952 :
卵の名無しさん:02/12/08 19:58 ID:5vSd5U5U
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000獲り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
953 :
卵の名無しさん:02/12/08 22:10 ID:AlvrDOrA
イレッさ サイコー
part3もつくってくれ。
guest
萩原君。
何と云つても私は君を愛する。さうして室生君を。それは何と云つても素直な優しい愛だ。いつまでもそれは永続す
るもので、いつでも同じ温かさを保つてゆかれる愛だ。此の三人の生命を通じ、縦(よ)しそこにそれぞれ天稟の相違
はあつても、何と云つてもおのづからひとつ流の交感がある。私は君達を思ふ時、いつでも同じ泉の底から更に新らし
く湧き出してくる水の清(すず)しさを感ずる。限りなき親しさと驚きの眼を以て私は君達のよろこびとかなしみとを
理会する。さうして以心伝心に同じ哀憐の情が三人の上に益々深められてゆくのを感ずる。それは互の胸の奥底に直接
に互の手を触れ得るたつた一つの尊いものである。
私は君をよく知つてゐる。さうして室生君を。さうして君達の詩とその詩の生ひたちとをよく知つてゐる。『朱欒』
のむかしから親しく君達は私に君達の心を開いて呉れた。いい意味に於て其後もわれわれの心の交流は常住新鮮であつ
た。恐らく今後に於ても。それは廻り澄む三つの独楽が今や将に相触れむとする刹那の静謐である。そこには限りの知
られぬをののきがある。無論三つの生命は確実に三つの据りを保つてゐなけらばならぬ。然るのちにそれぞれ澄みきる
のである。微妙な接吻がそののちに来(く)る。同じ単純と誠実とを以て。而も互の動悸を聴きわけるほどの澄徹さを
以て。幸に君達の生命も玲瓏乎としてゐる。
室生君と同じく君も亦生れた詩人の一人である事は誰も否むわけにはゆくまい。私は信ずる。さうして君の異常な神
経と感情の所有者である事も。譬へばそれは憂鬱な香水に深く涵した剃刀である。而もその予覚は常に来る可き悲劇に
向て顫へてゐる。然しそれは恐らく凶悪自身の為に使用されると云ふよりも、凶悪に対する自衛、若くは自分自身に向
けらるる懺悔の刃となる種類のものである。何故ならば、君の感情は恐怖の一刹那に於て、正(まさ)しく君の肋骨の
一本一本をも数へ得るほどの鋭さを持つてゐるからだ。
然しこの剃刀は幾分君の好奇な趣味性に匂づけられてゐる事もほんとうである。時には安らかにそれで以て君は君の
薄い髯を当(あた)る。
清純な凄さ、それは君の詩を読むものの誰しも認め得る特色であらう。然しそれは室生君の云ふ通り、ポオやボオド
レエルの凄さとは違ふ。君は寂しい、君は正直で、清楚で、透明で、もつと細かにぴちぴち動く。少くとも彼等の絶望
的な暗さや頽廃した幻覚の魔睡は無い。宛然涼しい水銀の鏡に映る剃刀の閃めきである。その鏡に映るものは真実であ
る。そして其処には玻璃製の上品な市街や青空やが映る。さうして恐る可き殺人事件が突如として映つたり、素敵に気
の利いた探偵が走つたりする。
君の気稟は又譬へば地面に直角に立つ一本の竹である。その細い幹は鮮かな青緑で、その葉は華奢(きやしや)でこ
まかに動く。たつた一本の竹、竹は天を直観する。而も此竹の感情は凡てその根に沈潜して行くのである。根の根の細
(こま)かな繊毛のその岐れの殆ど有るか無きかの毛の尖(さき)のイルミネエション、それがセンチメンタリズムの
極致とすれば、その毛の尖端にかじりついて泣く男、それは病気の朔太郎である。それは君も認めてゐる。
「詩は神秘でも象徴でも何でも無い。詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである。」と君は云ふ。ま
