リング、前回のご議論でもご指摘がありましたが、どういうふうな形でなされているの
かというようなことについて、もう少し確認したほうがいいのではないかということで
す。具体的には、例えば、術前に外科系のドクター、麻酔科のドクターが診察されてい
るのかというようなところから、内科系、外科系、麻酔科のドクターの引き継ぎの状況
、あるいは術後、今度はどういう形で引き渡されるのか、フォローされるのかというよ
うなところについて、もう少し詳しくご説明を伺いたいということがあったかと思いま
す。
3点目としては、今日、女子医大病院からご提出があった資料にも関連しますが、死
亡診断書にどういうふうな記載がなされているのかというようなことについて、確認し
たい、あるいはご説明をお伺いしたいというようなことがありましたので、その3つの
点を事前に女子医大病院にもお話させていただいて、今日、準備してきていただいてお
ります。それ以外にありましたら、その後にまた追加でご質問をいただければと思いま
す。
○委員
早速、女子医大から、いまの大きな3点についてご説明いただけますか。
(女子医大)
その前に、ただいま警察の聴取もほとんど終わり、検察庁の実地検分も終了したので
、現在における総括とその後の対応について、最初に述べてよろしいでしょうか。最初
にだいたい15分ぐらいお話します。そのあと、いま問題点として出されたことについて
、お答え申し上げます。
今回の事件は、当病院職員による重大な医療事故があったことであり、それに対する
断罪は真摯に受け止め、今後このような事件を二度と起こさぬよう最大限の努力をして
いくつもりであります。特に当病院では1年間に、延べ数で外来患者数約122万人、入
院延べ数46万人、全身麻酔手術数7,000件の診療に当たらせていただいております。そ
の信頼に応えるためには医療事故を起こさないよう、それ相応の精度の高い安全管理を
何にもまして行わなければならないと決意を新たにしております。この度警察の事情聴
取もほぼ終了いたしましたので、現時点における事件に関する総括と、その後の対応に
ついて上申させていただきたくお願い申し上げます。