ことに君が一本の竹は水面にうつる己が影を神秘とし象徴として不思議がる以前に、ほんとうの竹、ほんとうの自分自
身を切に痛感するであらう。鮮純なリズムの歔欷(すすりなき)はそこから来(く)る。さうしてその葉その根の尖
(さき)まで光り出す。
君の霊魂は私の知つてゐる限りまさしく蒼い顔をしてゐた。殆ど病み暮らしてばかりゐるやうに見えた。然しそれは
真珠貝の生身(なまみ)が一顆小砂に擦(す)られる痛さである。痛みが突きつめれば突きつめるほど小砂は真珠にな
る。それがほんとうの生身(なまみ)であり、生身から滴(したた)らす粘液がほんとうの苦しみからにじみ出たもの
である事は、君の詩が証明してゐる。
外面的に見た君も極めて痩せて尖つてゐる。さうしてその四肢(てあし)が常に鋭角に動く、まさしく竹の感覚であ
る。而も突如として電流体の感情が頭から足の爪先まで震はす時、君はぴよんぴよん跳ねる。さうでない時の君はいつ
も眼から涙がこぼれ落ちさうで、何かに縋りつきたい風である。
潔癖で我儘なお坊つちやんで(この点は私とよく似てゐる)その癖寂しがりの、いつも白い神経を露はに顫へさして
ゐる人だ。それは電流の来ぬ前の電球の硝子の中の顫へてやまぬ竹の線である。
君の電流体の感情はあらゆる液体を固体に凝結せずんばやまない。竹の葉の水気が集つて一滴の露となり、腐れた酒
の蒸気が冷(つめ)たいランビキの玻璃に透明な酒精の雫を形づくる迄のそれ自身の洗練はかりそめのものではない。
君のセンチメンタリズムの信条はまさしく木炭が金剛石になるまでの永い永い時の長さを、一瞬の間に縮める、この凝
念の強さであらう。摩訶不思議なる此の真言の秘密はただ詩人のみが知る。
月に吠える、それは正しく君の悲しい心である。冬になつて私のところの白い小犬もいよいよ吠える。昼のうちは空
に一羽の雀が啼いても吠える。夜はなほさらきらきらと霜が下りる。霜の下りる声まで嗅ぎ知つて吠える。天を仰ぎ、真実に地面(ぢべた)に生きてゐるものは悲しい。
ぴようぴようと吠える、何かがぴようぴようと吠える。聴いてゐてさへも身の痺れるやうな寂しい遺瀬ない声、その
声が今夜も向うの竹林を透してきこえる。降り注ぐものは新鮮な竹の葉に雪のごとく結晶し、君を思へば蒼白い月天が
いつもその上にかかる。
萩原君。
何と云つても私は君を愛する。さうして室生君を。君は私より二つ年下で、室生君は君より又二つ年下である。私は
私より少しでも年若く、私より更に新らしく生れて来た二つの相似た霊魂の為めに祝福し、更に甚深な肉親の交歓に酔
ふ。
又更に君と室生君との芸術上の熱愛を思ふと涙が流れる。君の歓びは室生君の歓びである。さうして又私の歓びであ
る。
この機会を利用して、私は更に君に讃嘆の辞を贈る。
大正六年一月十日
葛飾の紫烟草舎にて
北原白秋
961 :
卵の名無しさん:02/12/10 03:35 ID:ij+5ksSd
早く終わんないかな。。。
962 :
卵の名無しさん:02/12/10 03:37 ID:ij+5ksSd
つーまんない
963 :
卵の名無しさん:02/12/10 03:38 ID:ij+5ksSd
パート3なんていらないからね
964 :
じじじじじ:02/12/10 03:38 ID:ij+5ksSd
早く終わって!!!!!!
お前がうるさい、つまんないよ>ID:ij+5ksSd
966 :
卵の名無しさん:02/12/10 07:15 ID:BQau9qI1
アフォな会社だ。
967 :
卵の名無しさん:02/12/10 11:08 ID:OgE3hnic
最近おもしろくねーな
内部事情はないのか??
虚言でもいいから作ってくれ
968 :
卵の名無しさん:02/12/10 12:15 ID:wDBP6cNq
試験つらかったよー 体調くずしてダウンです
絶対落とせないもん!まあ 手ごたえあり 合格でしょヤッタネ!
来年は転職活動がんばろうかなぁー?やめたもん勝ちですもんね<<945さん!
>>947さんみたくはとうてい考えられません
結局 自分の人生ですもん会社のために生きてるんじゃないですよね
この前ビデオみせられて悩んでしまいました。 あなたの人生をかけなさい!ですか。
はぁ〜?なんか怖いって思っちゃいました。自分のことばっかりで利己主義のかたまり
ですよね ちょっとは私のことも考えてよー
でももうストレスから開放されて うれぴーよー (^0^)/
969 :
やめたもん勝ち:02/12/10 15:22 ID:mYvPgvUI
>>968君へ
試験お疲れ様。きっと受かったでしょうね。
でも、ひとつ苦言。。
石の上にも何年(3年だっけ??)って言うでしょ。
もう少し経験積んだほうがいいと思いますよ。
だって、良い薬もいっぱいあるし、新薬の予定もあるんだから・・
きっと、勉強になりますよ。。
それに、その若さで転職しても 30位までは給料は劇的に差がつくわけではないと思います。
(とくに、日本の会社はね。。)
今だって、初任給から 日本の平均サラリーマン以上だろうし、
急いで移って また転職考えたりしたら 履歴書に コロコロ変わるやっちゃな。。・・と思われるよ。
多分、いろんな面で今いいと言われてる会社のキャリアの募集は26〜30歳位がターゲットだよ。。
社会人2年生を採ることはめったにないと思います。
時期が来るまで自分を磨いて、頑張れば、周囲の他メーカーで 意中のとこから声かけられて、どうだ?
ってことになると思います。(実際、今そのパターンが はずれがないから多いです)
それに、その頃は まさに世の中をAZが席巻してるかもしれないし。。
キャリアアップのために転職するのが目的であり 不満だからでは見抜かれちゃうよ。。
>>947さんのような方が、会社の体質も良くしてるかもしれないし・・・
或るとしの春、私は、生れてはじめて本州北端、津軽半島を凡そ三週間ほどかかつて一周したのであるが、
それは、私の三十幾年の生涯に於いて、かなり重要な事件の一つであつた。私は津軽に生れ、さうして二十年
間、津軽に於いて育ちながら、金木、五所川原、青森、弘前、浅虫、大鰐、それだけの町を見ただけで、その
他の町村に就いては少しも知るところが無かつたのである。
金木は、私の生れた町である。津軽平野のほぼ中央に位し、人口五、六千の、これといふ特徴もないが、ど
こやら都会ふうにちよつと気取つた町である。善く言へば、水のやうに淡泊であり、悪く言へば、底の浅い見
栄坊の町といふ事になつてゐるやうである。それから三里ほど南下し、岩木川に沿うて五所川原といふ町が在
る。この地方の産物の集散地で人口も一万以上あるやうだ。青森、弘前の両市を除いて、人口一万以上の町
は、この辺には他に無い。善く言へば、活気のある町であり、悪く言へば、さわがしい町である。農村の匂ひ
は無く、都会特有の、あの孤独の戦慄がこれくらゐの小さい町にも既に幽かに忍びいつてゐる模様である。大
袈裟な譬喩でわれながら閉口して申し上げるのであるが、かりに東京に例をとるならば、金木は小石川であ
り、五所川原は浅草、といつたやうなところでもあらうか。ここには、私の叔母がゐる。幼少の頃、私は生み
の母よりも、この叔母を慕つてゐたので、実にしばしばこの五所川原の叔母の家へ遊びに来た。私は、中学校
にはひるまでは、この五所川原と金木と、二つの町の他は、津軽の町に就いて、ほとんど何も知らなかつたと
言つてよい。やがて、青森の中学校に入学試験を受けに行く時、それは、わづか三、四時間の旅であつた筈な
のに、私にとつては非常な大旅行の感じで、その時の興奮を私は少し脚色して小説にも書いた事があつて、そ
の描写は必ずしも事実そのままではなく、かなしいお道化の虚構に満ちてはゐるが、けれども、感じは、だい
たいあんなものだつたと思つてゐる。
「いい成績ではなかつたが、私はその春、中学校へ受験して合格した。私は、新しい袴と黒い沓下とあみあげ
の靴をはき、いままでの毛布をよして羅紗のマントを洒落者らしくボタンをかけずに前をあけたまま羽織つ
て、その海のある小都会へ出た。そして私のうちと遠い親戚にあたるそのまちの呉服店で旅装を解いた。入口
にちぎれた古いのれんのさげてあるその家へ、私はずつと世話になることになつてゐたのである。
私は何ごとにも有頂天になり易い性質を持つてゐるが、入学当時は銭湯へ行くのにも学校の制帽を被り、袴
をつけた。そんな私の姿が往来の窓硝子にでも映ると、私は笑ひながらそれへ軽く会釈をしたものである。
それなのに、学校はちつとも面白くなかつた。校舎は、まちの端れにあつて、しろいペンキで塗られ、すぐ
裏は海峡に面したひらたい公園で、浪の音や松のざわめきが授業中でも聞えて来て、廊下も広く教室の天井も
高くて、私はすべてにいい感じを受けたのだが、そこにゐる教師たちは私をひどく迫害したのである。
私は入学式の日から、或る体操の教師にぶたれた。私が生意気だといふのであつた。この教師は入学試験の
とき私の口答試問の係りであつたが、お父さんがなくなつてよく勉強もできなかつたらう、と私に情ふかい言
葉をかけて呉れ、私もうなだれて見せたその人であつただけに、私のこころはいつそう傷つけられた。そのの
ちも私は色んな教師にぶたれた。にやにやしてゐるとか、あくびをしたとか、さまざまな理由から罰せられ
た。授業中の私のあくびは大きいので職員室で評判である、とも言はれた。私はそんな莫迦げたことを話し合
つてゐる職員室を、をかしく思つた。
私と同じ町から来てゐる一人の生徒が、或る日、私を校庭の砂山の陰に呼んで、君の態度はじつさい生意気
さうに見える、あんなに殴られてばかりゐると落第するにちがひない、と忠告して呉れた。私は愕然とした。
その日の放課後、私は海岸づたひにひとり家路を急いだ。靴底を浪になめられつつ溜息ついて歩いた。洋服の
袖で額の汗を拭いてゐたら、鼠色のびつくりするほど大きい帆がすぐ眼の前をよろよろととほつて行つた。」
この中学校は、いまも昔と変らず青森市の東端にある。ひらたい公園といふのは、合浦(がつぽ)公園の事
である。さうしてこの公園は、ほとんど中学校の裏庭と言つてもいいほど、中学校と密着してゐた。私は冬の
吹雪の時以外は、学校の行き帰り、この公園を通り抜け、海岸づたひに歩いた。謂はば裏路である。あまり生
徒が歩いてゐない。私には、この裏路が、すがすがしく思はれた。初夏の朝は、殊によかつた。なほまた、私
の世話になつた呉服店といふのは、寺町の豊田家である。二十代ちかく続いた青森市屈指の老舗である。ここ
のお父さんは先年なくなられたが、私はこのお父さんに実の子以上に大事にされた。忘れる事が出来ない。こ
の二、三年来、私は青森市へ二、三度行つたが、その度毎に、このお父さんのお墓へおまゐりして、さうして
必ず豊田家に宿泊させてもらふならはしである。
「私が三年生になつて、春のあるあさ、登校の道すがらに朱で染めた橋のまるい欄干へもたれかかつて、私は
しばらくぼんやりしてゐた。橋の下には隅田川に似た広い川がゆるゆると流れてゐた。全くぼんやりしてゐる
経験など、それまでの私にはなかつたのである。うしろで誰か見てゐるやうな気がして、私はいつでも何かの
態度をつくつてゐたのである。私のいちいちのこまかい仕草にも、彼は当惑して掌を眺めた、彼は耳の裏を掻
きながら呟いた、などと傍から傍から説明句をつけてゐたのであるから、私にとつて、ふと、とか、われしら
ず、とかいふ動作はあり得なかつたのである。橋の上での放心から覚めたのち、私は寂しさにわくわくした。
なにはさてお前は衆にすぐれてゐなければいけないのだ、といふ脅迫めいた考へからであつたが、じじつ私
は勉強してゐたのである。三年生になつてからは、いつもクラスの首席であつた。てんとりむしと言はれずに
首席となることは困難であつたが、私はそのやうな嘲りを受けなかつた許りか、級友を手ならす術まで心得て
ゐた。蛸といふあだなの柔道の主将さへ私には従順であつた。教室の隅に紙屑入の大きな壼があつて、私はと
きたまそれを指さして、蛸、つぼへはひらないかと言へば、蛸はその壺へ頭をいれて笑ふのだ。笑ひ声が壺に
響いて異様な音をたてた。クラスの美少年たちもたいてい私になついてゐた。私が顔の吹出物へ、三角形や六
角形や花の形に切つた絆創膏をてんてんと貼り散らしても誰も可笑しがらなかつた程なのである。
私はこの吹出物には心をなやまされた。そのじぶんにはいよいよ数も殖えて、毎朝、眼をさますたびに掌で顔を撫でまはしてその有様
をしらべた。いろいろな薬を買つてつけたが、ききめがないのである。私はそれを薬屋へ買ひに行くときには、紙きれへその薬の名を書
いて、こんな薬がありますかつて、と他人から頼まれたふうにして言はなければいけなかつたのである。私はその吹出物を欲情の象徴と
考へて眼の先が暗くなるほど恥しかつた。いつそ死んでやつたらと思ふことさへあつた。私の顔に就いてのうちの人たちの不評判も絶頂
に達してゐた。他家へとついでゐた私のいちばん上の姉は、治のところへは嫁に来るひとがあるまい、とまで言つてゐたさうである。私
はせつせと薬をつけた。
私はこの吹出物には心をなやまされた。そのじぶんにはいよいよ数も殖えて、毎朝、眼をさますたびに掌で顔を撫でまはしてその有様
をしらべた。いろいろな薬を買つてつけたが、ききめがないのである。私はそれを薬屋へ買ひに行くときには、紙きれへその薬の名を書
いて、こんな薬がありますかつて、と他人から頼まれたふうにして言はなければいけなかつたのである。私はその吹出物を欲情の象徴と
考へて眼の先が暗くなるほど恥しかつた。いつそ死んでやつたらと思ふことさへあつた。私の顔に就いてのうちの人たちの不評判も絶頂
に達してゐた。他家へとついでゐた私のいちばん上の姉は、治のところへは嫁に来るひとがあるまい、とまで言つてゐたさうである。私
はせつせと薬をつけた。
弟も私の吹出物を心配して、なんべんとなく私の代りに薬を買ひに行つて呉れた。私と弟とは子供のときから仲がわるくて、弟が中学
へ受験する折にも、私は彼の失敗を願つたほどであつたけれど、かうしてふたりで故郷から離れて見ると、私にも弟のよい気質がだんだ
ん判つて来たのである。弟は大きくなるにつれて無口で内気になつてゐた。私たちの同人雑誌にもときどき小品文を出してゐたが、みん
な気の弱々した文章であつた。私にくらべて学校の成績がよくないのを絶えず苦にしてゐて、私がなぐさめでもするとかへつて不気嫌に
なつた。また、自分の額の生えぎはが富士のかたちになつて女みたいなのをいまいましがつてゐた。額がせまいから頭がこんなに悪いの
だと固く信じてゐたのである。私はこの弟にだけはなにもかも許した。私はその頃、人と対するときには、みんな押し隠して了ふか、み
んなさらけ出して了ふか、どちらかであつたのである。私たちはなんでも打ち明けて話した。
975 :
卵の名無しさん:02/12/10 20:07 ID:OgE3hnic
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000獲り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
976 :
じゃおいgじょあいrgなおいえるんが:02/12/11 04:05 ID:pMYUC+lC
お邪魔します。
凄く気になったのですが、こげやさんの書き込みでイレッサの間接性肺炎はステロイドが効きにくいということですが、
イレッサによる間接性肺炎にかかったと分かった場合、有効な治療方はないということなのでしょうか?
うちの父の場合、9月始めにイレッサを投与し運良く効いているのですが、
9月の半ばに軽い肺炎をおこし、8月中、放射線治療をずっと受けていたのが原因ではないかという判断で肺炎の治療にあたりました。
一旦はよくなったのですが、
しかし、少し前に夜になると熱が上がり、肺からきているものと判断をし抗生物質を飲み、症状が和らいでいる状態です。
Akiさんの娘さんのお話を読ませていただきまして、ショックでした。
父の場合はいい方に転んだから良かったものの、やはり悪い方へいった場合、
スピード承認に対する疑問が出て当然だろうと思いました。
(けれど、うちではスピード承認に対して凄くありがたいと思ったのです)
ここの掲示板ではイレッサの副作用を患者やその家族が偽りのない情報を提供し、
今後副作用の問題をどうしていけばいいのかを検討できる場所だと思います。
Akiさんがここで告白してくださり、
この掲示板がより意味のあるものになっていくのではないかと思います。
こげやさんがおっしゃるように、癌治療の副作用を考えると、
癌治療を行わないという選択が選べないだろうかとも思うのですが、
(最初は父も治療を受けないというつもりだったのですが)
やはり、治療を受けていくに従って、治療を止めたら死ぬのではないかという恐怖と「生きたい」という気持ちが強くなり、
やめられなくなってしまうのだと思いました。
どちらが正解かは誰も分からないことですから・・・
ただ、どんな治療を受けるにしても受けないにしても、情報を集めて自分で選択していくことが大切だと思いました。
もっと多くの方がこういう掲示板が見れて、書き込みが出来るようになれば、
閉鎖的な医療が開けていくのではないかと思わずにはいられません。
(生意気な言い方ですみません)
977 :
じゃおいgなおいえるんが:02/12/11 04:14 ID:pMYUC+lC
あたしゃピアノ弾くときは、彼氏がくれた●十万のダイヤをいつもつける。
ステージでは常に危険と隣り合わせ。だから守ってもらってる
ちなみに彼氏とはもう別れたけど。
でも前に、別れてもメロがピアニストとして成功するのを一生応援するから
ていってたから。
その他はステージではイミテ―ションものを不本意ながら身につけてます。
じゃ、おやすみ
978 :
じゃおいgなおいえるんが:02/12/11 04:15 ID:e4mNOsNe
自己採点終わったーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
平均点87点どんなもんでしょ。でも、疾病は難しかったなぁ(83点)
かなり心配でございます、、、、、
979 :
じゃおいgなおいえるんが:02/12/11 04:16 ID:e4mNOsNe
疾病71点てまずいのかなあ。
980 :
こおこいとうへりうかとめす:02/12/11 04:21 ID:pMYUC+lC
んー。。。。
まずいでしょう。。。
まあ来年もがんばろう。。。
981 :
こおこいとうへりうかとめす:02/12/11 04:22 ID:pMYUC+lC
あ、あなたは83点なのね。。。
おめでとう。
982 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:23 ID:pMYUC+lC
さあてと。
983 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:24 ID:pMYUC+lC
そろそろ終わりにしましょうよ。
984 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:24 ID:pMYUC+lC
このスレもあと少し。
985 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:25 ID:pMYUC+lC
旧Zや旧Aと言ってるのはもうつまらないでしょう。
986 :
A:02/12/11 04:27 ID:pMYUC+lC
だめですか???
987 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:28 ID:pMYUC+lC
あと少し。
だれか終わらせるの手伝って。
988 :
も:02/12/11 04:29 ID:NKNW7+n9
>もっと多くの方がこういう掲示板が見れて、書き込みが出来るようになれば、
>閉鎖的な医療が開けていくのではないかと思わずにはいられません。
すごい!!
いいこと言った!!ネット情報で、医療が開ける!!素晴らしいでわないか!!
もしそうなったら、叩かれる機会の多い2ちゃんも、本望だろね。
。。。しかし、匿名書き込みの2ちゃんでは、無理だろね。。。。
脅かされて、荒らされるのが、いいとこでしょ。
キッカケくらいには、良さそうだけどね。。。
2ちゃんでは、9割うそと思って、聞いてなさいね。。。
989 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:30 ID:pMYUC+lC
明日には終わってるといいな。
このスレ。
っていうかどうせPart3ができちゃうのかなあ。。
いやだなあ。
990 :
卵の名無しさん:02/12/11 04:34 ID:pMYUC+lC
も>サン
2チャンはどこまでが本当かわかりません
会社の悪口っていうか、愚痴だけ聞いてると
つまらなくなります。
こういうところに日本人のモラルを求めてもだめでしょうか。
んー
未来は自分たちで切り開くものであると思われます。
他人がどうのこうのという前に、もっとすることあるとおもうなあ
991 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:24 ID:e4mNOsNe
あと少し
もう少し
眠たい
992 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:26 ID:e4mNOsNe
でも
明日
おきたときには終わってるように
もう少しがんばります
993 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:28 ID:e4mNOsNe
みんな書かないで見ている人たちは
早く終わって!!
って思っているのよ。
そりゃあ会社の裏事情は知りたいけど。
悪いこと書きすぎでしょう。
994 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:28 ID:e4mNOsNe
だから、もう少しモラルのあるスレが見たいと思います。
995 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:30 ID:pMYUC+lC
あと少しで終わり。。
996 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:31 ID:pMYUC+lC
本当にPart2は最後のほうはつまらなかった。
もしPart3ができたら、もっと内容のある発展的なスレにしましょうね。
997 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:34 ID:pMYUC+lC
もうすぐ今年も終わり、また新しい年が明けて、4月になれば何も知らない
新入社員が入社してきます。
彼らのためにも自分たちのためにも、AZを変えていこう。
としてみてはどうでしょうか。
998 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:36 ID:pMYUC+lC
13日に人事の公示でしょう。
ビックりするような人が○×になるそうです。
。
999 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:37 ID:pMYUC+lC
ってなわけでもう999
ないても笑ってもPart2は
次で終わります。
1000 :
卵の名無しさん:02/12/11 05:38 ID:pMYUC+lC
1000
終わりマスタ
また明日
おやすみなさい。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。